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発明の名称 手書きコマンド入力装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−78053
公開日 平成7年(1995)3月20日
出願番号 特願平5−223291
出願日 平成5年(1993)9月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 井上 由香
要約 目的
本発明は、ユーザが独自の手書きコマンドを容易に登録し、実行することのできる手書きコマンド入力装置を提供することを目的とする。

構成
ユーザは、登録部を用いて、新たな手書きコマンドを登録することができる。登録部は入力された手書きデータから手書きコマンド認識用データを生成し、ユーザデータ記憶部に格納する。手書きコマンド実行のために必要な、指示点、指示領域などのパラメータは、指示点決定部が、予め提示した対象点または対象領域と、入力されたデータから特徴抽出部によって抽出された特徴点または領域とを比較することにより、決定する。手書きコマンド登録の際には、サンプル表示部により、実際に手書きコマンド実行の対象となるデータが表示され、手書きデータが入力されると、確認処理部が、登録するコマンドの機能を仮実行することにより、ユーザの確認を促す。
特許請求の範囲
【請求項1】ユーザが手書き入力するための入力装置と、前記入力装置から入力された信号を、手書きデータに変換する入力処理部と、手書き入力の軌跡や編集対象を表示する表示装置と、手書きデータを手書きコマンドとして認識するための認識用データを格納する標準データ記憶部と、ユーザが新たに定義した手書きコマンドを認識するための認識用データを格納するユーザデータ記憶部と、前記入力処理部から送られた入力データと、前記標準データ記憶部と前記ユーザデータ記憶部に格納された認識用データとのマッチング処理によって、入力された手書きコマンドを認識する認識部と、認識部によって認識されたコマンドを実行するコマンド実行部と、前記入力処理部から送られた入力データから、認識用データを生成し、前記ユーザデータ記憶部に格納することによって、ユーザ定義の手書きコマンドを新たに登録する登録部を備えたことを特徴とする手書きコマンド入力装置。
【請求項2】入力処理部から送られた手書きデータから、入力された形状の交点,屈曲点などの特徴点や、外接矩形などの特徴領域を抽出する特徴抽出部と、手書きコマンドを登録する際に、前記特徴抽出部から抽出された特徴点,特徴領域の中から、手書きコマンドの指示点,指示領域を決定する指示点決定部を備えたことを特徴とする請求項1記載の手書きコマンド入力装置。
【請求項3】手書きコマンドを登録する際に、実際に手書きコマンド実行の対象となるデータを表示するサンプル表示部と、前記サンプル表示部で表示したデータに対して、登録するコマンドを仮実行することにより、ユーザの確認を促す確認処理部を備えたことを特徴とする請求項1記載の手書きコマンド入力装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペン等の手書き入力手段を用いて、手書きのパターンを入力することにより、編集などの処理を行なうことのできる計算機システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の手書きコマンド入力装置の構成図である。図8において、81はユーザが手書き入力するための入力装置、82は入力装置81から入力された信号を、手書きデータに変換する入力処理部、83は手書き入力の軌跡や編集対象を表示する表示装置、84は手書きデータを手書きコマンドとして認識するための認識用データを格納するデータ記憶部、85は入力処理部82から送られた入力データと、データ記憶部85にに格納された認識用データとのマッチング処理によって、入力された手書きコマンドを認識する認識部、86は認識部85によって認識されたコマンドを実行するコマンド実行部である。
【0003】以上のように構成された従来の手書きコマンド入力装置について、以下その動作を説明する。
【0004】ユーザは文書の編集などの作業において、手書きコマンドを用いる。ユーザが、表示装置83上に表示された編集対象に対して、入力装置81を用いて手書きコマンドのパターンを入力すると、入力された手書きデータが、入力処理部82から認識部85に送られる。認識部85は、入力された手書きデータと、データ記憶部84に格納されているデータとのマッチング処理を行ない、入力された手書きコマンドの機能コード、および指示点,指示領域等の必要なパラメータを得る。機能コードとパラメータはコマンド実行部86に送られ、コマンド実行部86は、指定されたパラメータにもとづき、機能コードで示される処理を実行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のような手書きコマンド入力装置では、データ記憶部に格納されている認識用データは固定であり、ユーザが使用できる手書きコマンドは、決められたパターンに限られるので、ユーザは、否応なく与えられたパターンを記憶し、使用しなければならないという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、ユーザが独自の手書きコマンドを容易に登録し、実行することのできる手書きコマンド入力装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するために本発明の手書きコマンド入力装置は、ユーザが手書き入力するための入力装置と、前記入力装置から入力された信号を、手書きデータに変換する入力処理部と、手書き入力の軌跡や編集対象を表示する表示装置と、手書きデータを手書きコマンドとして認識するための認識用データを格納する標準データ記憶部と、ユーザが新たに定義した手書きコマンドを認識するための認識用データを格納するユーザデータ記憶部と、前記入力処理部から送られた入力データと、前記標準データ記憶部と前記ユーザデータ記憶部に格納された認識用データとのマッチング処理によって、入力された手書きコマンドを認識する認識部と、認識部によって認識されたコマンドを実行するコマンド実行部と、前記入力処理部から送られた入力データから、認識用データを生成し、前記ユーザデータ記憶部に格納することによって、ユーザ定義の手書きコマンドを新たに登録する登録部を備えたものである。
【0008】また、入力処理部から送られた手書きデータから、入力された形状の交点,屈曲点などの特徴点や、外接矩形などの特徴領域を抽出する特徴抽出部と、手書きコマンドを登録する際に、前記特徴抽出部から抽出された特徴点,特徴領域の中から、手書きコマンドの指示点,指示領域を決定する指示点決定部を備えたものである。
【0009】さらに、手書きコマンドを登録する際に、実際に手書きコマンド実行の対象となるデータを表示するサンプル表示部と、前記サンプル表示部で表示したデータに対して、登録するコマンドを仮実行することにより、ユーザの確認を促す確認処理部を備えたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、文書の編集などの作業において、ユーザがペンなどの手書き入力装置を用いて手書きコマンドのパターンを入力すると、入力された手書きデータが、入力処理部から認識部に送られる。認識部は、標準データ記憶部、およびユーザデータ記憶部に記憶されている手書きコマンド認識用データを用いて、入力されたデータの示すコマンドを認識する。認識部は、認識したコマンドの機能を示す機能コード、および必要なパラメータをコマンド実行部に送る。コマンド実行部は、指定されたパラメータにもとづき、機能コードで示される処理を実行する。
【0011】ユーザは、登録部を用いて、新たな手書きコマンドを登録することができる。登録部は入力された手書きデータから手書きコマンド認識用データを生成し、ユーザデータ記憶部に格納する。手書きコマンド実行のために必要な、指示点、指示領域などのパラメータは、指示点決定部が、予め提示した対象点または対象領域と、入力されたデータから特徴抽出部によって抽出された特徴点または領域とを比較することにより、決定する。手書きコマンド登録の際には、サンプル表示部により、実際に手書きコマンド実行の対象となるデータが表示され、手書きデータが入力されると、確認処理部が、登録するコマンドの機能を仮実行することにより、ユーザの確認を促す。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例の手書きコマンド入力装置について、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例における手書きコマンド入力装置の構成図を示すものである。図1において、1はユーザが手書き入力するための入力装置、2は入力装置1から入力された信号を、手書きデータに変換する入力処理部、3は手書き入力の軌跡や編集対象を表示する表示装置、4は手書きデータを手書きコマンドとして認識するための認識用データを格納する標準データ記憶部、5はユーザが新たに定義した手書きコマンドを認識するための認識用データを格納するユーザデータ記憶部、6は入力処理部2から送られた入力データと、標準データ記憶部4とユーザデータ記憶部5に格納された認識用データとのマッチング処理によって、入力された手書きコマンドを認識する認識部、7は認識部6によって認識されたコマンドを実行するコマンド実行部、8は入力処理部2から送られた入力データから、認識用データを生成し、ユーザデータ記憶部5に格納することによって、ユーザ定義の手書きコマンドを新たに登録する登録部、9は入力処理部2から送られた手書きデータから、入力された形状の交点,屈曲点などの特徴点や、外接矩形などの特徴領域を抽出する特徴抽出部、10は特徴抽出部9から抽出された特徴点,特徴領域の中から、手書きコマンドの指示点,指示領域を決定する指示点決定部11は手書きコマンド実行の対象となるデータを表示するサンプル表示部、12はサンプル表示部10で表示したデータに対して、登録したコマンドの機能を仮実行することにより、ユーザの確認を促す確認処理部である。
【0014】以上のように構成された手書きコマンド入力装置について、以下その動作を説明する。
【0015】まず、本実施例における手書きコマンドの認識処理について説明する。図2は、本実施例における手書きコマンド認識処理の流れを示すフローチャート、図3は、認識時の操作画面を示す説明図である。本実施例において、入力装置1はタブレットとペンであり、表示装置3はタブレット一体型のディスプレイである。ユーザは、タブレット一体型のディスプレイにペンで書き込みを行なうことにより、手書きデータを入力することができる。ユーザが入力装置1を用いて、図3(a)のように手書きデータを入力すると、入力処理部2は、入力データ31の座標点列情報を認識部6に送る。認識部6は、座標点列情報から、入力データ31を方向セグメントコード化し、標準データ記憶部4およびユーザデータ記憶部5に格納されているデータとのマッチング処理を行なう。図4に標準データ記憶部およびユーザデータ記憶部に格納されている認識用データの内容を示す。図4(a)は標準データ記憶部内の情報で、予め定義されている手書きコマンドを認識するための、固定長のデータである。図4(b)はユーザデータ記憶部内の情報で、ユーザが新たに登録した手書きコマンドを認識するための、可変長のデータである。手書きコマンドの登録方法については後述する。認識用データは、手書きコマンドのパターン識別子41、パターンを構成する方向セグメントコード42、コマンド実行に必要なパラメータの種類43、パラメータとなる指示点、指示領域を得るために使用するパターンの特徴44、コマンドの機能を示す機能コード45からなる。認識部6は、方向セグメントコード化した入力データと、標準データ記憶部4およぴユーザデータ記憶部5の各パターンの方向セグメントコードを比較し、一致するパターンを探す。一致するパターンが見つかると、認識部6は、該当パターンに定義されている必要パラメータ43を得る。パラメータとなる指示点、指示領域を得るための特徴点および特徴領域44の抽出には特徴抽出部9を用いる。その後、認識部6は、該当パターンに定義されている機能コード45と、パラメータを、コマンド実行部7に送る。コマンド実行部7は、得られたパラメータに基づき、機能コード45で指定された処理を実行する。例えば、図3(a)で入力されたデータ31が、認識の結果、図4(a)の46のパターンと一致した場合、図3(b)の点線枠で示す外接矩形領域32が、必要パラメータとして得られる。このパラメータで示される領域に対して、機能コード01で指定される処理「削除」が実行される(図3(c))。
【0016】以上のように、手書きコマンドが認識され、実行される。つぎに、本実施例における手書きコマンドの登録処理について説明する。
【0017】図5は、本実施例における手書きコマンド登録処理の流れを示すフローチャート、図6は、登録時の操作画面を示す説明図である。ユーザは、図6(a)のように、まず手書きコマンドとして登録する機能を選択する。登録部8は、サンプル表示部11を用いて、選択された機能の手書きコマンドを入力するための例文を表示装置3上に表示する。例文中の対象点または対象領域はサンプル表示部11によって予め決められ、ユーザに提示される。図6(b)では、”複写”の対象点である複写先を、文字「編集」の前とするよう指示している。ユーザは、指示に従って、手書きコマンドとして登録したい独自のパターンを入力する(図6(c))。手書きデータが入力されると、登録部8は、認識部6を用いて入力パターンの認識処理を行ない、標準データ記憶部4またはユーザデータ記憶部5に存在するパターンと重複していないことを確認する。その後、登録部8は、指示点決定部12を用いて、入力パターンの指示点,指示領域を決定する。指示点決定部12は、指定した対象点または対象領域と、入力パターンの特徴点または特徴領域とを比較することにより、入力パターンの指示点,指示領域を決定する。入力パターンの特徴点,特徴領域は特徴抽出部9によって抽出される。図6の例では、入力パターン61は、図7(a)のように、始点71、終点72、屈曲点73の3つの特徴点をもち、このうち、対象点の近傍領域である点線枠74内に存在する始点71が、このパターンの指示点となる。指示点,指示領域が決定すると、登録部8は、入力パターンの認識のための方向セグメントコードを生成する。ここで登録部8は、登録する機能の機能コードと、決定した指示点または指示領域の示すパラメータを、確認処理部12に送る。確認処理部12は、表示装置3上に表示されているサンプルデータに対して、登録する手書きコマンドが実際に認識された場合の処理を表示上の変化がわかるように仮実行する。また、図6(d)の62のように、入力パターンの筆跡を再表示する。ユーザは、仮実行された結果と、再表示された筆跡を視認することにより、登録するパターンと機能を確認する。登録部8は、ユーザの確認を受けて、図7(b)のように、方向セグメントコード、パラメータ、指示点,指示領域、機能コードを、認識用データとしてユーザデータ記憶部5に格納する。
【0018】以上で登録処理が完了する。ユーザは登録処理において登録したパターンを、以降の認識処理において使用することができる。
【0019】以上のように本実施例によれば、ユーザが手書き入力したデータを手書きコマンドとして利用することができる。手書きコマンドの登録の際には、表示されたサンプルデータの、指定された点または領域に対して、実際に手書きコマンドを入力する感覚で書き込むだけで、動作を確認し、登録することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、ユーザが手書きコマンドを独自に登録して使用することができるので、使いやすく、覚えやすい手書きコマンドを登録しておくことにより、操作性が向上する。登録の際には、予め指定された点または領域に対して手書きデータを入力するだけで、自動的に指示点,指示領域が決定され、容易に手書きコマンドの登録ができる。また、登録する機能の処理が仮実行されるので、登録時に認識時の動作を確認することができる。以上のように、本発明の実用的効果は大きい。




 

 


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