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発明の名称 電子装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−73570
公開日 平成7年(1995)3月17日
出願番号 特願平5−159238
出願日 平成5年(1993)6月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】武田 元敏
発明者 山下 賢祐
要約 目的
CD−ROMなどの外部記憶媒体を使用した電子装置の立ち上げ時間を短縮し、再開始を可能とする。

構成
交換可能な外部記憶媒体を使用した電子装置であり、電源オフの状態でも外部記憶媒体の交換を検出できる手段(CD媒体交換検出部107)と、電源オフの状態に速やかに復帰するためのバックアップされた記憶手段とを備え、電源をいれると瞬時に前回の電源切断時の画面に復帰し操作可能状態になる構成を有する電子装置。
特許請求の範囲
【請求項1】 交換可能な外部記憶媒体を使用した電子装置であり、電源オフの状態でも外部記憶媒体の交換を検出できる手段と、電源オフの状態に速やかに復帰するためのバックアップされた記憶手段とを備え、電源オンの操作を行うと瞬時に前回の電源オフ操作時の画面に復帰し継続操作可能状態になることを特徴とする電子装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(以下、CD−ROMという)などの交換可能な外部記憶媒体を使用した電子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CD−Iプレーヤや電子ブックプレーヤなどのCD−ROMを外部記憶媒体として使用した電子装置が商品化されている。以下に、CD−ROMを外部記憶媒体とした電子装置の従来例について説明する。図5は従来の電子装置のブロック図であり、501はCPU、502はROM、503はRAM、504は入力部、505は表示部、506はCD−ROM制御部、508は電源オン/オフボタンである。以上のように構成された装置について、以下にその動作を説明する。電源オン/オフボタン508を押すと、CPU501はリセットされROM502に記憶されたプログラムに記録されたプログラムに従って動作し、RAM503をメインメモリーとして扱う。ROM502に記憶されたプログラムは、入力部504から利用者の指示を受け取り、CD−ROM制御部506を駆動してCD−ROMから必要なデータを読み込み、それを加工して利用者の必要とするデータを文字やグラフィックとして表示部505に表示し、利用者の所望のデータをアクセスすることができるようになっている。一連の操作が終われば、利用者は再び電源オン/オフボタン508を押し、全体の電源を切る。さらに、電源オン/オフボタン508を押せば、もう一度最初からの操作ができることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来の構成では、電源を投入した後常にCDの読み込みが発生し操作可能状態になるまでに最低数秒から10秒程度の時間を要するという問題点を有していた。また、前回の電源オフ時からの再開処理もできないという問題も合わせて有していた。後者の問題点を解決するためには、従来CDを再度読み込み、前回のCDと変わっていなければバックアップメモリを用いて再開処理を行うという方法が用いられていた。しかし、この場合にも前者の問題点を解決することはできなかった。本発明は、上記2つの問題点を解決するもので、CD媒体を交換しない場合には電源オンの操作を行うと瞬時に前回の電源オフ操作時の画面に復帰し継続操作可能状態になることを特徴とする電子装置を提供することを目的としているものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は、電源オフの状態でも外部記憶媒体の交換を検出できる手段と、電源オフの状態に速やかに復帰するためのバックアップされた記憶手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】本発明は上記構成により、電源オフの状態において媒体の交換したかしていないかを次回の電源投入時に検出でき、また再開始の情報を回復できるので、電源投入の操作を行ったときは前回と媒体が交換されていなければ瞬時に前回の電源オフ操作時の画面に復帰し継続操作可能状態にすることができるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例についてCD−ROMを外部記憶媒体とした電子装置について図1および図2,図3,図4を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における電子装置のブロック図であり、101はCPU、102はROM、103はRAM、104は入力部、105は表示部、106はCD−ROM制御部、107はCD媒体交換検出部、108は電源オン/オフボタンである。破線で囲まれた101,102,103,107,108は電源オフ時もリチューム電池などのバックアップ電源により電源供給されている。
【0007】以上のように構成された電子装置について、以下にその動作を説明する。まず通常の動作について説明する。CPU101はマイクロコンピュータでありROM102に記録されたプログラムに従って動作し、RAM103をメインメモリーとして扱う。ROM102に記憶されたプログラムは、入力部104から利用者の指示を受け取り、CD−ROM制御部106を駆動してCD−ROMから必要なデータを読み込み、それを加工して利用者の必要とするデータを文字やグラフィックとして表示部105に表示し、利用者の所望のデータをアクセスすることができるようになっている。
【0008】次に、図2,図3,図4により利用者が本装置を使用しない状態である電源オフの状態について説明する。図2は電源オンの状態つまり通常の使用状態で電源オン/オフボタン108を押したときの処理をあらわすプログラムroutine108offのフローチャートである。電源オン/オフボタン108を押すと、まず入力部104,表示部105,CD−ROM制御部106の電源を遮断する(S1)。これは操作しない状態ではこれらの部分の動作は不要なので電力を供給する必要がないためである。さらに、RAM103の中の状態変数〔ResumeAvailable〕に〔TRUE〕を代入しておく(S2)。この状態変数の初期設定は〔FALSE〕である。さらに、CD媒体交換検出部107の割込ルーチンroutine107と、電源オン/オフボタン108の割込ルーチンroutine108onを登録する(S3)。最後に省電力化のためにCPU101をスリープ状態にする(S4)。つまり、これにより電源オフの状態でも電源ボタンの押下とCD媒体の交換検出だけは可能となる。この時もバックアップ電池から101,102,103,107,108には電源が供給されているが大量に電力を消費する部分はなく、またCPU101はCD媒体交換検出部107と電源オン/オフボタン108からの割り込み待ちのスリープ状態なので充分バックアップ電池の寿命は保障できる。
【0009】図3は電源オフ時のCD媒体交換検出部107の割込ルーチンroutine107の処理をあらわすプログラムのフローチャートである。このルーチンはCDドライブの媒体が交換可能な状態になったときに起動される。本実施例では、CDを交換するには必ずドライブ部の蓋をオープンしなければならないため、その蓋をオープンしたときに動作する検出スイッチによってroutine107が起動する。蓋をオープンすると、routine107は〔ResumeAvailable〕状態変数を〔FALSE〕にリセットする(S10)。
【0010】図4は電源オフ時の電源オン/オフボタン108押下の割込ルーチンroutine108onの処理をあらわすプログラムのフローチャートである。routine108onは電源オフ状態で電源オン/オフボタン108を押したときに割り込み検出により起動され、まず入力部104,表示部105,CD−ROM制御部106の電源を投入し、ハードウェア的な初期化をする(S15)。これにより、入力部104,表示部105,CD−ROM制御部106の動作が可能となる。さらに、RAM103の〔ResumeAvailable〕状態変数が〔TRUE〕か〔FALSE〕かを判定し(S16)、もし〔FALSE〕ならCDの所定ブロックの読み込みを行い立ち上げの初期化を行う(S17)。一方、〔ResumeAvailable〕状態変数が〔TRUE〕であればCD媒体は交換されていないので再開始可能であると判断し、さらに、CD媒体交換検出部107の割込ルーチンroutine107を解除し、電源オン/オフボタン108の割込ルーチンをroutine108offに切り換える(S18)。このままroutine108onの処理を、前回の電源オフの時のプログラムカウンタをスタック上から回復する(S19)ことにより、再開始を実現できる。この処理の時間はCDのデータを読み取る必要がないので非常に短くすることが可能である。結果として、電源が切れている状態で電源オンした場合にも速やかに前回の状態に復帰することができる。このように本発明の実施例の電子装置によれば、CD媒体を電源オフ時に交換しない場合は電源オンの操作を行うと直ちに前回の画面を表示し、操作を継続することができる。
【0011】
【発明の効果】上記の実施例から明らかなように、本発明によればCDの媒体交換を行わなければ、電源を切った後再投入しても直ちに前回の操作を継続できるので、利用者に余計な待ち時間を負担させないし、またストーリー性のあるCDソフトなどの操作には電源オフによる長時間の中断が許されるので非常に使い勝手のよい装置を利用者に提供できるという効果を有する。




 

 


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