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発明の名称 データ伝送装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−67074
公開日 平成7年(1995)3月10日
出願番号 特願平5−209347
出願日 平成5年(1993)8月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 川上 靖程 / 重里 達郎
要約 目的
複数の放送方式において、同一の伝送方法で映像データ、音声データ及び付加情報ををディジタル信号として伝送する。

構成
映像データ、音声データ及び付加情報をブロック化回路104、105、106で複数のブロックに分割する。これらの各ブロックは、グループ化回路110で約300分の1秒毎にグループ化され、このグループ単位で伝送する。高品位放送の様に伝送するデータ量の多い放送方式では、グループ内の各ブロックを複数のパートに分類し、グループ毎に伝送する。
特許請求の範囲
【請求項1】映像データと音声データと付加情報の少なくとも1つよりなる伝送データをブロック化するブロック化手段と、前記ブロック化された伝送データを約300分の1秒毎にグループ化するグループ化手段を備えることを特徴とするデータ伝送装置。
【請求項2】映像データと音声データと付加情報の少なくとも1つよりなる伝送データをブロック化するブロック化手段と、前記ブロック化された伝送データを約300分の1秒毎にグループ化するグループ化手段と、前記グループ化された伝送データを一つまたは複数のパートに分類する分類手段を備えることを特徴とするデータ伝送装置。
【請求項3】複数種類の情報源から得られる伝送データを伝送し、ある情報源から得られる伝送データを基準の伝送データとし、他の情報源から得られる伝送データを前記基準の伝送データの伝送レートのn倍で伝送し、分類手段は、前記基準の伝送データを1個のパートに分類し、前記他の情報源から得られる伝送データをn個のパートに分類し、全ての情報源から得られる伝送データのパートを構成する前記ブロックの構造を同一にして伝送することを特徴とする請求項2記載のデータ伝送装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号や音声信号をディジタル信号として記録するディジタルVTRなどにおいて、ディジタル信号として他の機器に映像や音声等を伝送するデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、映像信号及び音声信号をディジタル信号としてテープ上に記録するディジタルVTRの開発が行われている。ディジタルVTRでは、映像信号及び音声信号はディジタル信号としてテープ上に記録するために、記録したデータを正確に再生することができる。従って、ディジタルVTRより再生される映像及び音声信号を、ディジタル信号の状態のまま他の機器に伝送し記録すれば、ダビングにおいて画質及び音質が劣化することはない。
【0003】現在では、NTSC放送方式など現行放送方式の他に、HDTVやEDTVなど高品位の放送方式も実用化されようとしている。このような高品位放送を将来、ディジタルVTRに記録することが考えられるが、高品位放送の映像信号の情報量は現行放送の約5倍と情報量は多い。
【0004】現在、業務用のディジタルVTRが実用化されている。それらのVTRはディジタル信号として映像及び音声信号を伝送することが可能である。これらのVTRでは1フィールド期間内の映像データ及び音声データを、伝送単位として伝送している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】1フィールドの映像データと音声データを伝送単位とすると、1フィールドの周期のフレーム周波数が25Hzと、30Hzまたは30/1.001Hzの放送方式では大きく異なっているために、1個の伝送単位の構造が放送方式によって異なっており、複数の放送方式に対応するためには、複数種類の伝送単位の構造に対応する必要がある。
【0006】民生用としてディジタルVTRを実現する場合、ディジタルVTRは、高品位放送と現行放送の両方の映像及び音声信号を複数のディジタルVTR間で伝送する必要がある。また、コストを小さくするために、伝送装置は現行放送を伝送する場合も高品位放送を伝送する場合も同一にする必要がある。ところが、高品位放送の映像信号の情報量は現行放送に比べて約5倍と情報量は多い。現行放送と高品位放送で情報量が全く異なっているため、現行放送と高品位放送では伝送方法も異なる。一つの伝送装置で複数の伝送方法に対応するためには、伝送装置の回路規模が大きくなるという問題点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解決するために以下に示す構成を有している。
【0008】第1の発明のデータ伝送装置は、映像データまたは音声データまたは付加情報よりなる伝送データをブロック化するブロック化手段と、前記情報源をを約300分の1秒毎にグループ化するグループ化手段を備えたものである。
【0009】第2の発明のデータ伝送装置は、映像データまたは音声データまたは付加情報よりなる伝送データをブロック化するブロック化手段と、前記情報源をを約300分の1秒毎にグループ化するグループ化手段と、前記グループ化された情報源を一つまたは複数のパートに分類する分類手段を備えたものである。
【0010】
【作用】第1の発明のデータ伝送装置では、映像データ、音声データ及び付加情報を約300分の1秒毎に伝送する。約300分の1秒は、フレーム周波数が約30Hzの放送方式のフレーム周期のちょうど10分の1の時間であり、またフレーム周波数が25Hzの放送方式のフレーム周期のちょうど12分の1の時間である。約300分の1秒間で伝送するデータの構成を、フレーム周波数が約30Hzと25Hzの放送方式で同じにすることにより、約300分の1秒毎に伝送する方法に対応することで、全ての放送方式の信号を伝送することが可能になるという作用を有する。
【0011】第2の発明のデータ伝送装置では、さらに、高品位放送の伝送レートを現行放送の整数倍となるように映像信号を圧縮し、現行放送の約300分の1秒間で伝送するデータを1つのパートとし、高品位放送の約300分の1秒間に伝送するデータを複数のパートに分類する。現行放送の1つのパートと高品位放送の1つのパートのデータ量及びデータ構造を等しくする。現行放送と高品位放送で各パートのデータ構造を同一にすることにより、高品位放送と現行放送を同じ方法で伝送できるため、伝送装置の回路規模を小さくできるという作用を有する。
【0012】
【実施例】以下、本発明のデータ伝送装置の実施例を、図面をもとに説明する。
【0013】図1に第1の発明のデータ伝送装置における一実施例のブロック図を示す。映像データ101は伝送する圧縮された映像データであり、音声データ102は伝送する音声データである。また、付加情報103は伝送する付加情報である。映像データ101、音声データ102及び付加情報103はそれぞれブロック化回路104、ブロック化回路105及びブロック化回路106に入力される。ブロック化回路104は映像データ101を複数の映像ブロックに分割する回路、ブロック化回路105は音声データ102を複数の音声ブロックに分割する回路、ブロック化回路106は付加情報103を複数の付加情報ブロックに分割する回路である。映像ブロック107、音声ブロック108及び付加情報ブロック109はグループ化回路110に入力される。
【0014】グループ化回路110は、映像ブロック107、音声ブロック108及び付加情報ブロック109を多重し、これらを約300分の1秒毎にグループ化して出力データ111として出力する。約300分の1秒は、フレーム周波数が約30Hzの放送方式では1フレームの10分の1の時間である。また、フレーム周波数が25Hzの放送方式では1フレームの12分の1の時間である。つまり、1フレーム内の映像ブロック、音声ブロック及び付加情報ブロックを10個または12個のグループに分割することにより、フレーム周波数が約30Hzの放送方式とフレーム周波数が25Hzの放送方式において、グループの構造を同一にすることができる。図2に、本実施例におけるグループの構造の一例を示す。各グループは、1フレーム内におけるグループの識別情報等を含んだヘッダブロック201、付加情報ブロック202、音声ブロック203及び映像ブロック204より構成され、これらのブロックは、約300分の1秒単位でグループ化されたものである。
【0015】図2に、第2の発明のデータ伝送装置における一実施例のブロック図を示す。映像データ301は伝送する圧縮された映像データであり、音声データ302は伝送する音声データである。また、付加情報303は伝送する付加情報である。映像データ301、音声データ302及び付加情報303はそれぞれブロック化回路304、ブロック化回路305及びブロック化回路306に入力される。ブロック化回路304は映像データ301を複数の映像ブロックに分割する回路であり、ブロック化回路305は音声データ302を複数の音声ブロックに分割する回路であり、ブロック化回路306は付加情報303を複数の付加情報ブロックに分割する回路である。映像ブロック307、音声ブロック308及び付加情報ブロック309はグループ化回路310に入力される。
【0016】グループ化回路310は映像ブロック307、音声ブロック308及び付加情報ブロック309を多重し、約300分の1秒毎にグループ化する。約300分の1秒は、フレーム周波数が約30Hzの放送方式では1フレームの10分の1の時間である。また、フレーム周波数が25Hzの放送方式では1フレームの12分の1の時間である。つまり、1フレーム内の映像ブロック、音声ブロック及び付加情報ブロックを10個または12個のグループに分割することにより、フレーム周波数が約30Hzの放送方式とフレーム周波数が25Hzの放送方式において、グループの構造を同一にすることができる。
【0017】図4(a)に本実施例におけるグループの構造の一例を示す。各グループは、1フレーム内におけるグループの識別情報等を含んだヘッダブロック401、付加情報ブロック402、音声ブロック403及び映像ブロック404より構成される。
【0018】図3において、グループ311はパート分類回路312に入力される。パート分類回路312では高品位放送のように伝送するべきブロック数が現行放送方式に比べ多い場合は、各グループ内のブロックをパートに分類し、パートの識別データ及び各パートにおけるブロックの識別情報をを各ブロックに付加する。図4(b)に本実施例のグループ内のブロックの構造の一例を示す。ヘッダブロック以外の全てのブロックに、パートデータ405及びブロック識別データ406が付加される。パートデータ405はこのブロックがどのパートに属しているかを示すデータである。またブロック識別データ406は、パート内における各ブロックを識別するためのデータである。
【0019】現行放送方式ではパートデータを、ヘッダブロック以外の全てのブロックで“0”とし、高品位放送方式においてはヘッダブロック以外の全てのブロックをパートデータが“0”のブロックと“1”のブロックに分類する。現行放送及び高品位放送の映像信号を圧縮することによって、高品位放送のデータ量を現行放送の整数倍にすることができる。本実施例は、高品位放送のデータ量が現行放送のデータ量の2倍となるように、現行放送及び高品位放送の映像信号を圧縮した場合である。本実施例では高品位放送のヘッダブロック以外の全てのブロックを2つのパートに分類することにより、高品位放送の各パートのデータ量を現行放送のデータ量と等しくすることができ、現行放送及び高品位放送において各パートの構成を等しくすることができる。また、現行放送においてもヘッダブロック以外の全てのブロックのパートデータを“0”に統一することにより、高品位放送と同一の伝送方法で伝送できる。
【0020】なお、上述した、第1の発明の実施例、及び第2の発明の実施例は映像データ、音声データ、付加情報を全て伝送する場合の説明であったが、ヘッダブロックを伝送しておけば、映像データ、音声データ及び付加情報のうち、伝送する必要のあるデータのみ伝送しても良い。また、ヘッダブロックのみ伝送しても良い。
【0021】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、第1の発明のデータ伝送装置によれば、映像データまたは音声データまたは付加情報よりなる伝送データをブロック化する手段と、前記伝送データを約300分の1秒毎にグループ化する手段を備えることにより、フレーム周波数が25Hzの放送方式とフレーム周波数が約30Hzの放送方式のいずれにおいても、同じ伝送方法で伝送することができる。
【0022】また、第2の発明のデータ伝送装置によれば、映像データまたは音声データまたは付加情報よりなる伝送データをブロック化する手段と、前記伝送データを約300分の1秒毎にグループ化する手段と、前記ブロック化された伝送データを一つまたは複数のパートに分類する手段を備えることにより、現行放送と高品位放送のいずれの放送方式においても、同じ伝送方法によって伝送することができる。従って、本発明によれば、異なる放送方式のデータも同一方法で伝送できるために、伝送装置の回路規模を抑えることができるという効果を有する。




 

 


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