米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 ディジタル画像信号記録再生装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−75058
公開日 平成7年(1995)3月17日
出願番号 特願平5−218321
出願日 平成5年(1993)9月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 國武 賢二 / 重里 達郎
要約 目的
高速再生時の画質を高画質化するディジタル画像信号記録再生装置を提供する。

構成
符号化器101にてfフレーム内で高能率符号化されたディジタル画像信号をnトラック周期で磁気テープに記録するときに、入力ディジタル画像信号から重要データを得て重要データをk本のトラックに集中して回転ヘッド105により記録する。nトラック中の上記kトラック以外の(n−k)トラックには通常の符号化信号を記録する。通常再生時には(n−k)トラックから得た信号のみを回転ヘッド105で通常再生信号として再生し、高速再生時にはサーボ回路107によりテープ送り速度と回転ヘツド105の回転数を等倍にして、磁気テープ106と回転ヘッド105との相対速度を通常再生時と等しくすることにより、通常再生時と同じようにトラックを回転ヘッドに追従させ、上記kトラックに記録された重要データを得て高速再生信号として再生する。
特許請求の範囲
【請求項1】fフレーム(fは正の整数)内で所定の情報量に高能率符号化されたディジタル画像信号を所定の符号形式に符号化し前記ディジタル画像信号から得られる視覚上重要なデータ(以下、重要データ)を出力すると共に、前記重要データを含む通常信号を出力する符号化手段と、前記符号化手段の出力信号を保持し前記重要データと前記通常信号とを切り替えて出力する出力信号切り替え手段と、前記出力信号切り換え手段の出力信号を磁気テープにn(nは正の整数)トラック周期で記録するときに前記出力信号切り替え手段から前記重要データが出力された場合は前記重要データを前記nトラック中の先頭のkトラック(k<n、kは正の整数)に集中して記録し、前記通常信号が出力された場合は前記通常信号を前記nトラック中の前記kトラックに続く(n−k)トラックに記録する記録手段と、前記磁気テープの送り速度と回転ヘッドの回転数とを同時に制御する制御手段と、前記磁気テープに記録された信号から、通常再生時は前記通常信号のみを再生し高速再生時は前記重要データのみを再生する再生手段と、前記再生手段の出力信号を元の信号形式に復号化する復号化手段とを有することを特徴とするディジタル画像信号記録再生装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に関わり、特に、磁気テープにディジタル画像信号を記録するディジタル画像信号記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気テープにディジタル画像信号を記録する磁気記録方法には、符号化に高能率符号化を用いる場合、記録ビットレート20〜50Mbpsで記録して誤り訂正符号には積符号を用いる方法がある。
【0003】このような方法にて記録された画像信号の高速再生時には、磁気テープの送り速度を上げて、回転ヘツドが複数の記録トラックを斜めに走行して得られるデータから高速再生画を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従来の技術では、高速再生時に得られるデータは、回転ヘツドが磁気テープ上の複数のトラックに対して斜めに描く軌跡に位置する無作為のデータであるため、低域成分を多く含むような視覚上重要なデータが安定して得られることがなく、高速再生画の画質の劣化が大きいという問題点を有していた。
【0005】また、回転ヘッドがトラックを斜めに走行すると、誤り訂正符号に用いている積符号のうち内符号は一部が利用できるものの、外符号を利用することは出来ないため、誤り訂正能力は通常再生に比べてきわめて低いものになり、画質の劣化が大きいという問題点も有していた。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、高速再生時の高画質化を実現するためのディジタル画像信号記録再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明のデイジタル画像信号記録再生装置は、fフレーム(fは正の整数)内で所定の情報量に高能率符号化されたディジタル画像信号を所定の符号形式に符号化し前記ディジタル画像信号から得られる視覚上重要なデータ(以下、重要データ)を出力すると共に、前記重要データを含む通常信号を出力する符号化手段と、前記符号化手段の出力信号を保持し前記重要データと前記通常信号とを切り替えて出力する出力信号切り替え手段と、前記出力信号切り換え手段の出力信号を磁気テープにn(nは正の整数)トラック周期で記録するときに前記出力信号切り替え手段から前記重要データが出力された場合は前記重要データを前記nトラック中の先頭のkトラック(n>k、kは正の整数)に集中して記録し、前記通常信号が出力された場合は前記通常信号を前記nトラック中の前記kトラックに続く(n−k)トラックに記録する記録手段と、前記磁気テープの送り速度と回転ヘッドの回転数とを同時に制御する制御手段と、前記磁気テープに記録された信号から、通常再生時は前記通常信号のみを再生し高速再生時は前記重要データのみを再生する再生手段と、前記再生手段の出力信号を元の信号形式に復号化する復号化手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】fフレーム内で高能率符号化されたディジタル画像信号をnトラック周期で磁気テープに記録するときに、入力ディジタル画像信号から重要データを得て重要データを集中して記録するnトラック中の特定の場所として、nトラック毎に連続したk本のトラックを構成し、nトラック中の上記kトラック以外の(n−k)トラックには通常信号を記録する。通常再生時には(n−k)トラックから得た信号のみを通常再生信号として再生し、高速再生時にはサーボ回路によりテープ送り速度と回転ヘツドの回転数を等倍にして、磁気テープと回転ヘッドとの相対速度を通常再生時と等しくすることにより、通常再生時に走査するトラックと同じトラックを回転ヘッドが追従できるようにして得られるデータのうち上記kトラックに記録された重要データを得て高速再生信号として再生する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0010】図1は、本発明のディジタル画像信号記録再生装置の一実施例を示すブロック図である。図1において、101は入力ディジタル画像信号を所定の符号形式に符号化する符号化器、102は重要データと重要データを含む通常信号とを切り換えて出力するセレクタ、103はディジタル信号を磁気記録に適した信号に変換する変調器、104は記録信号増幅器、105は回転ヘッド、106は磁気テープ、107はサーボ回路、108はキャプスタンモータである。109は再生信号増幅器、110は変調器103によって変調される前の信号形式に逆変換する復調器、111は通常再生時と高速再生時とで復号化すべき再生信号を切り換えて出力するセレクタ、112は再生信号を元の形式に復号化する復号化器、113はセレクタ102及びセレクタ111にセレクト信号を供給するパルス信号発生器である。変調器103と増幅器104と回転ヘッド105とで記録手段を構成し、増幅器109と復調器110とセレクタ111とで再生手段を構成している。
【0011】符号化器101にディジタル画像信号が入力されると、符号化器101は入力信号を所定の符号形式に符号化して出力すると共に、入力信号から重要データを抽出してこれを符号化して出力する。ここで、重要データとは低域成分などの、データを画面として再生した際に視覚上目だつデータである。符号化器101のこれらの出力信号は共にセレクタ102に入力される。セレクタ102は内部に符号化器101の出力を一時的に保持するバッファを持ち、パルス信号発生器113から出力されるセレクト信号によって、重要データと、重要データを含む通常信号とを切り換えて出力する。セレクタ102の出力信号は変調器103によって伝送路変調され、増幅器104に送られる。増幅器104は入力された信号を増幅して出力する。増幅器104の出力信号は回転ヘッド105に送られて磁気テープ106に記録される。回転ヘッド105が磁気テープ106に記録する速度はセレクタ102の出力その他にかかわらず一定であり、このため記録される情報量は所定のものとなり、記録領域を一定にとる本実施例の場合には、記録時間はおのずと一定のものとなる。すなわち、セレクタ102の出力を制御するセレクト信号は、時間間隔一定で持続時間一定のパルス信号であればよい。セレクタ102は例えば、パルス信号のレベルが“H”の時は上記重要データを出力し、レベルが“L”の時は上記通常信号を出力するというスイツチング操作を行う。この操作により、重要データは磁気テープ上に図2に示すように間欠的に記録される。以下、これを詳細に説明する。
【0012】図2は、fフレーム内(fは正の正数)で高能率符号化されたディジタル画像データを磁気テープにnトラック周期(nは正の正数)で記録したトラックパターン図である。図2において、21−1,21−2,21−3,22−1,22−2,22−3,23−1,23−2,23−3は磁気テープに重要データが記録されたトラックであって、21−4,21−5,21−6,・・・,22−4,22−5,22−6,・・・,23−4,23−5,23−6,・・・は重要データを含む通常信号が記録されたトラックである。このようにnトラック周期でデータが記録されており、そのうち各々kトラック(図2の場合はk=3)が重要データが記録されたトラックであるため、重要データを含む通常信号の記録されるトラックは1周期では(n−k)トラックとなる。
【0013】サーボ回路107がキャプスタンモータ108の回転数を通常再生時の±m倍(mは整数)にして磁気テープ106の送り速度を±m倍にする高速再生時には、サーボ回路107によつてキャプスタンモータ108と同様に回転ヘッド105を通常再生時の±m倍の回転数で回転させる。これによって、高速再生時においても、回転ヘッド105と磁気テープ106との相対速度が通常再生時と同一になることにより、通常再生時に走査するトラックと同じトラツクを走査する。したがって、通常再生時も高速再生時も回転ヘッドは磁気テープ106に記録された全てのトラックを走査し、磁気テープに記録された全ての信号を再生する。これにより、高速再生時の再生信号も通常再生時と同様に誤り訂正の積符号のパリティ(内符号、外符号)を得ることができるため、高速再生時も通常再生時と同等の誤り訂正能力を持つことができる。
【0014】さて、再生して復号すべき所望の信号は図2に示されるように間欠的に記録されているので、通常再生時に対して高速再生時は再生側でも間欠的に再生する必要がある。増幅器109で増幅され復調器110で復調された再生信号は、セレクタ111に入力されるが、セレクタ111はパルス信号発生器113からのパルス信号によって入力信号を切り換える。通常再生時においては、セレクタ111への入力を切り換えるパルス信号発生器113からのパルス信号は、セレクタ102の出力を切り換えるパルス信号と同様の信号であって、例えばパルス信号のレベルが“H”の時は通常信号が入力される時間だけ入力をON、パルス信号のレベルが“L”の時は重要データが入力される時間だけ入力をOFFとするスイッチング操作を行う。高速再生時においては、セレクタ111への入力を切り換えるパルス信号発生器113からのパルス信号は、通常再生時のパルス信号の時間軸を1/mに圧縮したものであって、例えばパルス信号のレベルが“H”の時は重要データが入力される時間だけ入力をON、パルス信号のレベルが“L”の時は通常信号が入力される時間だけ入力をOFFとするスイッチング操作を行う。すなわち、通常再生時とは入力のスイッチング操作を逆にすることによって重要データのみを入力する。セレクタ111に入力された再生信号は、セレクタ111内のバッファに一時的に保持された後に出力される。
【0015】セレクタ111の出力信号は復号化器112に入力され、もとの信号形式に復号され出力される。
【0016】以上のように本実施例によれば、特定のトラックに視覚上重要なデータを間欠記録し間欠再生することによって、高速再生時の高画質化を実現することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、ディジタル画像信号をnトラック周期で記録する時に視覚上重要なデータを特定のトラックに集中して記録するという間欠記録を行い、高速再生時にテープの送り速度の倍率とヘッドの回転数の倍率を一致させ、視覚上重要なデータのみが記録されたトラックを間欠再生することによつて、高速再生時の画質を高画質化すると共に通常再生時と同等の誤り訂正能力を持たせることが可能になる優れたディジタル画像信号記録再生装置を実現できる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013