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発明の名称 ローディングポスト圧着機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−73555
公開日 平成7年(1995)3月17日
出願番号 特願平5−219620
出願日 平成5年(1993)9月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 宮本 誠
要約 目的
磁気記録再生装置に使用されるローディングポストの圧着機構において、ばね付き2重歯車の使用をなくし、1つの付勢手段で2つのローディングポストの圧着を行うことができ、小型、薄型化を実現できるローディングポスト圧着機構を提供することを目的とする。

構成
付勢手段であるチャージアーム13が供給側及び巻取側リング歯車3,4上の第1,第2の軸5,6に付勢可能とする位置に規制されることによって、供給側,巻取側ローディングポスト1,2が係止手段である供給側,巻取側ストッパー24,25に係止される方向に第1,第2の軸5,6がそれぞれ同時に付勢される。したがって、供給側,巻取側ローディングポスト1,2が圧着位置決めされる。
特許請求の範囲
【請求項1】 テープカセット内の磁気テープを引き出し、かつ回転ヘッド装置に所定の角度巻回して前記磁気テープの引き出し動作を完了するローディング位置と、前記磁気テープが前記テープカセット内に収納されるアンローディング位置間のローディング動作を行う磁気記録再生装置のローディングポスト圧着機構であって、供給側ローディングポストを駆動するための供給側リング歯車上に植立した第1の軸と、巻取側ローディングポストを駆動するための巻取側リング歯車上に植立した第2の軸と、前記ローディング位置において、前記供給側,巻取側ローディングポストを係止する係止手段と、シャーシに対して摺動自在に配設し、かつ前記ローディング位置において、前記供給側及び巻取側ローディングポストが前記係止手段に係止される方向に前記第1,及び第2の軸をそれぞれ同時に付勢する付勢手段と、前記付勢手段が前記第1,第2の軸の各々に付勢可能とする位置と付勢しない位置とに前記付勢手段の位置を規制するための位置規制手段とを具備したローディングポスト圧着機構。
【請求項2】 供給側ローディングポストを駆動するための供給側リング歯車上に植立した第3の軸と、巻取側ローディングポストを駆動するための巻取側リング歯車上に植立した第4の軸と、アンローディング位置において、供給側,巻取側ローディングポストがローディング位置から前記アンローディング位置に向かう方向に前記第3,第4の軸をそれぞれ同時に付勢する付勢手段と、前記付勢手段が前記第3,第4の軸の各々に付勢可能とする位置と付勢しない位置とに前記付勢手段の位置を規制するための位置規制手段とを具備した請求項1記載のローディングポスト圧着機構。
【請求項3】 テープカセット内の磁気テープを引き出し、かつ回転ヘッド装置に所定の角度巻回して前記磁気テープの引き出し動作を完了するローディング位置と、前記磁気テープが前記テープカセット内に収納されるアンローディング位置間のローディング動作を行う磁気記録再生装置のローディングポスト圧着機構であって、供給側ローディングポストを駆動するための供給側リング歯車上に植立した第1の軸と、巻取側ローディングポストを駆動するための巻取側リング歯車上に植立した第2の軸と、前記ローディング位置において、前記供給側,巻取側ローディングポストを係止する係止手段と、前記第1の軸に係合可能な第1の押圧板と、前記第2の軸に係合可能な第2の押圧板とを回動軸上に所定量回動自在に配設し、かつ所定量だけシャーシに対して摺動自在として常に回動軸芯が前記供給側,巻取側リング歯車に近接する方向に前記第1,第2の押圧板を付勢する付勢手段とを具備し、前記ローディング位置において、前記第1,第2の押圧板が前記供給側,巻取側ローディングポストを前記係止手段に係止する方向に前記第1,第2の軸を押圧付勢することを特徴とするローディングポスト圧着機構。
【請求項4】 供給側ローディングポストを駆動するための供給側リング歯車上に植立した第3の軸と、巻取側ローディングポストを駆動するための巻取側リング歯車上に植立した第4の軸と、第1の押圧板は前記第3の軸に、また第2の押圧板は前記第4の軸に係合可能とし、かつアンローディング位置において、前記第1,第2の押圧板がローディング位置から前記アンローディング位置に向かう方向に前記第3,第4の軸を押圧付勢することを特徴とする請求項3記載のローディングポスト圧着機構。
【請求項5】 第1の押圧板が第1,第3の軸に、また第2の押圧板が第2,第4の軸に係合しないローディング動作途中位置において、前記第1,第2の押圧板を特定の姿勢に保持するための姿勢保持手段を設けたことを特徴とする請求項4記載のローディングポスト圧着機構。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置におけるローディングポストの圧着機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録再生装置では、ローディング歯車を駆動する歯車を2重歯車で構成し、この2重歯車を構成する2つの歯車間を中心周りに配設されたコイルばねなどで連結し、一方の歯車で2重歯車を駆動し、他方の歯車でローディング歯車に駆動力を伝達するように構成し、ローディング歯車により駆動されるローディングポストがストッパーで止められた時に、前記一方の歯車を他方の歯車に対してコイルばねに抗して余分に回転させローディングポストのストッパーに対する圧着力を得ていた。
【0003】たとえば特開平3−127373号公報では、図13に示すようにカム歯車91の回転力は歯車92と歯車93を介してローディング主歯車94に伝達され、その回転力はさらにローディング主歯車94に同軸に連結された歯車95を介して第1のローディング歯車96に伝達されるとともに、歯車97とこの歯車97に同軸に連結された歯車98を介して第2のローディング歯車99に伝達され、これら歯車96と歯車99はそれぞれローディングポスト(図示せず)を設けたリング歯車100と101を駆動する。この時、歯車94と95及び歯車97と98はそれぞれ2重歯車で構成され、歯車94と95の間及び歯車97と98の間はそれぞれ中心周りに配設されたコイルばね102及び103を介して連結され、第1のローディング歯車96と第2のローディング歯車99の駆動には支障はないが、リング歯車100,101に連動するローディングポストがローディング位置でストッパー(図示せず)に止められた時に、歯車94と97がさらに少し回転して歯車94と95の間のコイルばね102及び歯車97と98の間のコイルばね103を伸ばし、それぞれのばね力により、ローディングポストをストッパーに弾性的に圧着し、ローディングポストの保持を確実にするようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のような従来の磁気記録再生装置では、ローディングポストを弾性的に圧着するために供給側のローディングポストと巻取側のローディングポストのそれぞれに対して付勢手段が必要であり、多くの歯車が必要となるとともに、厚みや占有面積が大きくなってしまう。特に、ばね付きの2重歯車を2つ使用する場合に、その問題が大きく、小型、軽量、薄型化には極めて不利であった。
【0005】本発明は上記従来の問題を解決するもので、ばね付き2重歯車の使用をなくし、1つの付勢手段で2つのローディングポストの圧着を行うことができ、小型、薄型化を実現できるローディングポスト圧着機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明のローディングポスト圧着機構は、供給側ローディングポストを駆動するための供給側リング歯車上に植立した第1の軸と、巻取側ローディングポストを駆動するための巻取側リング歯車上に植立した第2の軸と、ローディング位置において、供給側,巻取側ローディングポストを係止する係止手段と、シャーシに対して摺動自在に配設し、かつローディング位置において、供給側,巻取側ローディングポストが係止手段に係止される方向に第1,第2の軸をそれぞれ同時に付勢する付勢手段と、付勢手段が第1,第2の軸の各々に付勢可能とする位置と付勢しない位置とに付勢手段の位置を規制するための位置規制手段とで構成されている。
【0007】
【作用】上記構成により、ローディング位置では付勢手段が第1,第2の軸に付勢可能とする位置に規制され、供給側,巻取側ローディングポストが係止手段に係止される方向に第1,第2の軸がそれぞれ同時に付勢される。したがって、供給側,巻取側ローディングポストが圧着位置決めされる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施例について説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例におけるローディング位置でのローディングポスト圧着機構の平面図である。図2は本発明におけるローディング途中位置でのローディングポスト圧着機構の平面図である。図3は本発明におけるアンローディング位置でのローディングポスト圧着機構の平面図である。図4,図5は本発明におけるローディングポスト圧着機構の側面図である。
【0010】図1において、供給側ボート20上には、供給側ローディングポスト1及び供給側傾斜ポスト21が構成され、供給側リング歯車3に係止されている。巻取側ボート22上には、巻取側ローディングポスト2及び巻取側傾斜ポスト23が構成され、巻取側リング歯車4に係止されている。供給側リング歯車3には、内周の所定範囲に歯部3aが形成され、かつ第1の軸5、第3の軸7が、植立されている。巻取側リング歯車4には、外周の所定範囲に歯部4aが形成され、かつ第2の軸6、第4の軸8が植立されて供給側リング歯車3と略略同軸上に配設されている。カム歯車9の上面には、後述するチャージアーム13の位置を規制するためのカム部9aと、外周の所定範囲には欠歯部9bが設けられて巻取側リング駆動歯車11と噛合するように構成されている。巻取側リング駆動歯車11は、巻取側リング歯車4の歯部4aと噛合し、かつ中間歯車12と噛合するように構成されている。供給側リング駆動歯車10は、供給側リング歯車3の歯部3aと噛合し、かつ中間歯車12と噛合するように構成されている。付勢手段であるチャージアーム13には、ねじりコイルばね14が配設され、チャージアーム13の一端はA方向に、他端はB方向に常に付勢され、かつ摺動板16に植立された軸17に支持されている。また、チャージアーム13の両端部は、第1の軸5、第2の軸6、第3の軸7、第4の軸8に係合可能に構成されている(図4,図5参照)。摺動板16には、チャージアーム13の両端の回動角を規制するための規制軸18が植立されており、チャージアーム13が第1の軸5、第2の軸6、第3の軸7、第4の軸8に係合しないローディング動作途中の過程では常に規制軸18にチャージアーム13の両端が係止されることにより、回動角が規制されている。摺動板16は、一方向に所定量だけ摺動自在にシャーシ15上に配設されている。レバー19は、シャーシ15上に回動自在に配設され、一端部は摺動板16に係合され、他端部はカム歯車9のカム部9aに係合されている。
【0011】以上のように構成された本実施例のローディングポスト圧着機構の動作について以下説明する。図3は、ローディング動作開始前のアンローディング位置の状態を示す。アンローディング位置ではチャージアーム13の両端部は、第3の軸7及び第4の軸8に係合可能な位置(図4参照)にレバー19を介してカム歯車9により位置を規制されているために第3の軸7はA方向に、第4の軸8はB方向に付勢され、供給側ボート20及び巻取側ボート22が位置決めされている。
【0012】次に、ローディング動作が開始されると、ローディングモータ(図示せず)からの駆動力がカム歯車9に伝達され、カム歯車9が反時計方向に回転する。また、カム歯車9の回転に連動して摺動板16がC方向に駆動され、チャージアーム13が第1の軸5、第2の軸6、第3の軸7、第4の軸8に付勢しない位置に規制される(図5参照)ため、第3の軸7及び第4の軸8がチャージアーム13に干渉せずに通過する。この状態では、供給側リング歯車3及び巻取側リング歯車4はチャージアーム13に干渉することなく駆動可能となる。同時に、巻取側リング駆動歯車11を介して巻取側リング歯車4が反時計方向に回転し、巻取側ボート22が駆動される。同様に、巻取側リング駆動歯車11、中間歯車12及び供給側リング駆動歯車10を介して供給側リング歯車3が時計方向に回転し、供給側ボート20が駆動される(図2参照)。
【0013】さらにローディング動作が進み、第1の軸5及び第2の軸6がチャージアーム13を通過するタイミングで摺動板16がD方向に駆動され、チャージアーム13が第1の軸5、第2の軸6、第3の軸7、第4の軸8に係合可能な位置に規制される(図4参照)ため、第1の軸5及び第2の軸6がチャージアーム13の両端部に付勢される。同時に、カム歯車9に設けた欠歯部9bにより、供給側,巻取側リング歯車3,4の駆動が停止される。したがって、供給側ボート20が係止手段である供給側ストッパー24に、巻取側ボート22が係止手段である巻取側ストッパー25に当接することによってローディング動作が完了し、供給側ボート20及び巻取側ボート22がローディング位置で圧着位置決めされる(図1参照)。また、アンローディング動作については、カム歯車9が時計方向に回転することにより動作が達成されるが、上述したローディング動作の逆の動作になるため説明は省略する。
【0014】以上のように本実施例によれば、1つの付勢手段で2つのローディングポストの圧着を達成できると同時に、チャージアームの先端形状を図4,図5に示す形状としているために、付勢手段の位置規制をするための移動距離を短くとることができ、メカニズムの小型、薄型化に優れたローディングポスト圧着機構を実現できる。
【0015】なお、本実施例ではアンローディング位置においてチャージアームが第3,第4の軸を付勢しているが、供給側,巻取側ボートの位置を保持さえできれば付勢する必要はない。
【0016】次に、本発明の第2の実施例について図面を参照しながら説明する。図6は本発明の第2の実施例におけるローディング位置でのローディングポスト圧着機構の平面図である。図7は本発明におけるローディングポスト圧着機構のローディング途中位置での第1,第2の軸が第1,第2の押圧板に係合する状態を示す動作説明図である。図8は本発明におけるローディングポスト圧着機構のローディング途中位置での姿勢を保持された第1,第2の押圧板の状態を示す動作説明図である。図9は本発明におけるローディングポスト圧着機構のローディング途中位置での第3,第4の軸が第1,第2の押圧板に係合する状態を示す動作説明図である。図10は本発明におけるアンローディング位置でのローディングポスト圧着機構の平面図である。図11は本発明におけるローディングポスト圧着機構の側面図である。図12は本発明におけるローディングポスト圧着機構の第1,第2の押圧板の平面図である。
【0017】図6において、供給側ローディングポスト1、巻取側ローディングポスト2、供給側リング歯車3、巻取側リング歯車4、供給側リング駆動歯車10、巻取側リング駆動歯車11、中間歯車12、供給側ボート20、巻取側ボート22、供給側傾斜ポスト21、巻取側傾斜ポスト23、供給側ストッパー24、巻取側ストッパー25は、図1の構成と同様なものである。図1の構成と異なるのは、付勢手段の位置を規制するための位置規制手段を設けていない点である。また、略略同軸上に構成した供給側リング歯車3、及び巻取側リング歯車4とがお互いに対向しない面上に第1,第3の軸、及び第2,第4の軸を構成した点である。さらに、付勢手段の構成が押圧板を介して第1,第2,第3,第4の軸を付勢している点である。
【0018】以下に付勢手段の構成について説明する。図6において、支持軸17を植立した摺動板16は、供給側,巻取側リング歯車3,4に近接、離間する方向(E、F方向)に所定量だけ摺動自在にシャーシ15上に配設されている。回動中心を支持軸17に支持されたねじりコイルばね14の両端は、シャーシ15に植立した係止軸29によって係止されているために摺動板16は、常にE方向に付勢されている。第1の押圧板27と第2の押圧板28とは回動軸上に所定量回動自在であり、支持軸17に支持されている。また、第1の押圧板27、及び第2の押圧板28は、それぞれ第1の軸5,第3の軸7、及び第2の軸6,第4の軸8に係合可能に構成されている(図11参照)。さらに、図12に示すように第1,第2の押圧板27,28は、それぞれ第1の切り欠き部27a,28a、第2の切り欠き部27b,28b、第3の切り欠き部27c,28cを有している。また、第1の押圧板27、及び第2の押圧板28がそれぞれ第1の軸5,第3の軸7、及び第2の軸6,第4の軸8に係合しないローディング動作途中の位置で第1,第2の押圧板27,28の姿勢を保持するために姿勢保持軸30をシャーシ15上に設けている。
【0019】以上のように構成された本実施例のローディングポスト圧着機構の動作について以下説明する。図10はローディング動作開始前のアンローディング位置の状態を示す。アンローディング位置では、第1の押圧板27の第1の切り欠き部27aが第3の軸7に、第2の押圧板28の第2の切り欠き部28bが第4の軸8に係合され、かつ摺動板16がE方向に付勢されているために供給側ボート20及び巻取側ボート22がアンローディング位置に位置決めされている。
【0020】ローディング動作が開始されると、ローディングモータ(図示せず)からの駆動力がメイン歯車26に伝達され、メイン歯車26が反時計方向に回転する。同時に、巻取側リング駆動歯車11を介して巻取側リング歯車4が反時計方向に回転し、巻取側ボート22が駆動される。同様に、巻取側リング駆動歯車11、中間歯車12及び供給側リング駆動歯車10を介して供給側リング歯車3が時計方向に回転し、供給側ボート20が駆動される。また、供給側リング歯車3の回転に伴い第3の軸7に係合した第1の押圧板27は、第3の軸7に係合された状態を維持しながらねじりコイルばね14の付勢力に抗じて反時計方向に回動する。同様に、巻取側リング歯車4の回転に伴い第4の軸8に係合した第2の押圧板28は、第4の軸8に係合された状態を維持しながらねじりコイルばね14の付勢力に抗じて時計方向に回動する。したがって、第1,第2の押圧板27,28の動作に伴って摺動板16がF方向に移動する(図9参照)。
【0021】さらにローディング動作が進むと、第1,第2の押圧板27,28に係合された第3,第4の軸7,8が離間する(図8参照)。第3,第4の軸7,8が第1,第2の押圧板27,28から完全に離間すると、ねじりコイルばね14の付勢力によって摺動板がE方向に移動して第1,第2の押圧板27,28の第3の切欠き部27c,28cが姿勢保持軸30に係止され、第1,第2の押圧板27,28の姿勢が保持される(図8参照)。
【0022】さらにローディング動作が進むと、第1の軸5が第1の押圧板27の第2の切欠き部27bに係合しながら付勢力に抗じて第1の押圧板27を反時計方向に回動させ、摺動板16がF方向に移動する。同様に、第2の軸6が第2の押圧板28の第1の切欠き部28aに係合しながら付勢力に抗じて第2の押圧板28を時計方向に回動させ、摺動板16がF方向に移動する。同時に、第1,第2の押圧板27,28の第3の切欠部27c,28cと姿勢保持軸30との係止状態が解除される(図7参照)。
【0023】さらにローディング動作が進むと、第1の軸5によって第1の押圧板27が反時計方向に、また第2の軸6によって第2の押圧板28が時計方向に回動する。同時に、摺動板16がF方向に移動する。
【0024】さらにローディング動作が進むと、供給側ボート20が供給側ストッパー24に、巻取側ボート22が巻取側ストッパー25に係止され、同時にメイン歯車26に設けた欠歯部26aにより、供給側,巻取側リング歯車3,4の駆動が停止される。また、第1,第2の押圧板27,28は、第1,第2の軸5,6と係合状態を維持したままでE方向に付勢される。したがって、ローディング動作が完了し、供給側ボート20及び巻取側ボート22が供給側ストッパー24、及び巻取側ストッパー25に係止される方向に圧着位置決めされる(図6参照)。また、アンローディング動作については、メイン歯車26が時計方向に回転することにより動作が達成されるが、上述したローディング動作の逆の動作になるため説明は省略する。
【0025】以上のように本実施例によれば、1つの付勢手段で2つのローディングポストの圧着が可能であるために、ばね付き二重歯車が不要となり、メカニズムの薄型化に対して非常に有効である。また、ローディングリングの間欠駆動機構にゼネバ歯車を用いる必要がなく、薄型化だけでなく駆動機構の簡略化が可能である。さらに、圧着機構を駆動するための駆動機構が不要である等、メカニズムの小型、薄型化及び機構部品の削減に対して優れたローディングポスト圧着機構を実現する。
【0026】なお、本実施例ではアンローディング位置において第1の押圧板が第3の軸を、また第2の押圧板が第4の軸を付勢しているが、供給側,巻取側ボートの位置を保持さえできれば付勢する必要はない。また、本実施例において第1,第2の押圧板は、ねじりコイルばねの付勢力によって第1,第2,第3,第4の軸を押圧付勢しているが、レバーを介したカム歯車によって押圧付勢してもよい(図示せず)。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の実施例は、供給側ローディングポストを駆動するための供給側リング歯車上に植立した第1の軸と、巻取側ローディングポストを駆動するための巻取側リング歯車上に植立した第2の軸と、ローディング位置において、供給側及び巻取側ローディングポストを係止する係止手段と、シャーシに対して摺動自在に配設し、かつローディング位置において、供給側及び巻取側ローディングポストが係止手段に係止される方向に第1、及び第2の軸をそれぞれ同時に付勢する付勢手段と、付勢手段が第1、第2の軸の各々に付勢可能とする位置と付勢しない位置とに付勢手段の位置を規制するための位置規制手段とを設けることにより、1つの付勢手段で2つのローディングポストの圧着を達成できると同時に、チャージアームの先端形状を図4,図5に示す形状としているために付勢手段の位置規制をするための移動距離を短くとることができ、小型、薄型化に優れたローディングポスト圧着機構を実現できる。
【0028】また、本発明の第2の実施例は、供給側ローディングポストを駆動するための供給側リング歯車上に植立した第1の軸と、巻取側ローディングポストを駆動するための巻取側リング歯車上に植立した第2の軸と、ローディング位置において、供給側及び巻取側ローディングポストを係止する係止手段と、第1の軸に係合可能な第1の押圧板と、第2の軸に係合可能な第2の押圧板とを回動軸上に所定量回動自在に配設し、かつ所定量だけシャーシに対して摺動自在として常に回動軸芯が供給側,巻取側リング歯車に近接する方向に第1,第2の押圧板を付勢する付勢手段とを設けることにより、1つの付勢手段で2つのローディングポストの圧着が可能であるために、ばね付き二重歯車が不要となり、メカニズムの薄型化に対して非常に有効である。また、ローディングリングの間欠駆動機構にゼネバ歯車を用いる必要がなく、薄型化だけでなく駆動機構の簡略化が可能である。さらに、圧着機構を駆動するための駆動機構が不要である等、メカニズムの小型、薄型化及び機構部品の削減に対して優れたローディングポスト圧着機構を実現できる。




 

 


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