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発明の名称 映像信号のコピー防止方法及びその装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−66984
公開日 平成7年(1995)3月10日
出願番号 特願平5−207623
出願日 平成5年(1993)8月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 芝田 英明 / 本城 正博
要約 目的
映像信号の記録再生装置において、アナログ信号をインターフェイスとする映像信号のマルチコピーを防止することを目的とする。

構成
再生時には映像信号の有効画素期間内にコピー情報を示す信号を付加して出力し、記録時にはこの付加された付加信号を付加信号検出回路103で検出し、この検出結果に従って付加信号除去回路102で付加信号だけを除去した映像信号の記録媒体への記録を制御する。
特許請求の範囲
【請求項1】映像信号の有効画素期間内にこの映像信号のコピー情報を示す所定信号を付加し、前記所定信号が付加された映像信号を録画装置で受け、前記映像信号の有効画素期間内に付加された前記所定信号を検出し、前記所定信号が付加された映像信号から前記所定信号だけを除去し、前記録画装置による前記所定信号を除去後の映像信号の録画の可否を選択することを特徴とする映像信号のコピー防止方法。
【請求項2】前記所定信号は、単一周波数の正弦波信号であり、1フレーム期間の映像信号の有効画素期間内の連続する2×N(Nは自然数)の水平有効画素期間の映像信号に対して、各水平有効画素期間毎に180度だけ位相を変えて付加されることを特徴とする請求項1記載の映像信号のコピー防止方法。
【請求項3】前記所定信号は、単一周波数の正弦波信号であり、1フレーム期間の映像信号の有効画素期間内の連続する2×N(Nは自然数)の水平有効画素期間の映像信号に対して、各フレーム毎に180度だけ位相を変えて付加されることを特徴とする請求項1記載の映像信号のコピー防止方法。
【請求項4】コピー情報を示す所定信号は、輝度信号及び色差信号から構成される映像信号の輝度信号にのみ付加されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の映像信号のコピー防止方法。
【請求項5】映像信号の有効画素期間内にこの映像信号のコピー情報を示す所定信号が付加された映像信号から前記所定信号だけを抽出する抽出手段と、前記所定信号が付加された映像信号から前記抽出された所定信号を除去する除去手段と、前記抽出手段によって抽出された信号に従って、前記除去手段によって所定信号を除去された映像信号の録画の可否を選択する制御信号に応じて映像信号を記録媒体に録画する録画手段とを具備することを特徴とする映像信号のコピー防止装置。
【請求項6】前記所定信号は、単一周波数の正弦波信号であり、1フレーム期間の映像信号の有効画素期間内の連続する2×N(Nは自然数)の水平有効画素期間の映像信号に対して、各水平有効画素期間毎に180度だけ位相を変えて付加されることを特徴とする請求項5記載の映像信号のコピー防止装置。
【請求項7】前記所定信号は、単一周波数の正弦波信号であり、1フレーム期間の映像信号の有効画素期間内の連続する2×N(Nは自然数)の水平有効画素期間の映像信号に対して、各フレーム毎に180度だけ位相を変えて付加されることを特徴とする請求項5記載の映像信号のコピー防止装置。
【請求項8】映像信号の有効画素期間内にこの映像信号のコピー情報を示す第1の所定信号が付加された映像信号から前記第1の所定信号だけを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された第1の所定信号を変形して第2の所定信号に変換する変換手段と、前記第1の所定信号が付加された映像信号から前記抽出された第1の所定信号を除去する除去手段と、前記抽出手段によって抽出された信号に従って、前記除去手段によって第1の所定信号を除去された映像信号及び、第2の所定信号の録画の可否を選択する制御信号に応じて前記除去手段によって第1の所定信号を除去された映像信号及び、第2の所定信号を記録媒体に録画する録画手段とを具備することを特徴とする映像信号のコピー防止装置。
【請求項9】変換手段は、映像信号のコピー回数に対応するような所定の規則に従って行われることを特徴とする請求項8記載の映像信号のコピー防止装置。
【請求項10】第1の所定信号は、単一周波数の正弦波信号であり、1フレーム期間の映像信号の有効画素期間内の連続する2×N(Nは自然数)の水平有効画素期間の映像信号に対して、各水平有効画素期間毎に180度だけ位相を変えて付加されたものであり、第2の所定信号は、前記第1の所定信号を分周することによって発生し、前記第1の所定信号除去後の1フレーム期間の有効画素期間内の連続する2×N(Nは自然数)の水平有効画素期間の映像信号に対して、各水平有効画素期間毎に180度だけ位相を変えて付加することを特徴とする請求項8記載の映像信号のコピー防止装置。
【請求項11】第1の所定信号は、単一周波数の正弦波信号であり、1フレーム期間の映像信号の有効画素期間内の連続する2×N(Nは自然数)の水平有効画素期間の映像信号に対して、各フレーム毎に180度だけ位相を変えて付加されたものであり、第2の所定信号は、前記第1の所定信号を分周することによって発生し、前記第1の所定信号除去後の1フレーム期間の有効画素期間内の連続する2×N(Nは自然数)の水平有効画素期間の映像信号に対して、各フレーム毎に180度だけ位相を変えて付加することを特徴とする請求項8記載の映像信号のコピー防止装置。
【請求項12】コピー情報を示す所定信号は、輝度信号及び色差信号から構成される映像信号の輝度信号にのみ付加されることを特徴とする請求項5または8記載の映像信号のコピー防止装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号のコピーを防止する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように記録側(a)では、アナログ映像信号をA/D変換器502によって所定のサンプリング周波数で標本化、所定の量子化ビット数で量子化してディジタルデータに変換した後に、符号化器503によってデータ量を圧縮する高能率符号化を施し、記録系信号処理回路504によって信号処理した後に媒体に記録し、再生側(b)では、媒体からの信号を再生系信号処理回路507によって信号処理した後に、復号化器508によって復号化を施し、D/A変換器によって再生アナログ映像信号を得る記録再生装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記のような従来の構成では、アナログ映像信号をインターフェイス信号としてマルチコピーが容易に実現され、知的財産権の侵害につながるといった欠点を有していた。
【0004】本発明はかかる点に鑑み、アナログ信号をインターフェイスとする映像信号のマルチコピーを防止する映像信号のコピー防止方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、再生側の処理においては、映像信号の有効画素期間内にこの映像信号のコピー情報を示す信号を付加し、記録側の処理においては前記コピー情報を示す信号を検出し、この検出された信号に従って記録の可否を選択する構成である。
【0006】また、本発明は、検出されたコピー情報を示す信号をその信号形式が映像信号のコピー回数に対応するような所定の規則に従って変形して映像信号の所定の有効画素期間内に付加して記録する構成である。
【0007】
【作用】本発明は、再生側でコピー情報を示す信号を映像信号に付加し、記録側で前記コピー情報を示す信号を検出し、この検出された信号に従って記録の可否を選択することによってアナログ信号をインターフェイスとする映像信号のマルチコピーを防止することができる。
【0008】また、本発明は、記録装置において映像信号のコピー回数を識別することができ、マルチコピーの回数の限定をすることができる。
【0009】
【実施例】(実施例1)図1は、本発明の実施例1の映像信号のコピー防止方法及びその装置のブロック図である。図1(a)は記録側の構成を示しており、(b)は再生側の構成を示している。図2は、図1に示された付加信号除去回路102及び付加信号検出回路103の一例である。
【0010】図1において、102は入力映像信号から有効画素期間内に付加されたコピー情報を示す信号だけを除去する付加信号除去回路、103は入力映像信号の有効画素期間内に付加されたコピー情報を示す信号を検出する付加信号検出回路、104は映像信号の垂直及び水平同期信号、サンプリングクロックをもとにタイミング信号を発生するタイミング信号発生回路、105は図5(a)に示したような構成からなる記録装置であって、付加信号検出回路103の出力に従ってその動作が制御される。108は図5(b)に示したような構成からなる再生装置、109はコピー情報を示す信号を発生する付加信号発生回路、110は付加信号発生回路109によって発生した信号を再生装置108から出力される再生映像信号の所定の有効画素期間内に付加する加算器である。
【0011】図2において、202はタイミング調整のための第1の遅延回路、203は映像信号を一水平走査期間の時間だけ遅延する第2の遅延回路、204は第2の遅延回路203の出力信号を更に一水平走査期間の時間だけ遅延する第3の遅延回路、205は第1の加算器、206は第2の加算器、207は減算器、208は第1の除算器、209は第2の除算器、210は制御信号に従って3種類の信号の内の1つを時間的に選択して出力するセレクター、211は映像信号の垂直及び水平同期信号、サンプリングクロックをもとにセレクターの制御信号を発生するタイミング信号発生回路、213は周波数検出回路である。
【0012】図1及び図2に従ってその動作を詳しく説明する。入力端子101から入力された映像信号は、付加信号除去回路102及び付加信号検出回路103に入力される。付加信号除去回路102は、タイミング信号発生回路104の出力に従ってコピー情報を示す信号の除去を行う。一方、付加信号検出回路103は、タイミング信号発生回路104の出力に従ってコピー情報を示す信号の検出を行う。
【0013】例えば、コピー情報を示す付加信号は、図3に示すような一水平走査期間毎にその位相が180度ずつ変化する単一周波数の正弦波信号であり、映像信号の有効画素期間内の第1ライン及び第2ラインに付加されて図2の入力端子201より入力されるとする。この入力信号は、第2の遅延回路203で一水平走査期間の間だけ遅延された後、第1の遅延回路202、第3の遅延回路204、第1の加算器205、第2の加算器206及び減算器207に出力される。第1の加算器205は、入力信号と第2の遅延回路203の出力を加算する。
【0014】ここで映像信号のライン相関は非常に高いものであるのに対して、付加信号は一水平走査期間毎に位相が反転しているため、加算によって付加信号だけが除去され、振幅が2倍になった映像信号が得られる。この映像信号は第1の除算器208に入力され、1/2倍されて付加信号だけを除去した正規の振幅の映像信号がセレクター210のBに出力される。
【0015】同様にして、第2の加算器206により、第2の遅延回路203の出力と第3の遅延回路204の出力を加算し、第2の除算器209により1/2倍されて付加信号だけを除去した正規の振幅の映像信号がセレクター210のCに出力される。
【0016】また、第2の遅延回路203の出力信号は、以上の加算及び除算に必要な時間だけ第1の遅延回路202で遅延されて、セレクター210のAに出力される。セレクター210は、タイミング信号発生回路211のセレクター制御信号に従って、映像信号の1フレーム期間の内、第1ラインの期間にはBの信号を、第2ラインの期間にはCの信号を、それ以外の期間にはAの信号を垂直及び水平同期信号との位相関係のタイミングを合わせて出力端子212に出力する。これにより、出力端子212からは付加信号が除去された映像信号が出力される。
【0017】一方、減算器207は入力信号から第2の遅延回路203の出力を減算する。ここで映像信号のライン相関は非常に高いものであるのに対して、付加信号は一水平走査期間毎に位相が反転しているため、減算によって振幅の2倍になった付加信号が得られる。この付加信号は周波数検出回路213でその周波数が検出されて出力端子214にこれを識別する信号が出力される。
【0018】以上のようにして、付加信号除去回路102によって付加信号だけを除去された映像信号は、記録装置105で記録されるわけであるが、この時に付加信号検出回路103で検出された付加信号の識別信号によってその動作の禁止が制御される。記録装置105の出力は出力端子106を通じて記録媒体に記録される。
【0019】再生側では、入力端子107を通じて記録媒体より再生装置108に信号が入力され、再生信号処理が行われる。一方、付加信号発生回路109は、コピー情報を示す付加信号を発生し、加算器110において再生装置108から出力される再生映像信号の所定の有効画素期間に付加する。この付加信号を付加された再生映像信号は出力端子111に出力される。
【0020】以上説明したように本実施例では、再生時には映像信号の有効画素期間内にコピー情報を示す信号を付加して出力し、記録時にはこの付加された付加信号を検出し、この検出結果に従って付加信号だけを除去した映像信号の媒体への記録を制御することによって、映像信号のコピーを防止することができる。
【0021】なお、本実施例では、付加信号の除去及び検出回路の一例を説明するために、コピー情報を示す付加信号は、図3に示すような一水平走査期間毎にその位相が180度ずつ変化する単一周波数の正弦波信号であり、映像信号の有効画素期間内の第1ライン及び第2ラインに付加されるものとしたが、付加されるライン数は、映像信号の垂直有効ライン数の範囲であれば、なんら限定されるものではないし、位相を反転する周期に関してもライン単位でなくともフィールド単位あるいは、フレーム単位でも構わない。
【0022】(実施例2)以下本発明の第2の実施例について、図面を参照しながら説明する。図4は本発明の実施例2の映像信号のコピー防止装置のブロック図である。
【0023】図4において、402は入力映像信号から有効画素期間内に付加されたコピー情報を示す信号だけを除去する付加信号除去回路、403は入力映像信号の有効画素期間内に付加されたコピー情報を示す信号を検出する付加信号検出回路、404は映像信号の垂直及び水平同期信号、サンプリングクロックをもとにタイミング信号を発生するタイミング信号発生回路、405は図5(a)に示したような構成からなる記録装置であって、付加信号検出回路403の出力に従ってその動作が制御される。406は付加信号検出回路403の出力信号を所定の規則に従って変形して記録装置405に出力する信号変形回路である。実施例2では再生側の構成に関しては従来例の構成と同様で構わない。
【0024】図4に従ってその動作を詳しく説明する。入力端子401から入力された映像信号は、付加信号除去回路402及び付加信号検出回路403に入力される。付加信号除去回路402は、タイミング信号発生回路404の出力に従ってコピー情報を示す信号の除去を行う。一方、付加信号検出回路403は、タイミング信号発生回路404の出力に従ってコピー情報を示す信号を検出し、この信号を信号変形回路406に出力する。
【0025】信号変形回路406は、付加信号検出回路403で検出された付加信号をその信号形式がコピー回数に対応するような所定の規則に従って変形して記録装置405に出力する。例えば、付加信号検出回路403は本発明の実施例1で説明したような構成によって構成され、単一周波数の正弦波信号を信号変形回路406に出力するとする。
【0026】信号変形回路406は、例えば、この信号を分周回路及びフィルターを用いて半分の周波数の正弦波信号に変換し、記録装置405に出力する。付加信号除去回路402によって付加信号だけを除去された映像信号は、記録装置405で記録されるわけであるが、この時に付加信号検出回路403で検出された付加信号の信号形式を示す識別信号によってその動作の禁止が制御され、更に信号変形回路406から出力される正弦波信号を図3に示すような一水平走査期間毎にその位相が180度ずつ変わるように、映像信号の有効画素期間内の第1ライン及び第2ラインに付加して記録する。すなわち、この場合には付加信号の周波数はコピーを繰り返すことにより半分になっていくことになり、その周波数の値自体がコピー回数に対応することになる。記録装置405の出力は出力端子407を通じて記録媒体に記録される。
【0027】以上説明したように本実施例では、記録時に映像信号の有効画素期間内に付加された付加信号を検出し、この検出結果に従って付加信号だけを除去した映像信号の媒体への記録を制御するだけでなく、検出された付加信号をその信号形式が映像信号のコピー回数に対応するような所定の規則に従って変形して映像信号の所定の有効画素期間内に付加して記録することによって、記録装置において映像信号のコピー回数を識別することができ、マルチコピーの回数の限定をすることができる。
【0028】なお、本実施例では、付加信号の変形手段として分周回路及びフィルターによって構成されるとして説明したが、信号形式が映像信号のコピー回数に対応するような所定の規則に従って変形できるものであれば何でも構わない。
【0029】また、映像信号がコンポーネント信号の場合には、少なくともそのいずれか一つの成分にコピー情報を示す付加信号を付加すればよいが、NTSC信号のようなコンポジット信号の場合には、映像信号を輝度信号成分と色差信号成分に分離した後にその輝度信号成分のみに付加信号を付加するような構成にすればよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、再生時には映像信号の有効画素期間内にコピー情報を示す信号を付加して出力し、記録時にはこの付加された付加信号を検出し、この検出結果に従って付加信号だけを除去した映像信号の媒体への記録を制御する構成となっているため、映像信号のコピーを防止することができる。
【0031】また、検出された付加信号をその信号形式が映像信号のコピー回数に対応するような所定の規則に従って変形して映像信号の所定の有効画素期間内に付加して記録する構成となっているため、記録装置において映像信号のコピー回数を識別することができ、マルチコピーの回数の限定をすることができる。




 

 


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