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発明の名称 光ディスクおよび光ディスク装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−37368
公開日 平成7年(1995)2月7日
出願番号 特願平5−179011
出願日 平成5年(1993)7月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 柏 浩
要約 目的
検索が可能でありながら、高密度、高速処理が可能な光ディスク、光ディスク装置を提供することを目的とする。

構成
光ディスク3の外周部には管理領域4が設けられ、それ以外の部分は内容領域7となっている。ただし、内容領域7は、高速処理が可能なように高密度で記録される。したがって、高容量の記録を行うことができる。検索動作においては、セレクタ回路30によってマイクロコンピュータ20が光ヘッド制御回路16と接続される。これにより、低密度の管理領域4から管理情報が読み出され、マイクロコンピュータ20によって検索が行われる。検索が終了し、内容情報の読み出しを行う際には、セレクタ回路30によって、光ヘッド制御回路16と変復調回路26が接続される。これにより、マイクロコンピュータ20を介さず、高速に読み出しが行われる。
特許請求の範囲
【請求項1】内容情報を記録する内容領域、内容領域に記録された内容情報を管理するための管理情報を記録する管理領域、を備えた光ディスクにおいて、管理領域を低速処理に適合した低密度で記録するとともに、内容領域を高速処理に適合した高密度で記録するようにしたこと、を特徴とする光ディスク。
【請求項2】管理領域と同一の管理情報を前記高密度で記録する高密度管理領域を、管理領域とは別に設けたこと、を特徴とする請求項1記載の光ディスク。
【請求項3】第1面の外周部、第1面の内周部、第2面の外周部および第2面の内周部の各々に、一対の前記管理領域および高密度管理領域を設けたこと、を特徴とする請求項1記載の光ディスク。
【請求項4】光ディスクへの情報の書込または光ディスクからの情報の読出の少なくとも一方を行う光ヘッドを備えた光ディスク装置において、光ディスクの管理領域に対する書込み、読出しを行う際には、低速で行うと共に、光ディスクの内容領域に対する書込み、読出しを行う際には、高速で行うこと、を特徴とする光ディスク装置。
【請求項5】光ディスクへの情報の書込または光ディスクからの情報の読出の少なくとも一方を行う光ヘッドを備えた光ディスク装置において、さらに、光ディスクの高密度管理領域に対する書込み、読出しを行う際には、高速で行うこと、を特徴とする光ディスク装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光ディスクに関するものであり、特にその記録密度の向上ならびに処理速度の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクは映像等の記録を行う大容量記録媒体として注目されている。図5に、従来の光ディスク2を示す。外周部には管理領域4が設けられ、それ以外の部分は内容領域6となっている。
【0003】図6に、管理領域4と内容領域6の関係を示す。映像信号等の内容情報は、ファイル単位で内容領域6に記録される。図6においては、内容情報としてファイルF1が領域61に、ファイルF2が領域62に記録されている。これに対応して、管理領域4には、ファイルの名前と格納領域の情報が管理情報として記録されている。図においては、ファイルF1に対応して、その名前(ファイル名)が領域41Aに記録され、その格納領域が41Bに記録されている。同様に、ファイルF2に対応して、その名前(ファイル名)が領域42Aに記録され、その格納領域が42Bに記録されている。このように記録されている管理情報によって、内容情報の検索等を行うことができるようになっている。
【0004】次に、この光ディスク2に情報を書込み、また記録された情報を読出す光ディスク装置の動作を、図7を用いて説明する。光ディスク2は、モータ12によって回転される回転軸10に固定される。光ディスク2に対向するように、光ヘッド14が設けられている。
【0005】入出力装置22から、検索情報としてファイル名が入力されたとする。マイクロコンピュータ20はこれを受けて、光ヘッド制御回路16によって光ヘッド14を外周方向Aに向けて移動する。番地情報検出回路18は、ヘッド14によって読み出されたトラック番号情報に基づいて、現在のヘッド14の位置を検出する。マイクロコンピュータ20は、番地情報検出回路18から出力されたヘッド位置が、管理領域4にあるか否かを判定する。管理領域4にヘッド14が位置していなければ、さらに光ヘッド14を外周方向Aに移動させる。
【0006】管理領域4にヘッド14が位置していれば、マイクロコンピュータ20は、光ヘッド制御回路16を介して管理情報を順次読み出していく。図6のように記録された光ディスク2ならば、「ファイルF1の名前」「ファイルF1の格納領域」「ファイルF2の名前」「ファイルF2の格納領域」・・・・の順に読み出していく。この読み出した管理情報のファイル名と検索情報として与えられたファイル名とが一致するまで、管理情報の読み出しを続ける。
【0007】ファイル名が一致すれば、当該ファイルの格納領域情報(トラック番号、セクタ番号等からなる)を読み出す。このようにして読み出された格納領域情報は、希望トラック番号、希望セクタ番号等としてマイクロコンピュータ20に記憶される。次に、マイクロコンピュータ20は、光ヘッド制御回路16を制御して、光ヘッド14をB方向に移動させる。この時、番地情報検出回路18は、現在のヘッド14が位置するトラック番号を検出し、マイクロコンピュータ20に出力する。これを受けて、マイクロコンピュータ20は、光ヘッド14を希望トラック番号、希望セクタ番号の位置に移動させる。つまり、希望するファイルの内容が記録されている領域に光ヘッド14を移動する。次に、マイクロコンピュータ20は、光ヘッド制御回路16を介して、当該ファイルの内容を読み出し、入出力装置22において表示する。
【0008】上記のように、この光ディスク装置を用いれば、単に光ディスク2に記録された内容情報を表示するだけでなく、内容情報の検索を行うこともできる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような従来の技術には次のような問題点があった。上記装置では、マイクロコンピュータ20を設けることによって検索処理を可能にしている。しかしながら、このため、光ディスク2への書込み、読出し速度がマイクロコンピュータ20の処理速度によって制限を受けるという問題点があった。すなわち、本来高速で書込みおよび読出しの可能な光ディスク2であるにも拘らず、これよりも低速なマイクロコンピュータ20の処理速度に落として、書込みおよび読出しを行わなければならず、処理の高速化が図れないという問題があった。さらに、書込み、読出し速度が低速であるため、光ディスク2に記録できる容量を大きくできないという問題もあった。
【0010】この発明は、上記の問題点を解決して、検索が可能でありながら処理速度が早くかつ大容量の光ディスクおよび光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光ディスクは、内容情報を記録する内容領域、内容領域に記録された内容情報を管理するための管理情報を記録する管理領域を備えており、管理領域を低速処理に適合した低密度で記録するとともに、内容領域を高速処理に適合した高密度で記録するようにしたことを特徴としている。
【0012】この発明に係る光ディスク装置は、光ディスクへの情報の書込または光ディスクからの情報の読出の少なくとも一方を行う光ヘッドを備えており、光ディスクの管理領域に対する書込み、読出しを行う際には、低速で行うと共に、光ディスクの内容領域に対する書込み、読出しを行う際には、高速で行うことを特徴としている。
【0013】
【作用】この発明に係る光ディスクおよび光ディスク装置は、管理領域を低速処理に適合した低密度で記録するとともに、内容領域を高速処理に適合した高密度で記録するようにしている。したがって、管理領域の管理情報を用いて検索処理を行うことができるとともに、内容領域に対しては高速処理を行うことができる。さらに、内容領域は高密度で記録されているので、大容量の光ディスクとすることができる。
【0014】
【実施例】図2に、この発明の一実施例による光ディスク3を示す。外周部には管理領域4が設けられ、それ以外の部分は内容領域7となっている。ただし、内容領域7は、高速処理が可能なように高密度で記録される。したがって、高容量の記録を行うことができる。なお、管理領域4と内容領域7との関係は、図6に示すように従来の光ディスクと同様である。また、ここでは、内容領域に映像信号を変調した映像データが記録されているものとして説明を進める。
【0015】次に、この発明の一実施例による光ディスク装置を図1に示す。光ディスク3は、モータ12によって回転される回転軸10に固定される。光ディスク3に対向するように、光ヘッド14が設けられている。また、セレクタ回路30が設けられており、光ヘッド制御回路16を変復調回路26またはマイクロコンピュータ20の何れに接続するのかを切換えている。このセレクタ回路30は、設定回路24によって制御されて切換え動作を行う。変復調回路26は、読出された映像データを映像信号に復調したり、書込みの際に映像信号を変調して映像データとしたりするものである。この変復調回路26には、外部インターフェイス28を介して、映像表示装置やビデオ機器等の映像機器(図示せず)が接続されている。
【0016】この光ディスク装置によって、映像データを検索する場合の動作を説明する。まず、設定回路24から、検索情報として映像データのファイル名が入力されたとする。セレクタ回路30は、これを受けて検索動作であることを知り、光ヘッド制御回路16をマイクロコンピュータ20に接続する。マイクロコンピュータ20は、光ヘッド制御回路16によって光ヘッド14を外周方向Aに向けて移動する。番地情報検出回路18は、ヘッド14によって読み出されたトラック番号情報に基づいて、現在のヘッド14の位置を検出する。なお、トラック番号等の番地情報は、高速処理に合致した高密度で書込まれている。番地情報検出回路18は、高速処理に合致した速度で動作するとともに、検出した番地情報をマイクロコンピュータ20の処理速度に合致した低速で出力する。マイクロコンピュータ20は、番地情報検出回路18から出力されたヘッド位置が、管理領域4にあるか否かを判定する。管理領域4にヘッド14が位置していなければ、さらに光ヘッド14を外周方向Aに移動させる。
【0017】管理領域4にヘッド14が位置していれば、マイクロコンピュータ20は、光ヘッド制御回路16を介して管理情報を順次読み出していく。なお、管理領域4の記録密度は、低速であるマイクロコンピュータ20による処理速度に合致した低密度となっているので、マイクロコンピュータ20によって管理情報を処理することが可能である。図6のように記録された光ディスク2ならば、マイクロコンピュータ20は、「ファイルF1の名前」「ファイルF1の格納領域」「ファイルF2の名前」「ファイルF2の格納領域」・・・・の順に読み出していく。この読み出した管理情報のファイル名と検索情報として与えられたファイル名とが一致するまで、管理情報の読み出しを続ける。
【0018】ファイル名が一致すれば、当該ファイルの格納領域情報(トラック番号、セクタ番号等からなる)を読み出す。このようにして読み出された格納領域情報は、希望トラック番号、希望セクタ番号等としてマイクロコンピュータ20に記憶される。次に、マイクロコンピュータ20は、光ヘッド制御回路16を制御して、光ヘッド14をB方向に移動させる。この時、番地情報検出回路18は、現在のヘッド14が位置するトラック番号を検出し、マイクロコンピュータ20に出力する。これを受けて、マイクロコンピュータ20は、光ヘッド14を希望トラック番号、希望セクタ番号の位置に移動させる。つまり、希望するファイルの内容が記録されている領域に光ヘッド14を移動する。
【0019】このようにして、光ヘッド14を検索対象である映像データが記録されている位置に移動すると、マイクロコンピュータ20は設定回路24を介してセレクタ回路30を切換える。すなわち、光ヘッド制御回路16を変復調回路26に接続する。次に、光ヘッド14から読出された映像データは、光ヘッド制御回路16を介して変復調回路26に与えられる。映像データは、高速処理に合致した高密度で書込まれている。変復調回路26は、読出された映像データを高速処理にて復調して映像信号とし、外部インターフェイス28を介して表示装置(図示せず)等に与える。表示装置は、これを受けて映像信号を表示する。
【0020】一方、書込みを行う場合には、設定回路24に対し書込みである旨の信号が与えられる。これにより、セレクタ回路30は、光ヘッド制御回路16を変復調回路26に接続する。外部インターフェイス28を介して受信した映像信号は、変復調回路26によって変調されて映像データとなる。この映像データは、光ヘッド制御回路16を介して、光ヘッド14により光ディスク3の内容領域7に書込まれる。この際の処理速度は高速処理であるので、内容領域7には高密度にて書込みがなされる。
【0021】書込みが終了すると、セレクタ回路30は光ヘッド制御回路16とマイクロコンピュータ20とを接続する。マイクロコンピュータ20は、検索の際と同様にして、光ヘッド14を管理領域4に移動する。その後、映像データを記録した位置の番地情報やファイル名等を、管理領域4に記録する。この際の処理速度は、マイクロコンピュータ20の動作速度に合致させた低速である。したがって、管理領域4には、低密度にて管理情報の記録が行われる。
【0022】図3に、他の実施例による光ディスク9を示す。この光ディスク9は、第1面である表面91と、第2面である裏面93に記録領域を有している。表面91の外周部には、図1と同様の管理領域4Aの他に、高密度にて記録を行う高密度管理領域5Aを有している。高密度管理領域5Aには、管理領域4Aに記録される管理情報と同じ情報が記録される。また、表面91の内周部にも、図1と同様の管理領域4Bの他に、高密度にて記録を行う高密度管理領域5Bを有している。高密度管理領域5Bには、管理領域4Bに記録される管理情報と同じ情報が記録される。このように、内周部と外周部に管理情報を記録するので、より多くの管理情報を記録することができる。なお、中央部には、内容情報を高密度で記録する内容領域7が設けられている。
【0023】また、この光ディスク9の裏面93には、表面91と同様に、管理領域4B、高密度管理領域5B、管理領域4A、高密度管理領域5Aが設けられている。また、これらの各領域は、表面91の各領域と同じ管理情報を記録する。ただし、裏面93においては、外周部に管理領域4B、高密度管理領域5Bが設けられ、内周部に管理領域4A、高密度管理領域5Aが設けられており、表面91と対象になっている。
【0024】この光ディスク9に対する処理を行うための光ディスク装置を図4に示す。この実施例においては、第1の光ヘッド14と第2の光ヘッド15の2つの光ヘッドが設けられている。光ヘッド制御回路16は、図に示すように、第1の光ヘッド14が外周部の管理領域4Aにあるときには、第2の光ヘッド15を内周部の管理領域4Aに位置させるように制御する。これにより、両光ヘッド14、15からは、同じ管理情報が読み出される。同様にして、第1の光ヘッド14が外周部の高密度管理領域5Aにあるときには、第2の光ヘッド15を内周部の高密度管理領域5Aに位置させる。また、第1の光ヘッド14が内周部の管理領域4Bにあるときには、第2の光ヘッド15を外周部の管理領域4Bに位置させる。さらに、第1の光ヘッド14が内周部の高密度管理領域5Aにあるときには、第2の光ヘッド15を外周部の高密度管理領域5Aに位置させる。
【0025】管理領域4A、4Bを用いての検索処理は、図1の光ディスク装置と同様である。ただし、管理情報は、第1の光ヘッド14と第2の光ヘッド14の双方から読み出される。したがって、何れか一方に読取りエラーが発生しても、正しい方の管理情報を使用することができ、再読取の必要がない。すなわち、処理を迅速に行うことができる。
【0026】また、この実施例においては、光ディスク9に高密度管理領域5A、5Bを設けている。つまり、管理領域4A、4Bに管理情報を書込む際に、併せて同じ管理情報を高密度管理領域5A、5Bに書込むようにしている。したがって、管理情報を外部インターフェイス28を介して外部に伝送する場合に、高密度管理領域5A、5Bから読み出すことにより、迅速な処理を行うことができる。
【0027】なお、上記実施例では、表面91と裏面93の双方に記録領域を設けているが、何れか一面だけに設けてもよい。
【0028】
【発明の効果】この発明に係る光ディスクは、管理領域を低速処理に適合した低密度で記録するとともに、内容領域を高速処理に適合した高密度で記録するようにしたことを特徴としている。したがって、検索が可能でありながら、高密度、高速処理が可能である。
【0029】この発明に係る光ディスク装置は、光ディスクの管理領域に対する書込み、読出しを行う際には、低速で行うと共に、光ディスクの内容領域に対する書込み、読出しを行う際には、高速で行うことを特徴としている。したがって、低速で行う検索が可能であり、内容情報の処理を高速に行うことができる。




 

 


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