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発明の名称 スピーカーボックス
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−67194
公開日 平成7年(1995)3月10日
出願番号 特願平5−212839
出願日 平成5年(1993)8月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 中川 彰
要約 目的
成型前面パネルを木箱に嵌合させる時、木箱の木口から木片が削れ落ち、その木片が成型パネルと木箱間に入り込むことにより発生する隙間を防止する。

構成
パーティクルボードからなる箱状の木箱1と、前記木箱1の前面開口を覆うように前記木箱1の欠取り部1eに嵌合して取り付けられる樹脂成型品からなる成型前面パネル2とからなるスピーカボックスにおいて、前記成型前面パネル2の木箱接合部内面に欠取り部2eを設け、前記木箱1に前記成型前面パネル2を嵌合させたとき前記成型前面パネル2の前記欠取り部2eと前記木箱1の欠取り部1eとによりパーティクルボードから削り落ちる木片1fを収納する空洞を形成したものである。
特許請求の範囲
【請求項1】 パーティクルボードからなる箱状の木箱と、前記木箱の前面開口を覆うように前記木箱の欠取り部に嵌合して取り付けられる樹脂成型品からなる成型パネルとからなるスピーカボックスにおいて、前記成型パネルの木箱接合部内面に欠取り部を設け、前記木箱に前記成型パネルを嵌合させたとき前記成型パネルの前記欠取り部と前記木箱の欠取り部とによりパーティクルボードから削り落ちる木片を収納する空洞を形成したことを特徴とするスピーカーボックス。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ機器のスピーカーボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スピーカボックスの前面パネルに斬新的なデザインが要求されるため、3次元曲面の形状を用いたスピーカが普及してきている。このようなスピーカの前面パネルは3次元曲面形状の成形が容易でコストが安い樹脂成形品を用いることが多い。
【0003】以下、上述した従来のスピーカーボックスの一例について図面を参照しながら説明する。
【0004】図3は、従来のスピーカーボックスの分解斜視図である。図3において、1はパーティクルボードからなる箱状の木箱、2は木箱1の前面開口を覆うように取り付けられるポリスチロール等の樹脂からなる成型前面パネルであり、木箱1のパネル接合面に欠取りをして成型前面パネル2を嵌合し、木ネジ3で固定される。4は、成型前面パネル2の前面に取り付けられるネットが張られたネット枠を固定するためのネットキャッチゴムである。
【0005】次に木箱1と成型前面パネル2の嵌合部を詳細に説明する。図4は、木箱1と成型前面パネル2の嵌合部を示す要部断面図であり、1はパーティクルボードからなる木箱であり、1aはその表層部、1cは中層部、1cは成型前面パネルとの接合面、1dは欠取り頂点部、1eは成型前面パネル2を嵌合するための欠取り部である。2は木箱1の欠取り部1eに嵌合される成型前面パネル、2aは表面の欠取り部、2bは木箱1との接合面、2cは嵌合性向上のために設けられるR取り部である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のような従来のスピーカーボックスは、前述のようにスピーカーボックスの木箱1の材料には通常パーティクルボードが使用されており、このパーティクルボードは、表層部1aは細かい木片、中層部1bは粗い木片で構成されている。
【0007】したがって、図5に示すように成型前面パネル2と木箱1の嵌合時に粗い木片から構成された中層部1bから削り落ちた木片1fが成型前面パネル2の接合面2bと木箱1の接合面1cの間に入り込み隙間δを発生させ外観の商品価値が低下する、あるいは、木片が削り落ちないように注意して作業をする、また隙間δが発生したときは作業をやり直すなど嵌合作業の高難易度によるコストアップという問題点を有していた。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、成型前面パネルと木箱の嵌合部において隙間のない外観の商品価値の向上と組立作業性向上によるコストダウンを図ることができるスピーカボックスを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明のスピーカーボックスは、パーティクルボードからなる箱状の木箱と、前記木箱の前面開口を覆うように前記木箱の欠取り部に嵌合して取り付けられる樹脂成型品からなる成型前面パネルとからなるスピーカボックスにおいて、前記成型前面パネルの木箱接合部内面に欠取り部を設け、前記木箱に前記成型前面パネルを嵌合させたとき前記成型前面パネルの前記欠取り部と前記木箱の欠取り部とによりパーティクルボードから削り落ちる木片を収納する空洞を形成したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、前記木箱と前記成型前面パネルの嵌合時に削り取られた木片は前記成型前面パネルの木箱接合部内面に設けられた欠取り部と前記木箱の欠取り部とにより形成された空洞に収納され、成型前面パネルと木箱間での隙間の発生は皆無となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のスピーカーボックスの一実施例について、第1図〜第2図を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例におけるスピーカボックスの組立後の要部断面図を示すものである。図2は本発明の一実施例におけるスピーカボックスの組立前の要部断面図を示すものである。なお、本発明のスピーカボックスの外観の分解斜視図は図3と同様であり、説明は省略する。
【0013】図1、図2において、1はパーティクルボードからなるスピーカボックスの木箱であり、1aは木箱1を構成する木箱胴板の表層部、1bは木箱1を構成する木箱胴板の中層部である。スピーカーボックスの木箱の材料には前述のように通常パーティクルボードが使用される。このパーティクルボードは、表層部1aは細かい木片、中層部1bは粗い木片で構成されている。また、1cは成型前面パネルの接合面に当接する木箱欠取り低面部、1dは木箱欠取り頂点部、1eは成型前面パネルを嵌合するための木箱欠取り部である。なお、木箱1は、従来例と同じ構成のものである。
【0014】2はポリスチロール等の樹脂成型品からなり、木箱1の前面開口を覆うようにして嵌合取り付けられる成型前面パネルであり、2aは成型前面パネルの表面欠取り部、2cは木箱1の木箱欠取り低面部1cに当接する接合面、2dはR取り部である。2eは成型前面パネル2の接合部内面に設ける欠取り部であり、従来例と異なる部分である。
【0015】そして、図1に示すように成型前面パネル2を木箱1に嵌合させて、成型前面パネル2の接合面2cが木箱1の木箱欠取り低面部1cに当接するよう組み立てたとき、木箱欠取り部1eと成型前面パネル2の接合部内面に設けた欠取り部2eによって表面から見えない空洞13が形成される。
【0016】そして、成型前面パネル2を嵌合するために設けられた木箱欠取り部1eにより、成型前面パネル2の嵌合時、成型前面パネル2と最初に接触する木箱欠取り頂点部1d及び中層部1bの粗い木片1fは削り取られる。この削り落ちた木片1fは、木箱欠取り部1eと成型前面パネル2の接合部内面に設ける欠取り部12bによって形成された空洞13に収納される。したがって、本実施例によれば、成型前面パネル2と木箱1の嵌合時に発生する削り落ちた木片1fは成型前面パネル2の接合面2cと木箱1の木箱欠取り低面部1cの間に挟まることなく、成型前面パネル2と木箱1の間との隙間発生を防止することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明のスピーカーボックスは、パーティクルボードからなる箱状の木箱と、前記木箱の前面開口を覆うように前記木箱の欠取り部に嵌合して取り付けられる樹脂成型品からなる成型前面パネルとからなるスピーカボックスにおいて、前記成型前面パネルの木箱接合部内面に欠取り部を設け、前記木箱に前記成型前面パネルを嵌合させたとき前記成型前面パネルの前記欠取り部と前記木箱の欠取り部とによりパーティクルボードから削り落ちる木片を収納する空洞を形成したことにより前記木箱と前記成型前面パネルの嵌合時に削り取られた木片を空洞に収納し、成型前面パネルと木箱間での隙間の発生をなくすことができ、スピーカボックスの外観の商品的品位を向上させると共に嵌合作業性の向上によりコストダウンを図ることができる。




 

 


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