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発明の名称 画像処理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−38717
公開日 平成7年(1995)2月7日
出願番号 特願平5−181733
出願日 平成5年(1993)7月22日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】蔵合 正博
発明者 河 野 浩 二 / 尾 崎 実 / 矢 敷 誠 史
要約 目的
画像読み取り部で読み込まれたデジタル画像情報に対し所定の演算を行ない、著しく濃淡の片寄りのある画像情報を検出することにより、画像記録資源の無駄を事前に防止する。

構成
画像を読み取りデジタル化を行なう画像読み取り部11と、読み取られた画像情報を記憶するメモリ12と、読み取られた画像情報の1画素の濃度に対応するデジタル値を加算していく濃度加算部14と、読み取られた画像情報の有効画素数を加算していく画素加算部15と、濃度加算部14の濃度加算結果と画素加算部15の画素加算結果とから計算した濃度値と予め設定した基準値とを比較する比較部16と、比較結果を受け取って画像情報の記録指示を行なう画像記録判定部17と、記録指示に従ってメモリ12に格納されている画情報を記録する画像情報記録部13を有する。
特許請求の範囲
【請求項1】 画像を読み取ってデジタル化を行なう画像読み取り部と、前記画像読み取り部で読み取られた画像情報を記憶するメモリと、前記画像読み取り部で読み取られた画像情報の1画素の濃度に対応するデジタル値を加算していく濃度加算部と、前記画像読み取り部で読み取られた画像情報の有効画素数を加算していく画素加算部と、前記濃度加算部の濃度加算結果と前記画素加算部の画素加算結果とから計算した濃度値と予め設定した基準値とを比較する比較部と、前記比較部の比較結果を受け取って画像情報を記録するか否かの指示を行なう画像記録判定部と、前記画像記録判定部の記録指示に従って前記メモリに格納されている画情報を記録する画像情報記録部とを備えた画像処理装置。
【請求項2】 画像読み取り部で読み取られた画像情報をゾーン毎に区分けする手段を備え、各ゾーン毎に計算した濃度値と基準値とを比較した後、さらに全体について比較することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項3】 画像の種類を設定入力して、画像の種類毎に濃度の基準値を変更する手段を備えた請求項1または2記載の画像処理装置。
【請求項4】 画像記録判定部が記録否の指示を出力したときにこれを取り消して記録指示を入力する手段を備えた請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の読み取りと、読み取った画像情報を記録する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の画像処理装置の構成を示すものである。図8において、81は画像を読み取る読み取り部であり、82は画像情報を記憶するメモリであり、83は画像情報を記録する画像情報記録部である。
【0003】以上のように構成された画像処理装置について、以下その動作を図8および図9を参照して説明する。まず、画像読み取り部81でデジタル化された画像の読み取り情報aをメモリ82に記憶する(ステップ91)、そのメモリ82に記憶された画像情報を記録情報bとして画像情報記録部83にて記録する(ステップ92)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の従来の構成では、画像に著しく濃淡の片寄りのある画像情報、例えば真っ白な画像等を読み取った場合でも、そのまま記録してしまい、画像情報記録資源を無駄にしてしまうという問題点を有していた。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、著しく濃淡の片寄りのある画像は、その片寄りの程度を検出することにより、画像記録資源の無駄を事前に防止するようにした画像処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、画像を読み取ってりデジタル化を行なう画像読み取り部と、画像読み取り部で読み取られた画像情報を記憶するメモリと、画像読み取り部で読み取られた画像情報の1画素の濃度に対応するデジタル値を加算していく濃度加算部と、画像読み取り部で読み取られた画像情報の有効画素数を加算していく画素加算部と、濃度加算部の濃度加算結果と画素加算部の画素加算結果とから計算した濃度値と予め設定した基準値とを比較する比較部と、比較部の比較結果を受け取って画像情報を記録するか否かの指示を行なう画像記録判定部と、画像記録判定部の記録指示に従ってメモリに格納されている画情報を記録する画像情報記録部を備えたものである。
【0007】
【作用】本発明は、上記構成によって、画像読み取り部で読み込まれたデジタル画像情報に対し所定の演算を行なってその濃度を求め、その濃度を基準値と比較して著しく濃淡の片寄りのある画像情報を検出するので、画像記録資源の無駄を事前に防止することができる。
【0008】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について説明する。図1は本発明の第1の実施例における画像処理装置の構成を示すものである。図1において、11はスキャナ入力、ビデオ入力、コンピュータ入力等の画像入力装置から画像情報を読み取りデジタル化を行なう画像読み取り部、12は画像読み取り部11で読み取られた画像情報を記憶するメモリ、13は画像読み取り部11で読み取られた画像情報の1画素の濃度に対応するデジタル値を加算していく濃度加算部、14は画像読み取り部11で読み取られた画像情報の有効画素数を加算していく画素加算部、15は濃度加算部13の濃度加算結果と画素加算部14の画素加算結果とから計算した濃度値と設定値とを比較する比較部、16は比較部15の比較結果を受け取って画像情報を記録擦るか否かの指示を行なう画像記録判定部、17は画像記録判定部16の記録指示に従ってメモリ12に格納されている画情報をプリンタ、光ディスク等に記録する画像情報記録部である。
【0009】以上のように構成された画像処理装置について、図2を用いてその動作を説明する。まず、画像読み取り部11でデジタル化された画像の読み取り情報aをメモリ12へ記憶する(ステップ21)。読み取り情報aは、1画素の濃度値をデジタルで現わしたもの、例えば0〜255の値を取るもので、0が低濃度を現わし、255が高濃度を現わし、その間は段階的に割り振られている。このデジタルで現わした画素濃度の加算を濃度加算部13で行なう(ステップ22)。また、画像加算部14で読み取り情報aから有効な画素数を数える(ステップ23)。これらステップ21、22、23の動作は同時に実行され、読み取り情報aの最後まで行なわれる。画像の読み取りが終了すると(ステップ24)、次に比較部15で濃度加算結果cと画素加算結果dから次の演算を行なう(ステップ25)。
x ={c/(d×M)}×100 ・・・・(1)
cは濃度加算結果の値、dは画素加算結果の値、Mは1画素の最大濃度値、xは計算結果である。この演算により、全画素がすべて最大濃度値の場合の時を100%、全画素がすべて最少濃度値の場合の時を0%としたときの読み取った値の全体的なパーセンテージが把握できることになる。次に、下記のように予め設定された2つの値と先ほど計算した結果xとを比較する(ステップ26,27)。
Nmin > x ....(2)
Nmax < x ....(3)
xは式(1)の計算結果、Nmin は予め設定された最低濃度基準値、Nmax は予め設定されていた最高濃度基準値である。この演算により、白い画情報と黒い画情報とを区別できる。すなわち、計算結果xが最低濃度基準値Nmin よりも小さい場合は白い画情報、計算結果xが最低濃度基準値Nmax よりも大きい場合は黒い画情報となる。したがって、比較結果eを受けた画像記録判定部16は、上記の式(2)、式(3)のどちらかが真の場合は、比較結果eを画像に著しく濃淡の片寄りがあるとし、偽の場合は画像に著しく濃淡の片寄りがないとする。そして比較結果eが、画像に著しく濃淡の片寄りがある場合は終了し、画像に著しく濃淡の片寄りがない場合は、記録指示信号fを出力し、その記録指示信号fを受けた画像情報記録部17が、メモリ12に記憶されている画像情報を記録情報bとして画像情報記録部17により記録する(ステップ28)。
【0010】このように、上記第1の実施例によれば、濃度加算部13と、画素加算部14と、比較部15と、画像記録判定部16とを設け、画素読み取り部11で読み込まれたデジタル画像情報に対して所定の演算を行ない、著しく濃淡の片寄りのある画像情報を検出して記録するか否かを判断することにより、画像記録資源の無駄を事前に防止するこができる。
【0011】次に、本発明の第2の実施例について説明する。本実施例は、著しく濃淡の片寄りのある画像情報といっても、例えば図3(a)に示すように全体が白紙状態でほんの一部に必要な情報が記載されているような場合は、これを記録する必要があるので、このような場合に対処するために、図4(b)に示すように画像情報をゾーンに区分けして各ゾーン毎に計算した濃度値と基準値とを比較するようにしたものである。
【0012】図4は本発明の第2の実施例の構成を示すものである。本実施例が図1に示した第1の実施例と異なるのは、濃度加算部14、画素加算部15および比較部16をまとめて濃度定部18とし、これをゾーン数だけ容易するとともに、その前後にゾーン選択部19およびゾーン比較部20を設けたことである。その他の構成は図1に示したものと同じもなので、同じ要素には同じ符号を付して構成についての重複した説明は省略する。
【0013】本実施例においては、画像読み取り部11で読み取られた画像情報を、まずゾーン選択部19で図3(b)のようにゾーンに区分けしてゾーン別読み取り情報gを濃度測定部18に入力し、各ゾーンについて濃度測定部18により上記第1の実施例と同様にしてゾーン別の比較結果hを求め、これをゾーン比較部20により基準値と比較して、画像記録判定部17で記録するか否かを判定する。
【0014】ゾーン比較部20における比較方法は、例えば次のような式が適用される。
比較指数=(ゾーン毎の比較結果の合計/ゾーンの数)×100・・・(4)
ゾーン毎の比較結果の合計とは、例えば0は片寄りなし、1は片寄りありと定め、比較指数が基準値のパーセンテージを越えた場合には、著しい片寄りがあるとする比較結果eを出力する。
【0015】このように、上記第2の実施例によれば、著しく濃淡の片寄りがあっても必要な情報が記載されている場合は、これを記録することができる。
【0016】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例について説明する。本実施例においては、濃度の基準値を一定にしておくと、文字画像の場合は正しい判断ができても、写真画像の場合は著しく濃淡に片寄りがあると判断されてしまうので、このような場合に対処するために、画素の種類によって濃度の基準値およびゾーン分けを変更するようにしたものである。
【0017】図5は本発明の第3の実施例の構成を示すものである。本実施例が図4に示した第2の実施例と異なるのは、モード選択部20Aを追加して、モード制御情報iによって画像の濃度に応じてゾーン選択部19におけるゾーン分けの方法およびゾーン比較部20における濃度の基準値を変更するようにしたことである。その他の構成は図4に示したものと同じなので、同じ要素には同じ符号を付して構成についての重複した説明は省略する。
【0018】本実施例においては、画像読み取り部11で読み取られた画像情報、例えば文字画像と写真画像が混在した画像情報の場合、まずゾーン選択部19で文字画像と写真画像とをゾーン分けし、各ゾーンについて濃度測定部18により上記第2の実施例と同様にしてゾーン別の比較結果hを求め、これをゾーン比較部20によりゾーン毎に設定した基準値と比較して、画像記録判定部17で記録するか否かを判定する。
【0019】このように、上記第3の実施例によれば、画像の種類に応じてゾーン分けおよび濃度の基準値を変更できるので、著しく濃淡に片寄りがあっても画像の種類に応じて適切に記録することができる。
【0020】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例について図6を参照して説明する。本実施例は、画像記録判定部17が記録否の指示を出力しても、必要な場合にはこれを取り消して記録できるようにしたものである。図6において、61は読み取った画像に著しく濃淡の片寄りがあることを操作者に伝える警告出力部である。62は操作者の警告に対する指示を入力する指示入力部である。63は比較部16またはゾーン比較部20の比較結果eを受け取り、警告出力部61に警告を出力するとともに、指示入力部62の指示に従い、画像情報記録部13に記録指示信号fを出力する警告制御部である。
【0021】本実施例においては、図7に示すように、まず画像読み取り後、比較結果を調べ(ステップ71)、比較結果が画像に著しく濃淡の偏りがあると出ていれば警告出力信号jを出力し、操作者に警告を促す(ステップ72)。次に指示入力を持ち(ステップ73)、操作者指示入力信号kが出力中止の指示であればそのまま終了する。出力指示を受けた場合と片寄りがない場合は、記録指示信号fが出力される(ステップ74)。
【0022】このように、上記第4の実施例によれば、画像に著しく濃淡の片寄りがある場合は、一応操作者に警告を発し、操作者が記録すべきと判断した場合は記録出来るようにしたので、使い勝手を向上させることできる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、濃度加算部と、画素加算部と、比較部と、画像記録判定部を設け、画像読み取り部で読み込まれたデジタル画像情報に対し所定の演算を行ない、著しく濃淡の片寄りのある画像情報を検出して記録するか否かを判断するので、画像記録資源の無駄を事前に防止することができる優れた画像処理装置を実現できるものである。




 

 


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