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コンバーゼンス補正装置 - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 コンバーゼンス補正装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−67124
公開日 平成7年(1995)3月10日
出願番号 特願平5−210168
出願日 平成5年(1993)8月25日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 西脇 一敬
要約 目的
画面中間部と周辺部の横線の反転トリレンマを補正する。

構成
1組のE字型磁性片6,7に巻線される6つのコイルを、E型の上部、下部に巻線する4つのコマコイル3a,3b,3c,3dとE型の中央部に巻線する2つのコマコイル2a,2bに分け、それぞれを並列に接続し、更に上部、下部に巻線された4つのコマコイル3a〜3dが形成する回路側に一対の互いに逆極性に並列接続されたダイオードD1,D2に並列に抵抗5を接続したものを直列接続し、中央部に巻線された2つのコマコイル2a,2bが形成する回路側に抵抗4を直列接続した構成とする。
特許請求の範囲
【請求項1】インライン配置の3本の電子銃を有するカラー受像管に適用される偏向ヨークにおいて、一対の水平偏向コイルと一対の垂直偏向コイルとを備えてなる偏向ヨーク本体の径小開口端側に、コマ収差による画面最周辺部の横線のミスコンバーゼンスを補正する為のE字型の磁性片を用いたコマコイルを有し、前記1組のコマコイルのE字型磁性片のE字の上部、下部に巻線されたコイルと中間部に巻線されたコイルを並列接続し、各々の回路に垂直偏向周期の鋸歯状波以外の非直線的電流を供給する手段とを設けてなり、前記各々のコイルに発生される磁界の大きさを非直線的に変化させることを特徴とするコンバーゼンス補正装置。
【請求項2】非直線的電流を供給する手段は、一対の互いに逆極性に並列接続されたダイオードに並列に抵抗を接続したものを、1組のE字型磁性片の上部、下部に巻線された4つのコイルの直列回路に直列に接続し、該コイルと一対のダイオード、抵抗からなる直列回路の両端に並列にE字型磁性片の中間部に巻線される2つのコイルと抵抗からなる直列回路を接続したものであり、前記ダイオードのしきい値は電子ビーム垂直偏向方向の略中間部まで偏向された時の該抵抗の両端の電圧と一致するように構成したことを特徴とする請求項1記載のコンバーゼンス補正装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンバーゼンス補正装置に係り、特にインライン形電子銃を有するセルフコンバーゼンス方式のカラー受像管において発生するミスコンバーゼンスパターンを補正するコンバーゼンス補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にカラーテレビジョン受像機に使用するカラー受像管においては、3つの電子銃から個々に発射された電子ビームが蛍光面において集束するだけでなく、シャドウマスクの同じ穴に集中(コンバーゼンス)することが必要である。
【0003】このため、従来の3電子銃インライン型カラー受像管においては、3電子銃の蛍光面上における良好な集中を得るために、偏向ヨークの水平偏向磁界を強いピンクッション形(糸巻形)、垂直偏向磁界を強いバレル形(樽形)にし、良好なコンバーゼンスを得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、カラー受像管の偏向角が90°位に大きくなり、更には蛍光面曲率の半径が大きくより平面に近くなると、画面全体に渡って良好なコンバーゼンスを得るように偏向磁界を調整しても、図3に示すように画面中間部(A)で正クロス、最周辺部(B,C)で逆クロスとなる残留ミスコンバーゼンス(以下、「反転トリレンマ」と称す)が発生してしまう。この反転トリレンマを補正するための補助磁界発生手段を偏向ヨーク本体の径小開口端側(電子銃側)に配設してなる偏向ヨークは、特開平3−49132号公報に記載されているが、これは図8に示すように垂直方向に相対向するように配置した一対のコマ収差補正用コイル8と補助補正コイル9による補正であり、不十分であった。
【0005】そこで本発明は、偏向角が大きな場合でも、反転トリレンマを良好に抑える事が可能なコンバーゼンス補正装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明におけるコンバーゼンス補正装置は、一対の垂直偏向コイルに接続され、かつ、一組のE字型コマコイルに巻線される6つのコイルを、E字型磁性片上部、下部に巻線された4つのコイルの直列回路と、中間部に巻線された2つのコイルの直列回路の並列接続とし、双方の回路にダイオードのスイッチング特性を利用して非直線的電流を供給する手段とを設けてなり、各々のコイルより発生される磁界の大きさを非直線的に変化させる構成とする。
【0007】
【作用】前述の手段により、E字型コマコイルより発生される6極磁界の分布の態様は、ダイオードがスイッチングする前後で変化させることができる。従って、再生画面に現れる反転トリレンマに応じて、前述のE字磁性片上下部に巻線されるコイルと、中間部に巻線されるコイルから発生される磁界の大きさを調整することにより、最適なコンバーゼンスを得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に沿って説明する。図1は本発明におけるコンバーゼンス補正装置の一実施例の回路図、図2は同コンバーゼンス補正装置を適用した偏向ヨークの背面図である。各図中、Lv1,Lv2はトロイダル巻もしくはサドル巻の垂直偏向コイルである。2aおよび2bはE字型磁性片6,7の中央部に巻線されたコマコイル、3a,3b,3c,3dはE字型磁性片6,7の上部と下部に巻線されたコマコイルである。
【0009】ここでE字型磁性片6,7の中央部に巻線されたコマコイル2a,2bにのみ電流を流した場合について説明する。図4(a)はコマコイル2a,2bにのみ電流を流した場合の発生される磁界を示す。磁界H1a,H1bと磁界H2a,H2bの大小関係は(H1a,H1b)<<(H2a,H2b)であり、E字型磁性片6,7の中央部に生じる磁界H2a,H2bが大きいので、3本の電子ビームの中の磁極に近いRビームとBビームが中央のGビームより強く作用を受け、図に示すように偏向される。ただし、この時RビームとBビームが予備偏向(E字型磁性片6,7からの磁界による偏向)で受ける力の方向は主偏向方向とは逆方向となる。すなわち、主偏向方向が上方向のとき、コマコイル2a,2bにのみ電流を流した場合の予備偏向は下方向となり、主偏向方向が下方向のとき、当該予備偏向は上方向となる。
【0010】このような垂直方向の予備偏向を受けた場合、図5(a)に示すように垂直偏向コイルのバレル形磁界の作用を比較的強く受ける。図5(a)は主偏向方向が上方向の例を示し、この時はバレル形磁界の作用を受けるとRビームに働く垂直方向上向きの力はBビームのそれより大きくなる為、コンバーゼンスは図6(a)に示す如く逆クロスのミスコンバーゼンスとなる。なお主偏向方向が下方向の時は、Rビームに働く垂直方向下向きの力はBビームのそれより大きくなる。
【0011】また、E字型磁性片6,7の上部、下部に巻線されたコマコイル3a,3b,3c,3dにのみ電流を流した場合の発生される磁界を図4(b)に示す。磁界H1a,H1bと磁界H2a,H2bは(H1a,H1b)>>(H2a,H2b)である為、電子ビームは上向きの力を受け、図に示すように主偏向方向と同方向に偏向される。
【0012】このような垂直方向の予備偏向を受けた場合、図5(b)に示すように水平偏向コイルのピンクッション形磁界の作用を比較的強く受ける。図5(b)は主偏向方向が上方向の例を示し、この時はRビームに働く垂直方向下向きの力はBビームのそれより大きくなるから、コンバーゼンスは図6(b)に示す如く正クロスのミスコンバーゼンスとなる。なお主偏向方向が下方向の時は、Rビームに働く垂直方向上向きの力はBビームのそれより大きくなる。
【0013】以上のように、コマコイル2a,2bにのみ電流を流した場合は図5(a)に示すように垂直偏向コイルのバレル形磁界の作用を比較的強く受けることとなり、Rビームに働く垂直方向上向きの力はBビームのそれより大きくなる。従って、主偏向とともにコマコイル2a,2bにのみによる予備偏向を行えば、図3に示す画面中間部(A)の正クロスのミスコンバーゼンスを補正する事が出来る。
【0014】またコマコイル3a,3b,3c,3dにのみ電流を流した場合、図5(b)に示すように水平偏向コイルのピンクッション形磁界の作用を比較的強く受けることとなり、Rビームに働く垂直方向下向きの力はBビームのそれより大きくなる。従って主偏向とともにコマコイル3a,3b,3c,3dのみによる予備偏向を行えば、図3に示す画面最周辺部(B,C)に生じる逆クロスのミスコンバーゼンスを補正する事が出来る。
【0015】本実施例では、上記のようにE字型磁性片6,7の上部、下部に巻線されたコイルと中央部に巻線されたコイル各々の電子ビームに与える作用をダイオードD1,D2のスイッチングによって垂直偏向方向で使い分け、コンバーゼンスのズレを補正するよう構成する。
【0016】また、コマコイル2a,2bの巻数は、画面中間部(A)の正クロスのミスコンバーゼンスを最適に補正するよう設定し、コマコイル3a,3b,3c,3dの巻数は画面最周辺部(B,C)の横線のRビームとBビームに対するGビームのズレ(以下、VCRと称す。)を最適に補正する巻数に設定されている。
【0017】ここで、互いに逆極性に並列接続されたダイオードD1,D2がオンするためのしきい値(例えば、0.7V程度。以下、これを「ターンオン電圧」と称す)電圧は、電子ビームを垂直方向に偏向して正クロスのミスコンバーゼンスから逆クロスのミスコンバーゼンスに反転する境界に達した時に抵抗5の両端の電圧と一致するように設定されている。
【0018】図7(a)は垂直偏向コイルLv1,Lv2に供給される電流ivを示し、電流ivは図に示す如く鋸歯状波形を有している。上記構成において、画面上方向へ偏向するときの電流ivの向きを正、画面下方向へ偏向するときの電流ivの向きを負とする。
【0019】図7(b)はコマコイル2a,2bに流れる電流ic1を示し、コマコイル2a,2bに流れる電流ic1は、図に示す如く抵抗5の両端の電圧が上記ターンオン電圧に達するまでは垂直偏向電流ivの増加と共に増加し、ターンオン電圧を越えるとクランプされたような波形となる。このとき、コマコイル2a,2bより発生される磁束も図7(b)に示す波形と同様の波形となる。
【0020】従って、上記の通り設定されたコマコイル2a,2bは画面中間部(A)のミスコンバーゼンスを補正するように作用し、その後最周辺部(B,C)においては作用しない。
【0021】また図7(c)はコマコイル3a,3b,3c,3dに流れる電流ic2を示す。コマコイル3a,3b,3c,3dに流れる電流ic2は図に示す如く、抵抗5の両端の電圧が上記ターンオン電圧に達するまでは微小電流が流れ、ターンオン電圧を越えると垂直電流ivの増加と共に増加するような波形となる。このとき、コマコイル3a,3b,3c,3dより発生される磁束も、図7(c)に示す波形と同様の波形となる。
【0022】従って、上記の通り設定されたコマコイル3a,3b,3c,3dの効果は、画面中間部(A)では作用せず、その後最周辺部(B,C)において作用し、最周辺部(B,C)のミスコンバーゼンスが補正可能になるとともに、VCRの補正に一般的に用いられているE字型磁性片6,7およびコマコイルを用いているので、VCRを最適に補正する事が出来る。
【0023】上記の動作により反転トリレンマの補正が可能であるが、本実施例の装置では更にコマコイル2a,2bと直列に抵抗4を設け、その値と上記抵抗5の値を適度に選ぶことにより、種々の量の反転トリレンマに対しその補正量を一致させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、一組のE字型コマコイルに巻線される6つのコイルを、E字型磁性片上部,下部に巻線された4つのコイルの直列回路と中央部に巻線された2つのコイルの直列回路の並列接続とし、双方の回路にダイオードのスイッチング特性を利用して非直線的電流を供給する手段を設け、各々のコイルより発生される磁界の大きさを非直線的に変化させる構成としたことにより、画面中間部の正クロスのミスコンバーゼンスと画面最周辺部に生じる逆クロスのミスコンバーゼンスを個別に補正する事が出来、たとえ偏向角が大きな場合でも反転トリレンマを良好に抑える事が可能となる。これによりコンバーゼンス品位の大幅な向上及び生産コストの低減を実現することができる。




 

 


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