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発明の名称 磁気ディスク装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−37346
公開日 平成7年(1995)2月7日
出願番号 特願平5−182525
出願日 平成5年(1993)7月23日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 吉野 淳
要約 目的
上側ヘッドを保持するアームの支点部をキャリッジに固定せず、磁気ディスク面に対して垂直方向へ可動させて、磁気ヘッドの磁気ディスクからの逃げ量を最小にする。

構成
アーム5は高さ位置決めねじ7によって上下動可能であり、同時にピン10およびコイルスプリング9によって常に上方向に付勢されている。挿入されたフロッピーディスクに連動して動作するラック12およびピニオン11を介してねじ7が回転し、アーム5が一定量下がると、上側ヘッド2と下側ヘッド1とで磁気ディスクを挟み、板状ばね6の撓み量がヘッド荷重に変換されることでヘッド1、2が磁気ディスクの移動に追従する。
特許請求の範囲
【請求項1】 2個の磁気ヘッドにより磁気ディスクを挟んで磁気ディスクの両面に対し記録再生を行なう磁気ディスク装置のヘッド支持機構が、前記磁気ディスクの一方の面側に配設される磁気ヘッドを支持するキャリッジと、前記磁気ディスクの他方の面側に配設される磁気ヘッドを板状ばねを介して支持するアームと、前記アームを前記キャリッジに対して連結するとともに前記磁気ディスクに垂直な方向に移動案内する手段とを備えた磁気ディスク装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置、特にそのヘッド支持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフロッピーディスク装置(以下、FDDとする。)の磁気ヘッド(以下、単にヘッドということがある。)支持機構としては、図3および図4に示すような構造が知られている。以下、このヘッド支持機構を簡単に説明する。磁気ディスクの一方の面(以下、下側とする。)に配設されたヘッド116を支持するキャリッジ111と、磁気ディスクの他方の面(以下、上側とする。)に配設されたヘッド117をロールピボット114と呼ばれる板状のばねを介して支持するアーム112とが、ロールピボット押さえ115で連結されている。このキャリッジ111に対してアーム112をヘッド荷重ばね113で加圧し、磁気ディスクを下側ヘッド116と上側ヘッド117で挟み込む。この支持機構は、ベース118に支持され、アーム112がロールピボット114を支点として上下方向に扇状に回動して、挿入されたフロッピーディスク119の磁気ディスク120に対しヘッドロードする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このようなFDDにおいては、フロッピーディスク119をFDDに挿抜するときに、フロッピーディスク119のケースやシャッター部がヘッド117に当たってヘッド117が破損するのを防止するために、ヘッド117のフロッピーディスク119からの一定の逃げ量を確保する必要があり、上記従来のロールピボット114を支点として上方向に扇状回動するヘッドロード方式では、この逃げ量を確保するためにFDDを薄形化するのが困難であった。すなわち、図5に示すように、ヘッドの部分だけを取り上げてみても、ヘッド117が磁気ディスク120から離れる方向に退避する場合、本来はフロッピーディスク119のケース121とシャッター122の厚さ分を逃げるだけの高さ寸法H1があれば良いが、ヘッド117は上下方向に扇形に回動するため、ヘッド117の後部はまだ高さH2にあり、進入してきたフロッピーディスク119のケース121やシャッター122にぶつかってしまう。また図4に示すように、ヘッド荷重ばね113がアーム112を上から押さえる必要があるため、薄型化の障害となっていた。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、薄型化可能なヘッド支持機構を備えた磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために、ヘッド支持機構が、磁気ディスクの一方の面側に配設される磁気ヘッドを支持するキャリッジと、磁気ディスクの他方の面側に配設される磁気ヘッドを板状ばねを介して支持するアームと、このアームをキャリッジに対して連結するとともに磁気ディスクに垂直な方向に移動案内する手段を備えたものである。
【0006】
【作用】本発明は、上記した構成によって、アームが磁気ディスク面に対して垂直に移動できるので、ヘッドのフロッピーディスクのケースやシャッターからの逃げ量を最小に設定することができ、磁気ディスク装置を薄型化することができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例における磁気ディスク装置のヘッド支持機構を示す斜視図であり、図2はその要部断面図である。図1および図2において、1は下側ヘッドであり、2は上側ヘッドである。下側ヘッド1は、キャリッジ3に固定されており、キャリッジ3には、アーム5の高さ位置を決める位置決めねじ7がストッパリング8により回転可能に取り付けられるとともにアーム5を上方向へ付勢するコイルスプリング9を案内するピン10が立設されている位置決めねじ7の軸部にはピニオン1が固定され、ピニオン11にはラック12が噛み合っている。また上側ヘッド2はヘッド支持部材4に支持されており、アーム5とヘッド支持部材4は板状ばね6で連結されている。アーム5にはねじ穴5aが設けられて位置決めねじ7が螺合するとともに、コイルスプリング9を介してピン10がガイド穴5bに挿通されている。
【0008】以上のように構成されたヘッド支持機構について、以下その動作を説明する。アーム5の高さを決める位置決めねじ7は、キャリッジ3に対して上下方向には移動せず、自由に回転でき、この回転は、ラック12により駆動されるピニオン11によって行なわれる。したがって、位置決めねじ7に螺合するアーム5は、位置決めねじ7の回転によって上下動する。この上下動は、アーム5とキャリッジ3との間に設けられたコイルスプリング9の付勢力によって、回転を停止した位置で位置決めされる。FDDにフロッピーディスクが挿入されると、ラック12がフロッピーディスクの挿入量に連動してピニオン11を介して位置決めねじ7を回転させ、アーム5が一定量下がり、上側ヘッド2がフロッピーディスク内の磁気ディスクに接触すると、板状ばね6が撓み、その撓み量がヘッド荷重に変換されることで、ヘッド1、2が磁気ディスクを挟持してその動きに追従する。フロッピーディスクを抜き出すときには、この逆の動作となる。
【0009】以上のように、上記実施例によれば、例えば従来の上側ヘッドの磁気ディスク面からの逃げ量は3.2mm以上必要であったのに対し、本実施例では2.2mmで済み、磁気ディスクとヘッドとの干渉を防止しながらFDD装置を1mm以上薄型化することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなように、ヘッドを保持したアームを磁気ディスク面に対して垂直な方向に移動案内する手段を備えているので、フロッピーディスク挿抜時の磁気ディスクからのヘッドの逃げ量を最小に設定することができ、またヘッドを板状ばねを介してアームに支持することにより、磁気ヘッドの磁気ディスクへの追従性を確保することができる。




 

 


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