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発明の名称 キーレスエントリーシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−46681
公開日 平成7年(1995)2月14日
出願番号 特願平5−192173
出願日 平成5年(1993)8月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】松村 修治 (外2名)
発明者 中出 義幸 / 御池 幸司
要約 目的
自動車のキーレスエントリーシステムに関するものであり、コード化信号のコピーを防止し、セキュリティーの向上を図ることを目的とするものである。

構成
送信器の送信信号のコード化信号を少なくとも2連送し、前記2連送のコード化信号10,12を前・後で異ならせ、さらにコード化信号10,12とは異なるダミーコード11を前記コード化信号10の前・中・後のいずれかに挿入するようにして、長い送信コードとすることによりコピー器側のメモリ容量をオーバーさせてコピーを防止するものである。
特許請求の範囲
【請求項1】 コード化信号を発信する送信手段およびこれの電源を備えた送信器と、この送信器からのコード化信号を受信するための受信手段と、電源装置とコード化されたコード信号を納めた記憶器と、前記受信手段で受信されたコード化信号と比較して、両者が一致した場合に信号を出すようにした比較器を備えた受信器からなるキーレスエントリーシステムにおいて、前記送信器からの送信信号を、コード化信号を少なくとも2連送し、前記2連送のコード化信号を前後で異ならせ、更にコード化信号とは異なるダミー信号を前記コード化信号の2連送間の前・中・後のいずれかに入れたことを特徴とするキーレスエントリーシステム。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に自動車用に用いられるキーレスエントリーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図5〜図7(c)により説明する。従来、この種のキーレスエントリーシステムは自動車とは独立した空中伝播信号を発する発振回路5と電源6とを備えた送信器2と、この送信器2から送信されたコード化信号aを、自動車1に装着された、前記送信器2から送信されたコード化信号aを受信するための電源装置7と、唯一コード化されたコード化信号bを納めた記憶器8と、前記受信器3で受信されたコード化信号aと比較する比較器9とを備えた受信器とで構成され、このコード化信号aとbの両者が一致した場合に、ドアのロック、アンロック信号がコントローラ4へ出力されるようになっている。
【0003】このコード化信号のaまたはbの構成の一例を図7(a)〜(c)で説明すると、コード化信号は24bitで構成されていて、1つのパルス幅tは0.6[msec]、周波数約40[KHz]で変調されている。各パルスの間隔を2tの時は“0”、4tの時は“1”として、0.1の2進数でコード化信号化して、コード化信号aとして送信している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のキーレスエントリーシステムはコード化信号aが単純なために、市販の機器で、コード化信号がコピーされやすく、セキュリティー上課題があった。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、コード化信号をコピーできないようにして、セキュリティーを保つことができる優れたキーレスエントリーシステムを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するために、送信器からのコード化信号を少なくとも2連送以上とし、この2連送のコード化信号を異ならせ、更に、学習リモコンのコード化信号記憶容量をオーバフローさせるように、コード化信号とは異なるダミーコードを前記コード化信号の連送途中のいずれかに挿入するようにしたものである。
【0007】
【作用】したがって、本発明によれば、送信器からのコード化信号を少なくとも2連送し、かつ前記2連送のコード化信号を、前・後で異ならせ、更にコード化信号とは異なるダミー信号を前記コード化信号の連送途中のいずれかに挿入することによって、コピーしようとする機器のメモリのオーバフローを図り、かつ、コードの判別を混乱させることができ、キーレスエントリーシステムのセキュリティーの向上を図るものである。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図4(b)により説明する。なお、従来技術と同一部分は同一番号を付して説明する。同図によると、1は自動車、2aは送信器、3aは受信器、4はコントローラを示しており、この送信器2aはスイッチ2bと発振回路5aと電源6などからなり、受信器3aは受光部15と電源装置7と記憶器8aと比較器9aから構成されている。図3は、本発明の送信信号全体を示したもので、コード化信号10とダミーコード11と、コード化信号10をインクリメントしたコード化信号12から構成されている。
【0009】次に上記実施例の構成の詳細を動作とともに説明する。送信器2aの操作スイッチ2bを押すと、発振回路5aが作動して、発振出力によりトランジスタ13が駆動され、赤外発光ダイオード(以下、LEDという)14から送信信号が出力される。LED14からの送信信号を受信器3aの受光部15で受光し、この光信号を電気信号にかえて、記憶部8aに予め記憶させた信号とを比較器9aで比較して、信号が全く同じであれば、ドアのロック、又はアンロック信号を出力させる。比較した信号が異なっていた場合は、ロック、アンロックの信号は出力しないように構成している。
【0010】次にこの発振回路5aが発信するコード化信号の一例について説明すると、図4(a)のようにコード化信号10は25パルスで24bitの信号を時間tにより“0”、“1”の区別けをして、100000000000000000000001と構成されて送信され、この信号を連送したコード化信号12はコード化信号10を1つだけインクリメントした100000000000000000000010とコード化して送信している。
【0011】コード化信号10とコード化信号12の間に挿入されるダミーコード11はパルス幅tとパルス間隔を正規コード化信号とは異なる幅で、かつ、相手受信器2aの応答速度(遅延時間)を考えて、0.1[msec]に設定し、パルス数を200bitとして、図3(a)のごとく全体のbit数を248bitにしている。
【0012】このように上記実施例によれば、全体の送信信号をコード化信号10,12として少なくとも2連送以上送信し、かつ、ダミーコード11を間に入れ、更にコード化信号10,12を1回目と2回目でインクリメントして、異なる信号としたために、コード化信号をコピーしようとしても、ダミーコード11によって記憶容量がオーバフローしてしまい(一般的にはコピー機能を有するコピー機の容量は150bit程度である)、かつ、仮に記憶容量の範囲内でコピーして送信出力したとしても、1回目と2回目のコード化信号10,12をインクリメントして異なるコード化信号としたので、受信側はコード化信号とは判断できずに、これによって、ドアが開錠されてしまう可能性はなくなりセキュリティーは向上するものである。
【0013】なお、上記実施例においては(コード化信号11+ダミーコード+コード化信号12)を送信器2aで予め記憶し、受信器3aの記憶器8aに同様のコード化信号を記憶させておくものとして説明したが、送信器2aの発振回路5a内にコード化信号メモリ手段と、演算手段を設け、コード化信号メモリ手段からのコード化信号を規定した回数を演算する演算手段に取り入れ、演算されるごとにコード化信号がインクリメンタルされ且つ、コード化信号として発信されるようにし、更にダミーコード発生手段を設け、適宜このコード化信号間にダミーコード手段からのダミーコードを挿入して送信するようにすれば、送信器2aは大きなメモリ容量を持たなくても大きな容量の送信信号を送信することができる。
【0014】又、受信器3aにおいても、受信されたコード化信号を比較器9aより前の段階にダミーコード除去手段を設けることによって、コード化信号のみを比較するだけで良くなり、受信器3aの記憶器8aのメモリ容量も小さくできるものである。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなように、コード化信号を2連送以上送信するとともに、1番目のコード化信号と2番目のコード化信号を異ならせ、更に、ダミーコードを付加して送信コード化信号を市販のコピー機器のメモリ容量より大きいものとして自動車のキーレスエントリーシステムのセキュリティーの向上を図ったものである。




 

 


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