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発明の名称 コードレス電話装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−38957
公開日 平成7年(1995)2月7日
出願番号 特願平5−179626
出願日 平成5年(1993)7月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 古賀 寿浩
要約 目的
1つの子機から他の子機へ電話帳データを転送する際に、所有者により設定された電話帳のみを転送、表示する。

構成
送話音声と制御データを高周波信号として送信する無線送信手段5、受信高周波信号から音声と制御データを受信する無線受信手段6、キー入力手段10、入力されたキー及びコードレス電話装置の状態を表示する表示手段8、電話帳データ111を含むデータを記憶する記憶手段11、無線送信手段5、無線受信手段6、キー入力手段10、表示手段8、記憶手段11の動作を制御する制御手段9により構成され、記憶手段11内に記憶された電話帳データ111の各データに公開の可否を示す識別符号と、制御手段9内に前記識別符号を検出する識別符号検出手段92を設けた。
特許請求の範囲
【請求項1】送話音声と制御データを高周波信号として送信する送信手段、受信高周波信号から音声と制御データを受信する受信手段、操作キーとしてのキー入力手段、入力されたキー及びコードレス電話装置の状態を表示する表示手段、電話帳データを記憶する記憶手段、前記送信手段、受信手段、キー入力手段、表示手段、記憶手段の動作を制御する制御手段により構成されるコードレス電話装置において、前記記憶手段内に記憶された電話帳の各データに公開の可否を示す識別符号と、前記制御手段内に前記識別符号を検出する識別符号検出手段とデータ送受信手段を設け、前記識別符号検出手段の検出出力により前記データ送受信手段が前記記憶手段内の電話帳データを送信することを特徴とするコードレス電話装置。
【請求項2】送話音声と制御データを高周波信号として送信する送信手段、受信高周波信号から音声と制御データを受信する受信手段、操作キーとしてのキー入力手段、入力されたキー及びコードレス電話装置の状態を表示する表示手段、電話帳データと所有者により予め決められた暗証番号を記憶する記憶手段、前記送信手段、受信手段、キー入力手段、表示手段、記憶手段の動作を制御する制御手段により構成されるコードレス電話装置において、前記制御手段内に転送依頼先から送信され前記データ送受信手段により受信した受信暗証番号と前記記憶手段内の暗証番号を比較する比較手段を設け、前記比較手段出力により前記記憶手段内の電話帳データを送信することを特徴とするコードレス電話装置。
【請求項3】送話音声と制御データを高周波数信号として送信する送信手段、受信高周波信号から音声と制御データを受信する受信手段、操作キーとしてのキー入力手段、入力されたキー及びコードレス電話装置の状態を表示する表示手段、電話帳データと所有者により予め決められた暗証番号を記憶する記憶手段、前記送信手段、受信手段、キー入力手段、表示手段、記憶手段の動作を制御する制御手段により構成されるコードレス電話装置において、キー入力手段より入力された暗証番号と前記記憶手段内の暗証番号を比較する比較手段を設け、前記比較手段出力により前記2つの暗証番号が一致したとき前記記憶手段内の電話帳データを表示手段により表示することを特徴とするコードレス電話装置。
【請求項4】転送依頼先から送信され前記データ送受信手段により受信した受信暗証番号と前記記憶手段内の暗証番号を比較する比較手段を設け、前記識別符号検出手段の検出出力と前記比較手段出力により前記記憶手段内の電話帳データを送信することを特徴とする請求項1記載のコードレス電話装置。
【請求項5】キー入力手段より入力された暗証番号と前記記憶手段内の暗証番号を比較する比較手段を設け、前記識別符号検出手段の検出出力と前記比較手段出力により前記記憶手段内の電話帳データを表示手段により表示することを特徴とする請求項1記載のコードレス電話装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチ子機構成の子機間通話を利用して、1つの子機からもう1つの子機へ電話帳データを転送するコードレス電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コードレス電話装置の利用形態として1台の親機に複数の子機を登録できるようにしたマルチ子機構成が一般的になりつつある。このような構成のコードレス電話装置においては、1台の親機の4〜8台の子機が登録出来るようになっている。一方、コードレス電話装置においても通常の有線電話機のようにワンタッチで電話がかけられるワンタッチダイヤルや少ないキー操作回数で電話がかけられる短縮ダイヤル等の多機能化も進んでおり、これらの機能を使うための電話帳機能をそれぞれの子機が持っている。
【0003】このような電話帳機能は予め宛先名とその宛先に対応した電話番号とをメモリー内に登録しておき、発信動作時に登録されている宛先名と電話番号を表示する。そして表示された電話番号をワンタッチダイヤルまたは短縮ダイヤルにより発信するものである。
【0004】上記のような電話帳機能を各子機ごとに持つようにすると、親機に登録された子機のいずれを使うかによって使い勝手が異なり不便であり、また1台の子機に対して数人で異なる電話帳をもつと、電話帳に使用するメモリーが膨大となる。このような欠点を解決するために有線電話装置、特にISDN加入者線宅内バスに接続される通信端末に関して、ある電話装置から他の電話装置に登録されている電話帳データを転送させる機能があり、特開平3−3542に記載されている。前記公開特許公報によれば、当該電話装置に利用者が必要とする電話帳データが登録されていない場合に、他の電話装置から電話帳データを転送させるべく命令を入力すると、転送要求を送出して他の所要の電話装置に登録されている電話帳データを得るよう構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記した従来の電話機による電話帳の転送機能のコードレス電話装置への適用については、以下のような問題点を有していた。まず、ISDN加入者線宅内バスに接続される通信端末どうしであれば、電話帳の転送機能が使用できるが、コードレス電話装置においては無線を使用しているため、屋外からも親機にアクセスでき、不法に電話帳データを盗まれる危険性が高いという問題点がある。
【0006】第2に、同一親機に登録された子機どうしであっても、電話帳データの所有者が他人に公開したくない宛先名、電話番号まで転送してしまい、個人の秘密が洩れてしまうという問題点を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するもので、コードレス電話装置に於ける電話帳の転送機能として、不法に盗用されたり個人の秘密が洩れたりすることのないコードレス電話装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明のコードレス電話装置は、送話音声と制御データを高周波信号として送信する送信手段と、受信高周波信号から音声と制御データを受信する受信手段と、操作キーとしてのキー入力手段と、入力されたキー及びコードレス電話装置の状態を表示する表示手段と、電話帳を含むデータを記憶する記憶手段と、前記送信手段と、受信手段と、キー入力手段と、表示手段と、記憶手段の動作を制御する制御手段とにより構成されるコードレス電話装置において、前記記憶手段内に記憶された電話帳の各データに公開の可否を示す識別符号と、前記制御手段内に前記識別符号を検出する識別符号検出手段とを設けた。さらに、子機所有者の暗証番号を子機内に登録しておき、電話帳データの転送、表示時に暗証番号の入力を行うように構成した。
【0009】
【作用】まず、第1の発明によると、当該子機に利用者が必要とする電話帳データが登録されていない場合に、他の子機から電話帳データを転送させるべく命令を入力すると、転送要求を送出して他の所要の子機に登録されている電話帳データのうち識別符号が公開となっている電話帳データのみが転送される。
【0010】第2の発明では、当該子機に利用者が必要とする電話帳データが登録されていない場合に、他の子機から電話帳データを転送させるべく命令を入力すると、転送要求を送出し、転送依頼先子機は転送依頼元子機へ暗証番号の送出を依頼する。そして転送依頼元子機が暗証番号を送出して、転送依頼先子機内で送出された暗証番号と子機に登録されている暗証番号が一致した時のみ電話帳データが転送される。
【0011】第3の発明では、電話帳データを子機表示部に表示する場合、キー入力された暗証番号と登録されている暗証番号が一致したときのみ電話帳データが表示される。
【0012】第4の発明では、当該子機に利用者が必要とする電話帳データが登録されていない場合に、他の子機から電話帳データを転送させるべく命令を入力すると、転送要求を送出し、転送依頼先子機は依頼元子機へ暗証番号の送出を依頼する。そして転送依頼元子機が暗証番号を送出して転送依頼先子機内で送出された暗証番号と子機に登録されている暗証番号が一致した時のみ、子機に登録されている電話帳データのうち識別符号が公開となっている電話帳データのみが転送される。
【0013】第5の発明では、電話帳データを子機表示部に表示する場合、キー入力された暗証番号と登録されている暗証番号が一致したときのみ、子機に登録されている電話帳データのうち識別符号が公開となっている電話帳データのみが表示される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例に於けるコードレス電話装置の子機の構成を示すブロック図であり、図1に於いて1は受話音声を出力するスピーカー、2は送話音声を入力するためのマイク、3は送話音声信号をディジタルの送信音声データに符号化し、ディジタルの受信音声データを受話音声信号に復号化する音声信号処理手段、4は送受信音声データと送受信制御データの時間軸多重・分離を行う多重・分離手段、5は無線送信手段、6は無線受信手段、7はアンテナ、8は子機の状態や電話帳内容を表示するための表示手段、9は制御手段、10はキー入力手段、11は記憶手段である。さらに、制御手段9は制御データ、電話帳データ等を送受信するためのデータ送受信手段91と記憶手段11内の電話帳データに付加された識別符号内容を検出するための識別符号検出手段92を有し、記憶手段11は電話帳データ111を有する。図2は本発明の一実施例におけるコードレス電話装置の子機間通話の構成を示すブロック図であり、2台の子機100a,100bと1台の親機200とにより構成されている。
【0015】上記のように構成されたコードレス電話装置の動作を説明する。図2に示す2台の子機が内線通話状態にあるとき、一方の子機100aからもう一方の子機100bへ、相手子機に登録された電話帳の転送を要求する場合、子機100a側で図1に示すキー入力手段10の“転送要求”キーを押下する。すると、子機100b側の表示手段8にその旨表示され、子機100bの所有者が電話帳の転送を承諾する場合に、子機100bのキー入力手段10の転送キーを押下する。この時子機100b内部において制御手段9が記憶手段11内の電話帳データ111を読み取る。電話帳データ111は図3に示すように宛先名、電話番号、電話帳データの公開・非公開を示す識別符号により構成されており、制御手段9内の識別符号検出手段92が電話帳データ111の各識別符号を検出し、識別符号が公開であればこのデータをデータ送受信手段91へ転送する。転送された電話帳データ111はデータ送受信手段91から多重・分離手段4、無線送信手段5へ渡され、無線信号としてアンテナ7から送信される。
【0016】各電話帳データ111の識別符号が非公開となっているデータに関しては、制御手段9内の識別符号検出手段92が非公開を検出するため、データ送受信手段91へは転送されず、結局子機100aへは送信されない。電話帳データ111を受信する子機100aにおいては、まずアンテナ7から受信した無線信号から無線受信手段6により受信データが再生され、制御手段9内のデータ送受信手段91に転送され、更に記憶手段11の電話帳データ111に格納される。またこの受信された電話帳データ111は表示手段8に表示されてもよい。
【0017】図4に電話帳データの転送の動作を示すフローチーャトを示す。図2に示す子機100aと子機100bの内線通話状態において、子機100bは図4の音声通話状態(ステップ301)から転送要求の有り、無しの判定(ステップ302)へ移行し、転送要求ができないときにはN分岐を選択し、また音声通話状態へ戻る(ステップ301)。内線通話が継続されている限り、ステップ301、ステップ302のループを巡回するが、転送要求の検出手段を別途設け、割り込み処理を用いてもよい。
【0018】ここで、子機100aが電話帳データ111の転送を要求するためにキー入力手段10の転送要求キーを押下すると、電話帳データ111の転送要求を示すデータが子機100aより子機100bへ送られ、子機100b側ではステップ302においてこの転送要求を検出する。次に子機100bではステップ303へ進み、記憶手段11内の電話帳データ111のアドレスの初期値(本実施例においては0)を設定し、電話帳データ111の読み込みを行う(ステップ304)。ステップ304で読み込んだ電話帳データ111の公開・非公開を示す識別符号をステップ305にて判定し、電話帳データ111が非公開の時はN分岐を行いステップ307へ進み、公開の時は電話帳データ111の転送を行う(ステップ306)。ステップ306では、電話帳データ111を記憶手段11から読み込み、制御手段9内のデータ送受信手段91へ転送する。
【0019】次に、ステップ307へ進み、ここで電話帳アドレスnをインクリメントして、この値が電話帳データ111が格納されている領域かどうかステップ308において判断される。ステップ308にて電話帳アドレスnが電話帳アドレスの最大値を越えていなかったら、ステップ308よりN分岐を選択し、再び電話帳データ111を読み込み(ステップ304)、最大値を越えたらステップ308のY分岐を選択し、ステップ301へ戻ることにより電話帳データ111の転送が終了する。
【0020】図5は本発明の第2の実施例に於けるコードレス電話装置の子機の構成を示すブロック図であり、図5に於いて21はスピーカ、22はマイク、23は音声信号処理手段、24は多重・分離手段、25は無線送信手段、26は無線受信手段、27はアンテナ、28は表示手段、29は制御手段、30はキー入力手段、31は記憶手段であり、図1で用いたものと同一であるため説明は省略する。さらに、制御手段29はデータ送受信手段101と識別符号検出手段102、キー入力手段30により入力されたか又はデータ送受信手段101により受信された暗証番号と、記憶手段31内に予め登録された暗証番号を比較するための比較手段103を有する。記憶手段31は電話帳データ104と予め所有者により登録された暗証番号領域105を有する。
【0021】上記のように構成されたコードレス電話装置の動作を説明する。図1の説明と同様に、図2に示す2台の子機100a,100bが内線通話状態にある時、一方の子機100aから子機100bへ相手子機に登録された電話帳データ104の転送を要求する場合、子機100a側でキー入力手段30の“転送要求”キーを押下する。すると子機100a側の表示手段28に子機100bの暗証番号を入力する旨のメッセージが表示され、子機100a使用者が子機100bの暗証番号を入力すると、これが子機100bへ送出される。
【0022】子機100b側では、子機100aから送られてきた暗証番号が制御手段29内のデータ送受信手段101を経て比較手段103へ送られる。一方、子機100bにおいて予め登録された暗証番号が記憶手段31内の暗証番号領域105から比較手段103へ送出され、この比較手段103において2つの暗証番号が比較される。ここで比較結果が一致した場合のみ、子機100b側の表示手段28に子機100aから電話帳データ104の転送要求があることが表示され、子機100bの所有者が電話帳データ104の転送を承諾する場合に、子機100bのキー入力手段30の転送キーを押下する。以下図1で説明したのと同様に、子機100b内部において制御手段29が記憶手段31内の電話帳データ104を読み取る。
【0023】電話帳データ104は、図3に示すように宛先名、電話番号、電話帳の公開・非公開を示す識別符号により構成されており、制御手段29内の識別符号検出手段102が各電話帳データ104の識別符号を検出し、識別符号が公開であれば、このデータをデータ送受信手段101へ転送する。転送された電話帳データ104はデータ送受信手段101から多重・分離手段24、無線送信手段25へ渡され、無線信号としてアンテナ27から送信される。
【0024】各電話帳データ104の識別符号が非公開となっているデータに関しては、制御手段29内の識別符号検出手段102が非公開を検出するため、データ送受信手段101へは転送されず、結局子機100aへは送信されない。電話帳データ104を受信する子機100aにおいては、まずアンテナ27から受信した無線信号から無線受信手段26により受信データが再生され、制御手段29内のデータ送受信手段101に転送され、更に記憶手段31の電話帳データ104に格納される。またこの受信された電話帳データ104は表示手段28に表示されてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は送話音声と制御データを高周波信号として送信する送信手段、受信高周波信号から音声と制御データを受信する受信手段、操作キーとしてのキー入力手段、入力されたキー及びコードレス電話装置の状態を表示する表示手段、電話帳を含むデータを記憶する記憶手段、前記送信手段、受信手段、キー入力手段、表示手段、記憶手段の動作を制御する制御手段により構成されるコードレス電話装置において、前記記憶手段内に記憶された電話帳の各データに公開の可否を示す識別符号と、前記制御手段内に前記識別符号を検出する識別符号検出手段を設けたので、所有者により公開と設定された電話帳データのみを転送、表示し、個人の秘密が守られるという効果がある。




 

 


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