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発明の名称 ディジタルデータ記録再生方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−45043
公開日 平成7年(1995)2月14日
出願番号 特願平5−183714
出願日 平成5年(1993)7月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 濱井 信二 / 今井 史計
要約 目的


構成
カセット9の挿入時に、データを管理する管理データが記録されている磁気テープ10上のアドレスをメモリー11から読み出し、そのアドレスをテープ制御回路7に出力することにより磁気テープ10を管理データの記録されている位置に移動する。そして、ヘッド8により前記管理データを読み出し、管理データ記憶回路5に記憶する。テープの取り出し時には管理データ記憶回路5に記憶された管理データをデフォーマッタ2により記録電流に変換し、ヘッド8により磁気テープ10に記録するとともに、メモリー11にその記録されたアドレスを記録する。
特許請求の範囲
【請求項1】ディジタルデータをテープに記録再生する記録再生装置において、前記ディジタルデータを管理する管理データを前記テープに記録し、前記管理データの記録位置を示すアドレスを、前記テープと同一のカセットに収められたメモリーに記録することを特徴とするディジタルデータ記録再生方法。
【請求項2】ディジタルデータをテープに記録再生する記録再生装置において、前記ディジタルデータを管理する管理データを階層化し、あるいは優先順位をつけて、上位階層のあるいは優先順位の高い前記管理データのみを前記テープと同一のカセットに収められたメモリーに記録し、下位階層のあるいはすべての前記管理データを前記テープに記録することを特徴とするディジタルデータ記録再生方法。
【請求項3】ディジタルデータをテープに記録再生する記録再生装置において、前記テープの領域分割の際に、分割した領域の位置を示すアドレスを前記テープと同一のカセットに収められたメモリーに記録することを特徴とするディジタルデータ記録再生方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ等の記録媒体上にディジタルデータを記録再生する際の記録再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープを用いたコンピュータなどのデータ記録再生装置において、磁気テープ上に記録されるデータは、記録再生装置によって自動的に付加されるデータと、コンピュータなどのホストによって転送され記録されるデータの大きく二つのデータに分けることができる。記録再生装置によって自動的に付加されるデータ(付加データ)は、磁気テープの始点、終点の情報、ブロックを区切る情報、磁気テープ上の位置を示すアドレス、誤り検出あるいは訂正用の情報等である。また、ホストによって記録されるデータは、ブロックと呼ばれる所定の大きさに分割されて記録される。ブロックは、磁気テープ上に記録できる最小の単位である。ランダムアクセスが可能な記録再生装置では、ブロックに番号が付けられ、番号を指定することによって、その番号のブロックのデータを読み出し、あるいは記録することができる。ランダムアクセスが可能でない、一般にシーケンシャルな記録再生装置と呼ばれる記録再生装置では、記録はブロックの並んだ順番、あるいは、一定の順序でしか記録することができず、また、読み出しも記録された順序で読み出される。このような記録再生装置では、ブロックの記録位置を示すアドレスは相対的に指定され、たとえば、4ブロック後のブロック等と指定される。このように、記録再生装置においては、ホストから記録、読み出しされるデータは、相対的なあるいは絶対的なブロックのアドレス指定によって記録あるいは読み出しが成される。
【0003】一方、ホスト側からみれば、記録するべきデータとともに例えばデータの名前、属性、大きさ等の情報を記録、読み出しあるいは検索時に利用することができれば便利である。これらをここでは管理データと呼ぶ。
【0004】そのため、例えば、データに対して管理データを付加して、データと管理データを同一の場所に記録する方法がシーケンシャルな記録再生装置では一般的である。この方法では、データの読み出し時に管理データをともに読み出すことが可能であるが、検索のため管理データをすべて読み出すことは、管理データが別々の場所に記録されるため非常に時間がかかる。また、ランダムアクセスが可能な記録再生装置あるいは一部のシーケンシャルな記録再生装置では、別の方法として、一定のブロックを管理データを記録するために割り当て、データを記録するとともに管理データを記録し、検索時には管理データを読み出すことにより高速な検索を可能とする方法がある。
【0005】このように、磁気テープを用いた記録再生装置では、管理データをデータとともに記録することによって検索、読み出しを容易にしている。
【0006】また、より高速に検索を行う手段として、磁気テープと同一のカセットにメモリーを収め、テープカセットの情報をこのメモリーに記録する方法が知られている。
【0007】また、管理を容易にする手段として、磁気テープの領域を複数に分割し、それぞれを独立した領域として扱う方法が知られている。これを用いて、使用者が目的によって領域を使い分けたり、また、管理データを小さくし検索を容易にすることなど可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように磁気テープ上に管理データを記録する方法では、管理データを高速に検索するためには、いつも同一の場所に管理データを記録することが必要である。しかし、この方法では磁気テープ上の管理データを記録する場所はくり返し使用され、劣化しやすいことが欠点としてあげられる。コンピュータなどにおいて磁気テープの記録機器は、その容量が大きなことをいかして、バックアップやデータの保管などに用いられている。そのデータの管理領域に誤りが発生すれば、その磁気テープに記録されているデータがすべて読み出し不可能となり、その影響は単なるデータの誤りよりも影響が大きい。しかし、管理データの記録場所を変更することは、管理データの記録場所を読み出すたびに検索することが必要となり、検索のために時間が必要である。
【0009】また、磁気テープの領域を分割して、それぞれを独立した領域として扱う方法においては、それぞれの領域に磁気テープ上の位置を示すアドレスを記録し、また、再生時には領域の開始するアドレスを知る必要がある。そのため領域を分割するときに多大な時間がかかり、また、再生時には異なる領域間では高速な検索ができず使用者の負担となっている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、第1の発明のディジタルデータ記録方法は、管理データの記録された場所をテープと同一のカセットに収められたメモリーに記録し、管理データの検索時には、このメモリーの場所情報を用いて管理データを高速に読みだすものである。
【0011】また、第2の発明のディジタルデータ記録方法は、管理データを階層化し、あるいは管理データを重要な管理データと重要でない管理データに選択し、より上位の階層の管理データのみを、あるいは重要な管理データのみを、テープと同一のカセットに収められたメモリーに記録するものである。
【0012】また、第3の発明のディジタルデータ記録方法は、テープ上の領域を2つあるいはそれ以上の独立した領域に分割する際に、テープ上には記録せず、磁気テープと同一のカセットに収められたメモリーに、分割した位置を示すアドレスを記録することによって、領域を分割するものである。
【0013】
【作用】第1の発明は、ディジタルデータの記録再生装置において、管理データの記録位置を示すアドレスを、磁気テープと同一のカセットに収められたメモリーに記録することにより、データの検索を高速に行うものである。
【0014】また、第2の発明は、ディジタルデータの記録再生装置において、管理データを分割して記録することにより、テープと同一のカセットに収められたメモリーがデータが要求する管理データに対して小さいときでも、管理データを記録するものである。
【0015】また、第3の発明は、ディジタルデータの記録再生装置において、テープ上の領域を二つあるいはそれ以上の独立した領域に分割する際に、テープ上には記録せず、磁気テープと同一のカセットに収められたメモリーに、分割した位置を記録することによって、領域の分割を高速に行うものである。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明のディジタルデータ記録再生装置の一実施例におけるブロック図である。1はフォーマッタ、2はデフォーマッタ、3は記録/再生切替スイッチ、4はデータ/管理データ切替スイッチ、5は管理データ記憶回路、6はコントローラ、7はテープ制御回路、8はヘッドである。また、9は交換可能なカセットであり、10は磁気テープ、11はメモリーである。また、磁気テープ10およびメモリー11は同一のカセット9に収められている。
【0018】フォーマッタ1では、データおよび管理データの記録時にブロック化、付加データの付加を行い、データを並べ変え、変調を行い記録電流としてヘッド8に出力する。また、ヘッド8では入力された記録電流により磁気テープ10に記録を行う。
【0019】また、ヘッド8は再生時には再生ヘッドとしてはたらき、磁気テープ10に記録されたデータをデフォーマッタ2に出力する。デフォーマッタ2では、ヘッド8により磁気テープ10から再生された信号に対して、復調し、データの並べ変えを行い、付加データを取り去り、付加データと、データおよび管理データを出力する。
【0020】管理データ記憶回路5では、管理データおよび付加データを記憶し、要求に従い管理データ、付加データあるいはそれらの一部を出力する。
【0021】テープ制御回路7ではコントローラ6から入力されるアドレスに従って磁気テープ10を所望する場所に移動する。
【0022】カセット9をディジタルデータ記録再生装置に挿入したとき、記録/再生切替スイッチ3をPB側にし、データ/管理データ切替スイッチ4をB側にする。コントローラ6によってカセット9内のメモリー11より付加データが読み込まれる。その付加データに記録されているカセット9の用途、容量などの付加データとともに、管理データの記録されたアドレスがコントローラ6に入力される。この管理データの記録されたアドレスをテープ制御回路7に出力し、磁気テープ10を管理データが記録された位置まで移動する。そして、磁気テープ10から管理データを管理データ記憶回路5に記憶する。
【0023】データの記録時には、記録再生切替スイッチ3はRec側にされ、データ/管理データ切替スイッチ4はA側にされ、ホストからデータがフォーマッタ1に入力される。フォーマッタ1では、コントローラ6で生成されるアドレス等の付加データとともにデータを記録信号とするとともに、大きさなどの付加データをコントローラ6に出力する。また、コントローラ6に入力された付加データは、データとともにディジタルデータ記録再生装置に入力される管理データとともに、管理データ記憶回路5に記憶される。
【0024】データの再生時には、コントローラ6により、管理データ記憶回路5に記憶された管理データから所望のデータの記録されたアドレスを読みだし、そのアドレスをテープ制御回路7に入力することにより、磁気テープ10を所望するデータが記録された位置まで移動する。また、記録再生切替スイッチ3はPB側にされ、データ/管理データ切替スイッチ4はA側にされ、磁気テープ10から読みだされたデータはデフォーマッタ2で変換された後、ホストに出力される。
【0025】また、データの記録時には、管理データ記憶回路5の管理データと磁気テープ10上の管理データが食い違うため、ホストからの命令があったとき、あるいはカセット9の取り出し時等には管理データ記憶回路5に記憶されている最新の管理データは磁気テープ10に記録されるとともに、メモリー11にそのアドレスを記録する。この時、記録/再生切替スイッチ3はRec側に、データ/管理データ切替スイッチ4はB側にされる。
【0026】このように、管理データのアドレスをメモリー11に記録することによって、管理データの記録位置を知ることができ、管理データが任意の位置にあっても記録されている位置に高速に移動し読み込むことが可能となる。
【0027】以上の説明においては、管理データの磁気テープ10上のアドレスをメモリー11に記録したが、さらに、高速に管理データを得るために、管理データを磁気テープ10ではなく、メモリー11に記録することも可能である。しかし、管理データの量は、記録するデータに依存し、その量をあらかじめ知ることは困難であり、また管理データに比較してメモリー11の容量が小さいこともありえる。そのような場合では、磁気テープ10に未使用の部分が存在しても、データを記録することはできなくなる。これを避けるためにメモリー11を大容量化してもよいが、コストが増大する。
【0028】そこで、管理データを階層化し、管理データがメモリー11に記録できる場合は管理データをメモリー11に記録し、管理データが大きくメモリー11にすべてを記録することができない場合は階層化した管理データの上位の管理データ、すなわちより重要な管理データをメモリー11に記録し、下位の管理データを磁気テープ10上に記録することで、管理データの容量が増大したときにも、管理データを記録できる。
【0029】管理データには、ファイル名、記録された時間、大きさ、記録した機器、記録したホストなど多くが考えられる。これらは、使用目的によりホストによって入力されるが、これらに優先順位をつけ、メモリー11に入るだけの管理データをメモリー11に記録し、その他の管理データ、あるいはすべての管理データは磁気テープ10に記録する。たとえば、ファイル名のみを検索のキーとするシステムにおいては、そのほかの情報は、検索には必要なく、その他の管理データを速度の遅い磁気テープ10に記録しても支障はない。
【0030】また、管理データの種類を削減するだけでなく、データを階層化して扱っても、重要なデータを抽出することができる。たとえば、記録された時間の情報は多くの場合秒あるいはそれ以下の精度で記録されるが、実際の検索の場合はそれほどの精度が要求されるようとは少ない。たとえば、検索を日単位でしか行わないシステムにおいては、年月日の管理データをメモリー11に記録し、時分秒の管理データを磁気テープ10に記録することによって重要な管理データの抽出を行うことが可能となる。また、データの大きさでは、多くのシステムでは、バイト単位で記録されるが、ブロック単位の大きさで良い場合もある。
【0031】このように、管理データを階層化、あるいは、優先順位をつけることで、管理データが大きくなっても破綻のないシステムを構成することが可能となる。
【0032】磁気テープ10の領域を分割し、独立した複数の領域として利用するときの磁気テープ10上のパターンを図2に示す。(a)は領域を分割する前のテープパターンの例であり、(b)は領域を分割した後のテープパターンである。また、12は既にデータあるいは管理データが記録された部分であり。13は未使用の部分であり、14は領域間のギャップであり、15は領域のスタートのマークである。
【0033】磁気テープ10のC点の場所で領域を分割し領域Eを新たに作成する場合、C点の直前に領域ギャップ14が設定される。そして、メモリー11の新しい領域Dの付加データの最終記録アドレス、あるいは残り容量を更新する。またC点の直後に領域のスタートのマークを記録する。このマークにはたとえば、新しい領域の始点と終点の位置、容量などを記録し、領域Eの開始点を検索しやすくする。この時、領域ギャップ14は領域Dにおいて記録されたデータが領域Eに渡ることを防止する。
【0034】読み出し時には、領域の位置をメモリー11から知ることができ、このアドレスをテープ制御回路7に出力することによって、高速に所望する領域に移動することが可能となるこのように、磁気テープ10の領域を分割して、独立した複数の領域を作成するとき、磁気テープ10のすべての領域に磁気テープ10上の位置を示すアドレスを記録せずに、メモリー11に記録された付加データのみで、領域の区切ることが可能となる。
【0035】なお、図1において、コントローラ6はホストのプログラムであってもよく、また、管理データ記録回路5で記憶される管理データはホストが記憶し、その都度ディジタルデータ記録再生装置に伝送してもよく、フォーマッタ1およびデフォーマッタ2はホスト側にあってもよい。
【0036】また、管理データをすべてメモリー11に記録できるときは管理データをメモリー11に記録し、管理データがすべてメモリー11に記録できないときは記録データを磁気テープ10に記録し、その記録されたアドレスをメモリー11に記録してもよい。
【0037】また、データ、管理データ及び命令はホストから同一の信号線を用いて、多重して伝送されてもよく、領域ギャップ14には、領域Eにおいてサーボをかけるためのパターンを記録してもよい。何も記録しなくてもかまわない。
【0038】さらに、未使用部分13に磁気テープ10上の位置を示すアドレスを記録してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、ディジタルデータを記録再生する装置において、データを管理する管理データを記録している磁気テープ上のアドレスを、磁気テープと同一のカセットに収められたメモリーに記録し、管理データの読み出し時にはこのアドレスを元に検索することによって、管理データの読み出しが高速に行え、データを高速に検索することができ、その実用的効果は大きい。
【0040】また第2の発明によれば、管理データを階層化し、または優先順位をつけ、上位のあるいは優先順位の高い管理データのみを磁気テープと同一のカセットに収められたメモリーに記録することによって、管理データがメモリーに記録しきれないときでも、必要な管理データを高速に読み出すことが可能となり、これによりデータを高速に検索するでき、その実用的効果は大きい。
【0041】また、第3の発明によれば、磁気テープの領域を分割するとき、磁気テープ上の位置を表すアドレスを記録することが不要となり、分割を高速に行うことが可能である。また、読み出し時においても領域のアドレスを高速に知ることができ、その実用的効果は大きい。




 

 


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