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発明の名称 画像検索表示装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−36931
公開日 平成7年(1995)2月7日
出願番号 特願平5−180335
出願日 平成5年(1993)7月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中島 司朗
発明者 田中 博文 / 大戸 英隆
要約 目的
本発明は、高速一定速度で画像データの連続表示を行ない、快適なページめくり検索を実現する画像検索表示装置を提供することを目的とする。

構成
スケジュール表作成手段106は、表示画像決定手段102が決定した順序付けされたn個の画像群について、各画像の読込み順序と読込み開始時刻と所在情報とを1つの組とするn組の読込みスケジュール表と、各画像の表示順序と表示開始時刻と表示情報とを1つの組とするn組の表示スケジュール表とを作成する。これらのスケジュール表をもとに、スケジュール表実行手段107は、読込み順に、読込み開始時刻となった画像の所在情報を指定して画像入力手段104を起動することによってメディア上の画像データを読込み、表示順に、表示開始時刻となった画像の表示情報を指定して画像出力手段105を起動することによって画像データを表示装置に表示する。
特許請求の範囲
【請求項1】 画像データを多数蓄積する画像記憶装置から、複数の画像を読込んで所定の時間間隔で順に表示する画像検索表示装置であって、画像記憶装置上の各画像に対応させて、画像の記憶場所とサイズを含む所在情報を記憶する画像管理手段と、指定された所在情報に対応する画像データを、画像記憶装置から読み込む画像入力手段と、画像入力手段により読み込まれた画像データのうち、指定された画像データをを表示する画像出力手段と、メディア管理手段が管理する画像のうち、第1の画像から第nの画像まで順番に表示すべきn(nは整数)個の画像を指示する表示画像決定手段と、n個の各画像について、読込順序、読込開始時刻、前記所在情報とを1つの組にして保持する領域を有する読込スケジュール保持手段と、n個の各画像について、表示順序、所定の時間間隔で予め設定された表示開始時刻、前記表示情報とを1つの組にして保持する領域を有する表示スケジュール保持手段と、読み込みスケジュール保持手段及び表示スケジュール保持手段に対して、読込順序と表示順序には、表示画像決定手段により指示された順序を設定し、読込開始時刻には、その画像の表示開始時刻より前記所定の時間だけ早い時刻を設定するスケジュール表作成手段と、読込スケジュール表を参照して、読込順序の順に読込開始時刻となった画像の所在情報を指定して画像入力手段を起動することによって、画像記憶手段から対応する画像データを読み込ませ、表示スケジュール表を参照して、表示順序の順に表示開始時刻となった画像を指定して画像出力手段を起動することによって、読み込まれた画像データを表示させる制御をするスケジュール表実行手段とを備えたことを特徴とする画像検索表示装置。
【請求項2】 前記画像検索表示装置は更に、n個の各画像について、読込順序が第i(i=1〜nの整数)の画像の所在情報と、第i−1の画像の所在情報をもとに第iの画像の読込完了時間を求め、読込完了時間をこの画像の読込開始時刻に加算して第iの画像の読込完了時刻を算出する完了時刻算出手段と、n個の各画像について、第i+1の画像の読込開始時刻から第iの画像の読込完了時刻を減算した第iの画像の読込空き時間を算出する空き時間算出手段と、n個の各画像について、第iの画像の読込開始時刻を、第i−1の画像の読込完了時刻に変更する開始時刻設定手段と、読込スケジュール表を読込順に1組づつ、空き時間算出手段を起動して各画像の読込空き時間を算出させ、算出結果の読込空き時間が負となった第xの画像について、この画像の1つ前に読込む第x−1の画像から読込順序とは逆順に、各画像の読込空き時間を第xの画像の読込空き時間に加算していき、加算結果が負ではなくなるまで、もしくは、所定の画像数分になるまで行い、最後に加算した空き時間に対応する第yの画像を求めるスケジュール表検査手段と、前記第yの画像の1つ後に読込むべき第y+1の画像から、表示順に前記第xの画像まで、開始時刻設定手段を起動して各画像の読込開始時刻を設定させるスケジュール表設定手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の画像検索表示装置。
【請求項3】 前記画像検索表示手段は更に、n個の画像群に含まれる読込順序が第sの画像から読込順序が第tまでの画像が指示されると、これらの各画像の所在情報をもとに、画像記憶装置へのアクセス時間のオーバーヘッドが最小となるように読込順序を並び替え、開始時刻設定手段を起動して各画像の読込開始時刻を設定させる読込順ソート手段と、n個の画像群に含まれる読込順序が第uの画像から読込順序が第vの各画画像が指示されると、完了時刻算出手段を起動して読込完了時刻を算出させ、読込完了時刻がその画像の表示開始時刻より大きい、読込順序が第wの画像について、読込完了時刻が表示開始時刻より大きくない読込順序にwを繰り上げ、繰り上げた結果の読込順序の次の読込順序を前記sとし、vを前記tとして指示して読込順ソート手段を起動する読込順補正手段と、読込空き時間が負であった第xの画像から所定の画像数分前に表示する第yの画像までについて、yを前記s、xを前記tとして指示して読込順ソート手段を起動し、更に、yを前記u、xを前記vとして指示して読込順補正手段を起動して読込順序を最適化するスケジュール表最適化手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の画像検索表示装置。
【請求項4】 前記画像検索表示手段は更に、n個の画像群に含まれる読込順が第sの画像から読込順が第tの各画像が指示されると、これらの各画像の所在情報をもとに、各画像間のメディア上の位置の差を算出し、この差が所定の差以下である画像群の読込処理が画像数より小さい回数で済むようにブロック化し、開始時刻設定手段を起動して各画像の読込開始時刻を設定する読込単位ブロック化手段と、読込空き時間が負であった第xの画像から所定の画像数分前に表示する第yの画像までについて、yをs、xをtとして読込単位ブロック化手段を起動して読込処理をブロック化するスケジュール表ブロック化手段とを備えたことを特徴とする請求項2又は3記載の画像検索表示装置。
【請求項5】 n個の画像群に含まれる読込順が第sの画像から読込順が第tの各画像が指示されると、各画像の所在情報が示す画像の全体サイズに対する実際の読込サイズの比率である表示率が、所定の値に平準化されるように実際の読込サイズを減らす表示率平準化手段と、空き時間算出時間により得られた読込空き時間が負であった第xの画像のy個前に読込む第x−yの画像から第xの画像のz個後に読込む第x+zの画像までについて、x−yを前記s、x+zを前記tとして表示率平準化手段を起動して表示率を平準化させるスケジュール表平準化手段とを備えたことを特徴とする請求項2乃至4記載の何れかの画像検索表示装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル静止画像を検索するために、画像を一定の時間間隔で連続的に表示する画像検索表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、書換え型光磁気ディスクの普及やオフィス内の省スペース化のニーズ等により、スキャナから読み取った画像データに検索条件を付けて光磁気ディスクに登録し、必要に応じてコンピュータで検索して目的とする画像データを取りだし、ディスプレイへの表示やプリンタへの印刷等を行なう画像検索表示装置(いわゆる電子ファイルシステム)が広く利用されている。このような画像検索表示装置では、登録時の検索条件付けの労力を減らすため、検索条件が大まかであっても目的とする画像データを容易に取りだすための、画像データの連続表示機能(いわゆるページめくり検索機能)が必要とされている。
【0003】図23は、従来技術の画像検索表示装置の構成を示す図である。同図においてイベント受付手段2301は、オペレータが電子ペンなどの入力装置を介して入力した画像表示に関するイベントを受け付ける。表示画像決定手段2302は、イベント受付手段2301が受け付けたイベントを解析し、順序どおり連続表示する第1の画像から第nの画像までのn個の画像群を決定する。
【0004】メディア管理手段2303は、磁気ディスクなどのメディア上に蓄積された画像データについて、メディア上の位置やサイズなどの所在情報と、解像度などの表示情報とを管理する。画像入力手段2304は、所在情報をもとにメディア上の画像データをメモリに読込む。
【0005】画像出力手段2305は、画像入力手段2304と並列に動作し、表示情報をもとにメモリ上の画像データを表示装置に表示する。画像連続表示手段2306は、表示画像決定手段2302が決定した順序付けされたn個の画像群について、表示順に、各画像の所在情報と表示情報を指定して、画像入力手段2304と画像出力手段2305を起動し、画像データの読込みと表示とをパイプライン処理させることによって画像の連続表示を行なう。
【0006】以上のように構成された従来の画像検索表示装置について、以下その動作を説明する。図24は従来の画像検索表示装置の一例におけるメディア管理手段2303が保持する、画像データ毎の所在情報と表示情報とを管理するテーブルの説明図である。イベント受付手段2301が受け付けたイベントを表示画像決定手段2302が解析した結果、図24に示す画像IDが1、3、5の3つの画像を、1、3、5の順序で連続表示する場合を考える。
【0007】まず、画像連続表示手段2306は、画像IDが1の画像の読込みのために画像入力手段2304を起動する。次に、読込み処理が完了した時点で、画像IDが1の画像の表示のために画像出力手段2305を起動し、同時に画像IDが2の画像の読込みのために画像入力手段2304を起動する。さらに、読込み処理と表示処理が共に完了した時点で、画像IDが2の画像の表示のために画像出力手段2305を起動し、同時に画像IDが3の画像の読込みのために画像入力手段2304を起動する。そして、読込み処理と表示処理が共に完了した時点で、画像IDが3の画像の表示のために画像出力手段2305を起動することによって、画像の連続表示を行なう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従来技術の画像検索表示装置によれば、画像データは一般に容量が大きいので磁気ディスク等のメディア上では圧縮して格納されているが、画像の性質によって圧縮率が異なるため、メディアからの画像データの読込み処理や表示の際の伸張処理に、画像毎にかなりのばらつきが生じ、画像を連続表示した場合に、表示速度が一定しないという問題点を有していた。
【0009】特に、毎秒数枚程度の高速連続表示を行なうページめくり検索において、この表示速度のばらつきは、視認性を極めて悪くするという問題がある。本発明はかかる問題点に点に鑑み、高速一定速度で画像データの連続表示を行ない、快適なページめくり検索を実現する画像検索表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するため、本発明の画像検索表示装置は、画像データを多数蓄積する画像記憶装置から、複数の画像を読込んで所定の時間間隔で順に表示する画像検索表示装置であって、画像記憶装置上の各画像に対応させて、画像の記憶場所とサイズを含む所在情報を記憶する画像管理手段と、指定された所在情報に対応する画像データを、画像記憶装置から読み込む画像入力手段と、画像入力手段により読み込まれた画像データのうち、指定された画像データをを表示する画像出力手段と、メディア管理手段が管理する画像のうち、第1の画像から第nの画像まで順番に表示すべきn(nは整数)個の画像を指示する表示画像決定手段と、n個の各画像について、読込順序、読込開始時刻、前記所在情報とを1つの組にして保持する領域を有する読込スケジュール保持手段と、n個の各画像について、表示順序、所定の時間間隔で予め設定された表示開始時刻、前記表示情報とを1つの組にして保持する領域を有する表示スケジュール保持手段と、読み込みスケジュール保持手段及び表示スケジュール保持手段に対して、読込順序と表示順序には、表示画像決定手段により指示された順序を設定し、読込開始時刻には、その画像の表示開始時刻より前記所定の時間だけ早い時刻を設定するスケジュール表作成手段と、読込スケジュール表を参照して、読込順序の順に読込開始時刻となった画像の所在情報を指定して画像入力手段を起動することによって、画像記憶手段から対応する画像データを読み込ませ、表示スケジュール表を参照して、表示順序の順に表示開始時刻となった画像を指定して画像出力手段を起動することによって、読み込まれた画像データを表示させる制御をするスケジュール表実行手段とを備えている。
【0011】また、前記画像検索表示装置は更に、n個の各画像について、読込順序が第i(i=1〜nの整数)の画像の所在情報と、第i−1の画像の所在情報をもとに第iの画像の読込完了時間を求め、読込完了時間をこの画像の読込開始時刻に加算して第iの画像の読込完了時刻を算出する完了時刻算出手段と、n個の各画像について、第i+1の画像の読込開始時刻から第iの画像の読込完了時刻を減算した第iの画像の読込空き時間を算出する空き時間算出手段と、n個の各画像について、第iの画像の読込開始時刻を、第i−1の画像の読込完了時刻に変更する開始時刻設定手段と、読込スケジュール表を読込順に1組づつ、空き時間算出手段を起動して各画像の読込空き時間を算出させ、算出結果の読込空き時間が負となった第xの画像について、この画像の1つ前に読込む第x−1の画像から読込順序とは逆順に、各画像の読込空き時間を第xの画像の読込空き時間に加算していき、加算結果が負ではなくなるまで、もしくは、所定の画像数分になるまで行い、最後に加算した空き時間に対応する第yの画像を求めるスケジュール表検査手段と、前記第yの画像の1つ後に読込むべき第y+1の画像から、表示順に前記第xの画像まで、開始時刻設定手段を起動して各画像の読込開始時刻を設定させるスケジュール表設定手段とを備えていてもよい。
【0012】前記画像検索表示手段は更に、n個の画像群に含まれる読込順序が第sの画像から読込順序が第tまでの画像が指示されると、これらの各画像の所在情報をもとに、画像記憶装置へのアクセス時間のオーバーヘッドが最小となるように読込順序を並び替え、開始時刻設定手段を起動して各画像の読込開始時刻を設定させる読込順ソート手段と、n個の画像群に含まれる読込順序が第uの画像から読込順序が第vの各画画像が指示されると、完了時刻算出手段を起動して読込完了時刻を算出させ、読込完了時刻がその画像の表示開始時刻より大きい、読込順序が第wの画像について、読込完了時刻が表示開始時刻より大きくない読込順序にwを繰り上げ、繰り上げた結果の読込順序の次の読込順序を前記sとし、vを前記tとして指示して読込順ソート手段を起動する読込順補正手段と、読込空き時間が負であった第xの画像から所定の画像数分前に表示する第yの画像までについて、yを前記s、xを前記tとして指示して読込順ソート手段を起動し、更に、yを前記u、xを前記vとして指示して読込順補正手段を起動して読込順序を最適化するスケジュール表最適化手段とを備えていてもよい。
【0013】前記画像検索表示手段は更に、n個の画像群に含まれる読込順が第sの画像から読込順が第tの各画像が指示されると、これらの各画像の所在情報をもとに、各画像間のメディア上の位置の差を算出し、この差が所定の差以下である画像群の読込処理が画像数より小さい回数で済むようにブロック化し、開始時刻設定手段を起動して各画像の読込開始時刻を設定する読込単位ブロック化手段と、読込空き時間が負であった第xの画像から所定の画像数分前に表示する第yの画像までについて、yをs、xをtとして読込単位ブロック化手段を起動して読込処理をブロック化するスケジュール表ブロック化手段とを備えていてもよい。
【0014】また、前記画像検索表示装置は更に、n個の画像群に含まれる読込順が第sの画像から読込順が第tの各画像が指示されると、各画像の所在情報が示す画像の全体サイズに対する実際の読込サイズの比率である表示率が、所定の値に平準化されるように実際の読込サイズを減らす表示率平準化手段と、空き時間算出時間により得られた読込空き時間が負であった第xの画像のy個前に読込む第x−yの画像から第xの画像のz個後に読込む第x+zの画像までについて、x−yを前記s、x+zを前記tとして表示率平準化手段を起動して表示率を平準化させるスケジュール表平準化手段とを備えていてもよい。
【0015】
【作用】上記の手段により本発明の画像検索表示装置は、スケジュール表作成手段が、表示画像決定手段が決定した順序付けされたn個の画像について、読込みスケジュール保持手段、表示スケジュール保持手段に対して、各画像の読込み順序と表示順序には、表示画像決定手段が決定した順序を設定し、各画像の読込み開始時刻には、1つ前に表示すべき画像の表示開始時刻と同じ時刻を設定する。これらのスケジュール表をもとに、スケジュール表実行手段は、読込み順に、読込み開始時刻となった画像の所在情報を指定して画像入力手段を起動することによってメディア上の画像データをメモリに読込み、表示順に、表示開始時刻となった画像を指定して画像出力手段を起動することによって画像データを表示装置に表示する。これにより、所定の時間間隔で連続的にn個の画像データが表示される。
【0016】
【実施例】
(第1実施例)図1は、本発明の第1の実施例における画像検索表示装置の構成を示すブロック図である。同図において101はイベント受付手段であり、オペレータが、電子ペンなどの入力装置を介して入力された画像表示を指示するイベントを受け付ける。
【0017】102は表示画像決定手段であり、イベント受付手段が受け付けたイベントを解析し、第1の画像から第nの画像までの順序どおり連続表示すべきn個の画像群を決定する。103はメディア管理手段であり、磁気ディスクなどのメディア上に蓄積された画像データ毎に、メディア上の位置やサイズを示す所在情報と、解像度などの表示情報とを管理する。図6にメディア管理手段103が管理する情報を保持するテーブルの一例を示す。図6において、「画像ID」は各画像を識別・特定するための固有の番号であり、「所在情報」は磁気ディスク上における画像の「位置」及び「サイズ」をセクタで示し、「表示情報」は画像の解像度を画像密度(dpi:dot per inch)で示している。
【0018】104は画像入力手段であり、各画像の所在情報をもとにメディア上の画像データをメモリ(図外)に読み出す。105は画像出力手段であり、画像入力手段と並列に動作し、表示情報をもとにメモリ上の画像データを表示装置に表示する。106はスケジュール表作成手段であり、表示画像決定手段102が決定した順序付けされたn個の画像群について、各画像の「読込み順序」と「読込み開始時刻」と「所在情報」とを1つの組とするn組の読込みスケジュール表と、各画像の「表示順序」と「表示開始時刻」と「表示情報」とを1つの組とするn組の表示スケジュール表とを作成する。これらの表において、各画像の「読込み順序」と「表示順序」には、表示画像決定手段により決定された順序を設定し、各画像の「読込み開始時刻」には、1つ前に表示すべき画像の「表示開始時刻」と同じ時刻を設定する。
【0019】107はスケジュール表実行手段であり、これらのスケジュール表をもとに、「読込み順序」に従って「読込み開始時刻」となった画像の「所在情報」を指定して画像入力手段を起動することによってメディア上の画像データをメモリに読込ませ、「表示順序」に従って「表示開始時刻」となった画像の「表示情報」を指定して画像出力手段を起動することによってメモリ上の画像データを表示装置に表示させる。
【0020】実際にはこれ以外にも、画像データの圧縮、伸張などを行なう画像処理機能なども必要であるが、本発明の主眼ではないので省略する。以上のように構成された第1の実施例の装置について、以下その動作を説明する。
【0021】具体的な例として、イベント受付手段101が受け付けたイベントを表示画像決定手段102が解析した結果、図6に示す画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像を、1、3、5、7、9の順序で連続表示する場合を考える。まず、スケジュール表作成手段106は、連続表示すべき各画像に関して、読込みスケジュール表、表示スケジュール表を作成する。これらの表の例を図7に示す。図7において、読込みスケジュール表は、各画像の「画像ID」、「読込み順序」、「読込み開始時刻」、「所在情報」を1つの組とするn組の読み込みスケジュールを表す。表示スケジュール表は、各画像の「画像ID」、「表示順序」、「表示開始時刻」、「表示情報」を1つの組とするn組の表示スケジュールを表す。
【0022】より詳しくいうと、これらの表は次のようにして作成される。スケジュール表作成手段106は、読込みスケジュール表の「読込み順序」、及び表示スケジュール表の「表示順序」については、表示画像決定手段102により決定された表示順を設定する。表示スケジュール表の「表示開始時刻」については、スケジュール表実行手段107が両スケジュール表の実行を開始する時刻を0mSとして、予め決められた連続表示の時間間隔である200mSを表示順に加算した時刻を設定する。読込みスケジュール表の「読込み開始時刻」については、1つ前に表示すべき画像の「表示開始時刻」と同じ時刻(ただし、1番目に表示する、画像IDが1の画像の「読込み開始時刻」には、スケジュール表の実行を開始する時刻である0mS)を設定する。さらに、スケジュール表作成手段106は、メディア管理手段103を参照して、読み込みスケジュール表に各画像の「所在情報」を、表示スケジュール表に各画像の「表示情報」を書き込む。こうして図7に示す読込みスケジュール表と表示スケジュール表が完成する。
【0023】次に、スケジュール表実行手段107は、読込みスケジュール表、表示スケジュール表に従って画像入力手段104、画像出力手段105を起動することによって読込み及び表示を実行する。すなわち、時刻0mSで、画像IDが1の画像読込みのために画像入力手段104を起動し、200mSで、画像IDが1の画像表示のために画像出力手段105を起動し、画像IDが3の画像読込みのために画像入力手段104を起動して画像読み込み及び画像表示を実行させる。以下同様に、400mSで、画像IDが3の画像表示、画像IDが5の画像読込み、600mSで、画像IDが5の画像表示、画像IDが7の画像読込み、800mSで、画像IDが7の画像表示、画像IDが9の画像読込み、1000mSで、画像IDが9の画像表示が行われる。
【0024】これにより、あらかじめ設定された一定の時間(例えば、200mS)間隔でページめくり検索を実現することができる。なお、第1の実施例においてはスケジュール表作成手段106が作成する表示スケジュール表の、各画像の表示開始時刻は一定間隔となっているが、連続表示中にオペレータからの指示等によって動的に変更してもよい。
(第2実施例)図2は本発明の第2の実施例における画像検索表示装置の構成を示すブロック図である。
【0025】同図において、201〜207は、第1の実施例における同じ名称の構成要素(101〜107)と同じであるので説明を省略する。208は完了時刻算出手段であり、(数1)を用いて読み込み完了時刻を算出する。
読込み完了時刻=読込み開始時刻+読み込み完了時間 =読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート) ------数1すなわち、空き時間算出手段209の指示に従って、読込みスケジュール表のn個の画像群のそれぞれの画像について、所在情報に基づいて読込み完了時間(読込みに要する時間)を求め、読込み開始時刻に読込み完了時間を加算して読込み完了時刻を算出する。(数1)により第i(i=1〜n)の画像の読込み完了時刻が算出される。
【0026】空き時間算出手段209は、スケジュール表検査手段211の指示に従って(数2)により、第i+1の画像の読込み開始時刻から第iの画像の読込み完了時刻を減算した第iの画像の読込み空き時間を算出する。
読込み空き時間=次画像の読込み開始時刻−読込み完了時刻 ----------数2210は開始時刻設定手段であり、スケジュール表設定手段212の指示により、第iの画像の読込み開始時刻を、第i−1の画像の読込み完了時刻に変更する。
【0027】スケジュール表検査手段211は、読込みスケジュール表の1組ずつについて読込み順に空き時間算出手段209を起動して得た各画像の読込み空き時間に基いて、読込み空き時間が負となった第xの画像について、この画像の1つ前に読込むべき第x−1の画像から読込み順とは逆順に、各画像の読込み空き時間を第xの画像の読込み空き時間に加算していき、その和が負でなくなる時点まで加算する。もしくは、所定の画像数分の空き時間を加算するようにしてもよい。
【0028】スケジュール表設定手段212は、スケジュール表検査手段211の結果を受けて、第xの画像の読込み空き時間が負ではなくなった時点、もしくは、所定の画像数分の読込み空き時間の加算処理を行なった時点の、第yの画像の1つ後に読込むべき第y+1の画像から表示順に第xの画像まで、開始時刻設定手段210を起動して各画像の読込み開始時刻を変更させる。
【0029】以上のように構成された第2の実施例の装置について、以下その動作を説明する。具体的な例として、メディア管理手段203が保持する、画像データ毎の所在情報と表示情報とを管理するテーブルの一例を図8に示す。イベント受付手段201が受け付けたイベントを表示画像決定手段202が解析した結果、図8に示す画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像を、1、3、5、7、9の順序で連続表示する場合を考える。また画像入力手段204が磁気ディスク上の画像データをメモリに読込む場合の転送レートは100セクタ/200mSであり、シーク時間と回転待ち時間は無視できるものとする。
【0030】まず、スケジュール表作成手段206は、第一の実施例と同様にして、読込みスケジュール表、表示スケジュール表を作成する。図8中の上記画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像についてスケジュール表作成手段206により作成された読込みスケジュール表、表示スケジュール表を図9に示す。次に、スケジュール表検査手段211は、図9の読込みスケジュール表中の各画像の読込み空き時間を算出するために空き時間算出手段209を起動する。さらに空き時間算出手段209は、各画像の読込み完了時刻を算出するために完了時刻算出手段208を起動する。このとき完了時刻算出手段208は、所在情報に基づいて(数1)により読込み完了時刻を算出する。算出された読込み完了時刻に基づいて、空き時間算出手段209は(数2)によって各画像の読込み空き時間を算出する。
読込み完了時刻=読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート) -------数1読込み空き時間=次画像の読込み開始時刻−読込み完了時刻 -----------数2図9の読み込みスケジュール表の場合、各画像の読込み完了時間、読込み空時間の算出結果は、以下のようになる。
【0031】
読込み完了時刻(数1)、読込み空時間(数2)、画像IDが1の画像: 200mS、 0mS、画像IDが3の画像: 300mS、 +100mS、画像IDが5の画像: 420mS、 +180mS、画像IDが7の画像: 1000mS、 −200mS、画像IDが9の画像: 1000mS、 0mS。
【0032】この算出結果に基づいて、スケジュール表検査手段211は、画像IDが7の画像の読込み空き時間が負であることを検出し、その値に空き時間を遡って加算していく。つまり、この画像の1つ前に読込むべき画像IDが5の画像の画像の読込み空き時間180mSを加算すると、−200mSが−20mSとなり、まだ負のままであるので、もう1つ前に読込む画像IDが3の画像の読込み空き時間100mSを加算すると、−20mSが+80mSとなる。その結果、スケジュール表検査手段211は、加算結果が負でなくなるのは画像IDが3の画像の読込み空き時間を加算した時点であることから、画像IDが5の画像以降の読込み開始時間を早めるべきであると判断する。
【0033】この判断結果は、スケジュール表検査手段211からスケジュール表設定手段212に通知される。スケジュール表設定手段212は、画像IDが5の画像と画像IDが7の画像について、開始時刻設定手段210を起動して、各画像の読込み開始時刻を、(数1)によって得られた1つ前に読込むべき画像の読込み完了時刻と同じ時刻に変更する。図10にスケジュール表設定手段212に設定された読込みスケジュール表を示す。図10と元の図9の読み込みスケジュール表を比べると、画像IDが3、4の画像の読込み開始時刻が早められていることがわかる。
【0034】この後、スケジュール表実行手段207は、図10の読込みスケジュール表、図9の表示スケジュール表の読込み順、表示順に従って実行を開始し、第1の実施例と同様に、画像入力手段204、画像出力手段205を起動していくことによって、時刻0mSで、画像IDが1の画像の読込み、200mSで、画像IDが1の画像の表示、画像IDが3の画像の読込み、300mSで、画像IDが5の画像の読込み、320mSで、画像IDが7の画像の読込み、400mSで、画像IDが3の画像の表示、600mSで、画像IDが5の画像の表示、800mSで、画像IDが7の画像の表示、画像IDが9の画像の読込み、1000mSで、画像IDが9の画像の表示を実行させる。
【0035】その結果、あらかじめ設定された一定速度で高速に、かつ、読込み空き時間を有効利用して、画像の連続表示が行われる。なお、第2の実施例においてはスケジュール表作成手段206が作成する表示スケジュール表の、各画像の表示開始時刻は一定間隔となっているが、連続表示中にオペレータからの指示等によって動的に変更してもよい。
(第3実施例)図3は、本発明の第3の実施例における画像検索表示装置の構成を示すブロック図である。同図において301〜312は、第2の実施例における同じ名称の構成要素(201〜212)と同様であるので説明を省略し、異なる点のみ説明する。
【0036】308は完了時刻算出手段であり、第2の実施例とで、完了時刻の算出に(数3)を用いる点が異なる。
読込み完了時刻=読込み開始時刻+読み込み完了時間 =読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート)
+(|前画像の画像位置−画像位置|×シーク時間)---数3すなわち、読込みスケジュール表のn個のそれぞれの画像について、読込み順序が第i(i=1〜n)の画像の所在情報と第i−1の画像(前画像)の所在情報とに基づいて、第iの画像の読込み完了時間を求め、この画像の読込み開始時刻に読込み完了時間を加算して第iの画像の読込み完了時刻を算出する。
【0037】313は読込み順ソート手段であり、n個の画像群に含まれる読込み順序が第sの画像から読込み順序が第tの各画像について、これらの各画像の所在情報をもとに、メディアのアクセス時間のオーバーヘッドが最小となるように読込み順序をソートし、開始時刻設定手段310を起動して各画像の読込み開始時刻を設定する。
【0038】314は読込み順補正手段であり、n個の画像群に含まれる読込み順序が第uの画像から読込み順序が第vの各画像について、完了時刻算出手段308を起動して読込み完了時刻を算出し、読込み完了時刻がその画像の表示開始時刻より大きい、読込み順序が第wの画像について、読込み完了時刻が表示開始時刻より大きくない読込み順序にwを繰り上げ、繰り上げた画像より読み込み順序が大きい画像について(つまり、繰り上げた画像の次の読込み順序をsとし、vをtとして)、読込み順ソート手段313を起動する。
【0039】315はスケジュール表最適化手段であり、読込み空き時間が負であった第xの画像から所定の画像数分前に表示する第yの画像までについて、yをs、xをtとして読込み順ソート手段313を起動し、yをu、xをvとして読込み順補正手段314を起動して読込み順序を最適化する。以上のように構成された第3の実施例の装置について、以下その動作を説明する。
【0040】具体的な例として、メディア管理手段303が保持する、画像データ毎の所在情報と表示情報とを管理するテーブルの説明図を図11に示す。イベント受付手段301が受け付けたイベントを表示画像決定手段302が解析した結果、図11に示す画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像を、1、3、5、7、9の順序で連続表示する場合を考える。また、画像入力手段304が磁気ディスク上の画像データをメモリに読込む場合の転送レートは100セクタ/200mSであり、シーク時間は磁気ディスクのヘッド移動距離に比例し、10mS/1000セクタ(1000セクタ未満は無視)であり、回転待ち時間は無視できるものとし、磁気ディスクのヘッドは、最初0セクタに位置するものとする。
【0041】まず、スケジュール表作成手段306は、第1、2の実施例と同様にして、読込みスケジュール表、表示スケジュール表を作成する。図11中の上記画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像についてスケジュール表作成手段206により作成された読込みスケジュール表、表示スケジュール表を図12に示す。次に、スケジュール表検査手段311は、図12の読込みスケジュール表中の各画像についての読込み空き時間を算出するため空き時間算出手段309を起動する。起動がかかると空き時間算出手段309は、読み込み時間の算出に先立って、各画像の読込み完了時刻を算出するため、完了時刻算出手段308を起動する。
【0042】すなわち、完了時刻算出手段308は、所在情報をもとに、(数3)によって読込み完了時刻を算出する。この読込み完了時刻を基いて、空き時間算出手段309は、(数2)によって各画像の読込み空き時間を算出する。
読込み完了時刻=読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート)
+(|前画像の画像位置−画像位置|×シーク時間) ----数3読込み空き時間=次画像の読込み開始時刻−読込み完了時刻 ----------数2図12の読み込むスケジュール表の場合、読込み完了時刻、読込み空き時間の算出結果は、以下のようになる。
【0043】
読込み完了時刻(数3)、読込み空き時間(数2)、画像IDが1の画像: 140mS、 +60mS、画像IDが3の画像: 380mS、 +20mS、画像IDが5の画像: 560mS、 +40mS、画像IDが7の画像: 720mS、 +80mS、画像IDが9の画像: 1400mS、 −400mS。
【0044】この算出結果に基づいてスケジュール表検査手段311は、第2の実施例と同様にして、画像IDが3、5、7、9の各画像について、開始時刻設定手段310を起動して、各画像の読込み開始時刻を、(数3)によって得られる1つ前に読込む画像の読込み完了時刻と同じ時刻に設定する。スケジュール表設定手段312により設定された読込みスケジュール表を図13に示す。図13の読込みスケジュール表は、元の図12と比べると画像IDが3以降の読み込む開始時刻が早められている。
【0045】この後、スケジュール表最適化手段315は、読込み順ソート手段313を起動する。順ソート手段313は、図13の読込みスケジュール表に示した読込み順(画像IDが、1、3、5、7、9の順)を、シーク時間が最も少なくなるように、画像の位置が近いものから順に並び変え(画像IDが、1、5、9、7、3の順)、画像IDが1、5、9、7、3の各画像について、開始時刻設定手段310を起動する。これにより開始時刻設定手段310は、各画像の読込み開始時刻を(数3)により得られる1つ前に読込む画像の読込み完了時刻と同じ時刻に設定する。
【0046】スケジュール表最適化手段315は、読込み順補正手段314を起動し、読込み順補正手段314は、画像IDが1、5、9、7、3の画像について、完了時刻算出手段308を起動し、完了時刻算出手段308は、(数3)によって各画像の読込み完了時刻を算出させる(画像IDが1、5、9、7、3の順に、140mS、200mS、700mS、720mS、800mS)。
画像ID、読込み順、読込み完了時刻、読込み完了時刻(数3)、 1 1 mS、 140mS、 3 5 mS、 800mS、◆「900」ちゃうか 5 2 mS、 200mS、 7 4 mS、 720mS、◆「820」ちゃうか 9 3 mS、 700mS、このとき、表示順が2番目の、画像IDが3の画像の読込み完了時刻(800mS)が、表示開始時刻(400mS)より大きくなるので、スケジュール表最適化手段315は、この画像の読込み順を3番目に繰り上げる。
【0047】繰り上げた画像より後の読込み順を、読込み順ソート手段313を起動して並び変え、読込み順は、画像IDが1、5、3、7、9の順になり、画像IDが3、7、9の各画像について、開始時刻設定手段310を起動して、各画像の読込み開始時刻を、(数3)によって得られる1つ前に読込む画像の読込み完了時刻と同じ時刻に設定する。その結果、図14に示す読込みスケジュール表となる。図14の読み込みスケジュール表は、元の図13と比べると読込み順、読込み開始時刻がスケジュール表最適化手段315によって最適化されている。
【0048】次に、スケジュール表実行手段307は、図14に示した読込みスケジュール表、図12に示した表示スケジュール表に従って、読込み順、表示順に実行を開始する。具体的にはスケジュール表実行手段307が、時刻0mSで、画像IDが1の画像の読込みのために画像入力手段304を起動し、140mSで、画像IDが5の画像の読込みのために画像入力手段304を起動し、200mSで、画像IDが1の画像の表示のために画像出力手段305を起動し、画像IDが3の画像の読込みのために画像入力手段304を起動し、380mSで、画像IDが7の画像の読込みのために画像入力手段304を起動し、400mSで、画像IDが3の画像の表示のために画像出力手段305を起動し、画像IDが9の画像の読込みのために画像入力手段304を起動し、600mSで、画像IDが5の画像の表示のために画像出力手段305を起動し、800mSで、画像IDが7の画像の表示のために画像出力手段305を起動し、1000mSで、画像IDが9の画像の表示のために画像出力手段305を起動することによって、これらの画像が連続的に表示される。
【0049】これにより、あらかじめ設定された一定速度で、また、読込み空き時間を有効利用して高速に、さらに、シーク時間が大きいメディアであっても、ヘッド移動のオーバーヘッド削減によって高速に画像を連続表示することが可能となる。
(第4実施例)図4は、本発明の第4の実施例における画像検索表示装置の構成を示すブロック図である。同図において401〜412は、第2の実施例における同じ名称の構成要素(201〜212)と同様であるので説明を省略し、異なる点のみ説明する。
【0050】408は完了時刻算出手段であり、第2の実施例の完了時刻算出手段208と、完了時刻の算出に(数4)を用いる点が異なる。
読込み完了時刻=読込み開始時刻+読み込み完了時間 =読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート)
+回転待ち時間 ------------------数4すなわち、読込みスケジュール表のn個の画像群に含まれる読込み順序が第iの画像の所在情報と第i−1の画像の所在情報とに基づいて、第iの画像の読込み完了時間を求め、この画像の読込み開始時刻に読込み完了時間を加算して第iの画像の読込み完了時刻を算出する。
【0051】413は読込み単位ブロック化手段であり、n個の画像群に含まれる読込み順が第sの画像から読込み順が第tの各画像について、これらの各画像の所在情報に基づいて、各画像間のメディア上の位置の差を算出し、この差が所定の差以下である画像群の読込み処理が画像数より小さい回数で済むようにブロック化し、開始時刻設定手段410を起動して各画像の読込み開始時刻を設定する。
【0052】414は読込みスケジュール表ブロック化手段であり、読込み空き時間が負であった第xの画像から所定の画像数分前に表示する第yの画像までについて、yをs、xをtとして読込み単位ブロック化手段413を起動して読込み処理をブロック化する。以上のように構成された第4の実施例の装置について、以下その動作を説明する。
【0053】具体的な例として、メディア管理手段403が保持する、画像データ毎の所在情報と表示情報とを管理するテーブルの一例を図15に示す。イベント受付手段401が受け付けたイベントを表示画像決定手段402が解析した結果、図15に示す画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像を、1、3、5、7、9の順序で連続表示する場合を考える。
【0054】また、画像入力手段404が磁気ディスク上の画像データをメモリに読込む場合の転送レートは100セクタ/200mSであり、回転待ち時間は磁気ディスクのヘッド位置によらず一定で30mSであり、シーク時間は無視できるものとする。まず、スケジュール表作成手段406は、第一の実施例と同様にして、読込みスケジュール表、表示スケジュール表を作成する。図15中の上記画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像についてスケジュール表作成手段406により作成された読込みスケジュール表、表示スケジュール表を図16に示す。
【0055】次に、スケジュール表検査手段411は、図16の読込みスケジュール表中の各画像についての読込み空き時間を算出するため空き時間算出手段409を起動する。起動がかかると空き時間算出手段409は、読み込み時間の算出に先立って、各画像の読込み完了時刻を算出するため、完了時刻算出手段409を起動する。
【0056】すなわち、完了時刻算出手段408は、所在情報をもとに、(数4)によって読込み完了時刻を算出する。この読込み完了時刻に基いて、空き時間算出手段409は、(数2)によって各画像の読込み空き時間を算出する。
読込み完了時刻=読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート)
+回転待ち時間 ------------------数4読込み空き時間=次画像の読込み開始時刻−読込み完了時刻 ----------数2図16の読み込むスケジュール表の場合、読込み完了時刻、読込み空き時間の算出結果は、以下のようになる。
【0057】
読込み完了時刻(数4)、読込み空き時間(数2)、画像IDが1の画像: 170mS、 +30mS、画像IDが3の画像: 310mS、 +90mS、画像IDが5の画像: 590mS、 +10mS、画像IDが7の画像: 730mS、 +70mS、画像IDが9の画像: 1090mS、 −290mS。
【0058】この算出結果に基づいて、スケジュール表検査手段411は、画像IDが9の画像の読込み空き時間が負であることを検出し、この画像の1つ前に読込む画像IDが7の画像の画像の読込み空き時間を加算すると、−290mSが−220mSとなり、まだ負のままであるので、もう1つ前に読込む画像IDが5の画像の読込み空き時間を加算すると、−220mSが−210mSとなり、まだ負のままであるので、もう1つ前に読込む画像IDが3の画像の読込み空き時間を加算すると、−210mSが−120mSとなり、まだ負のままであるので、もう1つ前に読込む画像IDが1の画像の読込み空き時間を加算すると、−120mSが−90mSとなる。
【0059】スケジュール表設定手段412は、画像IDが3と5と7と9画像について、開始時刻設定手段410を起動して、各画像の読込み開始時刻を、(数4)によって得られる1つ前に読込む画像の読込み完了時刻と同じ時刻に設定する。スケジュール表設定手段412によって設定された読み込みスケジュール表を図14に示す。元の図16と比べると画像IDが3以降の読み込む開始時刻が早められている。
【0060】次に、スケジュール表ブロック化手段414は、読込み単位ブロック化手段413を起動する。起動された読込み単位ブロック化手段413は、図17の読込みスケジュール表に示す、画像IDが1と3と5と7の画像の磁気ディスク上の画像位置の差が所定の差以下(この場合は0セクタ)であるので、読込み処理が1回で行なえるように、これらの画像群をブロック化する。さらに、スケジュール表ブロック化手段414は、開始時刻設定手段410を起動する。起動された開始時刻設定手段410は、画像IDが9の画像の読込み開始時刻を、(数4)によって得られる1つ前に読込む画像の読込み完了時刻と同じ時刻に設定する。その結果、図18に示す読込みスケジュール表となる。
【0061】次に、スケジュール表実行手段407は、読込み順、表示順に読込みスケジュール表、表示スケジュール表の実行を開始し、時刻0mSで、画像IDが1と3と5と7の画像を1回で読込むために画像入力手段404を起動し、200mSで、画像IDが1の画像の表示のために画像出力手段405を起動し、400mSで、画像IDが3の画像の表示のために画像出力手段405を起動し、510mSで、画像IDが9の画像の読込みのために画像入力手段404を起動し、600mSで、画像IDが5の画像の表示のために画像出力手段405を起動し、800mSで、画像IDが7の画像の表示のために画像出力手段405を起動し、1000mSで、画像IDが9の画像の表示のために画像出力手段405を起動することによって、画像の連続表示を行なう。
【0062】これにより、あらかじめ設定された一定速度で、また、読込み空き時間を有効利用して高速に、さらに、回転待ち時間が大きいメディアであっても、読込み単位のブロック化による読込み回数の削減によって高速に画像を連続表示することが可能となる。なお、第4の実施例においてはスケジュール表作成手段406が作成する表示スケジュール表の、各画像の表示開始時刻は一定間隔となっているが、連続表示中にオペレータからの指示等によって動的に変更してもよい。
(第5実施例)図5は、本発明の第5の実施例における画像検索表示装置の構成を示すブロック図である。同図において501〜512は、第2の実施例における同じ名称の構成要素(201〜212)と同様であるので説明を省略し、異なる点のみ説明する。
【0063】508は完了時刻算出手段であり、第2の実施例と異なる点は、完了時刻の算出に(数1)を用いる点である。
読込み完了時刻=読込み開始時刻+読み込み完了時間読込み完了時刻=読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート) -------数1513は表示率平準化手段であり、n個の画像群に含まれる読込み順が第sの画像から読込み順が第tの各画像までについて、各画像の所在情報が示す画像の全体サイズに対する実際の読込みサイズである表示率(数5)が、所定の値に平準化されるように実際の読込みサイズを減らす。
表示率=(各画像の画像サイズの和−(負の空き時間×転送レート))
/各画像の画像サイズの和 ----------数5514はスケジュール表平準化手段であり、読込み空き時間が負であった第xの画像のy個前に読込む第x−yの画像から第xの画像のz個後に読込む第x+zの画像までについて、x−yをs、x+zをtとして表示率平準化手段を起動して表示率を平準化させる。
【0064】以上のように構成された第5の実施例の装置について、以下その動作を説明する。具体的な例として、メディア管理手段503が保持する、画像データ毎の所在情報と表示情報とを管理するテーブルの一例を図19に示す。イベント受付手段501が受け付けたイベントを表示画像決定手段502が解析した結果、図19に示す画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像を、1、3、5、7、9の順序で連続表示する場合を考える。
【0065】また、画像入力手段504が磁気ディスク上の画像データをメモリに読込む場合の転送レートは100セクタ/200mSであり、シーク時間と回転待ち時間は無視できるものとする。まず、スケジュール表作成手段506は、第一の実施例と同様にして、読込みスケジュール表、表示スケジュール表を作成する。図19中の上記画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像についてスケジュール表作成手段506により作成された読込みスケジュール表、表示スケジュール表を図20に示す。
【0066】次に、スケジュール表検査手段511は、図20の読込みスケジュール表中の各画像の読込み空き時間を算出するために空き時間算出手段509を起動し、空き時間算出手段509は、各画像の読込み完了時刻を算出するために完了時刻算出手段508、及び、空き時間算出手段509を起動して所在情報をもとに、(数1)、(数2)によって読込み完了時刻、空き時間を算出する。★図12の読み込むスケジュール表の場合、読込み完了時刻、読込み空き時間の算出結果は、以下のようになる。
【0067】
読込み完了時刻(数2)、読込み空き時間(数2)、画像IDが1の画像: 150mS、 +50mS、画像IDが3の画像: 360mS、 +40mS、画像IDが5の画像: 580mS、 +20mS、画像IDが7の画像: 760mS、 +40mS、画像IDが9の画像: 1200mS、 −400mS。
【0068】この算出結果に基づいて、スケジュール表検査手段511は、画像IDが9の画像の読込み空き時間が負であることを検出し、この画像の1つ前に読込む画像IDが7の画像の画像の読込み空き時間を加算すると、−400mSが−360mSとなり、まだ負のままであるので、もう1つ前に読込む画像IDが5の画像の読込み空き時間を加算すると、−360mSが−340mSとなり、まだ負のままであるので、もう1つ前に読込む画像IDが3の画像の読込み空き時間を加算すると、−340mSが−300mSとなり、まだ負のままであるので、もう1つ前に読込む画像IDが1の画像の読込み空き時間を加算すると、−300mSが−250mSとなる。
【0069】スケジュール表設定手段512は、画像IDが3と5と7と9画像について、開始時刻設定手段510を起動して、各画像の読込み開始時刻を、(数1)によって得られる1つ前に読込む画像の読込み完了時刻と同じ時刻に設定する。こうして、図21で示す読込みスケジュール表となる。次に、スケジュール表平準化手段514は、表示率平準化手段513を起動する。表示率平準化手段513は、画像IDが1、3、5、7、9の各画像について、(数5)による表示率が80%であるとして、画像IDが1の画像の読込みサイズを75セクタから60セクタとし、画像IDが3の画像の読込みサイズを80セクタから64セクタとし、画像IDが5の画像の読込みサイズを90セクタから72セクタとし、画像IDが7の画像の読込みサイズを80セクタから64セクタとし、画像IDが9の画像の読込みサイズを300セクタから240セクタとする。
【0070】さらに、スケジュール表平準化手段514は、開始時刻設定手段510を起動する。起動されると、開始時刻設定手段510は、画像IDが3、5、7、9の画像読込み開始時刻を(数1)によって得られる1つ前に読込む画像の読込み完了時刻と同じ時刻に設定する。これにより、図22に示す読込みスケジュール表となる。
読込み完了時刻=読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート) -------数1この後、スケジュール表実行手段507は、読込み順、表示順に読込みスケジュール表、表示スケジュール表の実行を開始し、時刻0mSで、画像IDが1の画像の読込みのために画像入力手段504を起動し、120mSで、画像IDが3の画像の読込みのために画像入力手段504を起動し、200mSで、画像IDが1の画像の表示のために画像出力手段505を起動し、248mSで、画像IDが5の画像の読込みのために画像入力手段504を起動し、392mSで、画像IDが7の画像の読込みのために画像入力手段504を起動し、400mSで、画像IDが3の画像の表示のために画像出力手段505を起動し、520mSで、画像IDが9の画像の読込みのために画像入力手段504を起動し、600mSで、画像IDが5の画像の表示のために画像出力手段505を起動し、800mSで、画像IDが7の画像の表示のために画像出力手段505を起動し、1000mSで、画像IDが9の画像の表示のために画像出力手段505を起動する。その結果、画像の連続表示が行われる(この場合、画像出力手段505は、画像入力手段504が実際に読込んだ画像データ分を表示する)。
【0071】これにより、予め設定された一定速度で、また、読込み空き時間を有効利用して高速に、さらに、各画像の表示率を平準化して、画像を連続表示することが可能となる。なお、第5の実施例においてはスケジュール表作成手段506が作成する表示スケジュール表の、各画像の表示開始時刻は一定間隔となっているが、連続表示中にオペレータからの指示等によって動的に変更してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の画像表示装置によれば、スケジュール表作成手段により作成された読込みスケジュール表、表示スケジュール表に基づいて、スケジュール表実行手段が、画像入力手段、画像出力手段を起動することによって、メモリ上の圧縮率が異なる画像データに対して、予め設定された一定の表示速度でばらつきなく画像を連続表示することができ、視認性の良い快適なページめくり検索を実現することができるという効果がある。
【0073】さらに二次的な効果として第1に、空き時間算出手段により算出された空き時間に基づいて、スケジュール表検査手段が開始時刻設定手段を起動して各画像の読込み開始時刻を設定することによって、読込み空き時間を有効利用することができるという効果がある。第2に、スケジュール表最適化手段が、読込み順ソート手段と読込み順補正手段とを起動して読込み順序を最適化することによって、シーク時間が大きいメディアであっても、ヘッド移動のオーバーヘッド削減して読み出すことができるという効果がある。
【0074】第3に、スケジュール表ブロック化手段が読込み単位ブロック化手段を起動して、メディア上の位置が近接する画像の読込み処理をブロック化することによって、回転待ち時間が大きいメディアであっても、読込み単位のブロック化による読込み回数の削減によって高速に画像を読み出すことができる。第4に、スケジュール表平準化手段が、表示率平準化手段を起動して画像の表示率を平準化させることによって、空き時間を利用して各画像の表示率を平準化して、画像を読み込むことができる。




 

 


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