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発明の名称 画像通信端末装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−38666
公開日 平成7年(1995)2月7日
出願番号 特願平5−182590
出願日 平成5年(1993)7月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 和秀
発明者 中村 淳二
要約 目的
静止画像データの伝送に要する時間を操作者に知らせることができる画像通信端末装置を提供する。

構成
伝送すべき静止画像データを圧縮・符号化し保存する静止画制御部8と、CCITT勧告H.221の多重化フレームの制御を行う画像通信端末装置であって、保存された静止画像データとBAS符号(ビットレート割当符号)より静止画像データを伝送する通信速度を把握しその通信速度と圧縮後のデータ量をもとに通信時間を算出する通信時間計算検知部11と、算出された通信時間を表示する表示制御部10と、算出された通信時間をLSDデータ(低速データ)を用いて相手端末に通知し受信信号に含まれるLSDデータから通知された通信時間を読み取るLSD制御部12とを備えている。
特許請求の範囲
【請求項1】 映像,音声,データを多重伝送し、高速データにて静止画像データを伝送する機能を備えた画像通信端末装置において、送信側端末にてビットレート割当信号に割り当てられたビット位置より静止画像データを伝送する通信速度を把握しその通信速度と圧縮後のデータ量をもとに静止画像データの通信時間を計算する通信時間計算検知部と、送信側端末では計算された時間を低速データの中に挿入することにより相手端末に通知し受信側端末では通信時間が挿入されているかどうかを判断するLSD制御部と、通信時間が挿入されていれば伝送終了までの時間を順次モニタ上もしくはLED等に表示する表示制御部とを備えたことを特徴とする画像通信端末装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像,音声,データの多重伝送機能を備えた画像通信端末装置に関し、特に、静止画像の通信時間を表示できるように構成したものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、国際電信電話諮問委員会(CCITT)においてオーディオ・ビジュアル・サービス用のビデオ符号化方式、多重化方式、通信手順が正式に勧告され、それに伴い、各社からCCITT勧告に準拠したテレビ会議システムや動画テレビ電話などの画像通信端末装置が発売されている。
【0003】以下、図面を参照しながら、CCITT勧告に準拠した処理を行う従来の画像通信端末装置について説明を行う。
【0004】図6は従来の画像通信端末装置の機能ブロック図である。図6において、1はハンドセット、2は自画像を撮影するためのカメラ、3は相手側から送られてきた映像あるいは自映像を表示するモニタ、4は静止画像の取り込みを行うためのスキャナ、5は電話番号の入力や各種機能の選択を行うためのキー操作部である。6は音声データを圧縮・符号化しまた逆に伸長・復号化する音声制御部、7は動画像データを圧縮・符号化しまた逆に伸長・復号化する動画制御部、8は静止画像データを圧縮・符号化しまた逆に伸長・復号化する静止画制御部、9はキー操作部5からの設定をもとに端末装置全体を制御する端末制御部である。
【0005】13は、動画像,静止画像,音声データをCCITT勧告H.221(オーディオ・ビジュアル・サービスにおける64kbit /sから1920kbit /sチャネルのフレーム構造)のフレームフォーマットで多重化し、あるいは相手側より送られてきたフレームから動画像,静止画像,音声データに分離する多重/分離部である。
【0006】14は、CCITT勧告H.242(1920kbit /sまでのディジタルチャネルを使用したオーディオ・ビジュアル端末間の通信を設定する方式)に基づいた通信手順を実行するBAS制御部(BAS:Bit-rate Allocation Signal:ビットレート割当信号)である。
【0007】15は発着呼,切断等の呼の管理を行う呼制御処理部、16は統合サービス・ディジタルネットワーク(ISDN)に端末を接続するための回線インタフェース部、17はISDNである。
【0008】また、図5はCCITT勧告H.221で規定されている多重化フレーム構造を示した図である。FASはフレーム同期信号である。このフレームによって伝送されるBAS(ビットレート割当)符号について、CCITT勧告H.221では、表1のように定義している。
【0009】
【表1】

【0010】以上のように構成された従来の画像通信端末装置について、以下にその動作を説明する。
【0011】キー操作部5より相手端末の電話番号が設定され、発信キーが押し下げられると、端末制御部9はそれを呼制御処理部15に通知し、呼制御処理部15は回線インタフェース部16を介して相手端末との間でBチャネルの接続を行う。接続が完了した後、Bチャネルを使って、H.242に基づき図5に示したようなフレームの同期確立を行い、同期確立後、データ伝送速度等の動作モードを相互間で取り決めるため、表1に示すBAS符号のうち、オーディオ/転送レート能力、データ/ビデオ能力を用いて、相手端末との間で端末能力の情報を交換する。
【0012】次いで、自端末と相手端末の能力を考慮の上、コマンドBAS符号を使って適当な動作モードに切り換える。
【0013】その後、静止画像データを相手端末へ伝送するため、スキャナ4より静止画像データを取り込み、静止画制御部8にてデータを圧縮し保存する。そして、キー操作部5で送信要求キーが押し下げられると、端末制御部9が静止画制御部8に通知し、多重/分離部13で静止画像データを多重化した後、HSD(High Speed Data :高速データ)として回線インタフェース部16を介して伝送する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記した従来の画像通信端末装置では、静止画像データを伝送する際、BAS符号(ビットレート割当符号)により割り当てられたビット数および静止画像圧縮後のデータ量によって伝送時間が一定ではないため、送信側端末利用者および受信側端末利用者が静止画像データの伝送終了までの時間を知ることができなかった。
【0015】静止画像データの伝送終了時間が分からないと、受信した静止画像データを一旦蓄積した後に操作者の指示により静止画像をモニタ上に表示するタイプの画像通信端末装置においては、何時、その指示を出してよいのかが分からないという不便さがある。また、送信側端末において続けて静止画像データを伝送する場合も、操作者が何時次の静止画像データを伝送してよいのかが分からないという問題もある。
【0016】本発明は、このような従来の問題点を解決するものであり、静止画像データの伝送に要する時間を操作者に知らせることができる画像通信端末装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像通信端末装置は、映像,音声,データを多重伝送し、高速データ(HSDデータ)にて静止画像データを伝送する機能を備えた画像通信端末装置において、送信側端末にてビットレート割当信号(BAS符号)に割り当てられたビット位置より静止画像データを伝送する通信速度を把握しその通信速度と圧縮後のデータ量をもとに静止画像データの通信時間を計算する通信時間計算検知部と、送信側端末では計算された時間を低速データ(LSDデータ)の中に挿入することにより相手端末に通知し受信側端末では通信時間が挿入されているかどうかを判断するLSD制御部と、通信時間が挿入されていれば伝送終了までの時間を順次モニタ上もしくはLED等に表示する表示制御部とを備えたことを特徴とするものである。
【0018】
【作用】本発明は上記のように構成したので、高速データ(HSDデータ)により静止画像データを伝送する際に、通信速度と圧縮後のデータ量より静止画像データ伝送のための通信時間を計算し、計算された通信時間を低速データ(LSDデータ)を用いて表示することにより、相手端末および自端末に静止画像データの伝送終了までの時間を通知することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例の画像通信端末装置について、図面を参照しながら説明する。
【0020】図1は本実施例の画像通信端末装置の機能ブロック図である。図1において、1はハンドセット、2はカメラ、3はモニタ、4はスキャナ、5はキー操作部、6は音声制御部、7は動画制御部、8は静止画制御部、9は端末制御部、13は多重/分離部、14はBAS制御部、15は呼制御処理部、16は回線インタフェース部、17はISDNであり、これらの構成は従来例(図6)の場合と同じものであるので説明を省略する。
【0021】図1において、10は静止画像データの伝送終了までの時間をモニタ3上に(あるいはLED上に)表示させる表示制御部、11は通信速度と圧縮後のデータ量をもとに通信時間の計算と検知を行う通信時間計算検知部、12は計算された通信時間を予め決められたフォーマットに従ってLSDデータ(低速データ)に挿入し、また、受信したデータ中に通信時間が挿入されているかどうかを判断するLSD制御部である。
【0022】図2は本実施例における通信時間およびデータ量をLSDデータに挿入した場合の例を示す。図2(a)は通信時間が15秒でデータ量が105kbyteの場合のLSDデータ、図2(b)は通信時間が6秒でデータ量が42kbyteの場合のLSDデータである。
【0023】図3は本実施例における静止画像データの伝送終了までの通信時間をモニタ3上に表示した例を示す図、図4は静止画像データの伝送終了までの通信時間をLED3a上に表示した例を示す図である。
【0024】以上のように構成された画像通信端末装置について、以下にその動作を説明する。
【0025】この画像通信端末装置を用いて静止画像データを伝送する場合は、従来の装置と同様の手順で、端末相互間の伝送における動作モードが設定される。
【0026】操作者が、静止画像データの伝送のためにスキャナ4より静止画像を読み込み、静止画制御部8で静止画像データを圧縮して保存した後、キー操作部5から静止画像データの送信が選択されると、端末制御部9がそれを検出し、BAS制御部14に通知し、BAS符号(ビットレート割当符号)によりHSDデータ(高速データ)の通信速度を割り当てを行うと同時に、時間データ伝送用としてLSDデータ(低速データ)の通信速度の割り当てを行う。
【0027】次に、通信時間計算検知部11によって、BAS符号(ビットレート割当符号)に割り当てられたビット位置より静止画像データを伝送する通信速度を把握し、その通信速度と、静止画制御部8に圧縮して保存されているデータ量とをもとにして、静止画像データの通信時間を計算する。計算された通信時間とデータ量はLSD制御部12に送られ、LSD制御部12ではこの時間とデータ量を図2に示すようなフォーマットで相手端末へ通知する。
【0028】その後、BAS制御部14にてLSDデータ(低速データ)の通信速度の割り当てを中止し、送信側端末では表示制御部10が図3に示すようにモニタ3上に順次的に残りの通信時間を表示させる。受信側端末では、LSD制御部12がLSDデータに通信時間および静止画像データのデータ量が挿入されているかどうかを判断し、通信時間が挿入されていれば、通信時間計算検知部11が伝送終了までの時間を取り出し、表示制御部10が図3に示すようにモニタ3上に順次残りの通信時間を表示することにより、利用者に通知することができる。また、LSDデータ(低速データ)により通知された静止画像データのデータ量をもとに、予め容量を把握することができ、送信された静止画像データにデータ抜けがあるかないかをチェックすることができる。
【0029】なお、通信時間の表示には、図4に示すように、LED3aを列状を並べ、伝送終了までの時間に合わせてLED3aを一端側から順番に点灯する方式を用いることもできる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、静止画像データを伝送する際に、通信速度とデータ量より静止画像データの伝送終了までの通信時間を計算し、モニタもしくはLED等により視覚的に利用者に通知することができる。そのため、送信側端末にて続けて静止画像データを伝送する場合や、受信側端末にて伝送されてきた静止画像データを一旦蓄積した後に、操作者の指示により静止画像をモニタ上に表示する場合等において、伝送終了までの時間が一目で分かるため、次のステップへの指示が的確に出せるようになり、使い勝手の良い画像通信端末装置を提供することができる。




 

 


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