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発明の名称 スピーカ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−38994
公開日 平成7年(1995)2月7日
出願番号 特願平5−183740
出願日 平成5年(1993)7月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 稲葉 温
要約 目的
各種音響機器に使用されるスピーカにおいて、振動板の変形、破損を防止し、高信頼性のスピーカを提供することを目的とする。

構成
ボイスコイルボビン17と振動板15の結合を断熱材18を介して行うことにより振動板15の変形、破損を防止し、高信頼性のスピーカを提供することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 磁気ギャップを有した磁気回路と、この磁気回路の上面に結合されたフレームと、このフレームの周縁に外周部を結合すると共に上記磁気ギャップにはまり込むボイスコイルを断熱材を介して中央部に結合した振動板からなるスピーカ。
【請求項2】 ボイスコイルと振動板の間に配置結合される断熱材を、樹脂からなる振動板の中央部にインサート成形により一体形成した請求項1記載のスピーカ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種音響機器に利用されるスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3(a),(b)に従来のスピーカの断面図を示す。磁気回路はリング状の上部プレート2、同じくリング状の永久磁石3、センターポールを備えた下部プレート4により構成されており、上部プレート2と下部プレート4のセンターポール4によって構成される磁気空隙中にボイスコイル線輪8が挿入されている。5は振動板でボイスコイルボビン7と接着固定されている。振動板5の支持は周辺部はフレーム1に固定されており、中心部はボイスコイルボビン7に接着固定されたサスペンション9により行われている。フレーム1は上部プレート2と結合されている。6はダストキャップである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来のスピーカでは特に振動板5にポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を用いた際に、音質面、あるいはボイスコイルの耐入力を向上させるために金属製のボイスコイルボビン7を用いることがあるが、過大入力がスピーカに加わった時にボイスコイル線輪8での発熱がボイスコイルボビン7を伝わって振動板5の中心ネック部に伝わり、その熱で振動板5が変形したり破損したりするという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明によるスピーカは、ボイスコイルと振動板の結合を断熱材を介して行う構成としたものである。
【0005】
【作用】このような構成により、ボイスコイルから発生する熱は直接振動板に伝わるのではなく、断熱材を介して伝わることになって振動板の発熱を抑え、振動板の変形、破損を防止することができ、信頼性の高いスピーカを提供することが可能となる。
【0006】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面を用いて説明する。
【0007】図1(a),(b)は同実施例によるスピーカの構成を示す断面図とその要部を拡大した断面図であり、同図において磁気回路はリング状の上部プレート12、同じくリング状の永久磁石13、センターポールを有する下部プレート14より構成されており、上部プレート12と下部プレート14のセンターポールによって構成される磁気空隙中にボイスコイル線輪19が挿入されている。15は振動板で振動板の支持は周辺部はフレーム11の外周部、中央部はボイスコイルボビン17に接着固定されたサスペンション20によりなされている。又振動板の中央部は断熱材18を介してボイスコイルボビン17に接着固定されている。フレーム11は上部プレート12と接合されている。16はダストキャップである。
【0008】また、図1(b)に詳細を示すように振動板15とボイスコイルボビン17の結合部は断熱材18を介して行うものであり、同図において21は接着剤で振動板15と断熱材18を結合するためのものであり、接着剤22は振動板15と断熱材18を接合したものをボイスコイルボビン17と接着するためのものである。
【0009】このような構成とすることにより、スピーカに大入力が加わり、ボイスコイルが発熱した際に、この熱は断熱材18によって吸収され、直接振動板15に伝わらないために振動板15の変形や破損を防ぐことができる。
【0010】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例について図面を用いて説明する。図2(a),(b)は同実施例にるスピーカの構成を示す断面図とその要部を拡大した断面図であり、基本的な構成は上記第1の実施例で説明した図1(a),(b)のスピーカと同じであるため、同じ部品については同一符号を付与してその説明は省略し、異なる部分についてのみ説明を行う。
【0011】図2(a),(b)において23は振動板であり、この振動板23は樹脂を射出成形して得たもので、その中心部に断熱材24をインサート成形し、これをボイスコイルボビン17に接着剤25で接合した構成としている。このような構成とすることにより、上記実施例1で述べた効果の他に、接着剤25の使用量を減らして振動質量を小さくし、再生出力の向上を図ることができるようになる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によるスピーカはボイスコイルと振動板との結合を直接行わずに断熱材を介して行う構成とすることにより、スピーカに大入力が加わってボイスコイルが発熱しても、このボイスコイルの発熱は振動板に直接伝わらないために振動板の熱による変形、破損が防止でき、信頼性の高いスピーカを提供することができる。




 

 


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