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発明の名称 デジタル・コードレス電話装置の移動局
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−75170
公開日 平成7年(1995)3月17日
出願番号 特願平5−239237
出願日 平成5年(1993)9月1日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】役 昌明 (外1名)
発明者 徳田 岳幸 / 両角 昌英 / 大森 正
要約 目的
複数の基地局との間で無線接続して効率的に発着呼を行なうことができるデジタル・コードレス電話装置の移動局を提供する。

構成
屋内基地局および屋外基地局の両方と接続することができるデジタル・コードレス電話装置の移動局において、複数の屋内基地局および/または複数の屋外基地局の呼出符号を登録する記憶手段4と、登録された複数の呼出符号の中から特定の呼出符号を選択する選択手段10と、選択された呼出符号の基地局から出力される論理制御チャネルを捕捉するように制御する制御手段12とを設ける。1台の移動局は、選択を切替えることにより、複数の屋内基地局および屋外基地局と接続することができ、それらの基地局を通じて発呼または着呼を行なうことができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 屋内基地局および屋外基地局の両方と接続することができるデジタル・コードレス電話装置の移動局において、複数の屋内基地局および/または複数の屋外基地局の呼出符号を登録する記憶手段と、登録された前記複数の呼出符号の中から特定の呼出符号を選択する選択手段と、選択された前記呼出符号の基地局から出力される論理制御チャネルを捕捉するように制御する制御手段とを設けたことを特徴とするデジタル・コードレス電話装置の移動局。
【請求項2】 電源OFF時に選択されていた前記呼出符号を記憶する一時記憶手段を設け、前記制御手段が、電源投入時に前記一時記憶手段に記憶された呼出符号の基地局から出力される論理制御チャネルの捕捉を行ない、捕捉できないとき、前記記憶手段に登録された他の呼出符号の基地局から出力される論理制御チャネルの捕捉を行なうように制御することを特徴とする請求項1に記載のデジタル・コードレス電話装置の移動局。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル・コードレス電話装置の移動局に関し、特に、複数の基地局との接続を可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル・コードレス電話装置では、基地局と移動局との間で時分割多重アクセス、且つ、時分割双方向伝送の方式(TDMA/TDD方式)による無線通信が行なわれている。
【0003】この移動局は、屋内基地局との間で無線接続して、コードレス電話として機能すると共に、切替えた場合には、携帯電話のように屋外に設置された基地局と無線接続し、そこを中継基地として発着呼を行なうこともできる。
【0004】屋内または屋外基地局は、論理制御チャネル(LCCH)を通じて、時分割した信号の送出間隔や基地局ID等、移動局が基地局にアクセスするために必要な情報を常時無線出力する。一方、移動局は、このLCCHを捕捉し、基地局IDが移動局の記憶する基地局ID(呼出符号)と一致するかどうかを確かめた後、基地局に内線番号等を位置登録する。位置登録の済んだ移動局は、その基地局を通じて発呼を行ない、また着呼を待ち受ける。
【0005】図5には、移動局の有するメモリを示しており、無線接続する屋内基地局の呼出符号やこの移動局の内線番号等が格納されている。
【0006】移動局が移動して、基地局のLCCHの到達エリアから外れた場合には、移動局におけるLCCHの受信強度が一定レベル以下となり、移動局では、表示部に絵文字(ピクト)を表示したり警報音を鳴らして、ユーザにLCCHの圏外に出たことを知らせる。
【0007】図6には、このときの動作フローを示しており、ステップ40;移動局が、メモリに記憶された呼出符号の屋内用基地局より出力されたLCCHを捕捉し、位置登録して待受け状態にあるとき、ステップ41;移動局が移動して、基地局のLCCHのエリアから外れた場合には、移動局の表示部にピクトが表示され、また警報音が鳴ってユーザにLCCHの圏外に出たことが通知される。
【0008】ステップ42;移動局は、バッテリの消費を抑えるため、動作期間の間に休止期間を挟むバッテリーセービングを行ないながら、継続してLCCHの捕捉を試みる。
【0009】移動局が再度移動して、基地局からのLCCHの捕捉に成功した場合は、待ち受け状態に移行し、発着呼が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のデジタル・コードレス電話機の移動局は、屋内基地局に関しては、メモリに呼出番号を記憶した1つの基地局との間でしか無線接続することができない。そのため、例えば自営業を営む家の一階の商店と同じ建物の2階の自宅にコードレス基地局が設置されている場合でも、1つの移動局は、いずれか一方の基地局を通じてしか発着呼ができなかった。また、システム・コードレス電話機の場合でも、移動局は、メモリにそのシステム・コードを記憶する事業所内でのみ発着呼が可能で、その移動局を他の事業所や自宅で使用することは不可能であった。
【0011】本発明は、こうした点を改善するものであり、複数の基地局との間で無線接続することが可能であり、そのために移動した先においても効率的に発着呼を行なうことができるデジタル・コードレス電話装置の移動局を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、屋内基地局および屋外基地局の両方と接続することができるデジタル・コードレス電話装置の移動局において、複数の屋内基地局および/または複数の屋外基地局の呼出符号を登録する記憶手段と、登録された複数の呼出符号の中から特定の呼出符号を選択する選択手段と、選択された呼出符号の基地局から出力される論理制御チャネルを捕捉するように制御する制御手段とを設けている。
【0013】また、電源OFF時に選択されていた呼出符号を記憶する一時記憶手段を設け、制御手段が、電源投入時に一時記憶手段に記憶された呼出符号の基地局から出力される論理制御チャネルの捕捉を行ない、捕捉できないとき、記憶手段に登録された他の呼出符号の基地局から出力される論理制御チャネルの捕捉を行なうように制御している。
【0014】
【作用】そのため、1台の移動局は、選択を切替えることにより、複数の屋内基地局および屋外基地局と接続することができ、それらの基地局を通じて発呼または着呼を行なうことができる。
【0015】また、電源投入時には、電源OFF時に接続していた基地局との接続が試みられ、それに失敗したときは、論理制御チャネルの捕捉が成功するまで、記憶手段に記憶された他の呼出符号の基地局への接続が自動的に繰返される。
【0016】
【実施例】本発明の実施例におけるデジタル・コードレス電話装置の移動局は、図1に示すように、音声信号を音声に変えて出力するレシーバ1と、入力音声を音声信号に変換するマイク2と、音声信号のアナログ処理を行なう通話制御部3と、音声信号のデジタル符号/復号化を行なうチャネル・コーデック部5と、無線周波数の信号に変調/復調する無線回路部6と、無線信号を送出/受信するアンテナ7と、無線信号の送受信を制御する無線制御部9と、複数の基地局の呼出符号を登録するメモリ部4と、ユーザが基地局を選択する選択キー10と、選択された基地局の呼出符号を一時記憶する一時記憶メモリ8と、移動局がLCCHの圏外に出た場合にそれを表示する表示部11と、移動局全体の動作を制御する制御部12とを備えている。
【0017】このメモリ部4には、図2に示すように、複数の基地局の呼出符号と、屋内基地局の場合にはその基地局の下での内線番号と、屋内または屋外を表わすモード名と、モード番号とが予め登録される。
【0018】この移動局の動作を図3のフロー図を用いて説明する。
【0019】ステップ1;移動局のメモリ部4には、複数の屋内用基地局および複数の屋外用基地局の呼出符号が記憶されており、現在、移動局は、呼出符号1の基地局に位置登録し、待ち受け状態にあるものとする。
【0020】ステップ2;ここで移動局が移動し、呼出符号1の基地局の論理制御チャネル(LCCH)のエリアの圏外に出た場合には、表示部11は、そのことをピクト表示し、警報音を発してユーザに知らせる。
【0021】ステップ3;ユーザが選択キー10を押下げると、ステップ4;制御部12は、予め設定された優先順位に従って呼出符号2の基地局からのLCCHの捕捉の開始を指令する。
【0022】ステップ5;この捕捉に成功した場合は、ステップ6;呼出符号2の基地局に位置登録し、待ち受け状態に移行する。
【0023】ステップ8;また、一定レベル以上の強度のLCCHの捕捉が、内部タイマの監視する一定時間内にできなかった場合は、捕捉に失敗したものと判断し、表示部11は、LCCHの圏外を知らせるピクトを表示し、警報音を発する。この場合には、移動中の移動局が再びLCCHの圏内に戻ることを想定して、呼出符号2の基地局からのLCCHの捕捉をバッテリー・セービングしながら継続する。
【0024】ステップ9(ステップ7);再度、選択キーを押下げた場合には、ステップ10;制御部12の制御により呼出符号3の基地局からのLCCHの捕捉が開始される。
【0025】ステップ11;以後、同様の手順により、呼出符号を選択してLCCHの捕捉を行なう。捕捉に成功した場合は、その呼出符号の基地局に位置登録し、その基地局を通じての発着呼が可能となる。
【0026】次に、電源投入時の呼出符号の自動選択について説明する。
【0027】ステップ21;移動局の一時記憶メモリ8には、前回電源OFF時の呼出符号が記憶されており、電源再投入時には最初にこの呼出符号でLCCHの捕捉を行なう。
【0028】ステップ22;このLCCHの捕捉が成功した場合は、ステップ23;前回電源OFF時に接続していた基地局に再び位置登録して、前回モードによる着信の待受けを実施する。
【0029】ステップ24;LCCHの捕捉が成功しなかった場合には、屋内1モードとして登録されている呼出符号のLCCHの捕捉を一定時間行ない、ステップ25;それに成功すれば、ステップ26;屋内1モードでの待受けを実施する。
【0030】ステップ27;以下、同様に、登録してある全てのモードでLCCHの捕捉を行ない、ステップ28;どの呼出符号のLCCHも捕捉できなかった場合には、ステップ30;前回電源OFF時のモードによってバッテリーセービングをしながらLCCHの捕捉を継続する。
【0031】このように、移動局の電源投入時には、LCCHの捕捉ができない場合に、自動的に呼出符号が切替わり、LCCHが捕捉できた時点で、そのモードによる待ち受けが開始される。登録した全ての呼出符号のLCCHが捕捉できなかった場合には、前回モードによるLCCHの捕捉がバッテリー・セービングの状態で継続される。
【0032】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように、本発明のデジタル・コードレス電話装置の移動局は、移動局のキー操作により、また、電源投入時には自動的に、捕捉する論理制御チャネルの呼出符号を切替えることができるため、1台の移動局は、予め登録された複数の屋内および屋外の基地局との接続が可能となる。そのため、移動局は、移動先において、これらの基地局を通じて効率的に発着呼を行なうことができる。




 

 


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