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発明の名称 コンパクトディスク装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−44966
公開日 平成7年(1995)2月14日
出願番号 特願平5−208624
出願日 平成5年(1993)7月30日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】武田 元敏
発明者 木場 光弘 / 山崎 博範
要約 目的
コンパクトディスク装置において、8cmCD,12cmCDはもとより、電子ブック用8cmキャディを装置に装着することができるCD装置を提供する。

構成
電子ブック用8cmキャディ10が装置に装着されたか否かを判断するためのキャディセットローラ11と、このキャディセットローラ11とコイルバネ13により直線運動を行うキャディセットスライダー12およびピンA18と、このピンA18をガイドとして用い、前述のキャディセットスライダー12の直線運動により前述のピンA18をガイドとしてセットレバー14が円弧運動を行い、このセットレバー14に取り付けられたギヤA15が電子ブック用8cmキャディ10のシャッターの開閉を行うシャッターレバーアーム16ならびにシャッターレバー24のギヤB17に噛み合い、シャッターの開閉が可能となる機構を備える。また、通常の8cmCDおよび12cmCDを装着した場合は、この機構は動作しない。
特許請求の範囲
【請求項1】 電子ブック用8cmキャディが装置に装着を検出するためのキャディセットローラと、このキャディセットローラを組み込み、このキャディセットローラと先端に取り付けたコイルバネにより直線運動を行うキャディセットスライダーと、このキャディセットスライダーの中央部に取り付けられたピンと、このピンをガイドとして、前述のキャディセットスライダーの直線運動により円弧運動を行うためのセットレバーガイド穴を持つセットレバーを備え、8cmコンパクトディスク,12cmコンパクトディスクを装置に装着したときは、前述のキャディセットローラとキャディセットスライダーが直線運動を行わず、電子ブック用8cmキャディを装置に装着したときは、前述のキャディセットローラが電子ブック用8cmキャディによって押され、キャディセットスライダーが直線運動を行い、これにより前述のピンをガイドとしてセットレバーが円弧運動を開始し、このセットレバーに取り付けられているギヤが電子ブック用8cmキャディのシャッターを開閉するシャッターアームおよびシャッターレバーを動作させるギヤに噛み合い、電子ブック用8cmキャディのシャッターを開き、ディスクを装置に装着させることができることを特徴とするコンパクトディスク装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク(以下、CDという)を媒体としたCD駆動装置において、8cmCD,12cmCD,電子ブック用8cmキャディの各種メディアを区別することなく装着できるCD装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のCD装置においては、8cmCDと12cmCDの両方を装着できる装置がほとんどであるが、電子ブック用8cmキャディをそのまま装着できるものがなく、このようなCD装置において電子ブック用8cmキャディを装着する場合、オペレータがキャディからディスクを取り出し、取り出したディスクを装置に装着する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来例は、電子ブック用8cmキャディを装着する場合、オペレータがキャディより毎回、中のディスクを取り出して装着しなければならず、音楽用CDとは違い、記録されているデータがプログラムデータ,テキストデータ,イメージデータ等であるため、傷,ゴミ等の対策が非常に難しく、装置の誤動作ならびに動作停止に結びつくなどの問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解決し、オペレータが区別することなく、8cmCD,12cmCDはもとより、電子ブック用8cmキャディを装置に装着することができるCD装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するため、電子ブック用8cmキャディが装置に装着を検出するためのキャディセットローラと、このキャディセットローラを組み込み、このキャディセットローラと先端に取り付けたコイルバネにより直線運動を行うキャディセットスライダーと、このキャディセットスライダーの中央部に取り付けられたピンと、このピンをガイドとして、前述のキャディセットスライダーの直線運動により円弧運動を行うためのセットレバーガイド穴を持つセットレバーを備え、8cmコンパクトディスク,12cmコンパクトディスクを装置に装着したときは、前述のキャディセットローラとキャディセットスライダーが直線運動を行わず、電子ブック用8cmキャディを装置に装着したときは、前述のキャディセットローラが電子ブック用8cmキャディによって押され、キャディセットスライダーが直線運動を行い、これにより前述のピンをガイドとしてセットレバーが円弧運動を開始し、このセットレバーに取り付けられているギヤが電子ブック用8cmキャディのシャッターを開閉するシャッターアームおよびシャッターレバーを動作させるギヤに噛み合い、電子ブック用8cmキャディのシャッターを開き、ディスクを装置に装着させることができることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、キャディセットローラにより電子ブック用8cmキャディが装置に装着されたか否かを検出し、装着されたときはキャディセットローラが電子ブック用8cmキャディに押されて、キャディセットスライダーが直線運動を行い、ピンをガイドとしてセットレバーが円弧運動を行い、このセットレバーに取り付けられたギヤが電子ブック用8cmキャディのシャッターを開き、装着を可能にする。また、通常の8cmCDおよび12cmCDを装着した場合は、前記電子ブック用8cmキャディの装置への装着を検出するキャディセットローラが動作せず、従来と同様に8cmCD,12cmCDをそのまま装置に装着することが可能となる。
【0007】
【実施例】図1ないし図5は、それぞれ本発明の一実施例におけるCD装置の上面図,前面図,後面図,右側面図および左側面図を示す。本CD装置は、大きく分けてトレイ1,蓋2,CDメカ3,電子ブック用8cmキャディ検出およびシャッター開閉機構部4,CDメカ押し上げ機構部5より構成される。
【0008】なお、上記トレイ1には12cmCD用装着溝6,8cmCD用装着溝7および電子ブック用8cmキャディ用装着溝8がそれぞれ設けられ、蓋2にはCDの中心をCDメカ3に装着するためのクランパー9が設けられている。
【0009】電子ブック用8cmキャディ検出およびシャッター開閉機構部4ならびにCDメカ押し上げ機構部5は、図6および図7を用いて説明する。図6と図7は、図1の電子ブック用8cmキャディ検出およびシャッター開閉機構部4のうち、電子ブック用8cmキャディ検出部を詳細に示した拡大図であり、図6は電子ブック用8cmキャディが装着される前の状態を表した上面図(1)と前面断面図(2)であり、図7は電子ブック用8cmキャディが装着された状態を表した上面図(1)と前面断面図(2)である。
【0010】図6および図7において、10は電子ブック用8cmキャディ、11は前記電子ブック用8cmキャディ10が装置に装着されたか否かを検出するキャディセットローラ、12は前記キャディセットローラ11と先端に取り付けたコイルバネ13により直線運動を行うキャディセットスライダー、14はセットレバーガイド穴19を持つセットレバー、15は段付きギヤ30と噛み合うギヤA、16はギヤB17と接続されるシャッターレバーアーム、18はキャディセットスライダー12に取り付けられたピンA、20はトレイ1に設けたピン逃がし穴、21は前記シャッターレバーアーム16等が取り付けられるベース、22は捻りバネB、23は捻りバネA、24は前記シャッターレバーアーム16に取り付けられているシャッターレバー、25は蓋2に取り付けられたロットレバー、26はラック29に取り付けられたロットA、27はピニオン、28はラック29のラックガイドネジ、31は前記ラック29に刻まれたラックギヤ、32はラック29のラックガイド穴である。
【0011】以上のように構成された電子ブック用8cmキャディ検出部の動作を説明する。
【0012】まず、電子ブック用8cmキャディ10が装着されていないときは、図6で示したようにキャディセットローラ11およびキャディセットスライダー12はコイルバネ13により右側に押された状態となっており、セットレバー14の先端に取り付けられたギヤA15がシャッターレバーアーム16に取り付けられているギヤB17と離れた状態になっている。このシャッターレバーアーム16は、ギヤB17を介してベース21に取り付けられており、ギヤA15と段付きギヤ30の下側とは常に噛み合った状態となっている。
【0013】また、図1からもわかる通り、当然この状態において8cmCDまたは12cmCDを装着しても、それぞれのCDはキャディセットローラ11に接触することがないことがわかる。ここで、電子ブック用8cmキャディ10を、図6(2)で示した方向(下側)に装着したならば、図7に示したようにキャディセットローラ11とキャディセットスライダー12に取り付けられたピンA18は、セットレバー14のセットレバーガイド穴19に貫通しており、このとき、キャディセットスライダー12に取り付けられたピンA18もキャディセットスライダー12と同一方向に、トレイ1に設けたピン逃がし穴20の中を動く。これにより、セットレバー14はピンA18により左側に押される力が働くが、セットレバーガイド穴19がピンA18のガイドとして働き、その力をセットレバー14が図7(1)の矢印のように時計回りに動くよう円弧運動に変換する。
【0014】これにより、セットレバー14に取り付けてあるギヤA15がシャッターレバーアーム16に取り付けられているギヤB17と噛み合うことになる。これにより、電子ブック用8cmキャディ10のシャッターを開ける準備が整ったことになる。
【0015】次に、電子ブック用8cmキャディ検出およびシャッター開閉機構部4のうち、図1のシャッター開閉機構部の拡大図を図8,図9,図10に示す。
【0016】図8,図9,図10の(1)はシャッター開閉機構部の上面図、(2)は蓋の位置関係を示す左側面図をそれぞれ示す。
【0017】図8ないし図10において、33はシャッター開閉溝、34は引張りコイルバネである。
【0018】以上のように構成された電子ブック用8cmキャディのシャッターの開閉動作は、蓋2の開閉動作に連動して行われる。図8は蓋2を閉じ始めた状態であり、蓋2に取り付けられたロットレバー25がラック29に取り付けられたロットA26を少し押した状態となり、トレイ1に取り付けられたラックガイドネジ28およびラックガイド穴32に沿ってラック29は矢印の方向(上面図では上から下へ、左側面図では左から右)へ働き、ラック29に刻んであるラックギヤ31がピニオン27を反時計回りに回転させる。
【0019】このピニオン27は、図6,図7でもわかるように段付きギヤ30と噛み合っており、これにより段付きギヤ30が時計回りに回転すると同時に、段付きギヤ30の下側と噛み合っているギヤA15が反時計回りに回転し、ギヤA15と噛み合っているギヤB17が時計回りに回転する。これにより、ギヤB17が取り付けてあるシャッターレバーアーム16も時計回りに回転し、同様にシャッターレバーアーム16に取り付けられているシャッターレバー24も時計回りに回転し、電子ブック用8cmキャディ10のシャッター開閉溝33にシャッターレバー24の先端が噛み合うことになる。
【0020】さらに、図9では蓋2が半分程閉じた状態であり、図8の説明で述べた動作が継続されるとともに、シャッターレバー24が捻りバネA23の力により、シャッターを押しつけながら矢印の方向(上面図で右から左,左側面図で左から右)へ動き、シャッターを開ける動作が行われる。
【0021】図10では、蓋2が完全に閉じた状態であり、シャッターレバーアーム16がギヤB17を中心に180度回転することになり、このことで電子ブック用8cmキャディ10のシャッターは完全に開かれた状態となる。
【0022】なお、図8,図9,図10では、シャッターレバーアーム16,シャッターレバー24の動作が段付きギヤ30に重ねて記載されているが、実際は、図2および図11の前面断面図で示すように段付きギヤ30等の上部にて回転動作を行うため、段付きギヤ30等と接触することはない。
【0023】なお、シャッターレバーアーム16に取り付けられた捻りバネB22では、電子ブック用8cmキャディ10のシャッターを閉じるとき、すなわち蓋2を開けるときにシャッターレバー24を元に押し戻すために用いられ、また、引張りコイルバネ34は、蓋2が途中まで開けられたなら、後は自動的に蓋2が全開になるために用いられるものである。
【0024】次に図1のCDメカ押し上げ機構部5の拡大図を図11,図12,図13に示し、図12はCDメカ押し上げ機構部5の上面図、図13と図14は蓋2の状態を示した右側面図(1)と、そのときのCDメカの状態を示した前面図(2)である。
【0025】図11ないし図13において、35は磁石、36は押し下げレバー支点、37はCDメカ押し上げレバー、38は蓋支点、39はCDメカヒンジ、40は蓋レバー、41はCDメカ取り付けブラケット、42はピンB、43はロットB、44はロットガイド、45はロットガイドネジ、46は押し下げレバー、47はブラケット、48は板バネ、49は突起部である。
【0026】以上のように構成されたCDメカを押し上げる動作は、前述の電子ブック用8cmキャディ10のシャッターを開ける動作と同様に、蓋2を閉じる動作に連動させて行う。
【0027】まず、蓋2が開いている状態、すなわち図13においては、CDメカ取り付けブラケット41に取り付けられたCDメカ3はCDメカヒンジ39を支点とし、板バネ48が取り付けられているCDメカ押し上げレバー37の傾きに合わせ、CDメカ3の突起部49を支えとして下側に固定された状態をとる。
【0028】蓋2が閉じた状態、すなわち図14では、蓋2が蓋支点38を中心に押し下げられていくと、蓋2に取り付けられた蓋レバー40がロットB43に取り付けられたピンB42を右方向に押す力が働く。これにより、ロットガイド44に取り付けられたロットガイドネジ45に沿ってロットB43が右方向に動き、このロットB43と噛み合う押し下げレバー46が、押し下げレバー支点36を中心に反時計回りに回転する。この力が押し下げレバー46と接触接続されているCDメカ押し上げレバー37を下方向に押す力となり、CDメカ押し上げレバー37がブラケット47を支点とし、時計回りに円弧運動を行う。これにより、CDメカ押し上げレバー37に取り付けられた板バネ48がCDメカ3を上方向へ押し上げ、装着されたディスクはCDメカ3に取り付けられた磁石35と、蓋2に取り付けられたクランパー9により固定されることになる。
【0029】なお、以上の説明が本発明のポップアップ式CDローディング方式で用いた場合の実施例であるが、電子ブック用8cmキャディ10の検出機構をトレイに実装することで、フロントローディング方式およびカンガルーポケット方式のCD装置にも流用できるということが容易に判断できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンパクトディスク装置は、電子ブック用8cmキャディの装着検出を容易な機構で実現でき、このことにより、8cmCD,12cmCD,電子ブック用8cmキャディをオペレータが区別することなく簡単に装着することができ、メディアごとにCD装置を設ける必要がなくなるので、低コスト化が図れる。




 

 


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