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発明の名称 無線通信装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−38488
公開日 平成7年(1995)2月7日
出願番号 特願平5−199020
出願日 平成5年(1993)7月16日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】蔵合 正博
発明者 鈴 木 晶
要約 目的
端末の電池の無駄な消費を抑えて待ち受け時間の長期化を図る。

構成
基地局1は、有効メッセージ判定器5と有効ビット送信器6とを備え、スロットの先頭またはその近傍に有効ビットを付加し、スロット内に無視可能なメッセージのみが存在する場合には有効ビットをノンアクティブにセットし、スロット内に無視不可能なメッセージが1つ以上存在する場合はアクティブにセットして送信する。端末2は、有効ビット判定器10を備え、受信したスロットの先頭部分に挿入された有効ビットを判定して、ノンアクティブの場合は直ちにスロットの監視を停止し、アクティブの場合はスロットの最後まで受信してメッセージを解読する。
特許請求の範囲
【請求項1】 基地局と端末から構成され、スロットと呼ばれる時間の間だけ端末が離散的かつ周期的に制御チャネルを監視する無線通信装置において、前記基地局が、スロットの先頭またはその近傍に有効ビットを付加し、スロット内に無視可能なメッセージのみが存在する場合には、前記有効ビットをノンアクティブにセットし、スロット内に無視不可能なメッセージが1つ以上存在する場合は、前記有効ビットをアクティブにセットして送信する手段を備え、前記端末は、受信したスロットの有効ビットがノンアクティブかアクティブかを判定してその後の処理を選択する手段を備えた無線通信装置。
【請求項2】 有効ビットを複数のビット列で構成し、基地局は、スロット内に無視可能なメッセージのみが存在する場合にはすべての有効ビットをノンアクティブにセットし、スロット内に無視不可能なメッセージが1つ以上存在する場合にはすべての有効ビットをアクティブにセットして送信し、前記端末は、受信したスロットの有効ビットが半数以上がノンアクティブかまたはアクティブかを判定してその後の処理を選択する請求項1記載の無線通信装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を電源とする自動車/携帯電話等の無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線通信装置は、基地局と移動局である端末との間で、基本周期となるフレーム(一定長の時間)をタイムスロットと呼ばれる時間単位で分割し、このタイムスロットを各端末に割り当てて制御データの通信を行なっている。
【0003】図5は従来の基地局と端末における制御チャネル送受信部の概略構成を示すものである。図5において、51は基地局、52は移動局である端末である。基地局51において、53はメッセージバッファであり、1つのスロット内で送信する予定のメッセージを蓄積する。54はメッセージ送信器であり、蓄積されたメッセージを1つずつ送信する。55はRF送信器であり、デジタルデータであるメッセージを電波信号に変換して端末52へ送信する。
【0004】端末52において、56はRF受信器であり、基地局51からの電波信号を受信してデジタルデータに変換する。57は起動タイマであり、各端末に割り当てられたスロット時間になると、自端末内の各ブロックを起動させる。58はメッセージ解読器であり、受信したメッセージを解読する。59は停止処理器であり、各端末毎に割り当てられたスロット時間が終了すると、自端末内の各ブロックを停止させる。
【0005】次に上記従来例の動作について説明する。まず図6を参照して基地局51から送信される制御データについて説明する。図6において、61は無線回線上の制御チャネルとして使用される1つのキャリアであり、62はキャリア61を一定時間で分割したスロットである。63はスロット62内に挿入されるメッセージである。基地局51と端末52との間で、どの端末52がどのスロット62を監視し、基地局51はどのスロット62内にその端末宛てのメッセージを送信すべきか、あらかじめ取り決めがなされている。1つのスロット62内には0個以上のメッセージ63が存在する。端末52は、割り当てられたスロット62の最初から最後までを監視し、そのスロット62内のメッセージ63を解読する。受信したメッセージによっては、制御チャネルの監視を即時停止することもある。また、1つのスロットに複数の端末が所属することもある。
【0006】次に基地局51および端末52における動作について、図7および図8を参照して説明する。図7において、基地局51は、まずメッセージバッファ53に1つのスロット内で送信する予定のメッセージを蓄積する(ステップ71)。次に蓄積されたメッセージを、メッセージ送信器54により1つずつ、RF送信器55を通じて送信する(ステップ72)。
【0007】一方、端末52は、図8において、起動タイマ57が、各端末に割り当てられたスロット時間になると自端末内の各ブロックを起動させ(ステップ81)、基地局51からRF受信器56を通じて、スロット時間が終了するまで(ステップ82)、メッセージを受信し(ステップ83)、メッセージ解読器58によりそれを解読し(ステップ84)、スロット時間が終了すると各ブロックを停止させる(ステップ85)。ステップ81で起動タイマ57が各ブロックを起動させた後、受信した内容によっては、各ブロックを直ちに停止させることもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の装置では、スロットを受信した端末は、スロット時間が終了するまで、受信したメッセージの解読処理を続けるため、それが無視可能なメッセージであっても解読することになり、その処理を行なった分だけ端末の電池を無駄に消費することになる。また、受信したメッセージによっては、制御チャネルの監視を即時停止することもあるが、そのメッセージが単に即時停止命令であった場合、そのメッセージの最後まで受信することは、電池を無駄に消費することになる。
【0009】一般に、携帯電話のような電池駆動が必須の端末では、電力消費を抑えて待ち受け時間を如何に長く取るかが極めて重要な課題となっている。そこで、すべての端末に対して無視可能なメッセージ、例えば通信システムに関するパラメータを通知するメッセージのうち、前回と同じメッセージまたは制御情報が入っていないメッセージ等は、これを無視してもなんら差し支えないので、このようなメッセージを受信して解読するために貴重な電力を消費することは、誠に無駄なことといわざるを得ない。
【0010】本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、端末の電池の無駄な消費を抑えて待ち受け時間の長期化を図ることのできる無線通信装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために、基地局が、スロットの先頭またはその近傍に有効ビットを付加し、スロット内に無視可能なメッセージのみが存在する場合には、この有効ビットをノンアクティブにセットし、スロット内に無視不可能なメッセージが1つ以上存在する場合には、有効ビットをアクティブにセットして送信し、端末は、受信したスロットの有効ビットを判定して、スロット監視の即時停止を含むその後の処理を選択できるようにしたものである。
【0012】
【作用】本発明は、上記構成により、有効ビットを付加したスロットを端末が受信すると、その有効ビットがアクティブにセットされているか、ノンアクティブにセットされているかを判定し、アクティブにセットされている場合はスロット監視処理を続行し、ノンアクティブにセットされている場合はスロット監視処理を直ちに停止することにより、電池の無駄な消費を低減することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例における基地局と端末の制御チャネル送受信部の概略構成を示すものである。図1において、1は基地局、2は移動局である端末である。基地局1において、3はメッセージバッファであり、1つのスロット内で送信する予定のメッセージを蓄積する。4はメッセージ送信器であり、蓄積されたメッセージを1つずつ送信する。5は有効メッセージ判定器であり、メッセージバッファ3内に有効メッセージが存在するか否かを判定する。6は有効ビット送信器であり、メッセージバッファ3内に有効メッセージが存在する場合、有効ビットをアクティブにセットし、存在しない場合はノンアクティブにセットして出力する。7はRF送信器であり、送信するメッセージの先頭に有効ビットを付加してメッセージを組み立て、デジタルデータであるメッセージを電波信号に変換して端末2へ送信する。
【0014】端末2において、8はRF受信器であり、基地局1からの電波信号を受信してデジタルデータのメッセージに変換する。9は起動タイマであり、各端末に割り当てられたスロット時間になると、自端末内の各ブロックを起動させる。10は有効ビット判定器であり、受信したスロット内の有効ビットがアクティブの場合はメッセージ解読器11を動作させ、ノンアクティブの場合は停止処理器12を動作させる。11はメッセージ解読器であり、受信したスロット内のメッセージを解読する。12は停止処理器であり、各端末毎に割り当てられたスロット時間が終了した場合、および有効ビット判定器12から停止命令を受けた場合に、自端末内の各ブロックを停止させる。
【0015】次に上記実施例の動作について説明する。まず図2を参照して基地局1から送信される制御データについて説明する。図2において、21は無線回線上の制御チャネルとして使用される1つのキャリアであり、22はキャリア21を一定時間で分割したスロットである。23はスロット22の先頭に挿入された有効ビット、24は有効ビット23に続くメッセージである。
【0016】次に基地局1および端末2における動作について、図3および図4を参照して説明する。図3において、基地局1は、まずメッセージバッファ3に1つのスロット内で送信する予定のメッセージを蓄積する(ステップ31)。次に有効メッセージ判定器5により、メッセージバッファ3に蓄積されたメッセージの中に有効メッセージが存在するか否かを判定し(ステップ32)、存在しない場合は有効ビットをノンアクティブにセットし(ステップ33)、存在する場合は有効ビットをアクティブにセットする(ステップ34)。次に有効ビット送信器6により、有効ビットをスロットの先頭に付加して送信するとともに(ステップ35)、メッセージ送信器54により、メッセージバッファ3に蓄積されたメッセージを1つずつ、RF送信器55を通じて送信する(ステップ36)。
【0017】一方、端末2は、図4において、起動タイマ9が、各端末に割り当てられたスロット時間になると自端末内の各ブロックを起動させ(ステップ41)、基地局1からRF受信器8を通じてまずスロット内の有効ビットを受信する(ステップ42)。次に有効ビット判定器10により有効ビットの内容を判定し(ステップ43)、有効ビットがノンアクティブの場合は直ちに自端末内の各ブロックを停止させ(ステップ47)、有効ビットがアクティブの場合はスロット時間が終了するまで(ステップ44)、メッセージを受信し(ステップ45)、それを解読し(ステップ46)、スロット時間が終了すると各ブロックを停止させる(ステップ47)。
【0018】このように、上記実施例によれば、基地局1に有効メッセージ判定器5および有効ビット送信器6を備え、すべての端末に対して無視可能なメッセージであれば有効ビットをノンアクティブにセットし、無視可能でないならば有効ビットをアクティブにセットして送信し、端末2はこの有効ビットを有効ビット判定器10により判定し、有効ビットがノンアクティブであれば直ちに停止処理を行ない、有効ビットがアクティブであればメッセージを最後まで受信して解読処理を行なうので、電池の無駄な消費を抑えて待ち受け時間の長期化を図ることができる。
【0019】なお、有効ビットがノンアクティブの場合であっても、受信した端末は直ちに停止処理を行なわずに、そのまま最後までメッセージを受信して解読処理を行なうことができる。これは、前回と内容の変化のない通信システムに関する無視可能なメッセージであっても、暫くぶりで端末を立ち上げたり、システムエラーがあったので再度メッセージを確認したい等の場合に、端末側で自由に処理を選択できるようにするためである。
【0020】また、上記実施例において、基地局1において、有効ビットを複数のビット列、例えば9個で構成し、無視可能なメッセージの場合にはすべての有効ビットをノンアクティブ、例えば0にセットし、無視できないメッセージの場合はすべての有効ビットをアクティブ、例えば1にセットして送信し、端末2では、受信した有効ビットの半数以上、例えば5個以上がノンアクティブかまたはアクティブかを判定してその後の処理を選択するようにすれば、有効ビットにおける通信中のデータエラーに対処することができ、信頼性を高めることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなように、基地局が、スロットの先頭またはその近傍に有効ビットを付加し、スロット内に無視可能なメッセージのみが存在する場合には、この有効ビットをノンアクティブにセットし、スロット内に無視不可能なメッセージが1つ以上存在する場合には、有効ビットをアクティブにセットして送信し、端末は、受信したスロットの有効ビットを判定して、スロット監視の即時停止を含むその後の処理を選択できるようにしたので、電池の無駄な消費を抑えて待ち受け時間の長期化を図ることができる。また、有効ビットを複数個で構成することにより、データの信頼性を高めることができる。




 

 


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