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発明の名称 図形入力装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−72966
公開日 平成7年(1995)3月17日
出願番号 特願平5−218864
出願日 平成5年(1993)9月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中島 司朗
発明者 播磨 孝二
要約 目的
ユーザが通常の使用をしている間に座標のズレを補正し、常に誤差の少ない入力を可能にする。

構成
X座標補正用センサ1によりX軸と垂直な複数のX座標の補正直線をペンが横切ったことを検出し、そのときの座標検出用センサ3が得たX座標の値を補正データ保持装置4に保持し、同様にY座標の値を補正データ保持装置4に保持し、それらのデータをもとに座標補正装置5が座標検出用センサ3の出力の補正を行なう。
特許請求の範囲
【請求項1】 ペンで指示した任意の点の座標を検出する座標検出用センサと、X軸と垂直な複数の補正直線上をペンが通過したことを検出するX座標補正用センサと、Y軸と垂直な複数の補正直線上をペンが通過したことを検出するY座標補正用センサと、X座標補正用センサおよびY軸補正用センサの補正直線上をペンが通過したときの座標検出用センサの出力を保持する補正データ保持手段と、補正データ保持手段によって保持されている補正データをもとに座標検出用センサの出力の補正を行なう座標補正手段を備えたことを特徴とする図形入力装置。
【請求項2】 ペンで指示した任意の点の座標を検出する座標検出用センサと、入力面を上下左右に4分割して4つの領域に分け、そのうちの対角に位置する二つの領域においてはX軸と垂直な複数の補正直線上をペンが通過したことを検出し、残る二つの領域においてはY軸と垂直な複数の補正直線上をペンが通過したことを検出する座標補正用センサと、座標補正用センサの補正直線上をペンが通過したときの座標検出用センサの出力を保持する補正データ保持手段と、補正データ保持手段が保持している補正データをもとに座標検出用センサの出力の補正を行なう座標補正手段を備えたことを特徴とする図形入力装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はペンによる手書き図形入力装置に関し、特に座標補正装置を備えた図形入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータに図形や文字の入力を行なうためにペンによる図形入力装置が盛んに使われている。ペンによって図形や文字の入力を行なう方法は、特別な訓練を必要としないために、ユーザに大きな利点を与えるものである。以下、従来の図形入力装置の一例について図7を参照しながら説明する。図7において、31はペンが指示している座標を検出する座標検出用センサである。33は座標検出用センサ31からの出力を補正データ保持装置32が保持している補正データによって座標を補正する座標補正装置である。34は座標の補正を行なうことをユーザに知らせ、特定の座標をペンで入力するように指示する座標補正指示装置であり、この座標補正指示装置34が指示した特定の座標をユーザが入力したときの座標値を補正データ保持装置32が保持している。
【0003】以上の様に構成された従来の図形入力装置について、以下にその動作を説明する。ユーザがペンによって入力すると、座標検出用センサ31によってX軸、Y軸方向の座標が得られる。しかし、座標検出用センサ31は外部環境の変化や材質の変化によって、出力するデータが変化するために、座標補正指示装置34によってユーザに特定の座標を数点ペンで入力するように指示して入力させ、そのときに座標検出用センサ31で得ている座標を補正データ保持装置32に保持する。座標補正装置33は補正データ保持装置32が保持しているデータをもとに、座標値の変化率や、並行移動量を求め、座標に補正を加えることにより正確な座標値を得て出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のような構成では、位置の補正が必要になる度に、ユーザに位置補正のための操作を要求する必要があり、またその操作も正確さが要求されるなどの問題を有していた。本発明は、上記従来の問題点に鑑み、ユーザが通常の使用をしている間に座標のズレを補正し、常に誤差の少ない入力が可能な図形入力装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ペンで指示した任意の点の座標を検出する座標検出用センサと、X軸と垂直な複数の補正直線上をペンが通過したことを検出するX座標補正用センサと、Y軸と垂直な複数の補正直線上をペンが通過したことを検出するY座標補正用センサと、X座標補正用センサおよびY軸補正用センサの補正直線上をペンが通過したときの座標検出用センサの出力を保持する補正データ保持手段と、補正データ保持手段によって保持されている補正データをもとに座標検出用センサの出力の補正を行なう座標補正手段を備えたことを特徴とする。
【0006】又、請求項2に記載の発明は、ペンで指示した任意の点の座標を検出する座標検出用センサと、入力面を上下左右に4分割して4つの領域に分け、そのうちの対角に位置する二つの領域においてはX軸と垂直な複数の補正直線上をペンが通過したことを検出し、残る二つの領域においてはY軸と垂直な複数の補正直線上をペンが通過したことを検出する座標補正用センサと、座標補正用センサの補正直線上をペンが通過したときの座標検出用センサの出力を保持する補正データ保持手段と、補正データ保持手段が保持している補正データをもとに座標検出用センサの出力の補正を行なう座標補正手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明によると、ユーザが通常の使用をしている間に、ペンがX軸と垂直な補正直線を横切ったことをX座標補正用センサにより検出し、そのときの座標検出用センサが得たX座標の値を補正データ保持装置に保持し、同様にY座標の値を補正データ保持装置に保持し、それらのデータをもとに座標補正装置にて座標検出用センサの出力の補正を行うので、ユーザの補正操作なしで座標のズレを補正して常に誤差の少ない入力が可能となる。
【0008】請求項2に記載の発明によると、座標補正用センサによりX座標およびY座標の補正直線をペンが横切ったことを検出し、そのとき通過したのがX座標の補正直線であれば座標検出用センサが得たX座標の値を補正データ保持装置に保持し、Y座標の補正直線であればY座標の値を補正データ保持装置に保持し、それらのデータをもとに座標補正装置にて座標検出用センサの出力の補正を行うので、ユーザの補正操作なしで座標のズレを補正して常に誤差の少ない入力が可能となり、更に補正用センサを1つにまとめているので構成要素を少なくできる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例における図形入力装置について、図1〜図4を参照しながら説明する。図1において、1はペンがX軸と垂直なX座標補正用の補正直線上を通過したことを検出するX座標補正用センサ、2はペンがY軸と垂直なY座標補正用の補正直線上を通過したことを検出するY座標補正用センサである。3はペンが指示している座標を検出する座標検出用センサである。5は座標検出用センサ3の出力を補正データ保持装置4が保持している補正データによって座標を補正する座標補正装置である。補正データ保持装置4は、X座標補正用センサ1とY座標補正用センサ2によってペンがそれらの補正直線を通過したことを検知したときに、そのときの座標検出用センサ3の検出座標値を保持する。
【0010】図2、図3に、X座標補正用センサ1およびY座標補正用センサ2の構造を示す。図2において、6a、6bはX軸またはY軸に平行な補正直線の位置に張られた導線、7は導線6a、6bの下に位置する導電膜、8は導電膜7の一辺に接続された電極である。また、図3において、9、10は互いに対向して配置された保護フィルムで、保護フィルム9の下面に導線6a、6bが設けられ、保護フィルム10の上面に導電膜7及び電極8が設けられている。これら保護フィルム9、10間に、ペンによる入力のない時に導線6a、6bと導電膜7が接触しないようにするためのスペーサ11が介装されている。
【0011】以上の構成の図形入力装置について以下にその動作を説明する。図4にユーザが図形入力装置で入力を行なっている状態を示す。図4において補正直線12a、12bはそれぞれ図2において導線6a、6bが張られている位置である。13はユーザのペンによる入力の軌跡であり、14a、14bはそれぞれ補正直線12a、12bとの交点である。
【0012】ユーザが軌跡13で示されるような入力を行なった場合、まず交点14aの位置で図3における導線6aと導電膜7が接触する。この時、導線6aと導電膜7の間に電圧をかけておけば、電流が流れることで補正直線12aをペンが横切ったことが検出できる。同様にして交点14bを通る時も検出できる。以上のようにして、X座標補正用センサ1、Y座標補正用センサ2は補正直線12a、12b上をペン13が通過したことを検出し、補正データ保持装置4へ知らせる。そのとき補正データ保持装置4では、座標検出用センサ3の出力を保持する。座標補正装置5では、座標検出用センサ3の出力を補正データ保持装置4のデータによって補正し、出力する。
【0013】座標の補正について、図4に示す場合について説明する。Y座標に関して補正データ保持装置4は交点14aと交点14bをペン13が通過した時に座標検出用センサ3が出力している最新のY座標の値を保持しており、座標補正装置5はその2つの座標値の差と、補正直線12a、12bの物理的な位置によるY座標の差から、座標検出用センサ3の出力する座標値の変化率を求め、また補正直線12aのY座標と交点14aのY座標が一致するような平行移動量を求める。そして、その変化率と平行移動の量によって座標検出用センサ3の出力する座標値の補正を行なう。X座標についても同様の補正を行なう。
【0014】なお、本実施例では補正直線12a、12bがそれぞれ2本の時を示したが、3本以上の場合でも同様である。次に、本発明の別の実施例における図形入力装置について、図5、図6を参照しながら説明する。図5において、21はペンが座標補正用の補正直線上を通過したことを検出する座標補正用センサ、22はペンが指示している座標を検出する座標検出用センサである。24は座標検出用センサ22からの出力を補正データ保持装置23が保持している補正データをもとに座標を補正する座標補正装置である。補正データ保持装置23は、座標補正用センサ21によってペンが補正直線を通過したことを検知し、そのときの座標検出用センサ22の出力座標値を保持する。図6に、座標補正用センサ21における補正直線25a〜25d及び26a〜26dの配置状態を示す。図6において、入力面を上下左右に4分割して4つの領域に分けられ、そのうちの対角に位置する二つの領域においてはX軸に平行な複数の補正直線25a〜25dが配置され、残る二つの領域においてはY軸に平行な複数の補正直線26a〜26dが配置されている。
【0015】以上の構成の図形入力装置について以下にその動作を説明する。ユーザがペンによる図形入力中に、補正直線25a、25bを順に通過した場合、それぞれの通過点における座標を座標検出用センサ22によって得、補正データ保持装置23によって保持する。座標補正装置24では、補正直線25a、25bでのY座標の値と座標検出用センサ22の出力座標値に基づいてY座標の変化率と平行移動量を求め、座標検出用センサ22の出力する座標値の補正を行なう。X座標についても同様の補正を行なう。
【0016】なお、本実施例では補正直線がそれぞれ4本の時を示したが、2本や3本、5本以上の時でも同様である。
【0017】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば、ペンが補正直線を横切ったことをX、Y座標補正用センサにより検出してそのときの座標検出用センサの座標値を補正データ保持装置に保持し、それらのデータをもとに座標補正装置にて座標検出用センサの出力の補正を行うので、座標補正をユーザが意識的に行なわなくても、通常の使用の際に自動的に且つ正確に行われ、実用的効果が大きい。
【0018】また請求項2の発明によれば、請求項1の発明で得られる効果を、座標補正用センサを一つ設けるだけで得られるために、補正用センサを設けることによるコストアップを小さくでき、さらに液晶ディスプレイと組み合わせた時に光の透過率の低下を抑えることができ、全体を薄く作ることができるなど、実用的効果が大きい。




 

 


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