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発明の名称 ウインドウタイトル表示制御装置及びウインドウタイトル表示制御方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−73003
公開日 平成7年(1995)3月17日
出願番号 特願平5−221086
出願日 平成5年(1993)9月6日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 中村 理
要約 目的
同一画面上に複数のウインドウを表示させた場合、各ウインドウが重なり合うことによる不都合を低減させる装置を提供することを目的とする。

構成
ウインドウ92やウインドウ93のウインドウタイトルは、本来タイトルバー92−1及びタイトルバー93−1に表示されるものであるが、ウインドウ91によって隠れてしまうため、表示位置を垂直スクロールバー92−2及び水平スクロールバー93−3に変更して表示される。
特許請求の範囲
【請求項1】データを表示する表示手段と、前記表示手段に表示すべき複数のウインドウに関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶内容に基づき、前記表示手段に複数のウインドウを表示させる表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、前記表示手段に表示すべき第1のウインドウ中の第1の領域と第2のウインドウの重畳関係を調べる検知手段と、前記検知手段により前記第1の領域に前記第2のウインドウが重畳していると判断された場合に前記第1の領域に表示されるべき情報を前記第1のウインドウ中の第2の領域に表示させる手段とを有することを特徴とするウインドウタイトル表示制御装置。
【請求項2】表示画面上に複数のウインドウを表示する方法であって、第1のウインドウと第2のウインドウの重畳関係を調べる第1のステップと、前記第1のステップにより、前記第1のウインドウ中の第1の領域に前記第2のウインドウが重畳すると判断された場合に、前記第1の領域に表示されていた情報を、前記第1のウインドウ中の第2の領域に、表示させる第2のステップと、からなることを特徴とするウインドウタイトル表示制御方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウインドウシステムを搭載したパーソナルコンピュータやワークステーション等において、画面上に複数のウインドウを表示させた場合にウインドウが重畳することによって生じる不具合を解消することができるウインドウタイトル表示制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワークステーション等において、ユーザインターフェースを向上させるために、マルチウインドウシステムが搭載されている。マルチウインドウシステムでは、各ウインドウを識別するために、ウインドウで実行されているプログラムや、ウインドウ内に表示されているデータに応じて、各ウインドウの一部にウインドウタイトルと呼ばれる名称が表示される。
【0003】従来のウインドウタイトル表示制御装置では、図9に示す通り、ウインドウ70内に設定されているタイトルバー71内にウインドウタイトルを表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来のマルチウインドウシステムにおけるウインドウタイトル表示方法では、画面上に複数のウインドウを表示させた場合、各ウインドウの重なり具合によっては、下位のウインドウのタイトルバーが、上位のウインドウに隠れてしまい、下位のウインドウのウインドウタイトルが何であるかわからなくなってしまうという問題点を有していた。
【0005】例えば、図11に示すウインドウ92やウインドウ93のように、タイトルバー92−1やタイトルバー93−1の部分に上位ウインドウ91が重なった場合、ウインドウ92やウインドウ93を識別するためには、ウインドウ92かウインドウ93に入力権を設定し、図10に示すように画面の最上位にそのウインドウをもってくるか、又は、タイトルバー92−1やタイトルバー93−1が隠れない位置にウインドウを移動させるかしなくてはならなかった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、ウインドウが重畳しても、下位のウインドウが何であるかを容易に知ることができるウインドウタイトル表示制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を解決するために、データを表示する表示手段と、前記表示手段に表示すべき複数のウインドウに関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の記憶内容に基づき、前記表示手段に複数のウインドウを表示させる表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、前記表示手段に表示すべき第1のウインドウ中の第1の領域と第2のウインドウの重畳関係を調べる検知手段と、前記検知手段により前記第1の領域に前記第2のウインドウが重畳していると判断された場合に前記第1の領域に表示されるべき情報を前記第1のウインドウ中の第2の領域に表示させる手段とを有する。
【0008】
【作用】本発明は、上記手段により、ウインドウのタイトル表示部分に他のウインドウが重畳してタイトルが隠れてしまうような場合には、ウインドウ内の他の領域にタイトルの表示位置が変更される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例におけるウインドウタイトル表示制御方法を用いたウインドウタイトル表示制御装置のブロック図であって、入力デバイスであるキーボード8及びマウス9は、入出力コントローラ(以下、I/Oという。)7を介し、中央演算処理装置(以下、CPUという)1に接続されている。又、CPU1に接続されたプライベートメモリ5は、ディスプレイ2に表示されるウインドウを管理制御するためのウインドウ管理テーブル10を有する。更に、プライベートメモリ5は、一連の表示動作を迅速にする為に、ディスプレイ2と直接接続されたディスプレイメモリ4と接続され、ウインドウ退避を行う時には、CPU1がウインドウ管理テーブル10を参照し、必要な情報をディスプレイメモリ4に転送する。そして、CPU1には、ディスプレイメモリ4に接続され画面表示をコントロールするディスプレイコントローラ3、並びに一連の処理を行うプログラムを格納するプログラムメモリ6が接続されている。
【0011】図9は、本実施例においてディスプレイ2に表示されるウインドウの表示例であって、ウインドウ70は、ウインドウタイトルを表示するためのタイトルバー71、ウインドウ70内の表示を垂直方向にスクロールさせるための垂直スクロールバー72、同表示を水平方向にスクロールさせるための水平スクロールバー73、キャラクタやグラフィック等のデータを表示するためのパネル本体74を有する。
【0012】又、図2は、プライベートメモリ5内のウインドウ管理テーブル10のデータ構成図である。図に示すように、ウインドウ管理テーブル10は、ディスプレイ2に表示されたウインドウに対応する複数のウインドウ情報と、各ウインドウ間の上下関係を管理するウインドウ管理情報100を有する。ここで、図2には、ウインドウ情報101からウインドウ情報104を示しているが、この数はディスプレイ2に表示されているウインドウの数に応じて変化する。すべてのウインドウ情報は同一の構成である。
【0013】ウインドウ管理情報100は、ディスプレイ2に表示される各ウインドウ間の上下関係を管理する情報であって、各ウインドウのウインドウIDを上位ウインドウのウインドウIDから順に記憶している。従って、ウインドウが表示される場合には、このウインドウ管理情報100が参照され、下位のウインドウから順に表示処理が行われる。
【0014】又、このウインドウ管理情報100において、最上位に位置するウインドウIDに対応するウインドウは、カレントウインドウである。キーボード8からのコマンド等の入力はこのカレントウインドウに対して行われ、カレントウインドウには他のウインドウが重畳して非表示となる部分はないものとする。
【0015】図10に示す例の場合(ウインドウ93がカレントウインドウ、ウインドウ91が最階位ウインドウであり、ウインドウ91、ウインドウ92、ウインドウ93のウインドウ情報は、図8に示すウインドウ情報111(ウインドウIDはA)、ウインドウ情報112(ウインドウIDはB)、ウインドウ情報113(ウインドウIDはC)であり、ウインドウ管理情報121は図の通りとなる。ここで、マウス9から図11に示すようにカレントウインドウをウインドウ91に変更する指示があると、ウインドウ管理情報121もウインドウ管理情報122のように変更される。
【0016】ウインドウ情報101は、ディスプレイ2に表示されるそれぞれのウインドウに対応する識別コードであるウインドウID101−1、ディスプレイ2の表示画面上におけるウインドウの左上点と右下点の位置を記憶するウインドウ表示矩形情報101−2、ウインドウ内のタイトルバーの左上点と右下点の位置を記憶するタイトルバー表示矩形情報101−3、ウインドウ内の水平スクロールバーの左上点と右下点の位置を記憶する水平スクロールバー表示矩形情報101−4、ウインドウ内の垂直スクロールバーの左上点と右下点の位置を記憶する垂直スクロールバー表示矩形情報101−5、実際にウインドウタイトルを表示する矩形領域の左上点と右下点の位置を記憶するウインドウタイトル表示矩形情報101−6、ウインドウ内のタイトルバー、水平スクロールバー、垂直スクロールバーがディスプレイ2の表示画面上に実際に表示されている部分の、タイトルバー、水平スクロールバー、垂直スクロールバー全体の大きさに対する割合(タイトルバー、水平スクロールバー、垂直スクロールバーの一部が他のウインドウによって隠れる場合に、“1”未満の値になる)タイトルバー表示割合情報101−7、水平スクロールバー表示割合情報101−8、垂直スクロールバー表示割合情報101−9、更に、ウインドウタイトルをキャラクタデータとして記憶するウインドウタイトル情報101−10を有する。
【0017】以上のように構成された本実施例のウインドウ表示制御装置について、以下、その動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
【0018】先ず、マウス9によりディスプレイ2の表示画面上の位置が指定されると(ステップ1)、CPU1は、ウインドウ管理テーブル10内の各ウインドウ情報のウインドウ表示矩形情報によってステップ1での指定位置が各ウインドウ内に含まれるかを調べ、当該指定位置を含むウインドウについてウインドウ管理情報100を調べることにより、指定位置での最上位ウインドウを検出する(ステップ2)。
【0019】ここで、CPU1は、ステップ2で検出した最上位ウインドウがカレントウインドウであった場合は、ステップ4,ステップ5の処理を行う。
【0020】ステップ4では、ウインドウ管理情報100内において、ステップ2で検出されたウインドウに対応するウインドウIDを最上位ウインドウに変更することにより、カレントウインドウを変更する。これにより、ディスプレイ2に表示されるべき各ウインドウ間の上下関係が変わるため、ステップ5において、ウインドウ表示の変更が行われる。
【0021】表示の変更後、キーボード8から、ステップ2検出したウインドウに対するコマンド入力が行われると(ステップ6)、そのコマンドに対する処理を行い(ステップ7)、再びステップ1へ戻る。
【0022】次に、ステップ5におけるウインドウ表示の変更処理について、図4から図7のフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0023】先ず、CPU1は、ウインドウ管理情報100に設定されているウインドウIDに基づき、処理の対象となる該当ウインドウを設定する(ステップ11)。該当ウインドウは、ウインドウ管理情報100の中で下位に設定されているウインドウから順に設定される(ここでは、図2のウインドウ情報101について説明する。)。
【0024】次に、該当ウインドウのウインドウタイトル表示矩形情報101−6を初期化する(ステップ12)。
【0025】初期化後、先ず、該当ウインドウのタイトルバー表示矩形情報101−3と、該当ウインドウよりも上位のウインドウのウインドウ表示矩形情報を比較して、該当ウインドウのタイトルバーが、上位ウインドウと重畳しているかどうかを調べ(ステップ13)、重畳していればステップ15、重畳していなければステップ16の処理が行われる(ステップ14)。
【0026】ステップ15では、該当ウインドウにおけるタイトルバーの表示部分(タイトルバーが上位ウインドウと重畳していない部分)の、タイトルバー全体に対する割合を算出し、算出した値をタイトルバー表示割合情報101−7に設定した後、ステップ21へと処理を移行する。
【0027】又、ステップ16では、タイトルバー表示矩形情報101−3を、ウインドウタイトル表示矩形情報101−6に設定し、ステップ43へと処理を移行する。
【0028】ステップ21では、該当ウインドウの水平スクロールバー表示矩形情報101−4と、該当ウインドウよりも上位ウインドウのウインドウ表示矩形情報を比較して、該当ウインドウの水平スクロールバーが、上位ウインドウと重畳しているかどうかを調べ、重畳していればステップ23、重畳していなければステップ24の処理が行われる(ステップ22)。
【0029】ステップ23では、該当ウインドウにおける水平スクロールバーの表示部分(水平スクロールバーが上位ウインドウと重畳していない部分)の水平スクロールバー全体に対する割合を算出し、その算出した値を水平スクロールバー表示割合情報101−8に設定した後、ステップ31へと処理を移行する。
【0030】又、ステップ24では、水平スクロールバー表示矩形情報101−4をウインドウタイトル表示矩形情報101−6に設定し、ステップ43へと処理を移行する。
【0031】ステップ31では、該当ウインドウの垂直スクロールバー表示矩形情報101−5と、該当ウインドウよりも上位ウインドウのウインドウ表示矩形情報を比較して、該当ウインドウの垂直スクロールバーが、上位ウインドウと重畳しているかどうかを調べ、重畳していればステップ33、重畳していなければステップ34の処理が行われる(ステップ32)。
【0032】ステップ33では、該当ウインドウにおける垂直スクロールバーの表示部分(垂直スクロールバーが上位ウインドウと重畳していない部分)の垂直スクロールバー全体に対する割合を算出し、算出した値を垂直スクロールバー表示割合情報101−9に設定した後、ステップ41へと処理を移行する。
【0033】又、ステップ34では、垂直スクロールバー表示矩形情報101−5をウインドウタイトル表示矩形情報101−6に設定し、ステップ43へと処理を移行する。
【0034】以上の処理の後、タイトルバー、水平スクロールバー、垂直スクロールバーのいずれにも上記ウインドウが重畳されている場合には、ステップ41において、タイトルバー表示割合情報101−7、水平スクロールバー表示割合情報101−8、垂直スクロールバー表示割合情報101−9の大小比較を行い、ステップ42において、表示割合情報が最大のもの(最も表示部分の割合が大きいもの)の表示矩形情報を該当のウインドウのウインドウタイトル表示矩形情報101−6に設定する。
【0035】ステップ16,ステップ24,ステップ34、又は、ステップ42の処理の後、ステップ43において、ウインドウ管理情報100で管理されるウインドウのうち、カレントウインドウ以外の全てのウインドウを処理したかどうかを調べ、未処理のウインドウがあれば、ステップ11に戻って処理を繰り返す。全てのウインドウに対する処理が行われた後、ステップ44において、ウインドウ管理テーブル10に基づいて、ウインドウの再表示が行われる。
【0036】例えば、図10に示すように、ディスプレイ2の表示画面上にウインドウ91,ウインドウ92,ウインドウ93が表示され、カレントウインドウがウインドウ93である時、ウインドウ91の表示部分で位置入力が行われると、図10に示すように、ウインドウ91は、カレントウインドウとなり最上位に表示される。この時、ウインドウ92のタイトルバー92−1に表示されていたウインドウタイトルは、垂直スクロールバー92−2に、又、ウインドウ93のタイトルバー93−1に表示されていたウインドウタイトルは水平スクロールバー93−3に表示される。
【0037】以上のように本実施例では、ウインドウ内のタイトルバーが他のウインドウと重畳している場合には、スクロールバー等の他の部分で他のウインドウとの重畳がない部分にウインドウタイトルを表示させるため、使用者は、カレントウインドウ以外のウインドウのタイトルを認識しやすく、操作性のよいウインドウ環境を提供することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、ウインドウのタイトル表示部分に他のウインドウが重なって、ウインドウのタイトルが隠れてしまうような場合には、ウインドウのタイトルの表示位置がウインドウ内の他の領域に変更されるため、画面上に複数のウインドウを表示させて作業を行う場合でも、下位ウインドウのタイトルを容易に認識することができる。




 

 


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