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光記録再生装置 - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 光記録再生装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−78351
公開日 平成7年(1995)3月20日
出願番号 特願平5−225600
出願日 平成5年(1993)9月10日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 大嶋 光昭
要約 目的
テープ形状の光記録媒体3に回転型の光ヘッドで記録再生する光記録再生装置において、記録データレートが低い問題を解決し、簡単な構成でデータレートを高めることを目的とする。

構成
回転ヘッド1上に複数の光のヘッド2a,2b,2c,2dを設け、固定部50上に設けた光源8との光軸19上に主ミラー部5からなる光路切授部を設け、回転ヘッド1の回転に連動して、光軸19を切り換え、特定の光ヘッド2を選択し光記録再生を行なうことにより、時間利用効率を上げられ、高いデータレートの光記録再生装置が得られる。
特許請求の範囲
【請求項1】固定部光束を出力する光源をもつ固定部と、光集束手段をもつ回転部からなり、上記固定部光束を上記回転部の上記光集束手段により、記録媒体上に集束させることにより光記録もしくは再生を行う光記録再生装置において、上記光集束手段を複数個設けると共に、上記固定部光学系と複数の上記光集束手段の間の光路上に光路切り換え手段を設け、上記回転部の回転に応じて上記光路切り換え手段により上記光路を選択し、上記固定部光束を特定の上記光集束手段に供給することを特徴とする光記録再生装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光テープを用いた光記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光記録再生装置はデータ記録用や映像、音響情報の記録再生用として様々な分野で利用されている。現時点ではディスク形状の記録媒体が実用化され、主流となっている。カード形状の記録媒体が一部実用化されているが主流ではない。
【0003】従来のディスク形状の場合、面積あたりの記録密度は高いが厚みが0.6mmから1.2mmあるため体積密度はそれ程高くないという問題があった。テープ形状に記録する事により、テープ厚は10μm程度であるため1.2mm厚のディスクに比べて、カセット部を除くと約120倍の体積密度が得られる。しかし従来の光テープ型の記録再生装置を現実的な構成でに実現する方法は従来開示されていなかったといえる。例えば、単純に回転ヘッドに1つの光ピックアップを設け回転させ、テープ上に円弧状のトラックを記録していくという方法しか開示されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、開示されている1ヘッドの方法では、1回転に1定角の1つの円弧しか記録できず、360°の回転のうち、ごく一部の角度しか記録に用いないため、時間利用効率が低いため記録データレートが低いという問題点があった。また具体的にトラック用のガイド溝がないテープ状の記録媒体に正確にトラッキングする方法も開示されていなかった。従って、安定した一定のトラック密度で記録することができないという問題点があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもので、複数の光ヘッドをもつ回転ヘッドにより、ほぼ連続的に光記録ができるデータレートの高い記録再生装置を提供するとともに、トラック溝のない低コストの光テープを用いても、2本以上の光スポットを設けることにより高いトラック密度で記録再生できる光記録再生装置を提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明の光記録再生装置は、固定部光束を出力する光源をもつ固定部と、光集束手段をもつ回転部からなり、上記固定部光束を上記回転部の上記光集束手段により、記録媒体上に集束させることにより光記録もしくは再生を行う光記録再生装置において、上記光集束手段を複数個設けると共に、上記固定部光学系と複数の上記光集束手段の間の光路上に光路切り換え手段を設けた構成をとっている。
【0007】
【作用】この構成によって、上記回転部の回転に応じて上記光路切り換え手段により、複数の上記光路のうち特定の光路を選択する。このことにより、回転に伴い次々と記録に適した位置にある光ヘッドへ光束が切り替わり、各ヘッドが交互に記録することにより、時間的にほぼ連続的な光記録が可能となる。
【0008】
【実施例】
(実施例1)図面に基づき第1の実施例の構成と動作を説明する。以下、本実施例では、複数の光ヘッドへの光の切り替え方法、回転する記録光の補正方法、予めトラックがない記録媒体上にトラックを形成する方法等について具体的に開示する。光磁気型光記録にも相変化型光記録にも適用できるが相変化型を用いた場合の図を用いて実施例を説明する。
【0009】まず、全体を説明すると、図1は実施例1の光記録再生装置の横断面図を示す。図1において、レーザー等の光源8から発せられた光は複数の光ヘッド2をもち回転する回転ヘッド1に入射した後、主ミラー5により方向を変更され、第1の光ヘッド2aにより、カセットに入ったテープ状の光記録媒体3上に円弧形状のトラック18を形成し次々と情報を記録していく。
【0010】次に詳細に動作を説明する。図1は回転ヘッドの回転角θA=π/4の位置にある状態を示している。入力信号は発光回路21の入力部22に入力され、記録回路23により変調されレーザー等の光源8により光信号となりコリメータレンズ24により平行光となり、偏光ビームスプリッターやハーフミラー等の分離ミラー26を経て、相変化型の場合λ/4位相板27を経て、トラッキング補正モーター28に取りつけられた副ミラー6により反射した後、イメージローテーター7に入射される。イメージローテーター7は3枚のミラーからなり、イメージローテーター7の角度を機械的にθ回転すると入射光は2θ回転して出力され主ミラー5の主導光部14に入る。本発明の場合主ミラー5とイメージローテーター7は1/2なるギヤ比の減速歯車15に連結されているため主ミラー5が角度θ回転した場合、イメージローテーター7はθ/2回転するため、入射光は2θ×1/2=θすなわち同じ角度だけ回転する。このため、主ミラー5のθの回転に伴い、入射光も連動してθ回転する。このため、主ミラー5が回転しても、主ミラー5から、回転しない光学像が光ヘッド2aに送られる。光ヘッド2aに入った光はレンズ29により収束され、カセット10内の透明板11を介して光テープ3の相変化型光記録材料等の膜が形成された光記録層4上に収束され、光記録信号が次々と記録されていく。図1(b)に示すように回転ヘッド1は回転ヘッド駆動回路31と回転ヘッドモーター12により、矢印30a方向に回転するため円弧状のトラック18が光記録媒体3上に記録される。一方、光テープ3はテープ駆動部17により矢印30b方向に走行するため、回転ヘッド1の回転に伴い円弧状のトラック18が4つのA,B,C,D4つの光ヘッド2a,2b,2c,2dにより回転ヘッドの360°つまり1回転につきシングル書き込みビームが1本の場合、4本のトラック18が、2本の場合、8本のトラック18がテープ上に形成される。
【0011】次にトラッキングの方法を述べる。図1(b)は、光ビーム45が3本ある場合の実施例を示している。第1の光ビーム45aの光スポット46aは前回記録した最終端のトラック18a上をトラッキングする。トラッキングのずれは、分割されたフォトセンサーからなる受光部9により検知され、受光回路32のトラッキングエラー検出部34により、トラッキングのズレがあれば、トラッキングエラー信号が出力されてカルバノモーター等からなる回動型のトラッキング補正モーター28に送られ、副ミラー6を回動させ、光軸19aの角度を変えるため、光ヘッド2aに達する光軸19bがトラック18のトラッキング方向の角度が変わり、トラッキングが補正される。同様にして受光部9からの信号に基づき、フォーカスエラー検出回路35からフォーカスエラー信号がフォーカス補正部40に送られ、フォーカス補正部40は光源8と受光部9のコリメータレンズ24,副コリメーターレンズ25を連動して各々の光軸方向19c,19dに移動させ、焦点を補正する。こうして第1光スポット46aは正確に最終端のガイドトラック18aを正確にトラッキングする。この場合、図1(b)に示すようにガイド光スポット46aよりdB離れかつ、トラック18aの接線方向に対してθZの角度をなす延長線上に1記録スポット46bは収束されている。従って最適トラックピッチをTpとすると、dB cos θz=Tpを満たすようにθZを一定に保てばよい。つまりθZ=arc cos Tp/dBに保てば良い。すると第1記録スポット手46bはガイドトラック18aに対して最適なトラックピッチTpだけ離れた第1記録トラック18b上に記録信号を記録していく。2ビーム記録の場合、図1(b)のように第2記録スポット46cを第1記録スポット46bよりdB離れかつ角度θZ上に配置すればTpはなれた位置に第2記録トラック18cを記録していく。1ビーム記録の場合、第1光記録ビーム45bは発光回路21の信号に基づき、古いトラック18aに平行にトラックピッチTpだけ外側に新たなトラック18bを正確に記録してゆくため、一定の密度の安定した記録が実現し、高密度記録ができるという効果がある。2記録ビーム方式の場合も同様である。
【0012】この場合、本実施例では2つもしくは3つの光スポット群とトラック18との角度θZがトラック18に対して一定に保たれるために、回転ヘッド1が回転しても同じトラック巾Tpでトラックが記録される。ここでθZを一定に保つ方法と各ヘッドに光軸を切り替える方法を述べる。
【0013】まず、図2の主ミラーモータ13の横断面図を用いて主ミラーモータΦ3の動作を説明する。図2(a)に示すように、主ミラーモータ13のリング形状の回転子51は回転ヘッド1の内側に固定され、11ヶのN極もしくはS極の着磁部54a〜54mを内側にもつ。一方回転子51の内側にはリング形状の固定子55があり、回転ヘッド1と固定部50に対して回動可能となっている。固定子55には8組の励磁極52a〜52hとコイル53a〜53hが設けられている。コイル53a,53eはA相の正極性、コイル53d,53jはA相の負極性、コイル53d,53hはB相の正極性、コイル53b,53fはB相の負極性にコイルが巻かれており、各々のコイルは正極性のタップA、叉はBと負極性のタップA叉はBの2つのタップをもつ。スラップモータ駆動回路38はA,Bの2相をもち、第1駆動回路38aはA相の正極性Aと負極性Aの2つの信号をコイル53へ出力し、第2駆動回路38bはB相の正極性Bと負極性Bの2つの信号をコイル53へ出力する。
【0014】図2(b)に示すようにA相の時は励磁極52a,52eはN極励磁極52c,52gはS極となるため、回転子51は固定され回転しない。A相の時はA相の逆極性になるため、磁石が反発しあい、どちらかに回転するが不安定である。B相の時は、励磁極52hがN極となり着磁部54kのS極と吸着力が発生するため回転子51は矢印30a方向のように反時計回りに+△θM回る。
【0015】B相の時はBの逆極性となり 磁極52hがS極となり、N極の着磁部54mと吸着力が発生し、回転子51は矢印30bのように時計周りに−△θM回る。
【0016】励磁コイルに電流を流さない場合は、磁石の吸引力により、固定子55と回転子51は固定され、外力を与えても回転しない。
【0017】さて、ここで図2(b)のA相の状態から固定子55eに対して、回転子51を時計回りに90°回転させる場合の駆動電流の波形を述べる。図2(c)のt=taでθM=0°とするとt=tbでBを与えると時計回りに15°回転する。次にt=tcでAを与えるとθM=30°となり、t=td,te,tf,tgで各々B,A,B,Aを与えると15°ずつ回転し、θM=45°,60°,75°,90°となり90°回転して、再び安定状態となる。つまりTswの期間中に6つのパルス群56を与えると回転ヘッド1の回転子51を基準とした場合、主ミラー5と固定子55は反時計回りに90°つまりθM=−π/2だけ回転して、パルスを停止した場合磁石の吸着力により、回転ヘッド1と主ミラー5は再び互いに固定されることがわかる。
【0018】この動作を利用して、90°おきに配置された4つの光ヘッド2a,2b,2c,2dへの光源8からの光軸19を90°ずつ回転させることにより、4つの光ヘッドへの光軸19を切り換えることができる。この動作を図3の光ヘッドへの光軸切り換え図と図4の光軸切り換えタイミングチャートを用いて説明する。
【0019】まずt=t1〜t3の期間を述べる。t=t1の時、図2(a)に示すように、回転子51つまり回転ヘッド1と固定子55つまり主ミラー軸60は磁気的に結合しているため着磁部54の磁気力により固定される。従って図4に示すようにt=t1からt=t3の期間主ミラー5の角度θMと回転ヘッド1のヘッド2aの回転角θaは同じ回転角となる。又1/2の減速歯車15によりイメージローテータ7の回転角θRはθM/2となるため、光源8の光源像の回転角θ1は真ミラー回転角θMや光ヘッド回転角θAと同じ回転角で連動して回転する。
【0020】この状態を図3の回転ヘッド回転時の記録パターンの上面図を用いて説明する。図3(a)〜(d)は各々左からトラッキング部の拡大図、回転ヘッドの上面図固定部50における光源像の角度θS,主ミラー部における光源像の回転角θi,イメージローテーター7の回転角θRを示している。
【0021】図3(a)はt=t1における状態を示している。テープの進行方向30aを反時計回りにπ/4回転した位置を基準角と決める。従って、この時A光ヘッド2aの角度θa=0となる。この時固定部50から回転ヘッド1に入射する固定部光源像66の回転角θsはθs=0となる。正立像の説明をわかりやすくするため、光源像66を“F”という形で図では表現する。この時、θs=0のため、θa=0、イメージローテータの角度θR=0であり、主ミラーからの反射した光源像の回転角θi=0となる。この時光ヘッド2aを介して光記録媒体3bのトラット上には、トラット部拡大部67aに示すように、トラット18の接線角θT=π/2に対して、最適トラック角θzの角度上に、光スポット46a,46b,46cが配置されるように、光源8と光学系を配置する。すると前述のように規定のエラーレートの範囲内で最も記録密度が高い最適トラックピッチTpのトラックピッチで各記録トラックが1本ずつもしくは2本ずつ追加されていく。
【0022】前述のようにt=t1〜t3の間は回転ヘッド1と主ミラー5は固着されて回動する。従って図3(b)に示すようにt=t2の時回転ヘッドは時計回りにπ/4回りA光ヘッドの回転角もθA=π/4となり、主ミラー5は固着してπ/4回り、θM=π/4となる。イメージローテータ7がなければ、主ミラー5にはθs=0なる光源像が送られる。しかしイメージローテータ7はθM/2すなわちπ/8回り、θR=π/8となるため、光源像はπ/4時計回りに回り、θi=π/4となり、主ミラー5からA光ヘッド2aには、正回転しない光源像が送られ、トラック部拡大部67bに示すように光トラック部光源像68は固定部50に対してπ/4回転するが、トラック18の角度もπ/4同じ方向に回転するため最適ビーム配置角θzはt=t1の時と同じく保たれるため、最適トラックピッチTpで記録され高密度記録が実現する。
【0023】t=t3になると、A回転ヘッド2aは各々回転しπ/2回転し、主ミラー部5はイメージローター7、トラック接線角、光ビーム配置角θz、主ミラー部光源像71は各々π/2、π/4、π/2、π/2、π/2回転するためトラック18に対する光ビーム配置角θzも変化せず、トラック部拡大部67cに示すように、最適トラックピッチTpで、1本もしくは2本のトラック18がテープ状の光記録媒体3に記録されていく。
【0024】t=t1からt3の状態を図4のタイミングチャートを用いて説明すると、t=t1〜t3の期間はθA=θMとなりθR=θM/2のためθi=θAとなり、回転ヘッド1のA光ヘッド2aに主ミラー部光学像71は連動して回転する。
【0025】次にt=t3〜t4の期間にはVpに示すような第1パルス群56aが、主ミラーモータ13に加わるため、前述のステップモータで説明した原理により、主ミラー部7は反時計回りにπ/2逆転するため、光源8からの光軸19はAの光ヘッド2aからBの光ヘッド2bへ切り換わる。この時イメージローテータ7は反時計回りにπ/4回るため、θR=θA/2−π/4=1/2(θA−π/2)=1/2θBとなり図3(d)に示すように主ミラー部光源像71は主ミラー5に対して正立する。この時、トラック部拡大部67dに示すようにt=t1の場合と同様光ビーム配置角θZは一定となり、最適トラックピッチTpはBの光ヘッド2bの場合も同様に保たれるためBの光ヘッド2bの回転に伴い、高密度のトラック18が光記録媒体3上に記録されていく。t=t7〜t8の期間にパルス群56bが加わり主ミラー部5をπ/2逆転させCの光ヘッド2cに切り換わり、t=ta〜t10の期間にDの光ヘッド2dに切り換わり、同様にして記録され、回転ヘッド1が360回転した時点でAの光ヘッド2aに光軸19が切り換わり、t=t1と同様の記録が行われる。こうして回転ヘッド1の1回転に付き4つの光ヘッド2への光軸19が切り換えられて、1ビーム記録の場合4本のトラック18がテープ上に記録されていく。この場合、殆ど休むことなく記録できるため、効率が良い。従って記録、再生時の転送速度を上げられるという効果が得られる。
【0026】次にトラッキング方法について述べる。通常光記録、例えば光ディスクの場合、予め全トラックがプリスタンピングしてある。しかし光テープの場合、全トラックを作成するとコストがかかる。従って、本発明では、記録トラックを予め作成してないテープでも使用出来るように配慮されている。図5のトラック拡大図に示すように、まず何も記録していないテープ状光記録媒体3上に回転ヘッド1上のAの光ヘッド2aのトラッキング制御を固定し、第1のトラック18aを記録する。すると回転ヘッド1の円周と同じ形状の円弧のトラック18aを記録される。次に光回転ヘッドがπ/2回転すると、Bの光ヘッド2bに光軸が切り換わり、記録を始める。図5(b)に示すように、既に記録された第1のトラック18aの記録信号を基準として第1光スポット46aがトラッキングしている。すると前述のように、トラップ18aに対してθzの角度の延長線上にある第2光スポット46bには第1光スポット46aより大幅に強い光量が与えられるように設定し、1つのビームを2つに分割することにより、シングルビームの光源8を光記録信号により駆動することにより、第2のトラック18b上に図5(b)のように記録信号を記録することができる。この場合2つのビームの光源8を用いて、一方のビームを変調することもできる。
【0027】独立して変調できる2つのビームをもつ光源を用いる場合は同様に2本の記録トラックを記録できる。1本の光量の少ないビームを作りだしガイドビームとし、図5(c)にように第2のトラック18cを追加できるため、同様に2本のデータを記録できるため、倍のデータレートになる。
【0028】再生時は図5(d)に示すように1ビーム光源の場合、2つの光スポット46a,46bで同時に再生できるためデータレートを倍にできる。そして図5(e)に示すように2ビーム光源の場合、再生データレートは記録データレートは1.5倍となる。
【0029】さて、次にトラッキングに関して更に詳しく説明する。テープの左端部二はアドレス領域72が設けられ、各々トラックのアドレスを示すアドレス73が記録されている。記録時に、矢印30aのようにテープの左端より入った光スポット46aが本来トラック18aをアクセスすべきところ、トラック18yに最初トラッキングした場合、まずアドレス73yを読むためトラックが違っていることを検知できる。するとトラッキング制御をかけて矢印30b方向に光スポット46aを移動させ、光スポット46aaとし目的のトラック18aをトラッキングすることができる。この時aのトラック18aをトラッキングした時点で、第2の光スポット47bは、前述のようにθzだけトラックに対して角度のついた斜め後ろに位置している。したがって第2の光スポット47bはTpはなれたトラック上にあるため次のトラックのアドレスを開始させることにより、次のトラック18bのアドレス領域72bには正しいアドレス73bがテープ左端から正確に記録される。したがって次のトラック走査時には、このアドレス領域72bを用いて、正確なトラッキングができる。こうして本発明により次々とガイド溝を予め記録しておかなくても連続的に正確なトラッキングが可能という著しい効果がある。
【0030】次に以上の方法のトラッキング修正に要する時間を更に短縮する方法を開示する。図7に示すように、テープ状記録媒体3と間隔dTを設けてカセット内もしくは記録再生装置の固定部の側に固定部アドレス部74を儲け、その中に回転ヘッド1の光ヘッド2と同じ走査形状で同じ焦点距離の位置の固定部アドレストラック75を設け、その中に固定部アドレス76a〜zを刻んでおく。すると光ヘッド2dから切り換わった光ヘッド2aの光スポット47aはトラック18aを目標とするが走査開始線から走査を開始し、フォーカスを合わせると共に固定部アドレス76aを確認し、トラッキングされる。その後間げき77を通過するときは制御を固定するため、そのまま矢印30aにようにテープ状記録媒体3のトラック18zのアドレス領域72zに入り、トラックが通ることを検知し、トラッキング制御により隣の目的とするトラック18aのアドレス領域72aをトラッキングし、正常な記録を行う。この段階で中央処理部80は、トラックが1トラック分ずれていることを記録している。従って次のbの光ヘッド2bが固定部アドレストラック75を走査するときは、75bではなく、1トラック進めて固定部アドレストラック75cを走査させる。すると矢印30cのように、所定のトラック18bを一回でアクセスすることができる。
【0031】この本発明の走行テープの近傍に固定部アドレス部を設けることにより、4つの光ヘッド2が切り換わっても、所定のアドレスにトラックにアクセスする確立を上げられるため、アドレスのトラッキングの時間を短縮できるという効果がある。この固定部アドレス部74はカセット10の内部に設けても良い。カセットのコストを下げる場合には記録再生装置の固定部に設けても良い。
【0032】又、図8に示すように液晶部80を光路つまり光軸19上に設け、偏光角制御部81によりレーザーの偏光面を回転させ、主ミラー5に対して垂直もしくは水平の偏光面となるように制御する。
【0033】これは半導体レーザーが一つの偏光面にあることを利用して、図9(a)に示すように液晶の電圧が0Vの時90゜もしくは270゜偏光角が回転する。電圧をONにすると偏光角は回転し、図9(b)に示すように最大電圧時に偏光角は0゜になる。電圧が中間値の時は、偏光角も0<θp<270゜の任意の値に設定できる。
【0034】ここで主ミラー部5に水平偏光ミラー83と垂直偏光ミラー82を設けると、光源像の偏光を主ミラー5に対して水平に制御すると垂直偏光ミラー62により反射し、光ヘッド2aへ光路は切り替えられる。逆に垂直に制御すると水平偏光ミラー83により反射し光路は光ヘッド2bに切り替えられる。こうして光路切り替えが非機械的にできる。又、図11(a)(b)に示すように、液晶80の封入されている液晶ミラー84を用いることにより、図11(a)に示すように電圧ON時には液晶の屈折率nLが低くなるため、入射光は全反射し、光ヘッド2aの方に光路は切り替えられる。図11(b)に示すように電圧OFF時には液晶の屈折率nLは高くなり、入射光は反射しないで透過するため主ミラー5で反射し、図10に示すようにBの光ヘッド2bへ光路は切り替えられる。
【0035】図12に示すように、3板の液晶ミラー84a,84b,84cを用いると4つの光ヘッド2への光路切り替えが実現する。液晶ミラー84a,84b,84cに各々電圧を加えると、光路は光ヘッド2a,2b,2cに切り替わり、電圧を与えないと光路は光ヘッド2dに切り替わる。
【0036】又、図14に示すように、扇形の円形ミラー85を用いると回転ヘッド2が回転しても光路は垂直方向に切り替わり、円錐形状のエキシコンレンズ形の補正レンズ86により平行光となる。この原理を用いて、図13に示すように2つの円形ミラー85b,85cを固定部50上に半径方向の位置を換えて120゜おきに2枚配置すると、θ=0゜のときは光路は光ヘッド2aにつながり、θ=120゜の時は固定部50上にある円形ミラー85bにより上方向に反射され回転ヘッド1上にあるボ委レンズ86b、ミラーMBにより補正と反射が行われ光ヘッド2bに光路が切り変わる。θ=240゜の時は円形ミラー85cにより反射し、光路は光ヘッド2cに切り替わる。こうして固定部50にある円形ミラー85cと回転ヘッド1上の光ヘッド2との相対角度が回転に伴い変化することを利用して華道部のない純光学的な光路の切り替えが実現する。
【0037】又、図15に示すようにハーフミラー87a,87bを設け、各光ヘッド2a,2bに光路を予め形成し、光しゃへい部88を固定部に設けることにより、回転ヘッド1の回転に伴い光路が自動的に切り替わる。記録時のパワーが光路の分だけ減るが再生専用料には効率が高い。
【0038】
【発明の効果】以上のようにして、1カ所に設けた光源もしくは光源群の光束を、回転体上に設けた2ヶ、3ヶもしくは4ヶの複数の光ヘッドに時分割で切り替えて、入出力することにより、切り換え時間のわずかな時間を除くとほぼ連続的に記録出来るため、単一の光ヘッド方式に比べてデータレートが上がるという効果がある。またnヶの光ヘッドを設けた場合、回転ヘッドの回転数を1/nにできるためより低消費電力と高耐久性を実現できるという効果がある。
【0039】また、イメージローテータを用いることにより複数の光ビームを用いた場合も、均一なトラック密度を保つことができるため記録密度を上げられるという効果がある。
【0040】光切り換え手段として回転体上の主ミラーと回転ヘッドとを永久磁石を設けたステップモータを用いて相対的に異なる回転角をもたせることにより、間欠的に各ヘッドの光記録再生期間中は主ミラーと回転ヘッド2が固着して連動して回転し、各ヘッドの光記録再生中止期間中に各ヘッドへの光束の切り換えをできる。
【0041】このため機械的な接触部分がないため耐久性がより高くなるという効果が得られる。また全体の中で、時間比率のほとんどの部分を占める光記録再生期間中は、永久磁石の磁気力により、駆動するための消費電力が低下するという効果もある。




 

 


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