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発明の名称 電源回路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−84681
公開日 平成7年(1995)3月31日
出願番号 特願平5−224413
出願日 平成5年(1993)9月9日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】大島 一公
発明者 老松 宗幸
要約 目的
小型携帯機器の電源回路の簡素化を図ると共に待機時の消費電力を小さくする。

構成
電力スイッチとして、電池1と接続され、制御端子をアースに接続した時、ON状態となる半導体スイッチA3を用い、この半導体スイッチA3とアース間に小型の自己復帰型スイッチ2と制御用の半導体スイッチB4とを接続し、この半導体スイッチB4の制御端子を電源回路以降の演算回路6と接続し、前記小型の自己復帰型スイッチ2が押されて、半導体スイッチA3がONとなっている間に、演算回路6が制御用の半導体スイッチB4をONし、電源ONの状態を保持するよう制御した電源回路。
特許請求の範囲
【請求項1】 電源と接続され、制御端子をアースに接続した時、ON状態となる半導体スイッチAを用いて、供給電力の遮断手段とする電源回路において、前記半導体スイッチAの制御端子とアース間に小型の自己復帰型スイッチ及び別の半導体スイッチBとを接続し、この半導体スイッチBの制御端子を電源回路以降の演算回路と接続し、前記自己復帰型スイッチが押されて前記半導体スイッチAがONとなっている間に前記半導体スイッチBがONとなり、電源回路がON状態を保持するよう制御することを特徴とする電源回路。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池駆動が可能な小型携帯機器の電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電池駆動が可能な小型携帯機器においてはLSIの高集積化技術、電子部品の高密度実装技術の躍進を背景に回路、主としてデジタル回路の小型化が急速に進められている。しかしながら、装置の小型化という点においては部品の小型化、高実装化が難しい電源回路の大きさが障害となり、上記デジタル回路のような小型化は進んでいない。
【0003】図3に従来の電池駆動が可能な小型携帯機器の電源回路の一例を示す。1は電源としての電池で、装置へ電力を供給する。2は小型の自己復帰型スイッチで、電源ONスイッチとして使用され、この例ではライトタッチスイッチを用いた。7は半導体スイッチAとしてのPNP型トランジスタで、回路と供給電力の遮断手段となっている。8は半導体スイッチBとしてのNPN型トランジスタで、半導体スイッチA7をON状態からOFF状態へ切り換えることができる。5はレギュレータで、電池1から供給される電力を安定化し、後段の回路へ電力供給を行う。6は演算回路で、CPU、メモリ及び制御ポート等からなり、前記半導体スイッチB8の制御端子に接続されている。
【0004】また、9は保持回路で、電源ON/OFF状態を保持する機能を有し、半導体スイッチA7とアース間に接続されている。10は時定数設定用コンデンサで、電池1が接続された際に保持回路の情報を”電源OFF”の状態に固定する。上記電源回路において、電池1が接続された時、保持回路9が起動する。このとき保持回路9のR端子及びS端子は電池1の電圧(以下、Hレベルという)まで引き上げられる。しかし、R端子とアース間に時定数設定用コンデンサ10を接続しているためR端子はS端子より遅れてHレベルになる。その結果、半導体スイッチA7のベース端子に接続されている保持回路9の出力はHレベルとなる。
【0005】ここで、半導体スイッチA7はベース端子がHレベル、即ちエミッタ端子と同一電位になるためOFF状態となり、以降の回路への電力供給は行われない。上記状態から自己復帰型スイッチ2が押されR端子がアース電位(以下、Lレベルという)となると、保持回路9の出力もLレベルとなり、自己復帰型スイッチ2が復帰し、R端子が再びHレベルとなっても保持回路9の出力はLレベルで固定される。即ち半導体スイッチA7のベース端子がLレベルに固定され、半導体スイッチA7はON状態となり、後段の回路へ電力の供給が行われる。
【0006】電源OFFの場合は、演算回路6が半導体スイッチB8をONすることで保持回路9のS端子をLレベルとし、保持回路9の出力をHレベルとすることで半導体スイッチA7をOFFし、電力の供給を遮断する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の電源回路では、電源のON、OFF情報を保持するための特別な保持回路が必要となり、電源回路の部品増加に伴い回路規模が大きくなるという問題がある。又、保持回路を演算回路に取り込む構成の回路も提案されているが、この回路では消費電力の大きい演算回路へ常に電力を供給する必要があり、電源OFF状態での待機電力が大きくなってしまう等の問題があった。
【0008】本発明の目的は上記問題点を解消し、電源スイッチとしての自己復帰型スイッチをONしている間だけ後段の回路へ電力を供給する手段と、従来からある演算回路の機能を生かして特別な保持回路を必要としないシンプルな構成とし、且つ電源OFFでの待機時の低消費電力化が可能な小型携帯機器の電源回路を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は、電源と接続され、制御端子をアースに接続した時、ON状態となる半導体スイッチAを用いて、供給電力の遮断手段とする電源回路において、前記半導体スイッチAの制御端子とアース間に小型の自己復帰型スイッチ及び別の半導体スイッチBとを接続し、この半導体スイッチBの制御端子を電源回路以降の演算回路と接続し、前記自己復帰型スイッチが押されて前記半導体スイッチAがONとなっている間に前記半導体スイッチBがONとなり、電源回路がON状態を保持するよう制御する電源回路とした。
【0010】
【作用】本発明の電源回路は、半導体スイッチAの制御端子とアース間に小型の自己復帰型スイッチ及び半導体スイッチBとを接続し、この半導体スイッチBの制御端子は電源回路以降の演算回路と接続したので、前記半導体スイッチAは自己復帰型スイッチを押すとアースに接続されてON状態となり、電力を後段の回路へ供給し演算回路を起動させることができる。そして前記半導体スイッチAがONとなっている間に、前記演算回路の起動により半導体スイッチBはON状態に制御されるため、前記自己復帰型スイッチを離しても引き続いて半導体スイッチAをON状態とし、電源回路のON状態を保持することができる。
【0011】
【実施例】図1に本発明の一実施例としての電源回路を示す。又、図2に本発明の電源回路のON、OFF制御のタイミングチャート図を示す。1は電源としての電池、2は小型の自己復帰型スイッチ、3は半導体スイッチAで、PNP型トランジスタを用いた。この半導体スイッチA3は電池1と接続され、制御端子がアースに接続された時ON状態となり、後段の回路へ電力を供給する。4は半導体スイッチBで、NPN型トランジスタを用いた。この半導体スイッチB4の制御端子は演算回路6と接続されている。5はレギュレータ、6は演算回路であること従来例と同一である。
【0012】上記電源回路において、電池1が接続されたとき(図2中、(イ)参照)、自己復帰型スイッチ2及び半導体スイッチB4は共にOFFであるため、半導体スイッチA3のベース端子はHレベルとなる。このため半導体スイッチA3はOFF状態となり、回路に電力は供給されない。又、この時の待機電力は、半導体スイッチA3の漏れ電力のみであるので無視できる程度に小さくすることができる。
【0013】自己復帰型スイッチ2を押し、電源をONする場合(図2中、(ロ)参照)は、半導体スイッチA3のベース端子をLレベルとすることで、半導体スイッチAをON状態とする。半導体スイッチA3がON状態となることで電力が後段の回路へ供給され、演算回路6が起動する。演算回路6は起動した後、半導体スイッチB4をONする。こうすることで自己復帰型スイッチ2を離しても半導体スイッチB4がONであるため、半導体スイッチA3のベース端子はLレベルを保持し、電源回路はON状態を保持することができる。
【0014】また、電源OFFの場合(図2中、(ハ)参照)は、演算回路6が半導体スイッチB4をOFFすれば、半導体スイッチA3もOFF状態となり、電力の供給が遮断される。
【0015】
【発明の効果】上記のように本発明の電源回路は、半導体スイッチAの制御端子とアース間に小型の自己復帰型スイッチ及び半導体スイッチBとを接続し、この半導体スイッチBの制御端子は、電源回路以降の演算回路とも接続したことにより、前記自己復帰型スイッチが押されて半導体スイッチAがONしている間に、前記演算回路が半導体スイッチBをONに制御して電源回路のON状態を保持することができるようになった。
【0016】従って、従来の電源回路のように保持回路を必要とせず、しかも従来からある演算回路の機能を生かして電源回路のON状態を保持したため、シンプルで安価な電源回路を提供することができた。さらに電源OFFの待機時には、後段の回路への電力供給を遮断して待機時の消費電力を極めて小さくすることができる等の優れた効果も有する。




 

 


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