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発明の名称 電子式キャッシュレジスタシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−84690
公開日 平成7年(1995)3月31日
出願番号 特願平5−229977
出願日 平成5年(1993)9月16日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 椎名 哲也 / 布山 清治 / 石川 賢一
要約 目的
ホストコンピュータと複数の電子式キャッシュレジスタとの回線に異なる2つの回線を用いる場合において、一方の回線で送られてくるデータを他方の回線に対応するデータに変換するインターフェイスボックスを間に介在させることで、通信制御を簡易化し、コストを下げる。

構成
各電子式キャッシュレジスタ21、22、23に登録されていた商品に関するデータをホストコンピュータに送る場合において、このデータはLAN通信回線25によってインターフェイスボックス27に送られ、このインターフェイスボックス27でRS−232C回線26用のデータに変換される。変換されたこのデータはRS−232C回線26によってホストコンピュータ24に送られる。
特許請求の範囲
【請求項1】 ホストコンピュータ側では標準化されている回線及び電子式キャッシュレジスタ側では複数の他の電子式キャッシュレジスタに対してデータの伝送する回線とを設け、一方の回線により受信したデータに対して他方の回線で送信する場合に、このデータを他方の回線に対応させる情報が予め登録されているメモリと、一方の回線によって受信したデータをこのメモリによって他方の回線に対応させたデータを他方の回線によって送信する制御部とを備えたインターフェイスボックスを、ホストコンピュータと電子式キャッシュレジスタとの回線との間に介在させた電子式キャッシュレジスタシステム。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物内の複数の店舗に対して、それぞれに電子式キャッシュレジスタが備え、一括してこの電子式キャッシュレジスタのデータを管理する電子式キャッシュレジスタシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子式キャッシュレジスタシステムは、ホストコンピュータと電子式キャッシュレジスタとから構成される。ホストコンピュータと電子式キャッシュレジスタとの1対1の回線には、よくRS−232C回線を用いている。このRS−232C回線は標準化されており、ホストコンピュータがRS−232C回線を用いる場合には、RS−232C用の送受信装置を備えることで対応できる。1台のホストコンピュータに対し、複数の電子式キャッシュレジスタに対応するシステムを構成するには、次の二つの構成がある。
【0003】第1に、図8(1)に示すように、RS−232C回線1とLAN通信用回線2とを両方とも用いる場合のシステムである。LAN通信とは同一建物内あるいは同一構内に作られた主としてコンピュータ用の通信を中心としたネットワークである。ホストコンピュータ3と直接、通信できるのは、ホストコンピュータ3とRS−232C回線1によって接続されている電子式キャッシュレジスタ4の1台である。他の電子式キャッシュレジスタ5、6は、この電子式キャッシュレジスタ4に対し、LAN通信用回線2によって接続され、電子式キャッシュレジスタ同士の通信ができる。
【0004】第2に、図8(2)に示すように、LAN通信用回線11を用いる場合のシステムである。LAN通信とは同一建物内あるいは同一構内に作られた主としてコンピュータ用の通信を中心としたネットワークである。この通信手段で、ホストコンピュータ13は複数の電子式キャッシュレジスタ14、15、16のうち、どの電子式キャッシュレジスタでも直接通信でき、電子式キャッシュレジスタ同士の通信もできる。
【0005】これにより、RS−232C回線を用いた場合には、一般にホストコンピュータはRS−232C回線に対応できるため、新たにRS−232C用の送受信回路を設ける必要がなくコストが安くなるLAN通信用回線を用いた場合には、複数の電子式キャッシュレジスタのうち、どの電子式キャッシュレジスタでもホストコンピュータへ直接、通信ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の従来例のように、ホストコンピュータと電子式キャッシュレジスタとの回線にRS−232C回線を用いると、ホストコンピュータと直接、情報のやり取りができる電子式キャッシュレジスタは1台だけなので、処理時間が長くなるという問題があった。
【0007】また、第2の従来例のように、ホストコンピュータと電子式キャッシュレジスタとの回線にLAN通信用の回線を用いると、LAN通信用の回線は標準化されておらず、さらに電子式キャッシュレジスタの各端末が自分自身で制御するため、制御が複雑で、かつ新たにLAN通信用の制御回路を電子式キャッシュレジスタ及びホストコンピュータに備えられなければならず、コストが高くなるという問題があった。
【0008】本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、ホストコンピュータあるいは電子式キャッシュレジスタに新たにLAN通信用の制御回路を設けることなく、ホストコンピュータと複数の電子式キャッシュレジスタとが直接、通信できる優れた電子式キャッシュレジスタシステムを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、ホストコンピュータ側では標準化されている回線及び電子式キャッシュレジスタ側では複数の他の電子式キャッシュレジスタに対してデータの伝送する回線とを用い、一方の回線により受信したデータに対して他方の回線で送信する場合に、このデータを他方の回線に対応させる情報が予め登録されているメモリと、一方の回線によって受信したデータをこのメモリによって他方の回線に対応させたデータを他方の回線によって送信する制御部とを備えたインターフェイスボックスを、ホストコンピュータと電子式キャッシュレジスタとの回線との間に介在させたインターフェイスボックスを設けたものである。
【0010】
【作用】本発明は、上記手段により、インターフェイスボックスに対し、ホストコンピュータ側には標準化されている回線と電子式キャッシュレジスタ側には複数の他の電子式キャッシュレジスタに対してデータのやり取りが可能な回線とを用い、一方の回線によりデータを受信し、このデータをメモリ内に予め登録されている情報に基づき、他方の回線に対応するデータに変換することにより、一方の回線により受信したデータを他方の回線で伝送する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
【0012】図1において、本発明の電子式キャッシュレジスタシステムの構成について説明する。電子式キャッシュレジスタ21、22、23は、ホテル等内の複数の店舗に対してそれぞれ備えられ、売買した商品に対する合計金額の自動的な登録、及びこの登録された情報を後述のホストコンピュータ24へ送り、あるいはこのホストコンピュータ24の情報を取り込みを行う。ホストコンピュータ24は、ホテルのカウンタ等で備えられ、一括してこの電子式キャッシュレジスタの情報を管理する。ホストコンピュータ24は、後述の規定されているRS−232C回線に対し、予め対応できるようにRS−232C回路が備えられていることが多い。そのため、回線がRS−232C回線の場合には、回線をこのホストコンピュータ24に接続するだけで対応できる。
【0013】LAN通信回線25のLAN通信は、各電子式キャッシュレジスタ21、22、23自身が通信制御を行うためにLAN通信回路を備えなければならず、各電子式キャッシュレジスタの通信制御は後述のRS−232C回線26の場合と比べ複雑である。しかし、このLAN通信を用いれば複数の電子式キャッシュレジスタ21、22、23同士の通信が可能となる。RS−232C回線26は、規定されている回線であるため、対応できる機器は多いが、1対1の通信しかできず複数の端末同士の通信はできない。
【0014】インターフェイスボックス27は、ホストコンピュータ24と複数の電子式キャッシュレジスタ21、22、23との回線の間に介在し、この複数の電子式キャッシュレジスタ21、22、23側のLAN通信回線25で送られるデータを、ホストコンピュータ24側のRS−232C回線26で送ることができるデータに変換する。
【0015】本発明の電子式キャッシュレジスタシステムの動作について説明する。各電子式キャッシュレジスタ21、22、23に登録されたデータをホストコンピュータ24に送る場合において、このデータはLAN通信回線25によって、インターフェイスボックス27へ送られ、このインターフェイスボックス27でRS−232C回線26用のデータに変換される。変換されたこのデータはRS−232C回線26によってホストコンピュータ24に送られる。
【0016】次に、図2において、電子式キャッシュレジスタ21の構成について説明する。CPU31は、電子式キャッシュレジスタ21を制御し、商品登録処理、電文作成処理、電文解析処理などを行う。メモリ32は、主制御部の処理に必要なプログラムを格納するとともに、商品登録処理によって登録された商品の情報を有し、ホストコンピュータ24より送られてきたデータ及びホストコンピュータ24へ送るデータと、他の電子式キャッシュレジスタ22、23より送られてきたデータ及び他の電子式キャッシュレジスタ22、23へ送るデータを有する。
【0017】キーボード33は、電子式キャッシュレジスタ21への入力手段であり、商品入力キー、テンキー、照会操作キー、各種ファンクションキーなどを備える。キャッシュドロア34は、収納スペースであり、現金などを収納しておく。ディスプレイ35は、表示手段であり、入力データや処理結果などを表示する。RS−232C回路36は、RS−232C回線26によって他の電子式キャッシュレジスタ22、23からの入力データを受信し、あるいは他の電子式キャッシュレジスタ22、23へデータを出力する。
【0018】LAN通信回路37は、LAN通信回線25による他の電子式キャッシュレジスタ22、23からの入力データを受信し、あるいは他の電子式キャッシュレジスタ22、23へデータを出力する。バス38は、CPU31、メモリ32、キーボード33、キャッシュドロア34、ディスプレイ35、RS−232C回路36、LAN通信回路37とを接続し、電子式キャッシュレジスタ間の情報の伝達を行う。
【0019】図3、図4を用いて、電子式キャッシュレジスタ21の回線の選択について説明する。ステップ41で、電子式キャッシュレジスタ21に設けられている図5に示した差し込みキー51によって、電子式キャッシュレジスタ21に設けられている機能に対する設定を行う設定モードを選択する。
【0020】ステップ42で、図5に示すディスプレイ53において通信回線の選択に関する表示がされ、この電子式キャッシュレジスタの操作者はこの表示に従い、図5に示すキーボード52によって通信回線の選択を行う。電子式キャッシュレジスタ21の様々なモードのうち、通信手段選択のモードに設定する。この場合においては、選択できる回線としてはRS−232C回線26とLAN通信回線25の2通りがある。
【0021】ステップ43で、選択した回線がRS−232C回線26であった場合には、電子式キャッシュレジスタ21内に備えられたRS−232C回路36によってホストコンピュータ24からデータが受信され、RS−232C回路36によってホストコンピュータ24へ送信される。ステップ44で、選択した回線がLAN通信回線25に設定した場合にも同様に、LAN通信回路37によって複数の電子式キャッシュレジスタ21あるいはホストコンピュータ24とのデータの送受信が行われる。
【0022】次に図5を用いて、通信回線の選択後の電子式キャッシュレジスタ21の動作について説明する。ステップ61で、電子式キャッシュレジスタ21は、ホストコンピュータ24へアクセスしてデータを送る通信処理を行う。ステップ62で、ホストコンピュータ24との通信回線としてRS−232C回線26とLAN通信回線25のうち予めいずれかに選択されていて、RS−232C回線26を選択していた場合にはステップ63、LAN通信回線25の場合にはステップ64へ進む。
【0023】ステップ63で、通信回線の設定がRS−232C回線26になっていた場合にRS−232C制御回路によって、RS−232C回線26における通信制御を行い、ホストコンピュータ24へデータを送る。ステップ64で、通信回線の設定がLAN通信回線25になっていた場合にLAN通信制御回路によって、LAN通信回線25における通信制御を行い、ホストコンピュータ24へデータを送る。
【0024】次に本発明の電子式キャッシュレジスタシステムのインターフェイスボックス27の構成について図7を用いて説明する。CPU71はインターフェイスボックス27内の各機能の制御を行う。RS−232C回路72は、複数の電子式キャッシュレジスタ21、22、23からのLAN通信回線25の入力データを受信し、あるいは電子式キャッシュレジスタ21、22、23へデータを出力する。
【0025】LAN回路73は、LAN通信回線25による電子式キャッシュレジスタ21、22、23からの入力データを受信し、あるいは電子式キャッシュレジスタ21、22、23へデータを出力する。
【0026】メモリ74は、CPU71の処理に必要なプログラムを格納するとともに、ホストコンピュータ24より送られてきたデータ及びホストコンピュータ24へ送るデータと、電子式キャッシュレジスタ21、22、23より送られてきたデータ及び電子式キャッシュレジスタ21、22、23へ送るデータを有する。バス75は、CPU71、RS−232C回路72、LAN通信回路73、メモリ74とを接続し、電子式キャッシュレジスタ21、22、23間の情報の伝達を行う。
【0027】次に、図7において、ホストコンピュータ24と電子式キャッシュレジスタ21、22、23との回線において、インターフェイスボックス27を介在させ、インターフェイスボックス27はホストコンピュータ24との回線にRS−232C回線26を使用し、複数の電子式キャッシュレジスタ21、22、23との回線にLAN通信回線25を使用した場合のインターフェイスボックス27の動作について説明する。
【0028】ステップ81において、インターフェイスボックス27に設けたLAN回路73にデータが入力されたかどうかを認識する。LAN回路73でデータを受信した場合にはステップ82へ、そしてRS232ーC回路72でデータを受信した場合にはステップ5へ続く。ステップ82において、このLAN回路73に受信したデータをメモリ74内の対LAN受信バッファに格納する。
【0029】ステップ83において、前記データをメモリ74内の対RS232ーC送信バッファへ転送する。ステップ84において、RS−232C回路72によってホストコンピュータ24へデータを送信する。ステップ81において、RS−232C回路72でデータが入力された場合にはステップ85へ続く。
【0030】ステップ85において、メモリ74内の対RS−232C受信バッファへ前記データを格納する。ステップ86において、メモリ74内の対LAN送信バッファへ前記データを転送する。ステップ87において、LAN回路73によって前記データを送信する。
【0031】このように上記実施例によればホストコンピュータと複数の電子式キャッシュレジスタ間に、LAN通信回線によって受信したデータをRS−232C回線によって送信し、RS−232C回線によって受信したデータをLAN通信回線によって送信するインターフェイスボックスを介在させ、RS−232C回線を用いてもホストコンピュータに対し複数の電子式キャッシュレジスタが直接データの情報交換することができるという利点を有する。
【0032】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなように、ホストコンピュータ側では標準化されている回線及び電子式キャッシュレジスタ側では複数の他の電子式キャッシュレジスタに対してデータの伝送する回線とを用い、一方の回線により受信したデータに対して他方の回線で送信する場合に、このデータを他方の回線に対応させる情報が予め登録されているメモリと、一方の回線によって受信したデータをこのメモリによって他方の回線に対応させたデータを他方の回線によって送信する制御部とを備えたインターフェイスボックスを、ホストコンピュータと電子式キャッシュレジスタとの通信手段との間に介在させたインターフェイスボックスを設け、インターフェイスボックスに対し、ホストコンピュータ側には標準化されている回線と電子式キャッシュレジスタ側には複数の他の電子式キャッシュレジスタに対してデータのやり取りが可能な回線とを用い、一方の通信手段によりデータを受信し、このデータをメモリ内に予め登録されている情報に基づき、他方の回線に対応するデータにすることにより、一方の回線により受信したデータを他方の回線で伝送するため、ホストコンピュータあるいは電子式キャッシュレジスタに新たに通信制御回路を設けることなく、ホストコンピュータと複数の電子式キャッシュレジスタとが直接、通信できるという効果を有する。




 

 


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