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発明の名称 通信端末装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−74664
公開日 平成7年(1995)3月17日
出願番号 特願平5−219632
出願日 平成5年(1993)9月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 横光 康志
要約 目的
番組放送が正常に受信された場合は、それ以降再送される同一の番組放送の受信を行わないようにし、視聴者の操作を介することなく別番組の受信が可能な通信端末装置の提供を目的とする。

構成
受信部3と、信号の非暗号化等を判断する制御部12と、信号を非暗号化するスクランブル解除部4と、非暗号化された信号を出力する出力部5と、入力部6と、を備えた通信端末装置であって、番組放送が正常に受信された場合番組属性情報等を記憶する受信済番組情報記憶部7と、制御部12に受信済番組情報記憶部7に記憶されている番組属性情報と一致する番組放送の受信を行わない制御手段と、入力部6及び/又は伝送路を介して受信済番組情報記憶部7に記憶されている内容の一部又は全部を修正,置換又は消去できる制御手段と、を備えた構成を有している。
特許請求の範囲
【請求項1】伝送路に接続され番組放送等を受信する受信部と、前記受信部からの信号が暗号化されているか否か等を判断する制御部と、前記制御部の指示で前記信号を非暗号化するスクランブル解除部と、前記スクランブル解除部で非暗号化された信号を外部へ出力する出力部と、前記制御部にチャンネル選択等の指示をする入力部とを備えた通信端末装置であって、前記通信端末装置に前記番組放送が正常に受信された場合に前記番組放送の番組属性情報等を記憶する受信済番組情報記憶部と、前記制御部に番組放送の受信開始時に前記受信済番組情報記憶部に記憶されている前記番組属性情報と一致する番組属性情報を有する番組放送を受信した場合に前記番組放送の受信を行わない受信回避手段とを備えたことを特徴とする通信端末装置。
【請求項2】前記制御部に前記入力部及び/又は前記伝送路を介して前記受信済番組情報記憶部に記憶されている前記番組属性情報等の内容の一部又は全部を修正,置換又は消去するためのメモリ書換手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有料の番組放送サービス等を受信する場合に用いられる通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信衛星等を利用した無料・有料の番組放送サービスが行われている。この内、有料番組放送サービスでは一般的に視聴者との間で予め視聴契約を結び、契約者以外には番組放送の視聴ができないように番組放送の信号にスクランブルがかけられている。このスクランブルは視聴契約を結んだ視聴者だけが解除することができ、この視聴の可否を判断して番組放送サービスを提供するものが通信端末装置である。
【0003】以下に従来の通信端末装置について説明する。図7は従来の通信端末装置の概略構成図である。1は従来の通信端末装置、2は受信した番組放送の視聴可否の判断等を行い通信端末装置全体を制御する中央演算処理装置等からなる制御部、3は伝送路(図示せず)等を介して送られてくる番組放送の信号を受信・復調するための受信部、4は受信部3で復調されたスクランブルのかかった信号を制御部2の指示で復号するスクランブル解除部、5はスクランブル解除部4で復号された信号を外部装置(図示せず)へ出力するための出力部、6は視聴者が操作指示等を行う入力部である。
【0004】以上のように構成された通信端末装置について、以下その動作を説明する。まず、通信回線等の伝送路(図示せず)を介して送られてきた番組放送の信号は受信部3で復調されて、番組データと、これに付随する番組情報とが得られる。制御部2はこの番組情報に含まれる視聴の可否情報に基づいて番組データの出力・非出力を決定し、視聴可能な場合スクランブル解除部4に番組データの復号を指示する。スクランブル解除部4は制御部2からの指示により暗号化された番組データのスクランブルを解除し、非暗号化された番組データは外部装置(図示せず)へ出力するために出力部5へ送られる。
【0005】ここで、番組情報に含まれる視聴可否情報は番組単位ごとに契約で決められており、契約を結んでいない番組に対してはスクランブルの解除を行わず、番組放送サービスの提供を行わないようになっている。また、この番組放送は通信衛星等を介して送信するので、伝送路(図示せず)上のデータ誤り等を防止するためにいくつかの対策が取られている。その一つに番組放送を再送する方式があり、これは番組放送サービスの提供者(送信者)が同一番組放送を複数回送信して、その内、1回以上が通信端末装置1で正常に受信されればよいとする方式である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来の構成では、番組放送が正しく受信されていても、番組放送が再送される度に同一番組が受信されるので、同時に送信される別の番組放送が受信できず利便性に欠けるという問題点があった。また、これを避けるためには視聴者が番組放送が再送される度に回避操作を行わなければならず、この回避操作が煩雑で手数が掛かり作業性に欠けるという問題点があった。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもので、番組放送が正常に受信された場合は、それ以降再送される同一の番組放送の受信を行わないようにし、視聴者の操作を介することなく別番組を受信することができる利便性、作業性に優れた通信端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明の請求項1に記載の通信端末装置は、伝送路に接続され番組放送等を受信する受信部と、前記受信部からの信号が暗号化されているか否か等を判断する制御部と、前記制御部の指示で前記信号を非暗号化するスクランブル解除部と、前記スクランブル解除部で非暗号化された信号を外部へ出力する出力部と、前記制御部にチャンネル選択等の指示をする入力部とを備えた通信端末装置であって、前記通信端末装置に前記番組放送が正常に受信された場合に前記番組放送の番組属性情報等を記憶する受信済番組情報記憶部と、前記制御部に番組放送の受信開始時に前記受信済番組情報記憶部に記憶されている前記番組属性情報と一致する番組属性情報を有する番組放送を受信した場合に前記番組放送の受信を行わない受信回避手段とを備えた構成である。
【0009】また請求項2に記載の通信端末装置は、請求項1において、前記制御部に前記入力部及び/又は前記伝送路を介して前記受信済番組情報記憶部に記憶されている前記番組属性情報等の内容の一部又は全部を修正,置換又は消去するためのメモリ書換手段を備えた構成を有している。
【0010】
【作用】この構成によって、再送番組と同時に受信される番組属性情報を、受信済番組情報記憶部に記憶されている受信済番組属性情報と比較することにより、視聴者の操作を介することなく自動的に再送番組の受信を回避することができ、同時に受信される別番組を受信することができる。また、視聴者及び/又は番組提供者により受信済番組情報記憶部に記憶されている内容の一部又は全部を修正,置換又は消去することによって再送番組の受信又は禁止を制御することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における通信端末装置の概略構成図であり、図2は本発明の一実施例における通信端末装置の受信済番組情報記憶部のメモリマップを示す図である。3は受信部、4はスクランブル解除部、5は出力部、6は入力部であり、これらは従来例と同様なものなので同一の符号を付し説明を省略する。11は本発明の一実施例における通信端末装置、12は通信端末装置11の動作を制御するための中央演算処理装置等からなる制御部、7は正常に受信された番組放送の番組の属性情報やこれらの情報の保持期間等が記憶される受信済番組情報記憶部、7aは受信済番組情報記憶部7に記憶される番組の保持期間及びパリティ等の内容保証データ等からなる保持期間情報、7bは受信済番組属性テーブルであり、番組の管理情報であるサービス番号や番組番号,受信日時及びパリティ等の内容保証データ等が記憶されている。
【0012】ここで、受信済番組情報記憶部7は停電時等にも記憶内容が消去されることがないようにバッテリバックアップされたメモリ(図示せず)等から構成されている。また、保持期間情報7aは既定値の他に入力部6や通信回線等の伝送路(図示せず)を介して番組提供者側からも変更することができるようになっている。受信済番組属性テーブル7bは、受信時間毎に連続して記憶されるエンドレステーブルを形成しており、所定の最大記憶情報数を超えると一番古い情報が上書きされるようになっている。また、受信済番組属性テーブル7bの受信済番組属性情報の内保持期間を経過したものは自動的に、又は視聴者のマニュアル操作によってクリアできるようになっている。
【0013】以上のように構成された通信端末装置について、以下その動作を説明する。図3は本発明の一実施例における通信端末装置の受信信号の構成図であり、図4は同実施例における保持期間切れチェック処理を示すフローチャートであり、図5は同実施例における受信回避手段を示すフローチャートであり、図6(a)はオンライン保持期間変更処理を示すフローチャートであり、図6(b)はオフラインクリア処理を示すフローチャートである。8は受信信号の暗号化された番組データ、9は番組データ8に付随する番組識別情報でサービス番号(SV)、番組番号(PR)、暗号情報等からなる暗号化されていない属性情報である。
【0014】初めに、通信端末装置11の初期処理について説明する。まず、通信端末装置11が起動されると、制御部12は受信済番組情報記憶部7に記憶されている保持期間情報7a及び受信済番組属性テーブル7bの内容に誤りがないかどうか内容保証データを使ってチェックする。もし、誤りが検出されたならば、その受信済番組属性情報は受信済番組属性テーブル7bから消去される。次に、保持期間情報7a及び受信済番組属性テーブル7bの各受信済番組属性情報の内容が正しいと判断されると、これらの情報に基づいて、受信済番組属性テーブル7bに記憶されている各番組についての保持期間切れチェックを行う。
【0015】次に、保持期間切れチェックについて、図4を用いて説明する。まず、制御部12は受信済番組属性テーブル7bに記憶されている番組数(記録最大数)を変数nにセットする(S1)。次に、受信済番組属性テーブル7bのn番目に記憶されている受信済番組属性情報について、保持期間を過ぎていないかチェックする(S2,S3)。Noである場合は、S5へジャンプし、Yesである場合は、そのn番目の受信済番組属性情報の内容をクリアする(S4)。次に、制御部12は変数nを1つデクリメントする(S5)。次に、制御部12は、変数nがゼロであるか調べる(S6)。Noである場合は、S2へジャンプして、全ての受信済番組属性情報の保持期間切れのチェックが終了する(n=0)まで処理を繰り返し、Yesである場合は、処理を終了する。
【0016】次に、再送番組受信時の受信回避手段について、図5を用いて説明する。まず、制御部12は、受信部3で復調された番組データ8に付随する暗号化されていない属性情報9を取得する(S7)。次に、この暗号化されていない属性情報9をキーにして、受信済番組情報記憶部7の受信済番組属性テーブル7bを検索し、同一キーを有するものが存在するかどうか調べる(S8,S9)。Noである場合は、新規の受信であるので番組放送の受信サービスを開始し(S10)、Yesである場合は、受信済番組であるとして処理を終了する。次に、番組放送の受信が正常に終了すると(S11)、受信した番組放送の番組属性情報を受信済番組属性テーブル7bの所定場所に書き込み、記憶して(S12)処理を終了する。
【0017】次に、受信済情報記憶部に記憶されている番組属性情報等を変換するためのメモリ書換手段について説明する。初めに、オンライン保持期間変更処理について、図6(a)を用いて説明する。まず、制御部12は、番組放送受信の他に送信者からの保持期間変更命令が受信されていないか調べる(S13)。Noである場合は、処理を終了し、Yesである場合は、受信済番組情報記憶部7に記憶されている保持期間情報7aを、この命令に従って書き換えて(S14)、処理を終了する。
【0018】このようにして、保持期間情報7aを、伝送路(図示せず)を介して番組提供者からオンラインで変更することができる。例えば、既定値が7日間だったものを、前述の方法で1日に指定・変更すれば、再送の番組放送を受信日を含めて8日間視聴できなかったのが、翌々日から視聴できるようになる。ここで、保持期間情報7aが変更された場合は当然のことながら、初期処理で説明したような保持期間切れチェック処理が行われる。
【0019】次に、視聴者が受信済番組情報記憶部7の内容を、自らクリアするオフラインクリア処理について、図6(b)を用いて説明する。まず、制御部12は、種々の監視動作の1つとして、視聴者が入力部6の操作パネルから受信済番組情報記憶部7のクリア操作を行ったか調べる(S15)。Noである場合は、処理を終了し、Yesである場合は、受信済番組情報記憶部7の内容を全てクリアして(S16)、処理を終了する。これによって、自由に再送番組を受信することができるようになる。尚、本実施例においては、オフラインクリア処理によって、受信済番組情報記憶部7の内容を全てクリア(S16)しているが、これは、特定の受信済番組情報のみを消去できるようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、正常に受信された番組の属性情報及び保持期間を通信端末装置11に記憶させることにより、再送番組が受信されるのを視聴者の操作を介することなく自動的に回避することができ作業性に優れるとともに、別番組を受信することができ利便性に優れ、保持期間や受信済番組属性情報等を、番組提供者及び/又は視聴者から修正,置換又は消去できるので、再送番組の受信又は禁止等の制御を自由に行うことができる操作性及び利便性に優れた通信端末装置を実現できるものである。




 

 


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