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発明の名称 インサート記録再生装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−73406
公開日 平成7年(1995)3月17日
出願番号 特願平5−218308
出願日 平成5年(1993)9月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 尾形 重幸 / 橋本 清一 / 下田代 雅文 / 井方 孝一
要約 目的
磁気記録媒体にインサートを行う際、再生回路のAGCの利得回復時間が短く、不安定再生時間の少ないインサート記録再生装置を提供することを目的とする。

構成
既記録トラックにインサートを行う際、記録チャネルが存在する時間帯は他チャネルのヘッドアンプ出力である再生信号を次段AGC11,18に伝送しないよう再生切換スイッチ10,17を制御器20にて制御する。また、再生チャネルのみの時は、AGC11,18に有効動作を行っている記録再生器の再生信号を伝送するよう再生切換スイッチ10,17を制御する。
特許請求の範囲
【請求項1】 回転シリンダに取り付けられ、磁気記録媒体に記録および再生を行うn個の磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドに記録および再生信号を伝送するnチャネルのロータリトランスと、前記記録信号を増幅するn個の記録アンプと、前記再生信号を増幅するn個のヘッドアンプと、前記ロータリトランスに、記録時は前記記録アンプを接続し、再生時は前記ヘッドアンプを接続するn個の録再切換スイッチと、前記ヘッドアンプの出力を選択切り換えする再生切換スイッチと、前記再生切換スイッチの出力レベルを自動的に制御する自動利得制御増幅器と、記録、再生またはインサートの状態を示す信号が入力され、前記録再切換スイッチおよび前記再生切換スイッチを制御する制御器とを具備し、前記磁気ヘッドが1つでも記録状態となるときには、前記制御器によって前記再生切換スイッチを動作させ、前記自動制御利得増幅器に再生信号を伝送しないよう制御することを特徴とするインサート記録再生装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号や音声信号などを記録再生する磁気記録再生装置に関し、既記録信号の一部を書き換えるためのインサートを可能にするインサート記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル技術の発達により、VTR等では映像信号や音声信号を磁気記録媒体に時分割で記録する方式が行われてきた。このような記録方式であれば、一部分の信号のみを書き換えるインサートが可能である。
【0003】インサート記録再生の従来技術を以下に示す。ディジタルVTRにおける磁気テープ上での記録パターンの一例を図3に示す(テレビジョン学会誌Vol.46,No.10,P1228)。図3において、26は磁気記録テープ上の1トラック、27はトラック26の中の映像信号記録部分、28はトラック26の中の音声信号記録部分である。このように一つの記録トラック内に映像信号や音声信号が分割されて記録されている。このトラック内の一部にインサートを行う場合、書き換えを行う領域に対応するチャネル以外の全チャネルを常に再生状態にして行われる。つまり、インサート記録は、再生モード中に必要なチャネルだけが記録モードに切り換わり、他チャネルでは再生信号が出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従来の方法では、磁気ヘッドを搭載した回転シリンダ内に、磁気ヘッドに対応した全てのロータリトランスが配置されている条件を考えると、記録チャネルと再生チャネルが混在することになり、チャネル間でクロストークが発生する。そして、記録電流と再生電流の値に大きな差があるため、記録チャネルから再生チャネルへのクロストークによって、再生チャネルにおいて過大信号が入力されることになる。このため、再生回路の自動制御利得増幅器(以下、AGCと称する)の利得が減衰し、通常再生に戻ったときAGCの利得が回復するまでに時間がかかってしまう。したがって、記録から再生に切り換わった直後は不安定な再生になるという問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもので、AGCの利得回復時間が短く、不安定再生時間の少ないインサート記録再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明のインサート記録再生装置は、磁気記録媒体に記録および再生を行うn個の磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドに記録および再生信号を伝送するnチャネルのロータリトランスと、前記記録信号を増幅するn個の記録アンプと、前記再生信号を増幅するn個のヘッドアンプと、前記ロータリトランスに、記録時は前記記録アンプを接続し、再生時は前記ヘッドアンプを接続するn個の録再切換スイッチと、前記ヘッドアンプの出力を選択する再生切換スイッチと、前記再生切換スイッチの出力レベルを自動的に制御するAGCと、記録、再生またはインサートの状態を示す信号が入力され、前記録再切換スイッチおよび前記再生切換スイッチを制御する制御器とを具備した構成を有している。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、インサート領域によって記録チャネルと再生チャネルが同時に存在しても、再生信号がAGCに伝送されず上記したAGCの余計な動作が解消される。したがって、AGCの利得回復時間が短く、記録から再生への切り換え後、短時間で正常な再生状態を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0009】図1,図2は本発明の実施例におけるインサート記録再生装置の構成を示すものである。図1において、1は磁気ヘッド、2は磁気ヘッド1に対応したロータリトランス、3はこのチャネルの入出力を切り換える録再切換スイッチ、4はデータ入力端子、5はデータ入力端子4からの情報信号を増幅する記録アンプ、6は再生信号を増幅するヘッドアンプ、7は構成要素1〜6からなる記録再生器であり、この一組によって1チャネルが構成される。8はこのチャネルと同時期に再生を行わない対向チャネルであり、構成は記録再生器7と同一(以下の記録再生器も構成は同一)の記録再生器、9は記録再生器8のデータ入力端子である。記録再生器7,8は再生時には同時に信号を再生することはないので、再生時にはこの系を一つの再生信号として出力する。10は記録再生器7,8のうちの有効動作を行っている方、あるいはGND状態を選択する再生切換スイッチ、11は再生切換スイッチ10からの出力信号を自動的に制御増幅を行うAGC、12はこの系の再生出力端子である。この系とは別に図1にはもう一組の系を示したが、13は記録再生器7と隣合う磁気ヘッドを持ち同時期に異なる信号が記録、再生される記録再生器、14は記録再生器13のデータ入力端子、15は前記チャネルと同時期に再生を行わない対向チャネルの記録再生器、16は記録再生器15のデータ入力端子、17は記録再生器13,15およびGNDの選択を行う再生切換スイッチ、18は再生切換スイッチ17からの出力信号を自動的に制御増幅を行うAGC、19はこの系の再生出力端子である。20は記録再生器7,8,13,15内の録再切換スイッチ、および再生切換スイッチ10,17を記録時、再生時、インサート時の制御を行う制御器、21はサーボ系からくる制御信号入力端子である。図2において、磁気ヘッド1を図のように配置すると、22は磁気ヘッド1と対向する記録再生器8の磁気ヘッド、23は磁気ヘッド1と隣合う記録再生器13の磁気ヘッド、24は磁気ヘッド23と対向する記録再生器15の磁気ヘッド、25はこれらの磁気ヘッドを取り付けてある回転シリンダである。
【0010】以上のように構成された本実施例のインサート記録再生装置について、以下その動作について説明する。インサート時において隣合うヘッドのチャネル同士が記録状態の時、記録再生器7のチャネルを記録状態にすると制御器20により録再切換スイッチ3が記録アンプ5側に切り換えられ、データ入力端子4から入力されたデータは記録アンプ5で増幅され、ロータリトランス2、磁気ヘッド1を介して磁気テープ(図示せず)に記録される。この時、再生系であるヘッドアンプ6およびAGC11に信号は伝わっていない。次に、隣合うヘッドのチャネルが再生状態の時についてであるが、再生状態になると制御器20により録再切換スイッチ3がヘッドアンプ6側に切り換えられ、磁気ヘッド1により磁気テープから再生された信号は、ロータリトランス2、録再切換スイッチ3を経てヘッドアンプ6で増幅される。この記録再生器7の動作は一定時間毎に記録再生器8と入れ換わって行われる。この切り換わりに同期して、制御器20により再生切換スイッチ10は常に再生が行われているチャネル側に切り換えられる。この再生信号はAGC11によって出力レベルを制御された状態で再生出力端子12に送られ再生信号が出力される。次に、1チャネルが記録状態の時についてである。記録再生器13のみが記録状態にあるとき、制御器20によって再生切換スイッチ10をGNDにする。このため再生系になるはずの記録再生器7は再生状態をとらない。この後に全てのチャネルを再生状態にするとき、上記の再生時状態になるが、AGC11の利得は絞られていないので直ちに正常な再生状態を得る。
【0011】以上のように本実施例によれば、録再切換スイッチ、再生切換スイッチ、またこれらを制御する制御器を設けることにより、インサート時における記録チャネルと再生チャネルの混在を防ぐことができ、記録から再生への移行動作をスムーズに行うことができる。
【0012】なお、この実施例においては、記録再生器が4つの4チャネルの場合を示したが、記録再生器の数は複数であれば幾つであっても良い。また、再生切換スイッチと録再切換スイッチの機能を合わせた場合も同様の動作ができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、インサート中の再生信号を切り換える再生切換スイッチとこれを制御する制御器を設けることにより、AGCの余計な動作を解消し、AGCの利得回復時間が短く、記録から再生への切り換え後、短時間で正常な再生状態を得ることができる。




 

 


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