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発明の名称 ヘッドキャリッジ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−37349
公開日 平成7年(1995)2月7日
出願番号 特願平5−182532
出願日 平成5年(1993)7月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 川名 次郎
要約 目的
メディアの挿入、排出時にアーム側の磁気ヘッドとの十分な隙間を確保し、メディアの装着時にメディアの損傷を防止し、移動時の異常音の発生等を防止するようにしたヘッドキャリッジ装置を提供する。

構成
磁気ヘッド取付部12と支持部13を軸14で上下方向に回転可能に連結してアーム3を構成する。磁気ヘッド取付部12に磁気ヘッド5を取り付け、支持部13をキャリッジ本体1に上下方向に回転変位可能に支持する。荷重ばね15によりアーム3の磁気ヘッド取付部12を加圧する。ディスクカートリッジ8の挿入、排出時には荷重ばね15で軸14の前方位置を加圧し、磁気ヘッド5の面をディスクカートリッジ8と平行にする。フロッピーディスク16の装着時には荷重ばね15で軸14の後方位置を加圧し、磁気ヘッド5の面をフロッピーディスク16と平行にする。
特許請求の範囲
【請求項1】 磁気ヘッドが取り付けられたキャリッジ本体と、中間部で回転可能に連結され、前側の磁気ヘッド取付部に磁気ヘッドが取り付けられ、後側の支持部が上記キャリッジ本体に回転変位可能に支持されたアームと、このアームの磁気ヘッド取付部に係合し、上記キャリッジ本体側へ加圧する荷重ばねとを備え、メディアの挿入、排出時に上記アームが上記キャリッジ本体に対する離隔側に回転変位する際、上記磁気ヘッドの面が上記メディアと平行になるように上記荷重ばねにより上記磁気ヘッド取付部を回転させ、上記メディアの駆動装置に対する装着時に上記アームが上記キャリッジ本体側に回転変位する際、上記磁気ヘッドの面が上記メディアと平行に接触するように上記荷重ばねにより上記磁気ヘッド取付部を回転させるように構成されたヘッドキャリッジ装置。
【請求項2】 アームの磁気ヘッド取付部と支持部が軸により回転可能に連結された請求項1記載のヘッドキャリッジ装置。
【請求項3】 アームの磁気ヘッド取付部と支持部が可撓材により回転可能に連結された請求項1記載のヘッドキャリッジ装置。
【請求項4】 メディアの挿入、排出時にアームの支持部に形成された係合部が押され、かつ荷重ばねの磁気ヘッド取付部に対する加圧点が磁気ヘッド取付部と支持部の連結部より前方へ移動し、メディアの駆動装置に対する装着時に磁気ヘッド取付部に対する加圧点が磁気ヘッド取付部と支持部の連結部より後方へ移動するように構成された請求項2または3記載のヘッドキャリッジ装置。
【請求項5】 メディアの挿入、排出時にアームの支持部に形成された係合部が押され、かつ荷重ばねの磁気ヘッド取付部に対する加圧点が磁気ヘッド取付部と支持部の連結部より前方へ移動し、メディアの駆動装置に対する装着時に磁気ヘッド取付部に対する加圧点が磁気ヘッド取付部と支持部の連結部より前方で、かつ上記加圧点より後方へ移動し、荷重ばねの加圧力が可撓材の反力より小さくなるように構成された請求項3記載のヘッドキャリッジ装置。
【請求項6】 荷重ばねの磁気ヘッド取付部に対する加圧点が磁気ヘッド取付部と支持部の連結部より前方に位置し、メディアの挿入、排出時にアームの支持部に形成された係合部が押され、メディアの駆動装置に対する装着時にアームの磁気ヘッド取付部に上記連結部より前方に位置して形成された係合部が係合されて下降が規制されるように構成された請求項2または3記載のヘッドキャリッジ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスクドライブ等に使用するヘッドキャリッジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヘッドキャリッジ装置の一例として、図8に示すような構成が知られている、図8に示すように、キャリッジ本体1の先端部上面にサイド0の磁気ヘッド2が取り付けられている。キャリッジ本体1の基部にアーム3の基部が可撓材4により上下方向に回転変位可能に支持され、アーム3の先端部下面にサイド1の磁気ヘッド5が取り付けられている。アーム3の基部側の側方には係合部6が突設されている。アーム3は荷重ばね7によりキャリッジ本体1側へ加圧されている。このように構成されたヘッドキャリッジ装置は、フロッピーディスクドライブにおいて、メディアであるフロッピーディスクの半径方向に移動可能に支持されている。
【0003】そして、フロッピーディスクを内蔵したディスクカートリッジ8をフロッピーディスクドライブのホルダ9に挿入し、若しくはホルダ9から排出する際には、ホルダ9が上昇し、アーム3を荷重ばね7の加圧力に抗して係合部6との係合により押し上げて上方へ回転変位させ、磁気ヘッド5をディスクカートリッジ8の挿入、排出の邪魔にならないように位置させている。
【0004】しかしながら、上記従来例の構成では、アーム3がホルダ9の上昇に伴い、上方へ回転変位した際、磁気ヘッド5がディスクカートリッジ8に対して傾斜しているため、フロッピーディスクドライブの薄型化を図るには、ディスクカートリッジ8と磁気ヘッド5との隙間を十分に確保することができず、挿入され、若しくは排出されるディスクカートリッジ8により磁気ヘッド5を損傷するおそれがある。
【0005】そこで、上記従来例の問題を解決するため、特開平4−216366号公報に記載されているような構成が提案されている。この従来例においては、図9に示すように、アーム3は基部を弾性変性しやすい可撓材10によりキャリッジ本体1の基部に支持し、ディスクカートリッジ8の挿入、排出時にホルダ9が上昇し、アーム3を係合部6により押し上げた際、可撓材10の弾性変形を利用してアーム3の先端側、すなわち、磁気ヘッド5側を水平方向に設けた係合部材11に当接させてその上昇を規制し、磁気ヘッド5側を矢印B方向へ回動させ、矢印E方向に挿入され、若しくは反矢印E方向に排出されるディスクカートリッジ8との間に隙間iを確保するように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】後者の従来例によれば、ディスクカートリッジ8の挿入、排出時にディスクカートリッジ8と磁気ヘッド5とに十分な隙間iを確保することができ、磁気ヘッド5の損傷を防止することはできる。しかしながら、アーム3における磁気ヘッド5側部分を可撓材10の弾性変形により係合部材11に押しつけるため、磁気ヘッド5に衝撃が加わり、コアを折損するおそれがある。また、ヘッドキャリッジ装置の全体は図9に矢印Cで示すように、フロッピーディスクの半径方向に移動させる必要があるが、ディスクカートリッジ8を駆動装置に装着していない状態でヘッドキャリッジ装置を移動させると、アーム3と係合部材11との接触部の負荷Aがあるため、移動用のモータのトルクを大きくする必要があるばかりでなく、両者のこすれによる異常音が発生し、こすれによる削れ粉の落下により駆動に際し、フロッピーディスクを傷つけるおそれがある。更に、磁気ヘッド5とディスクカートリッジ8との十分な隙間iを確保することができるように、アーム3をディスクカートリッジ8の挿入、排出時の位置で回転させているため、ディスクカートリッジ8の装着時に磁気ヘッド5がフロッピーディスクに対して傾斜した状態でエッジ部から当たるおそれがあり、フロッピーディスクを傷つけるおそれがあるなどの問題がある。
【0007】本発明は、上記のような従来の問題を解決するものであり、メディアの挿入、排出時にアーム側の磁気ヘッドをその面がメディと平行になるように位置させてメディアとの隙間を限られた高さで十分に確保することができ、したがって、フロッピーディスクドライブの薄型化を図ることができ、また、メディアの駆動装置に対する装着時にアーム側の磁気ヘッドをその面がメディアと平行になるように位置させて磁気ヘッドをメディアに面接触させることができ、したがって、メディアの損傷を防止することができ、更に、アーム側の磁気ヘッドを荷重ばねによるアームに対する加圧力を利用して変位させることにより、衝撃、こすれを防止することができ、したがって、磁気ヘッドの損傷、異常音の発生を防止することができ、しかも、部品点数の増加を不要とすることができ、したがって、経済性の向上を図ることができるようにしたヘッドキャリッジ装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明の技術的手段は、磁気ヘッドが取り付けられたキャリッジ本体と、中間部で回転可能に連結され、前側の磁気ヘッド取付部に磁気ヘッドが取り付けられ、後側の支持部が上記キャリッジ本体に回転変位可能に支持されたアームと、このアームの磁気ヘッド取付部に係合し、上記キャリッジ本体側へ加圧する荷重ばねとを備え、メディアの挿入、排出時に上記アームが上記キャリッジ本体に対する離隔側に回転変位する際、上記磁気ヘッドの面が上記メディアと平行になるように上記荷重ばねにより上記磁気ヘッド取付部を回転させ、上記メディアの駆動装置に対する装着時に上記アームが上記キャリッジ本体側に回転変位する際、上記磁気ヘッドの面が上記メディアと平行に接触するように上記荷重ばねにより上記磁気ヘッド取付部を回転させるように構成されたものである。
【0009】そして、上記技術的手段におけるアームの磁気ヘッド取付部と支持部を軸により回転可能に連結し、または可撓材により回転可能に連結することができる。
【0010】また、上記のようにアームの磁気ヘッド取付部と支持部を軸、または可撓材により回転可能に連結した構成において、メディアの挿入、排出時にアームの支持部に形成された係合部が押され、かつ荷重ばねの磁気ヘッド取付部に対する加圧点が磁気ヘッド取付部と支持部の連結部より前方へ移動し、メディアの駆動装置に対する装着時に磁気ヘッド取付部に対する加圧点が磁気ヘッド取付部と支持部の連結部により後方へ移動するように構成することができる。
【0011】また、上記のようにアームの磁気ヘッド取付部と支持部を可撓材により回転可能に連結した構成において、メディアの挿入、排出時にアームの支持部に形成された係合部が押され、かつ荷重ばねの磁気ヘッド取付部に対する加圧点が磁気ヘッド取付部と支持部の連結部より前方へ移動し、メディアの駆動装置に対する装着時に磁気ヘッド取付部に対する加圧点が磁気ヘッド取付部と支持部の連結部より前方で、かつ上記加圧点より後方へ移動し、荷重ばねの加圧力が可撓材の反力より小さくなるように構成することができる。
【0012】また、上記のようにアームの磁気ヘッド取付部と支持部を軸、または可撓材により回転可能に連結した構成において、荷重ばねの磁気ヘッド取付部に対する加圧点が磁気ヘッド取付部と支持部の連結部より前方に位置し、メディアの挿入、排出時にアームの支持部に形成された係合部が押され、メディアの駆動装置に対する装着時にアームの磁気ヘッド取付部に上記連結部より前方に位置して形成された係合部が係合されて下降が規制されるように構成することができる。
【0013】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、メディアの挿入、排出に伴い、アームがキャリッジ本体から離隔する側へ回転変位する際、磁気ヘッドの面がメディアと平行になるように荷重ばねにより磁気ヘッド取付部を回転させるので、磁気ヘッドとメディアとの隙間を限られた高さで十分に確保することができる。また、メディアを駆動装置に対して装着する際、アームがキャリッジ本体側へ回転変位する際、磁気ヘッドの面がメディアと平行になるように荷重ばねにより磁気ヘッド取付部を回転させるので、磁気ヘッドをメディアに面接触させることができる。更に、荷重ばねによるアームの磁気ヘッド取付部に対する加圧を利用してアーム側の磁気ヘッドを変位させるので、上記従来例のような衝撃、こすれを防止することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0015】まず、本発明の第1の実施例について説明する。図1(a)は本発明の第1の実施例におけるヘッドキャリッジ装置を示し、フロッピーディスクの挿入、排出時の状態の概略側面図、図1(b)は同ヘッドキャリッジ装置を示し、フロッピーディスクの装着時の状態の概略側面図、図2(a)は図1(a)の要部の拡大図、図2(b)は図1(b)の要部の拡大図である。
【0016】図1(a)、(b)および図2(a)、(b)に示すように、キャリッジ本体1の先端部上面にサイド0の磁気ヘッド2が取り付けられている。アーム3は中間部で前側の磁気ヘッド取付部12と後側の支持部13とに分割され、磁気ヘッド取付部12の基部と支持部13の先端部が水平方向の軸14により上下方向に回転可能に連結されている。アーム3は支持部13の基部がキャリッジ本体1の基部上部に可撓材4により上下方向に回転変位可能に支持され、磁気ヘッド取付部12の先端部下面にサイド1の磁気ヘッド5が取り付けられている。支持部13の中間部側方には係合部6が突設されている。アーム3の磁気ヘッド取付部12は荷重ばね15によりキャリッジ本体1側へ加圧されている。このヘッドキャリッジ装置は、フロッピーディスクドライブにおいて、メディアであるフロッピーディスク16の半径方向に移動可能に支持されている。
【0017】そして、フロッピーディスク16を内蔵したディスクカートリッジ8をフロッピーディスクドライブのホルダ9に挿入し、若しくはホルダ9から排出するに際し、上昇位置にあるホルダ9によりアーム3の支持部13は係合部6との係合により荷重ばね15の加圧に抗して矢印Fのように磁気ヘッド取付部12との連結部側が上方に位置する傾斜状態に押し上げられ、キャリッジ本体1から離隔する上方へ回転変位される。ホルダ9がディスクカートリッジ8の挿入、排出位置に上昇した状態では、図1(a)、図2(a)に示すように、荷重ばね15の磁気ヘッド取付部12に対する加圧点Pが軸14による磁気ヘッド取付部12と支持部13との連結部より前方へ移動される。これにより荷重ばね15の加圧力Gにより磁気ヘッド取付部12が軸14を中心として矢印B方向へ回転して水平方向に保持され、磁気ヘッド5の面がディスクカートリッジ8と平行になり、ディスクカートリッジ8とに隙間iが確保されるように構成されている。したがって、ディスクカートリッジ8を磁気ヘッド5と接触することなく、ホルダ9に挿入し、若しくはホルダ9から排出することができる。
【0018】また、フロッピーディスク16を駆動装置に装着するに際し、ホルダ9が下降することによりアーム3の支持部13が解放され、アーム3が荷重ばね15により加圧され、支持部13における磁気ヘッド取付部12との連結部が下方に位置する傾斜状態に押し下げられ、キャリッジ本体1側へ回転変位される。ホルダ9がフロッピーディスク16の装着位置に下降した状態では、図1(b)、図2(b)に示すように、荷重ばね15の磁気ヘッド取付部12に対する加圧点P′が軸14による磁気ヘッド取付部12と支持部13との連結部を越えて後方へ移動される。これにより荷重ばね15の加圧力Gにより磁気ヘッド取付部12が軸14を中心として矢印B′方向へ回転して水平方向に保持され、磁気ヘッド5の面がフロッピーディスク16と平行になり、この状態で磁気ヘッド5がフロッピーディスク16と接触するように構成されている。したがって、磁気ヘッド5をフロッピーディスク16に面接触させることができる。
【0019】次に、本発明の第2の実施例について説明する。図3(a)は本発明の第2の実施例におけるヘッドキャリッジ装置を示し、フロッピーディスクの挿入、排出時の状態の要部の拡大図、図3(b)は同ヘッドキャリッジ装置を示し、フロッピーディスクの装着時の要部の拡大図である。
【0020】本実施例においては、図3(a)、(b)に示すように、アーム3における磁気ヘッド取付部12の基部と支持部13の先端部とが板ばねから成る可撓材17により上下方向に回転可能に連結されたものであり、その他の構成については上記第1の実施例と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0021】本実施例においては、フロッピーディスク16を内蔵したディスクカートリッジ8をフロッピーディスクドライブのホルダ9に挿入し、若しくはホルダ9から排出するに際し、上昇位置にあるホルダ9によりアーム3の支持部13は係合部6との係合により荷重ばね15の加圧力に抗して矢印Fのように磁気ヘッド取付部12との連結部側が上方に位置する傾斜状態に押し上げられ、キャリッジ本体1から離隔する上方へ回転変位され、ホルダ9がディスクカートリッジ8の挿入、排出位置に上昇した状態では、図3(a)に示すように、荷重ばね15の磁気ヘッド取付部12に対する加圧点Pが軸14による磁気ヘッド取付部12と支持部13との連結部より前方へ移動される。そして、荷重ばね15の加圧力Gが可撓材17の反力Hより大きくなるように加圧点Pが設定されることにより、荷重ばね15の加圧力Gで磁気ヘッド取付部12が可撓材17の弾性変形により矢印B方向へ回転して水平方向に保持され、磁気ヘッド5の面がディスクカートリッジ8と平行になり、ディスクカートリッジ8とに隙間iが確保されるように構成されている。したがって、ディスクカートリッジ8を磁気ヘッド5と接触することなく、ホルダ9に挿入し、若しくはホルダ9から排出することができる。
【0022】また、フロッピーディスク16を駆動装置に装着するに際し、ホルダ9が下降することによりアーム3の支持部13が解放され、アーム3が荷重ばね15により加圧され、支持部13における磁気ヘッド取付部12との連結部が下方に位置する傾斜状態に押し下げられ、キャリッジ本体1側へ回転変位され、ホルダ9がフロッピーディスク16の装着位置に下降した状態では、図3(b)に示すように、荷重ばね15の磁気ヘッド取付部12に対する加圧点P′が可撓材17による磁気ヘッド取付部12と支持部13との連結部を越えて後方へ移動される。これにより荷重ばね15の加圧力Gと可撓材17の反力Hとにより磁気ヘッド取付部12が矢印B′方向へ回転して水平方向に保持され、磁気ヘッド5の面がフロッピーディスク16と平行になり、この状態で磁気ヘッド5がフロッピーディスク16と接触するように構成されている。したがって、磁気ヘッド5をフロッピーディスク16に面接触させることができる。
【0023】次に、本発明の第3の実施例について説明する。図4は本発明の第3の実施例におけるヘッドキャリッジ装置を示し、フロッピーディスクの装着時の要部の拡大図である。
【0024】本実施例においては、図4に示すように、アーム3における磁気ヘッド取付部12の基部と支持部13の先端部とが板ばねから成る可撓材17により上下方向に回転可能に連結され、この可撓材17の反力Hが荷重ばね15の加圧力Gより大きくなるように設定されている。そして、フロッピーディスク16を駆動装置に装着するに際し、ホルダ9が下降することによりアーム3の支持部13が解放され、アーム3が荷重ばね15により加圧され、支持部13における磁気ヘッド取付部12との連結部側が下方に位置する傾斜状態に押し下けられ、キャリッジ本体1側へ回転変位され、ホルダ9がフロッピーディスク16の装着位置に下降した状態では、荷重ばね15の磁気ヘッド取付部12に対する加圧点P′が可撓材17による磁気ヘッド取付部12と支持部13との連結部を越えなくとも、上記連結部より前方で、かつ上記加圧点Pより後方へ移動されることにより、可撓材17の反力Hと荷重ばね15の加圧力Gとの差により磁気ヘッド取付部12が矢印B′方向へ回転して水平方向に保持され、磁気ヘッド5の面がフロッピーディスク16と平行になり、この状態で磁気ヘッド5がフロッピーディスク16と接触するように構成されたものである。その他の構成については上記第1および第2の実施例と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0025】次に、本発明の第4の実施例について説明する。図5(a)は本発明の第4の実施例におけるヘッドキャリッジ装置を示し、フロッピーディスクの挿入、排出時の状態の概略側面図、図5(b)は同ヘッドキャリッジ装置を示し、フロッピーディスクの装着時の状態の概略側面図、図6、図7はそれぞれ同ヘッドキャリッジ装置におけるアームの磁気ヘッド取付部と支持部の連結部の例を示す拡大図である。
【0026】本実施例においては、図5(a)、(b)および図6に示すように、アーム3における磁気ヘッド取付部12の基部と支持部13の先端部とが水平方向の軸14により上下方向に回転可能に連結され、若しくは図7に示すように、板ばねから成る可撓材17により上下方向に回転可能に連結され、ホルダ9との係合部6a、6bが磁気ヘッド取付部12と支持部13との連結部の両側、すなわち、磁気ヘッド取付部12と支持部13の中間部側方に突設されている。
【0027】そして、フロッピーディスク16を内蔵したディスクカートリッジ8をフロッピーディスクドライブのホルダ9に挿入し、若しくはホルダ9から排出するに際し、上昇位置にあるホルダ9によりアーム3の支持部13は係合部6bとの係合により荷重ばね15の加圧力に抗して矢印Fのように磁気ヘッド取付部12との連結部が上方に位置する傾斜状態に押し上げられ、キャリッジ本体1から離隔する上方へ回転変位され、ホルダ9がディスクカートリッジ8の挿入、排出位置に上昇した状態では、図5(a)に示すように、荷重ばね15の磁気ヘッド取付部12に対する加圧力Gにより磁気ヘッド取付部12が軸14を中心として、若しくは可撓材17の弾性変形を利用して矢印B方向へ回転して水平方向に保持され、磁気ヘッド5の面がディスクカートリッジ8と平行になり、ディスクカートリッジ8とに隙間iが確保されるように構成されている。
【0028】また、フロッピーディスク16を駆動装置に装着するに際し、ホルダ9が下降することによりアーム3の支持部13が解放され、アーム3が荷重ばね15により加圧され、支持部13における磁気ヘッド取付部12との連結部側が下方に位置する傾斜状態に押し下げられ、キャリッジ本体1側へ回転変位され、ホルダ9がフロッピーディスク16の装着位置に下降した状態では、図5(b)に示すように、アーム3の磁気ヘッド取付部12の係合部6aがホルダ9に係合するので、荷重ばね15の磁気ヘッド取付部12に対する加圧力Gにより磁気ヘッド取付部12が軸14を中心として、若しくは可撓材17の弾性復元により矢印B′方向へ回転して水平方向に保持され、磁気ヘッド5の面がフロッピーディスク16と平行になり、この状態で磁気ヘッド5がフロッピーディスク16と接触するように構成されている。その他の構成については上記第1の実施例と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メディアの挿入、排出に伴い、アームがキャリッジ本体から離融する側へ回転変位する際、磁気ヘッドの面がメディアと平行になるように荷重ばねにより磁気ヘッド取付部を回転させるので、磁気ヘッドとメディアとの隙間を限られた高さで十分に確保することができる。したがって、フロッピーディスクドライブの薄型化を図ることができる。また、メディアを駆動装置に対して装着する際、アームがキャリッジ本体側へ回転変位する際、磁気ヘッドの面がメディアと平行になるように荷重ばねにより磁気ヘッド取付部を回転させるので、磁気ヘッドをメディアに面接触させることができる。したがって、メディアの損傷を防止することができる。更に、荷重ばねによるアームの磁気ヘッド取付部に対する加圧力を利用してアーム側の磁気ヘッドを変位させるので、上記従来例のような衝撃、こすれを防止することができる。したがって、磁気ヘッドの損傷、異常音の発生を防止することができ、しかも、部品点数の増加を不要とすることができ、したがって、経済性の向上を図ることができる。




 

 


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