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記録再生装置 - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 記録再生装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−73595
公開日 平成7年(1995)3月17日
出願番号 特願平5−219625
出願日 平成5年(1993)9月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 福嶋 洋次郎
要約 目的
共通の同期およびフレームサイズを持ち、かつ複数の圧縮比と転送レートに対してそれぞれに、圧縮データ量と、アロケーション情報及びスケールファクタのデータ量との割合が最適なフォーマットを提供する。

構成
位相コード発生部6は第1の位相コードと第2の位相コードを発生し、データ符号部5は、同期信号と第1の位相コードとアロケーション情報とスケールファクタとデータブロックとを有する第1のフレームと、同期信号と第2の位相コードとデータブロックとを有する第2のフレームとから成る構造のデータを出力する。
特許請求の範囲
【請求項1】 複数の周波数帯域に分割された入力デジタル信号データを規定数集合させその集合の代表値であるスケールファクタと、前記スケールファクタにより入力デジタル信号データを正規化した圧縮データの集合であるデータブロックと、前記周波数帯域毎に割り当てられる前記圧縮データのビット数を示すアロケーション情報とを演算して出力する圧縮符号部と、前記データブロックの周期に同期した位相コードを発生する位相コード発生器と、前記データブロックと前記スケールファクタと前記アロケーション情報とに同期信号と前記位相コードとを付加してなるフレームを単位としたデータを出力するデータ符号部と、前記データ符号部にて構成されたフレームを単位としたデータを記録する媒体とを備え、前記同期信号と第1の位相コードと前記アロケーション情報と前記スケールファクタと前記データブロックとを有する第1のフレームと、前記同期信号と第2の位相コードと前記データブロックとを有する第2のフレームとから成る構造のデータを出力するデータ符号部を有する記録再生装置。
【請求項2】 複数の周波数帯域に分割された入力デジタル信号データを規定数集合させその集合の代表値であるスケールファクタと、前記スケールファクタにより入力デジタル信号データを正規化した圧縮データの集合であるデータブロックと、前記周波数帯域毎に割り当てられる前記圧縮データのビット数を示すアロケーション情報と、同期信号と、位相コードとから成るフレームが記録された媒体と、前記媒体の再生出力から同期信号を識別する同期再生部と、前記位相コードを識別する位相再生部と、識別された前記同期信号と前記位相コードとを用いて前記データブロックと前記スケールファクタと前記アロケーション情報とを出力するデータ復号部と、前記データ復号部の出力からデジタル信号データを再現する圧縮復号部とを備え、前記同期信号と第1の位相コードと前記アロケーション情報と前記スケールファクタと前記データブロックとを有する第1のフレームと、前記同期信号と第2の位相コードと前記データブロックとを有する第2のフレームと、から成る構造の再生データが入力され、前記第1の位相コードを有する前記第1のフレームから前記アロケーション情報と前記スケールファクタと前記データブロックとを再生し、前記第2の位相コードを有する前記第2のフレームから前記データブロックを判別すべく構成されたデータ復号部を有する記録再生装置。
【請求項3】 複数の周波数帯域に分割された入力デジタル信号データを規定数集合させその集合の代表値であるスケールファクタと、前記スケールファクタにより入力デジタル信号データを正規化した圧縮データの集合であるデータブロックと、前記周波数帯域毎に割り当てられる前記圧縮データのビット数を示すアロケーション情報とを演算して出力する圧縮符号部と、前記データブロックの周期に同期した位相コードを発生する位相コード発生器と、前記データブロックと前記スケールファクタと前記アロケーション情報とに同期信号と前記位相コードとを付加してなるフレームを単位としたデータを出力するデータ符号部と、前記データ符号部にて構成されたフレームを単位としたデータを記録する媒体とを備え、前記同期信号と第1の位相コードと前記アロケーション情報と前記スケールファクタと前記データブロックとを有する第1のフレームと、前記同期信号と第2の位相コードと前記アロケーション情報または前記スケールファクタのどちらか一方と前記データブロックとを有する第2のフレームとから成る構造のデータを出力するデータ符号部を有する記録再生装置。
【請求項4】 複数の周波数帯域に分割された入力デジタル信号データを規定数集合させその集合の代表値であるスケールファクタと、前記スケールファクタにより入力デジタル信号データを正規化した圧縮データの集合であるデータブロックと、前記周波数帯域毎に割り当てられる前記圧縮データのビット数を示すアロケーション情報と、同期信号と、位相コードとから成るフレームが記録された媒体と、前記媒体の再生出力から同期信号を識別する同期再生部と、前記位相コードを識別する位相再生部と、識別された前記同期信号と前記位相コードとを用いてデータブロックとスケールファクタとアロケーション情報とを出力するデータ復号部と、前記データ復号部の出力からデジタル信号データを再現する圧縮復号部とを備え、前記同期信号と第1の位相コードと前記アロケーション情報と前記スケールファクタと前記データブロックとを有する第1のフレームと、前記同期信号と第2の位相コードと前記アロケーション情報または前記スケールファクタのいずれか一方と前記データブロックとを有する第2のフレームと、から成る構造の再生データが入力され、前記第1の位相コードを有する前記第1のフレームから前記アロケーション情報と前記スケールファクタと前記データブロックとを再生し、前記第2の位相コードを有する前記第2のフレームから前記アロケーション情報または前記スケールファクタのいずれか一方と前記データブロックとを判別すべく構成されたデータ復号部を有する記録再生装置。
【請求項5】 複数の周波数帯域に分割された入力デジタル信号データを規定数集合させその集合の代表値であるスケールファクタと、前記スケールファクタにより入力デジタル信号データを正規化した圧縮データの集合であるデータブロックと、前記周波数帯域毎に割り当てられる前記圧縮データのビット数を示すアロケーション情報とを演算して出力する圧縮符号部と、前記データブロックの周期に同期した位相コードを発生する位相コード発生器と、前記データブロックと前記スケールファクタと前記アロケーション情報とに同期信号と前記位相コードとを付加してなるフレームを単位としたデータを出力するデータ符号部と、前記データ符号部にて構成されたフレームを単位としたデータを記録する媒体とを備え、前記入力デジタル信号データを2フレーム長に相当するデータ数集合させ1処理単位とする圧縮符号部と、前記同期信号と第1の位相コードと前記アロケーション情報と前記スケールファクタと前記データブロックとを有する第1のフレームと、前記同期信号と第2の位相コードと前記データブロックとを有する第2のフレームとから成る構造のデータを出力するとともに、1処理単位の圧縮データを前記第1のフレームのデータブロックと前記第2のフレームのデータブロックとに割り当てるデータ符号部とを有する記録再生装置。
【請求項6】 複数の周波数帯域に分割された入力デジタル信号データを規定数集合させその集合の代表値であるスケールファクタと、前記スケールファクタにより入力デジタル信号データを正規化した圧縮データの集合であるデータブロックと、前記周波数帯域毎に割り当てられる前記圧縮データのビット数を示すアロケーション情報と、同期信号と、位相コードとから成るフレームが記録された媒体と、前記媒体の再生出力から同期信号を識別する同期再生部と、前記位相コードを識別する位相再生部と、識別された前記同期信号と前記位相コードとを用いて前記データブロックと前記スケールファクタと前記アロケーション情報とを出力するデータ復号部と、前記データ復号部の出力からデジタル信号データを再現する圧縮復号部とを備え、前記同期信号と第1の位相コードと前記アロケーション情報と前記スケールファクタと前記データブロックとを有する第1のフレームと、前記同期信号と第2の位相コードと前記データブロックとを有する第2のフレームと、から成る構造の再生データが入力され、前記第1の位相コードを有する前記第1のフレームから前記アロケーション情報と前記スケールファクタと前記データブロックとを読み出し、前記第2の位相コードを有する前記第2のフレームから前記データブロックとを判別すべく構成されたデータ復号部と、前記第1のフレームから読み出された前記アロケーション情報と前記スケールファクタとは前記第1のフレームから読み出される前記データブロックの圧縮データと続いて再生される前記第2のフレームから読み出される前記データブロックの圧縮フレームとの両方に共通のデータとして処理する圧縮復号部とを有する記録再生装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ圧縮技術を用い、複数のビットレートを有する音声記録再生装置の記録データ構造及びその処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、データ圧縮を用いた音声記録再生装置が実用化されている。
【0003】従来のデータ圧縮を用いた音声記録再生装置としては、例えばデジタルコンパクトカセット(以下DCCと呼ぶ)がある。
【0004】以下に、従来の音声記録再生装置を説明する。図7はこの従来の音声記録装置の構成を示すものである。図7において、50は音声入力端子、51はADコンバータ、52は周波数帯域分割濾波器、53は圧縮符号部、54はデータ符号部、55は記録媒体である。
【0005】以上のように構成された従来の音声記録装置について、以下その動作について説明する。
【0006】まず、入力端子50に入力された音声信号はADコンバータ51にてデジタルデータに変換される。デジタルデータは精度良く圧縮符号化を実現するため周波数帯域分割濾波器52にて32個の周波数帯域に分割される。32個の周波数帯域に分割された入力デジタル信号データは、384サンプルの数のデータが集められる。集められたデータは32個の周波数帯域毎にグループ化され各グループの中から最も大きい絶対値を選び出しその値を代表値であるスケールファクタとする。また、集められた384サンプルの入力信号デジタルデータをスケールファクタに対する変化量に置き換えることにより正規化し圧縮データとする。更に、圧縮データを表現する量子化ビット数が、人間の聴感特性上不要な部分を削減して32個の各周波数帯域毎に一つ決められる。決められた32個の量子化ビット数をアロケーション情報と呼ぶ。また、集められたデータに相当し且つアロケーション情報に従ったビット数にて表現された圧縮データの集合をデータブロックと呼ぶ。スケールファクタとアロケーション情報とデータブロックはデータ符号部に送らる。データ符号部54は前記スケールファクタと、アロケーション情報とデータブロックとに同期信号とその他の制御信号を付加してフレームを単位とするデータに構成する。
【0007】ここで、図9はフレームの構成を示す図である。31は同期信号、32はビットレートコード、33はサンプリング周波数コード、35はアロケーション情報、36はスケールファクタ、37はデータブロックを示す。同期信号31はフレームの同期検出に用いる。ビットレートコード32は圧縮したデータの転送レートを示す。サンプリング周波数コード33はADコンバータ51のサンプリング周波数を示す。
【0008】以上の様に構成されたフレームを単位とするデータ列が記録媒体55に記録される。
【0009】また、図8は従来の音声再生装置の構成を示すものである。図8において、55は記録媒体、56はデータ復号部、57は同期再生部、59は圧縮復号部、60は周波数帯域合成濾波器、61はDAコンバータ、62は出力端子である。
【0010】以上のように構成された従来の音声再生装置について、以下その動作について説明する。
【0011】まず、記録媒体55に記録されているデータは図9に示したフレームを単位とするデータ列である。再生されたデータ列は同期再生部57にて同期信号31を識別し、同期信号が再生されているタイミングをデータ復号部56に出力する。データ復号部56は同期再生部57のタイミング信号に続いて再生されるビットレートコード32、サンプリング周波数コード33、アロケーション情報35を識別し、更に、スケールファクタ36、データブロック37を識別して圧縮復号部59に出力する。圧縮復号部59はデータ復号部56から入力されたアロケーション情報35、スケールファクタ36、データブロック37を用いて元の入力デジタル信号データを復元する。32個の周波数帯域に分割された状態の入力デジタル信号データは周波数帯域合成濾波器60にて合成され音声信号が量子化されたデジタルデータに変換される。更に、DAコンバータ61はサンプリング周波数コード33により得られる記録時のサンプリング周波数と同じ周波数を用いて音声信号に戻され、出力端子62から出力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のフレーム構造を持つ構成では、記録媒体である磁気テープに記録されるのは、サンプル単位のデータに対応する圧縮データブロックと、フレーム単位のデータの情報であるアロケーション情報と、スケールファクタとを有している。従って、高品質の圧縮による記録再生を行うには、サンプル単位のデータに対応する圧縮データブロックと、フレーム単位のデータの情報であるアロケーション情報と、スケールファクタとが、最適な割合になる様にフレームの長さを設計することが重要である。
【0013】しかしながら、圧縮後の転送レートが一定でなく、多くの場合を有するとき、例えば、従来のマイクロカセットテープレコーダに見られた2スピード記録再生の様に、2種類のテープ速度即ち2種類の転送レートを選択して、一つのシステムで実現する場合には、上記の様なフレーム長の最適化を2つの場合について行えないという問題点を有していた。
【0014】本発明は上記従来の問題点を解決するもので、共通のフレーム長であって、且つ複数の転送レートに対してそれぞれ、サンプル単位のデータに対応する圧縮データブロックと、フレーム単位のデータの情報であるアロケーション情報と、スケールファクタとが、最適な割合になるフレーム構成を持つ記録再生装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明の記録再生装置は、複数の周波数帯域に分割された入力デジタル信号データを規定数集合させその集合の代表値であるスケールファクタと、スケールファクタにより入力デジタル信号データを正規化した圧縮データの集合であるデータブロックと、前記周波数帯域毎に割り当てられる圧縮データのビット数を示すアロケーション情報とを演算して出力する圧縮符号部と、データブロックの周期に同期した位相コードを発生する位相コード発生器と、データブロックとスケールファクタとアロケーション情報とに同期信号と位相コードとを付加してなるフレームを単位としたデータを出力するデータ符号部と、データ符号部にて構成されたフレームを単位としたデータを記録する媒体とを備え、同期信号と第1の位相コードとアロケーション情報とスケールファクタとデータブロックとを有する第1のフレームと、同期信号と第2の位相コードとデータブロックとを有する第2のフレームとから成る構造のデータを出力するデータ符号部を有する構成である。
【0016】
【作用】本発明は上記した構成により、圧縮後の転送レートが小さくなり、圧縮比が大きくなると、フレームの位相を表す位相コードを新たに定義して組み合わせることによりフレーム単位のデータの情報であるアロケーション情報とスケールファクタの割合がサンプル単位のデータに対応する圧縮データブロックに対して小さくなる様にしてそれぞれの転送レートに最適なデータ構成を共通のフレームを用いて実現するものである。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例における音声記録再生装置の記録部の構成を示すものである。図1において、1は音声入力端子、2はADコンバータ、3は周波数帯域分割濾波器、4は圧縮符号部、5はデータ符号部、6は位相コード発生部、7は記録媒体である。
【0019】以上のように構成された本実施例の音声記録再生装置について、以下その動作について説明する。
【0020】まず、入力端子1に入力された音声信号はADコンバータ2にてデジタルデータに変換される。デジタルデータは精度良く圧縮符号化を実現するため周波数帯域分割濾波器3にて32個の周波数帯域に分割される。32個の周波数帯域に分割された圧縮符号部4の入力デジタル信号データは、768サンプルの数のデータが集められる。これを1処理単位とする。集められたデータは32個の周波数帯域毎にグループ化され各グループの中から最も大きい絶対値を選び出しその値を代表値であるスケールファクタとする。また、集められた768サンプルの入力デジタル信号データをスケールファクタに対する変化量に置き換えることにより正規化し圧縮データとする。更に、圧縮データを表現する量子化ビット数が、人間の聴感特性上不要な部分を削減して32個の各周波数帯域毎に一種類計32種類の値が決められ、その32個の数値列をアロケーション情報と呼ぶ。また、集められたデータに相当する圧縮データの集合をデータブロックと呼ぶ。以上の処理の結果、スケールファクタとアロケーション情報とデータブロックはデータ符号部5に送られる。データ符号部5は前記スケールファクタと、アロケーション情報とデータブロックの一部とに同期信号と位相コード発生部6から入力される位相コードとその他の制御信号を付加して第1のフレームを構成する。また、768サンプルに相当するデータブロックの内第1のフレームに含まない部分と、同期信号と位相コードとその他の制御信号とを付加して第2のフレームを構成する。位相コード発生部6は768サンプルに相当する時間間隔の半分を周期として即ちフレーム周期にて”0”と”1”の位相コードを繰り返し出力する。この位相コード発生部6は通常の計数回路を用いれば実現できる。位相コードが”0”は第1のフレームを示し、位相コード”1”は第2のフレームを示す。
【0021】ここで、図3は図1の実施例における第1のフレームの構成の一例を示す図である。20は同期信号であり、例えば16ビット使用する。21はビットレートコードであり、例えば8ビット使用する。22はサンプリング周波数コードであり、例えば7ビット使用する。23は位相コードであり、例えば1ビット使用する。本フレームは第1のフレームであるので位相コードのデータは”0”である。24はアロケーション情報であり例えば256ビット、25はスケールファクタであり例えば384ビット、26はデータブロックであり例えば2400ビット使用する。本例の場合の第1のフレームは合計3072ビットが1フレームの長さである。
【0022】また、図4は図1の実施例における第2のフレームの構成の一例を示す図である。20〜22は図3における20〜22と同じである。23は図3における位相コード23と同じであるがそのデータは第2のフレームを示す”1”である。26は図3におけるデータブロック26と同じデータであるが、そのデータ量は3040ビットに増加している。第2のフレームの全長は合計3072ビットであって、第1のフレームと同じである。
【0023】以上の第1及び第2のフレームは順次データ符号部5から出力され、記録媒体7に記録される。
【0024】次に、再生動作について説明する。図2は本発明の一実施例における音声記録再生装置の再生部の構成を示すものである。7は記録媒体、8はデータ複号部、9は同期再生部、10は位相再生部、11は圧縮復号部、12は周波数帯域合成濾波器、13はDAコンバータ、14は出力端子である。
【0025】前述のように記録媒体7には図3に示す第1のフレームと図4に示す第2のフレームが順次繰り返し記録されている。再生時は、まず、記録媒体7に記録されている同期信号20が同期再生部9にて識別される。同期再生部9は同期信号20が再生されるタイミングを位相再生部10及びデータ復号部8に出力する。位相再生部10は同期再生部9のタイミング信号に続いて再生されるデータを計数して16ビット目に当たる位相コード23を検出して、第1のフレームと第2のフレームとを識別するフレームフラグを出力する。位相再生部10は通常の計数回路とフラグを作るためのフリップフロップ回路を用いて実現することができる。データ復号部8は同期再生部9のタイミング信号に続いて再生されるビットレートコード21、サンプリング周波数コード22を識別し、更に位相再生部10から出力されるフレームフラグが第1のフレームを表している時は、アロケーション情報24、スケールファクタ25、データブロック26を識別して圧縮復号部11に出力する。また、位相再生部10から出力されるフレームフラグが第2のフレームを表している時は、データブロック26を識別して圧縮復号部11に出力する。圧縮復号部11はデータ復号部8から入力された第1のフレームから再生されたアロケーション情報24、スケールファクタ25と、第1及び第2のフレームから再生されたデータブロック26とを用い、第1及び第2のフレームを足し合わせた長さ(2フレームの長さ)に相当する768サンプルの数の元の入力デジタル信号データを復元する。記録媒体7の走行に伴って順次再生されるのに従い、第1及び第2のフレームを足し合わせた2フレームを一処理単位とした上記複号動作が繰り返され、32個の周波数帯域に分割された状態の入力デジタル信号データを復元して周波数帯域合成濾波器12に出力される。周波数帯域合成濾波器12は復元された入力デジタル信号データを合成して音声信号が量子化されたデジタルデータに変換する。更に、DAコンバータ13はサンプリング周波数コード22により得られる記録時のサンプリング周波数と同じ周波数を用いて音声信号に戻され、出力端子14から出力される。
【0026】次に、本発明を標準のテープ走行速度記録再生動作と半速のテープ走行速度による長時間記録再生動作とが可能なテープレコーダに応用した場合について説明する。
【0027】図5は記録部の構成を示す図である。同図において、1は音声入力端子、2はADコンバータ、3は周波数帯域分割濾波器、4は圧縮符号部、5はデータ符号部、6は位相コード発生部、7は記録媒体である磁気テープで、図1の構成と同様なものである。図1と異なるのは本応用例においてテープ走行速度を説明するためにテープ駆動モータ15を追加した点である。
【0028】図5の構成において、まず、標準のテープ走行速度記録再生動作を考える。このときテープ駆動モータ15は第1の速度で磁気テープ7が走行するべく回転する。圧縮符号部4は第1の転送レートに最適なアロケーション情報、スケールファクタ、データブロックを出力する。このときの処理の単位は384サンプル(1フレーム長)が基本であるが、768サンプル(2フレーム長)であっても可能である。データ符号部5はビットレートコード21を第1のデータにセットして図3に示した第1のフレームを構成して第2のフレームを使用しない。このとき、位相データは不要である。
【0029】また、次に半速のテープ走行速度による長時間記録再生動作を考える。このときテープ駆動モータ15は第2の速度で磁気テープ7が走行するべく回転する。圧縮符号部4は第2の転送レートに最適なアロケーション情報、スケールファクタ、データブロックを出力する。このときの処理の単位は768サンプル(2フレーム長)である。データ符号部5はビットレートコード21を第2のデータにセットする。また、位相コード発生部6の出力から位相コードを含み図3及び図4に示した第1及び第2のフレームを構成して順次出力する。第1及び第2のフレームにより構成されたデータが磁気テープ7に記録される。
【0030】次に、図6は再生部の構成を示す図である。同図において、7は記録媒体である磁気テープ、8はデータ復号部、9は同期再生部、10は位相再生部、11は圧縮復号部、12は周波数帯域合成濾波器、13はDAコンバータ、14は出力端子で、図2の構成と同様なものである。図2と異なるのは本応用例においてテープ走行速度を説明するためにテープ駆動モータ15を追加した点である。
【0031】図6の構成において、まず、標準のテープ走行速度記録再生動作を考える。このとき、テープ駆動モータ15は第1の速度で磁気テープ7が走行するべく回転する。磁気テープ7に図3の第1のフレームで構成されたデータが再生される。ビットレートコード21が第1のデータにセットされていることから第1のフレームであると識別される。このとき、位相データは不要である。以後の再生動作は従来例に同じである。
【0032】また、次に半速のテープ走行速度による長時間記録再生動作を考える。まず、テープ駆動モータ15は第1の速度で磁気テープ7が走行するべく回転する。このとき磁気テープ7には第1及び第2のフレームが順次記録されている。データ復号部8にてビットレートコード21が第2のデータであることを識別してテープ駆動モータ15に第2の速度を示す信号を送り、テープ駆動モータ15は第2の速度で磁気テープ7が走行すべく回転する。磁気テープ7に順次記録された第1及び第2のフレームから、データ復号部8は位相再生部10の出力を用いて第1のフレームを識別する。圧縮復号部11は、まず、第1のフレームから読み出されたアロケーション情報24とスケールファクタ25を用いて第1のフレームにあるデータブロックのデータに相当する元の入力デジタル信号データを復元する。
【0033】また、続いて再生される第2のフレームは上記の第1のフレームにて読み出されたアロケーション情報24とスケールファクタ25を再度用いて第2のフレームにあるデータブロックに相当する元の入力デジタル信号データを復元する。以上の、第1のフレームにあるデータブロックのデータに相当する元の入力デジタル信号データと、第2のフレームにあるデータブロックに相当する元の入力デジタル信号データとの合計は、記録時の処理単位である768サンプルの数のデータとなる。
【0034】以上のように本実施例によれば、位相コードを有する第1及び第2のフレームを設けることにより、同期再生部とビットレートコード21のデータ構成を共通にしたことからビットレートコード21の検出が第1及び第2のどちらの速度を初期設定した場合でも記録されたときのテープ速度を検出する事が可能であるとともに、検出回路を共通化して合理化することができる。さらに、第1及び第2のフレームに共通のアロケーション情報とスケールファクタを設けることにより、データブロックを相対的に大きくして圧縮の音質の向上が可能なものである。
【0035】なお、上記の実施例において図4に示した第2のフレームは、同期信号20と、ビットレートコード21と、サンプリング周波数コード22と、データブロック26としたが、これらに、第1のフレームに共通化したアロケーション情報24またはスケールファクタ25のどちらか一方を追加しても良い。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明は、位相コード発生部と、同期信号と第1の位相コードとアロケーション情報とスケールファクタとデータブロックとを有する第1のフレームと、同期信号と第2の位相コードとデータブロックとを有する第2のフレームとから成る構造のデータを出力するデータ符号部とを設けることにより、第1及び第2の速度を有するテープレコーダにおいて、第1の速度における最適な圧縮が可能なフレーム構成だけでなく、第2の速度に対しても最適な圧縮が可能であるフレーム構成を提供することができる。




 

 


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