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発明の名称 コードレスPBX装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−38939
公開日 平成7年(1995)2月7日
出願番号 特願平5−179628
出願日 平成5年(1993)7月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 古賀 寿浩
要約 目的
局線側インターフェースとして、有線電話回線とセルラー電話回線の双方と接続できるコードレスPBX装置を提供する。

構成
コードレスPBX3の局線側インターフェースとして有線電話回線インターフェースユニット32とセルラー電話回線インターフェースユニット33を設け、これら両インターフェースユニット32、33がコードレスPBX本体501に着脱可能に装着されている。
特許請求の範囲
【請求項1】 1つまたは複数の局線側インターフェース手段と、1つまたは複数の内線側インターフェース手段と、前記局線側インターフェース手段と前記内線側インターフェース手段に接続され、かつ通話の交換を行う交換スイッチと、前記交換スイッチの切換制御を行う制御手段とを備え、前記内線側インターフェース手段がコードレス電話端末装置と無線周波数を用いて通信を行うためのコードレス電話送受信手段を有し、前記局線側インターフェース手段が公衆電話回線に接続された電話機と有線電話通信を行うための有線電話送受信手段とセルラー電話回線を用いてセルラー電話通信を行うセルラー電話送受信手段により構成され、前記有線電話送受信手段と前記セルラー電話送受信手段が着脱可能に装着されていることを特徴とするコードレスPBX装置。
【請求項2】 前記有線電話送受信手段が、有線電話回線を閉塞するためのスイッチ、前記有線電話回線上で2線式にて送受信される音声帯域の信号と前記有線電話送受信手段内部での4線式の信号の変換を行う2線4線交換手段、前記有線電話回線上のリンギング信号を検出するリンギング信号検出手段、前記有線電話回線に上位交換局により供給される直流電圧を検出する回線電圧検出手段により構成されることを特徴とする請求項1記載のコードレスPBX装置。
【請求項3】 前記回線電圧検出手段の出力結果を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のコードレスPBX装置。
【請求項4】 前記セルラー電話送受信手段が、送受話音声の増幅、濾波を行う音声処理手段、送信データの作成と受信データの解読を行うデータ処理手段、前記送信データまたは送話音声を変調し無線周波数の信号として送信する無線送信手段、アンテナ、受信した無線周波数の信号から受信データまたは受話音声を再生する無線受信手段、及び前記無線送信手段、前記無線受信手段、前記音声処理手段、データ処理手段の動作を制御する制御手段によって構成され、更に前記無線受信手段は前記アンテナより受信される無線周波数信号の電界強度を検出する電界強度検出手段を持ち、前記電界強度検出手段出力によりセルラー電話の通話圏外を検出する圏外検出手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のコードレスPBX装置。
【請求項5】 前記圏外検出手段の出力結果を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のコードレスPBX装置。
【請求項6】 1つまたは複数の局線側インターフェース手段と、1つまたは複数の内線側インターフェース手段と、前記局線側インターフェース手段と前記内線側インターフェース手段に接続され通話の交換を行う交換スイッチと、前記交換スイッチの切換制御を行う制御手段とを備え、前記内線側インターフェース手段がコードレス電話端末装置と無線周波数を用いて通信を行うためのコードレス電話送受信手段を有し、前記局線側インターフェース手段が公衆電話回線に接続された電話機と有線電話通信を行うための有線電話送受信手段とセルラー電話回線を用いてセルラー電話通信を行うセルラー電話送受信手段が着脱可能に構成され、前記有線電話送受信手段は前記有線電話回線に上位交換局により供給される直流電圧を検出する回線電圧検出手段を備え、前記セルラー電話送受信手段がセルラー電話の通話圏外を検出する圏外検出手段を備え、前記回線検出手段出力と前記圏外検出手段出力に基づき回線を選択する回線選択手段を設けたことを特徴とするコードレスPBX装置。
【請求項7】 前記回線選択手段は、前記回線検出手段出力により前記有線電話送受信手段に有線電話回線が接続されていることを検出した場合、局線側への発呼に際し優先的に前記有線電話回線を選択することを特徴とする請求項6記載のコードレスPBX装置。
【請求項8】 1つまたは複数の局線側インターフェース手段と、1つまたは複数の内線側インターフェース手段と、前記局線側インターフェース手段と前記内線側インターフェース手段に接続され通話の交換を行う交換スイッチと、前記交換スイッチの切換制御を行う制御手段とを備え、前記内線側インターフェース手段がコードレス電話端末装置と無線周波数を用いて通信を行うためのコードレス電話送受信手段を有し、前記局線側インターフェース手段が公衆電話回線に接続された電話機と有線電話通信を行うための有線電話送受信手段とセルラー電話回線を用いてセルラー電話通信を行うセルラー電話送受信手段が着脱可能に構成され、前記有線電話送受信手段は前記有線電話回線に上位交換局により供給される直流電圧を検出する回線電圧検出手段を備え、前記セルラー電話送受信手段がセルラー電話の通話圏外を検出する圏外検出手段を備え、前記コードレス電話送受信手段がコードレス電話端末装置によって指定されるセルラー電話回線または有線電話回線の回線指定信号を検出する回線指定信号検出手段を備え、前記回線検出手段出力と前記圏外検出手段出力と前記回線指定信号検出手段出力に基づき回線を選択する回線選択手段を設けたことを特徴とするコードレスPBX装置。
【請求項9】 前記回線選択手段は、前記回線指定信号検出手段出力により指定された回線が使用可能かどうかを前記圏外検出手段出力と前記回線指定信号検出手段出力に基づき判定する判定手段を持ち、前記指定された回線が使用不可能な場合他のいずれかの回線を選択することを特徴とする請求項8記載のコードレスPBX装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内線電話機としてコードレス電話機に無線接続して使用できるコードレスPBX装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電話交換機本体とその内線電話機のコードの代わりに無線を用いたコードレスPBX装置が使用されるようになってきた。
【0003】従来、コードレスPBX装置は、その局線側が有線電話回線に接続され、コードレスPBXと内線電話機とは無線を用いて通信を行うようになっている。したがって使用者は、コードレス電話機子機を用いて、家庭または事務所内に設置されたコードレスPBX装置の周辺(一般的には半径数百mの範囲)において発呼、着呼ができ、内線電話機に対する配線工事が不要であるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記した従来のコードレスPBX装置においては、局線側回線として有線電話回線に接続するようになっており、有線回線が布設されていないところでは、使用できないという問題点を有していた。
【0005】本発明は上記した問題点を解決するもので、局線側インターフェースとして、有線電話回線とセルラー電話回線の双方と接続できるコードレスPBX装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を解決するため、コードレスPBXの局線側インターフェースとして有線電話回線インターフェースユニットとセルラー電話回線インターフェースユニットを設け、これら両インターフェースユニットがコードレスPBX本体に着脱可能なように構成した。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成より、局線側インターフェースとして、有線電話回線ユニットとセルラー電話回線ユニットが着脱でき、ユーザの用途に合わせた回線インターフェースユニットの組み合わせを実現することにより、有線電話回線とセルラー電話回線の双方に接続できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例におけるコードレスPBX装置の構成を示すブロック図である。35は後述する各要素の交換を行うスイッチであり、スイッチ35の図1右方には内線側の構成要素が、左方には外線側の構成要素が設けられている。
【0010】まず内線側の構成要素について説明するに、37はスイッチ35に接続され、コードレス電話の無線周波数の信号を送受信するアンテナ38を介して、コードレス電話子機5(図3参照)とコードレス電話通信を行うコードレス電話送受信ユニットである。
【0011】一方、スイッチ35の外線側には、3つのコネクタ31が接続され、これらのコネクタ31のうち、2つのコネクタ31には、モジュラージャック39を介して有線電話回線(外線)に接続される電話機と通信するための有線回線インターフェースユニット32が、接続される。又もう一つのコネクタ31には、セルラー電話回線(外線)を用いて他の電話機と通信するためのセルラー回線インターフェースユニット33が接続される。また34は、セルラー回線インターフェースユニット33に接続されて、セルラー電話の無線周波数の信号を送受信するアンテナである。さらに、36はコネクタ31、コードレス電話送受信ユニット37及びスイッチ35のそれぞれに接続され、切換制御を行う制御回路である。なお図示したものは、コードレスPBX装置3の内線数3、外線数3としているが、もちろんこれらの数値を便宜変更しても差支えない。また、40は制御回路36に制御され、後述する種々の状態や出力結果などを表示するLCDなどの表示手段である。
【0012】図2に本発明の一実施例におけるコードレスPBX装置の外観図を示す。図2において、501はコードレスPBX装置3の本体、502は有線回線インターフェースユニット32とモジュラージャック39を含む有線電話ユニット、503はセルラー回線インターフェースユニット33とアンテナ34を含むセルラー電話ユニット、504はスイッチ35を含むスイッチボード、505は制御回路36を含む制御ボード、506はコードレス電話送受信ユニット37とアンテナ38を含むコードレス電話ユニットである。図2に示すように、有線電話ユニット502とセルラー電話ユニット503は、コードレスPBX装置3の本体501に着脱可能に装着されている。
【0013】図3は本発明の一実施例におけるコードレスPBX装置を用いたシステムの一例を示した図であり、図3において1は公衆電気通信網(以下PSTN)、2はPSTN1に接続された電話交換局、3aは電話交換局2に接続された本発明のコードレスPBX装置、3bはセルラー電話基地局7と通信する本発明のコードレスPBX装置、4は電話交換局2に接続されたコードレス電話親機、5はコードレス電話子機、6はセルラー電話交換局、7はセルラー電話交換局6に接続されたセルラー電話基地局、8はセルラー電話基地局7と通信を行うセルラー電話機である。
【0014】以上のように構成されたシステムにおける本発明のコードレスPBX装置の動作について、図1,図3を参照しながら説明する。
【0015】まず、図3の電話交換局2に本発明のコードレスPBX装置3bが接続される場合、コードレス電話子機5からの発呼は、図1のアンテナ38、コードレス電話送受信ユニット37を経て、スイッチ35に接続される。ここでスイッチ35は、制御回路36の制御により、この呼をコネクタ31を介して有線回線インターフェースユニット32の一つに接続し、その結果この呼は電話交換局2を経てPSTN1に運ばれる。逆にPSTN1、電話交換局2を経て入ってくる着呼は、有線回線インターフェースユニット32、コネクタ31を経由してスイッチ35に接続される。制御回路36は、スイッチ35がこの呼に対しコードレス電話送受信ユニット37の一つを割当てるよう制御し、着呼はコードレス電話子機5の一つに運ばれる。このコードレスPBX装置3bの用途においては、その外線インターフェースユニットとして有線回線インターフェースユニットのみが実装される。
【0016】一方、図3の電話交換局2とセルラー電話基地局7に、本発明のコードレスPBX装置3aが接続される場合、その外線インターフェースユニットとして有線回線インターフェースユニット32とセルラー回線インターフェースユニット33がそれぞれ少なくとも1つ実装される。この構成において、コードレス電話子機5からの発呼は、図1のアンテナ38、コードレス電話送受信ユニット37を経てスイッチ35に接続される。ここでスイッチ35は、制御回路36の制御により、この呼をコネクタ31を介して有線回線インターフェースユニット32またはセルラー回線インターフェースユニット33のいずれかに接続する。有線回線インターフェースユニット32に接続された場合は、前記コードレスPBX装置3bの用途で説明した動作により、電話交換局2を経てPSTN1に運ばれる。呼がセルラー回線インターフェースユニット33に接続される場合、制御回路36はセルラー回線インターフェースユニット33の発信動作を起動し、その結果その呼はセルラー電話基地局7、セルラー電話交換局6を経てPSTN1へ運ばれる。逆にセルラー電話交換局2からの着呼はセルラー回線インターフェースユニット33、コネクタ31を経由してスイッチ35に接続される。制御回路36は、スイッチ35がこの呼に対しコードレス電話送受信ユニット37の一つを割当てるよう制御し、着呼はコードレス電話子機5の一つに運ばれる。また、PSTN1、電話交換局2を経て入ってくる着呼は、前記コードレスPBX装置3bの用途で説明した動作により、コードレス電話子機5へ接続される。
【0017】次に、セルラー回線インターフェースユニット33の構成とその動作について説明する。図4は本発明の一実施例におけるコードレスPBX装置のセルラー電話回線ユニットの構成を示す図であり、図4において、102は送信音声またはデータを変調し送信周波数を発生させるPLLシンセサイザ、103はPLLシンセサイザ102で発生された送信波の周波数帯域のみを通過させる帯域濾波器、104は送信信号の増幅を行うドライバーアンプ、105は送信波の電力増幅を行う電力増幅器でありこれらにより無線送信部121が構成される。
【0018】106はアンテナ共用器、107はアンテナ34で受信された受信信号の増幅を行う低雑音増幅器、108は受信増幅された受信波の周波数帯域のみを通過させる帯域濾波器、115は第1局部発振器、109は受信波と第1局部発振器115の出力信号を混合し第1の中間周波数信号を発生させる第1の混合器、110は第1の混合器109の出力の中から第1の中間周波数信号のみを通過させる帯域濾波器、111は第1の中間周波数信号の増幅を行う増幅器、119は第2局部発振器、112は第1の中間周波数信号と第2局部発振器119の出力信号を混合し第2の中間周波数信号を発生させる第2の混合器、113は第2の混合器112の出力の中から第2の中間周波数信号のみを通過させる帯域濾波器、114は第2の中間周波数信号を増幅し受信音声またはデータ信号を復調する復調器、118は第2中間周波数信号のレベルから受信電界強度を検出する受信電界強度検出回路でありこれらにより無線受信部122が構成される。101は音声回路であり、また音声回路101には送信データの作成と受信データの解読を行うデータ処理回路116が接続されている。117はマイクロコンピュータなどの制御回路であり、PLLシンセサイザ102、第1の局部発振器115のチャネル指定、及び音声回路101とデータ処理回路116の動作制御とコードレスPBX装置3の制御回路36と通信を行う。また120はトライステートゲートであり、ゲート信号が加えられたとき入力Aを出力Bに出力する。このゲートはコードレスPBX装置3の制御回路36が回線インターフェースユニットの種別(有線回線/セルラー回線インターフェースユニット)と回線接続状態を識別するために使用される。
【0019】セルラー回線インターフェースユニット33は、その無線受信部122が常時動作しており、セルラー電話回線の下り制御チャネルのデータを受信し、その受信データはデータ処理回路116にて解読される。本発明のコードレスPBX装置3がセルラー回線インターフェースユニット33を起動し発呼する場合、まずコードレスPBX装置3の制御回路36からセルラー回線インターフェースユニット33の制御回路117に発呼指令と発呼先電話番号等の必要データが送出され、制御回路117はこの指令に応答して無線送信部121を起動し、データ処理回路116に所定の送信データを指示することによりセルラー電話回線上り制御チャネルに発呼信号を送出する。その後セルラー電話基地局7からの下り制御チャネルにおいて指定される音声チャネルに無線送信部121と無線受信部122を同調させ音声通話に入る。送受信される音声信号は図1のコネクタ31を経由し、スイッチ35によりコードレス電話送受信ユニット37のいずれかに接続され、コードレス電話子機との通話が成立する。逆にセルラー電話回線からの着呼を受ける場合、セルラー電話回線の下り制御チャネルのデータがデータ処理回路116にて解読され着呼があると判明したとき、制御回路117は着呼信号をコネクタ31を介してコードレスPBX装置3の制御回路36に送出する。制御回路36はコードレス電話送受信ユニット37のいずれかを起動しコードレス電話子機5に着呼があることを知らせ、子機5が応答したらその旨セルラー回線インターフェースユニット33の制御回路117へ通知する。すると、制御回路117が無線送信部121を起動し、データ処理回路116に所定の送信データを指示することにより、セルラー電話回線上り制御チャネルに応答信号を送出する。その後セルラー電話基地局7からの下り制御チャネルにおいて指定される音声チャネルに無線送信部121と無線受信部122を同調させ音声通話に入る。
【0020】続いて、有線回線インターフェースユニット32の構成とその動作について説明する。図5は本発明の一実施例におけるコードレスPBX装置の有線電話回線ユニットの構成を示す図であり、図5において、201は受話音声信号の増幅を行う増幅器、202は送話音声信号の増幅を行う増幅器、203は有線電話回線上の2線式信号と有線電話回線ユニット32内部の4線式信号の変換を行う2線4線変換器、204はオフフック時及びダイヤルパルス送出時に有線電話回線を閉塞するためのスイッチ、205は電話交換局からの有線電話回線上に送出されるリンギング(呼出)信号を検出するリンギング検出器、206はプッシュホン回線用のダイヤル信号であるDTMF(Dual Tone Multi Frequency)信号を発生するDTMF発生器、207はスイッチ204、DTMF発生器206の制御及びコードレスPBX装置3の制御回路36と通信を行う制御回路、208は有線電話回線の直流電圧を検出する回線電圧検出回路、209はトライステートゲートであり、ゲート信号が加えられたとき入力Aを出力Bに出力する。このゲート209はコードレスPBX装置3の制御回路36が回線インターフェースユニットの種別(有線回線/セルラー回線インターフェースユニット)と回線接続状態を識別するために使用される。
【0021】本発明のコードレスPBX装置3が、有線回線インターフェースユニット32を起動し発呼する場合、まずコードレスPBX装置3の制御回路36から有線回線インターフェースユニット32の制御回路207に発呼指令と発呼先電話番号等の必要データが送出され、制御回路207はこの指令に応答してスイッチ204を閉塞し回線を捕捉する。次に制御回路207は、コードレスPBX装置3の制御回路36から送られてきた発呼先電話番号のダイヤル信号を送出する。ダイヤル信号はプッシュホン回線の場合、DTMF発生器206がDTMF信号を発生し、パルスダイヤル回線の場合制御回路207がスイッチ204をダイヤル番号の数値に従って制御してダイヤル信号を発生する。その後PSTN1に接続された被呼者がこの呼に応答すると、音声通話が可能となる。送受信される音声信号は、図1のコネクタ31を経由し、スイッチ35によりコードレス電話送受信ユニット37のいずれかに接続され、コードレス電話子機との通話が成立する。逆に有線電話回線からの着呼を受ける場合、まず有線電話回線上に電話交換局より送出されたリンギング信号は、リンギング信号検出器205により検出されその出力が制御回路207に送出される。
【0022】制御回路207は、着呼信号をコネクタ31を介してコードレスPBX装置3の制御回路36に送出する。制御回路36は、コードレス電話送受信ユニット37のいずれかを起動し、コードレス電話子機5に着呼があることを知らせ、子機5が応答したらその旨有線回線インターフェースユニット32の制御回路207へ通知する。制御回路207は、この信号に応答してスイッチ204を閉塞し有線回線インターフェースユニット32をオフフック状態にし、通話状態に入る。送受信される音声信号は、前記と同様に図1のコネクタ31を経由し、スイッチ35によりコードレス電話送受信ユニット37のいずれかに接続され、コードレス電話子機との通話が成立する。
【0023】続いて有線回線インターフェースユニット32、セルラー回線インターフェースユニット33の実装状態、回線の接続状態の検出に関して説明する。図6は本発明の一実施例におけるコードレスPBX装置の構成を示す詳細ブロック図である。図7は本発明の一実施例におけるコードレスPBX装置のマイクロコンピュータが読み取るアドレスとデータの一覧図である。図6において、表示手段40の構成は省略してあり、制御回路36は、以下のように構成されている。301はマイクロコンピュータ、302は制御プログラム等を保持するROM、303は一時的なデータの保持を行うRAM、304はマイクロコンピュータ301の指示するアドレスをデコードするアドレスデコーダである。マイクロコンピュータ301は、初期設定時または運用中の一定時間毎に外線用スロットへの回線インターフェースユニットの実装状態を監視する。まず、監視すべきアドレスは、本実施例では、図7(a)に示すように、外線用スロット1が0001H(16進数)、外線用スロット2が0002H(16進数)、外線用スロット3が0003H(16進数)である。マイクロコンピュータ301が外線用スロット1の実装状態と回線の接続状態を監視するとき、そのアドレスとして0001H(16進数)を選択する。するとアドレスデコーダ304の出力は、Aのみが論理0、他の出力が論理1となり、アドレスデコーダ304のA出力に接続されている外線用スロット1のトライステートゲート209のG端子が論理0となる。するとトライステートゲート209の入力Aの状態が出力Bへ現れ、これがデータバスのD0、D1、D2上に転送され、マイクロコンピュータ301は回線インターフェースユニットの実装状態、回線の接続状態の検出を行う。外線用スロット2、3についても上記と同様の手順でマイクロコンピュータ301は回線インターフェースユニットの実装状態、回線の接続状態の検出を行う。なお、マイクロコンピュータ301が読み取るデータの一覧を図7(b)に示している。
【0024】次に、コードレス電話装置3が行う有線回線インターフェースユニット32、セルラー回線インターフェースユニット33の選択に関して説明する。本発明のコードレスPBX装置3は、外線として有線電話回線とセルラー電話回線の双方を実装することができ、内線のコードレス電話子機5から外線を指定する事ができる。また内線のコードレス電話子機5から外線を指定しないときには、コードレスPBX装置3が自動的に外線を選択する。
【0025】図8に本発明の一実施例におけるコードレスPBX装置が外線を選択するフローチャートである。図8において、401はスロット番号初期値の設定を行う実行ブロック、402は有線回線インターフェースユニットの実装状態を判断する判断ブロック、403は実装されている有線回線インターフェースユニットの使用可能状態を判断する判断ブロック、404は有線電話回線上で発呼動作を行う実行ブロック、405はスロット番号のインクリメントを行う実行ブロック、406はスロット番号の最大値と現在のスロット番号を比較し判断する判断ブロック、407はセルラー電話回線の選択を行う実行ブロックである。
【0026】さて、内線のコードレス電話子機5が、本発明のコードレスPBX装置3に対し外線発呼を要求したとき、コードレスPBX装置3の制御回路36内のマイクロコンピュータ301は、図8のフローチャートに従って、回線選択手順を実行する。まず実行ブロック401において、スロット番号1から開始し、判断ブロック402にて有線回線インターフェースユニット32の実装を検出すると、判断ブロック403へ進む。上記有線電話回線ユニットの実装が検出されないときは、判断ブロック406へ進む。判断ブロック403において、先に実装を検出した有線回線インターフェースユニット32の使用可能状態を判断し、使用可能であれば実行ブロック404に進み、有線電話での発呼を行う。前記電話回線ユニットが使用可能でなければ、判断ブロック406へ進み、ここで今選択したスロット番号とスロット番号の最大値を比較し、一致しないときはまだ選択していないスロットがあると判断し、選択するスロット番号を1増加させ、ブロック402へ戻る。ブロック406において今選択したスロット番号とスロット番号の最大値を比較し、一致したときは全てのスロットにおいて有線電話の発呼が不可能だった結果であるためブロック407に進みセルラー電話回線の選択手順へ移行する。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、局線側インターフェースとして、有線電話回線とセルラー電話回線の双方と接続できるコードレスPBX装置を提供でき、コードレスPBX本体の設置場所の制約が少なく、更にコードレスPBX本体を屋外へ持ち出して使用できる等のメリットが大きい。




 

 


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