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発明の名称 ガイダンス提示装置及びガイダンス提示方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−36592
公開日 平成7年(1995)2月7日
出願番号 特願平5−181494
出願日 平成5年(1993)7月22日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中島 司朗
発明者 北野 幹浩
要約 目的
利用者に提示された注意事項のうち、説明要求のあったものを、更に詳しく説明するガイダンス提示装置を提供することを目的とする。

構成
情報処理装置の各機能の注意事項とアニメーションデータを格納するガイダンスデータベース103と、どの機能に関するガイダンスを提示して欲しいかを選択する機能選択部101と、機能から注意事項を検索する機能検索部102と、注意事項を表示してどの注意事項に関するガイダンスを提示するかを選択する注意事項表示選択部104と、注意事項を説明するためのアニメーションデータを検索する注意事項検索部105と、アニメーションデータからアニメーションを表示するアニメーション表示部106とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 ガイダンス提示の対象となる情報処理装置が有する機能、その注意事項及び操作方法の説明を利用者に提示するガイダンス提示装置であって、前記情報処理装置が有する各機能、注意事項、及び、その注意事項に関する操作説明をするためのアニメーションデータを対応させて記憶するガイダンス記憶手段と、利用者の指示に従ってガイダンスとして注意事項を提示すべき機能を選択する機能選択手段と、機能選択手段により選択された機能に対応する全ての注意事項をガイダンス記憶手段の中から検索する機能検索手段と、機能検索手段の検索結果である注意事項の中から、利用者の指示に従ってガイダンスを提示すべき注意事項を選択する注意事項選択手段と、注意事項選択手段により選択された注意事項に対応するアニメーションデータをガイダンス記憶手段の中から検索する注意事項検索手段と、注意事項検索手段の検索結果であるアニメーションデータに基づいてアニメーションを表示するアニメーション表示手段とを備えたことを特徴とするガイダンス提示装置。
【請求項2】 ガイダンス提示の対象となる情報処理装置が有する機能、その注意事項及び操作方法の説明を利用者に提示するガイダンス提示装置であって、前記情報処理装置が有する各機能、注意事項、及び、注意事項に書かれた動作や操作内容を実際に利用者が試験的に操作し得る注意確認用状態を示す状態データを対応させて記憶するガイダンス記憶手段と、利用者の指示に従ってガイダンスとして注意事項を提示すべき機能を選択する機能選択手段と、機能選択手段により選択された機能に対応する全ての注意事項をガイダンス記憶手段の中から検索する機能検索手段と、機能検索手段の検索結果である注意事項の中から、利用者の指示に従ってガイダンスを提示すべき注意事項を選択する注意事項選択手段と、注意事項選択手段により選択された注意事項に対応する状態データをガイダンス記憶手段の中から検索する注意事項検索手段と、前記情報処理装置の作業中の状態を退避した後、注意事項検索手段の検索結果である状態データに基づいて注意事項に書かれた動作や操作内容を実際に利用者が試験的に操作し得る状態を作り出し、利用者の指示により元の作業中の状態に戻す状態実現手段とを備えたことを特徴とするガイダンス提示装置。
【請求項3】 ガイダンス提示の対象となる情報処理装置が有する各機能、注意事項、及び、その注意事項に関する操作説明をするためのアニメーションデータを対応させて記憶するガイダンスデータベースを用いて、情報処理装置の利用者に各機能に対する注意事項に関する説明を提示するガイダンス提示方法であって、利用者の指示に従ってガイダンスとして注意事項を提示すべき機能を選択する機能選択ステップと、機能選択ステップにより選択された機能に対応する全ての注意事項をガイダンスデータベースの中から検索する機能検索ステップと、機能検索ステップの検索結果である注意事項の中から、利用者の指示に従ってガイダンスを提示すべき注意事項を選択する注意事項選択ステップと、注意事項選択ステップにより選択された注意事項に対応するアニメーションデータをガイダンスデータベースの中から検索する注意事項検索ステップと、注意事項検索ステップの検索結果であるアニメーションデータに基づいてアニメーションを表示するアニメーション表示ステップと、からなることを特徴とするガイダンス提示方法。
【請求項4】 ガイダンス提示の対象となる情報処理装置が有する各機能、注意事項、及び、注意事項に書かれた動作や操作内容を実際に利用者が試験的に操作し得る注意確認用状態を表す状態データを対応させて記憶するガイダンスデータベースを用いて、情報処理装置の利用者に各機能に対する注意事項に関する説明を提示するガイダンス提示方法であって、利用者の指示に従ってガイダンスとして注意事項を提示すべき機能を選択する機能選択ステップと、機能選択ステップにより選択された機能に対応する全ての注意事項をガイダンスデータベースの中から検索する機能検索ステップと、機能検索ステップの検索結果である注意事項の中から、利用者の指示に従ってガイダンスを提示すべき注意事項を選択する注意事項選択ステップと、注意事項選択ステップにより選択された注意事項に対応する状態データをガイダンスデータベースの中から検索する注意事項検索ステップと、前記情報処理装置の作業中の状態を退避した後、注意事項検索ステップの検索結果である状態データに基づいて注意事項に書かれた動作や操作内容を実際に利用者が試験的に操作し得る状態を作り出し、利用者の指示により元の作業中の状態に戻す状態実現ステップとからなることを特徴とするガイダンス提示方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサ(以下、ワープロと略す)等の情報処理装置において、その機能や注意事項や操作方法の説明を利用者に提示するガイダンス提示装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置の処理能力が向上し、かつ種々の高度な機能が充実してきている。機能の充実に伴って、その機能を実現するための操作が複雑になることから、このような情報処理装置の機能、操作、注意事項等を利用者に提示するガイダンス機能の重要性が高まっている。
【0003】ガイダンス提示に関する技術としては特開平3−087914にあるように、利用者がガイダンスの要求として画面上に表示されているアイコンを指示し、それに対応するガイダンスシナリオを実演するガイダンス提示方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来技術によれば、応用ソフトウエアの機能か、その標準的な操作方法をガイドするだけであり、各機能を利用する上で注意しなければならない点についてのガイダンスは全く無いか、あっても文字を用いたガイダンスであるので、利用者にとっては理解しにくかったり、操作の習得が困難であるという問題点があった。
【0005】また、利用者の習熟度にも依るが利用者がさらに理解を深めて操作を習得したい場合には、この注意しなければならない点についてのガイダンスの内容に関して別途試し操作をすることによって注意事項の内容を確認するという手間がかかっていた。すなわち、利用者は、現在の作業に悪影響を与えないで、かつ注意事項の内容を確認するのにふさわしい状態を考え、作業を一旦中断してその状態を作り出し、その下で実際に操作を試してその内容を確認し、元の作業を再開して操作するという手間がかかるという問題点があった。
【0006】上記問題点に鑑み本発明は、利用者に提示された注意事項のうち、利用者からの説明要求のあったものに関して更に詳しく説明を提示し、また、試し操作の手間がかからないガイダンス提示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本発明のガイダンス提示装置は、ガイダンス提示の対象となる情報処理装置が有する機能、その注意事項及び操作方法の説明を利用者に提示するガイダンス提示装置であって、前記情報処理装置が有する各機能、注意事項、及び、その注意事項に関する操作説明をするためのアニメーションデータを対応させて記憶するガイダンス記憶手段と、利用者の指示に従ってガイダンスとして注意事項を提示すべき機能を選択する機能選択手段と、機能選択手段により選択された機能に対応する全ての注意事項をガイダンス記憶手段の中から検索する機能検索手段と、機能検索手段の検索結果である注意事項の中から、利用者の指示に従ってガイダンスを提示すべき注意事項を選択する注意事項選択手段と、注意事項選択手段により選択された注意事項に対応するアニメーションデータをガイダンス記憶手段の中から検索する注意事項検索手段と、注意事項検索手段の検索結果であるアニメーションデータに基づいてアニメーションを表示するアニメーション表示手段とを備えている。
【0008】また、ガイダンス提示の対象となる情報処理装置が有する機能、その注意事項及び操作方法の説明を利用者に提示するガイダンス提示装置であって、前記情報処理装置が有する各機能、注意事項、及び、注意事項に書かれた動作や操作内容を実際に利用者が試験的に操作し得る注意確認用状態を示す状態データを対応させて記憶するガイダンス記憶手段と、利用者の指示に従ってガイダンスとして注意事項を提示すべき機能を選択する機能選択手段と、機能選択手段により選択された機能に対応する全ての注意事項をガイダンス記憶手段の中から検索する機能検索手段と、機能検索手段の検索結果である注意事項の中から、利用者の指示に従ってガイダンスを提示すべき注意事項を選択する注意事項選択手段と、注意事項選択手段により選択された注意事項に対応する状態データをガイダンス記憶手段の中から検索する注意事項検索手段と、前記情報処理装置の作業中の状態を退避した後、注意事項検索手段の検索結果である状態データに基づいて注意事項に書かれた動作や操作内容を実際に利用者が試験的に操作し得る状態を作り出し、利用者の指示により元の作業中の状態に戻す状態実現手段とを備えている。
【0009】本発明のガイダンス提示方法は、ガイダンス提示の対象となる情報処理装置が有する各機能、注意事項、及び、その注意事項に関する操作説明をするためのアニメーションデータを対応させて記憶するガイダンスデータベースを用いて、情報処理装置の利用者に各機能に対する注意事項に関する説明を提示するガイダンス提示方法であって、利用者の指示に従ってガイダンスとして注意事項を提示すべき機能を選択する機能選択ステップと、機能選択ステップにより選択された機能に対応する全ての注意事項をガイダンスデータベースの中から検索する機能検索ステップと、機能検索ステップの検索結果である注意事項の中から、利用者の指示に従ってガイダンスを提示すべき注意事項を選択する注意事項選択ステップと、注意事項選択ステップにより選択された注意事項に対応するアニメーションデータをガイダンスデータベースの中から検索する注意事項検索ステップと、注意事項検索ステップの検索結果であるアニメーションデータに基づいてアニメーションを表示するアニメーション表示ステップと、からなっている。
【0010】また、ガイダンス提示の対象となる情報処理装置が有する各機能、注意事項、及び、注意事項に書かれた動作や操作内容を実際に利用者が試験的に操作し得る注意確認用状態を表す状態データを対応させて記憶するガイダンスデータベースを用いて、情報処理装置の利用者に各機能に対する注意事項に関する説明を提示するガイダンス提示方法であって、利用者の指示に従ってガイダンスとして注意事項を提示すべき機能を選択する機能選択ステップと、機能選択ステップにより選択された機能に対応する全ての注意事項をガイダンスデータベースの中から検索する機能検索ステップと、機能検索ステップの検索結果である注意事項の中から、利用者の指示に従ってガイダンスを提示すべき注意事項を選択する注意事項選択ステップと、注意事項選択ステップにより選択された注意事項に対応する状態データをガイダンスデータベースの中から検索する注意事項検索ステップと、前記情報処理装置の作業中の状態を退避した後、注意事項検索ステップの検索結果である状態データに基づいて注意事項に書かれた動作や操作内容を実際に利用者が試験的に操作し得る状態を作り出し、利用者の指示により元の作業中の状態に戻す状態実現ステップとからなっている。
【0011】
【作用】上記の手段により本発明は、情報処理装置の機能のうちで、利用者にとってその利用方法が不明なものを機能選択手段(ステップ)が受け付けて選択する。機能検索手段(ステップ)はその機能に関する注意事項をガイダンス記憶手段(データベース)から検索する。注意事項表示選択手段(ステップ)はその注意事項を表示し、利用者は表示された注意事項のいずれかを選択する。注意事項検索手段(ステップ)は選択された注意事項に関するデータをガイダンス記憶手段(データベース)より検索する。ここで、データとは、アニメーションデータまたは状態データである。アニメーション表示手段(ステップ)は、アニメーションデータからアニメーションを表示する。注意確認用状態実現手段(ステップ)は、状態データに基づいて対応する注意事項を実際に利用者が操作し得る状態を実現する。
【0012】
【実施例】
(第1実施例)図1は、本発明の第1の実施例におけるガイダンス提示装置の構成を示す機能ブロック図である。本実施例のガイダンス装置は、ワープロ用などの応用ソフトウェアを実行する情報処理装置(図外)に含まれ、当該応用ソフトウェアの機能に関するガイダンスを提示するために図1の構成を備えている。
【0013】同図において、103は前記応用ソフトウェアの各機能、注意事項、及び、その注意事項を説明するためのアニメーションデータを対応させて記憶するガイダンスデータベースである。101は利用者の指示に従ってガイダンスとして注意事項を提示すべき機能を選択する機能選択部である。
【0014】102は機能選択部101により選択された機能に対応する全ての注意事項をガイダンスデータベース103の中から検索する機能検索部である。104は機能検索部102の検索結果である注意事項を表示し、利用者の指示に従ってガイダンスを提示すべき注意事項を選択する注意事項表示選択部である。
【0015】105は注意事項表示選択部104により選択された注意事項に対応するアニメーションデータをガイダンスデータベース103の中から検索する注意事項検索部である。106は注意事項検索部105の出力であるアニメーションデータに基づいてアニメーションを表示するアニメーション表示部である。
【0016】以上のように構成された本発明の第1の実施例におけるガイダンス提示装置について、その動作を説明する。前提として、本発明のガイダンス装置は各種の応用ソフトウェアを実行する情報処理装置に含まれ、本実施例では応用ソフトウエアはワープロ用であるものとする。この場合のガイダンスデータベース103に格納されたガイダンスデータの一例を図3に示す。同図において、「機能名」はワープロにおける各機能を示す。「注意事項」は機能を利用する上で注意すべき注意事項を表すデータであり、1つの機能に対応する注意事項は1つである場合も複数の場合もある。「アニメーションデータ」は対応する注意事項を説明するアニメーションを表示するためのデータを示す。
【0017】まず、機能選択部101は本発明のガイダンス提示装置を含む情報処理装置における応用ソフトウエアの機能のうちで、利用者にとってその利用方法が不明な機能を選択する。具体的には、情報処理装置上にガイダンスの要求を指示するガイダンスキーを設け、機能選択部101はこのキーが押された時点で実行中の機能を選択された機能とみなして、1つの機能を選択する。その際、複数の機能を実行中あるいは他の機能を選択中などの理由で1つの機能を特定できない場合、実行中あるいは選択される可能性のある機能を全てメニューに表示し、その中から利用者の指示に従って1つを選択する。この実施例では、機能選択部101は図3中の「文字列移動」の機能を選択したものとする。
【0018】次に、機能検索部102は、機能選択部101により選択された機能に対応する注意事項を検索し、対応する注意事項を全て読み出す。注意事項表示選択部104はこの注意事項を表示装置(図外)に表示するとともに、利用者の指示に従って表示された注意事項の中から1つを選択する。このときの表示画面の例を図5に示す。同図のように、文字列移動という機能に対応する2つ注意事項が表示される。
【0019】ここでは、注意事項「指定できない部分」が選択されたものとする。注意事項検索部105は、ガイダンスデータベース103から注意事項表示選択部104が選択した注意事項に対応するアニメーションデータを検索して、アニメーション表示部106に出力する。アニメーション表示部106は、注意事項検索部105からのアニメーションデータをもとにアニメーションによるガイダンスを表示する。順次表示されるアニメーションの表示例を図6〜9に示す。これらの図に示すように、アニメーションによるガイダンスは、アニメーションを表示するアニメガイダンス画面と説明を表示するウィンドウを用いて、本実施例では、利用者が文字列移動という「機能」を実現する場合に移動元又は移動先として指定できない部分があるという「注意事項」について、もっと具体的にどういう操作をした場合のことなのかをアニメーションによって表示している。
【0020】アニメーション表示部106がアニメーションデータに基づいてアニメーションを表示する技術は、以下の文献1〜3に紹介されているように従来の技術で実現可能なのでここでは詳しく述べない。
文献1[C.W.Reynolds,”Computer Animation with Script and Actors,”Computer Graphics(Proc.SIGGRAPH 82),July 1982,pp289−296]、文献2[N.Magnenat−Thalmann and D.Thalmann,”The Use of 3D HighLevel Graphical Types in the MIRA Animation System,”IEEE CG&A,Dec.1983,pp.9−16]、文献3[T.J.O’Donnel and A.J.Olson,”GRAMPS−A Graphics Language Interpreter forRealtime,InterRactive,Three−Dimensional Picture Editing and Animation ”Computer Graphics(Proc.SIGGRAPH 81),Aug.1981,pp133−142]。
(第2実施例)図2は、本発明の第2の実施例におけるガイダンス提示装置の構成を示す機能ブロック図である。同図は第1の実施例の図1で示した構成とほぼ同じであり、同じ符号を付した構成要素は同一の機能を有するので説明を省略し、異なる点のみ説明する。同図において、203は応用ソフトウェアの各機能、注意事項、及び、その注意事項に書かれた動作や操作内容を実際に利用者が試し操作し得る状態(以下、注意確認用状態と略す)を実現するための状態データ(プログラムも含む)を対応させて記憶するガイダンスデータベースである。
【0021】206は注意事項検索部105の出力である状態データに基づいて注意確認状態を一時的に作り出し、その状態における動作を実現する注意確認用状態実現部である。以上のように構成された本発明の第2の実施例におけるガイダンス提示装置について、その動作を説明する。
【0022】前提として、第1の実施例と同様に、本実施例でも応用ソフトウエアはワープロ用であるものとする。この場合のガイダンスデータベース203に格納されたガイダンスデータの一例を図4に示す。同図において、「機能名」はワープロにおける各機能を示す。「注意事項」は機能を利用する上で注意すべき注意事項を表すデータであり、1つの機能に対応する注意事項は1つである場合も複数の場合もある。「状態データ」は対応する注意事項に書かれた動作や操作内容を実際に利用者が試し操作し得る状態(注意確認用状態)を実現するための状態データを示す。本実施例では、状態データは注意確認用状態を実現するプログラムであり、図4の「状態データ」欄はそのファイル名を示す。
【0023】まず、機能選択部101は「文字列移動」の機能を選択したものとする。機能検索部102は、機能選択部101により選択された機能に対応する注意事項を検索し、対応する注意事項を全て読み出す。注意事項表示選択部104はこの注意事項を表示装置(図外)に表示するとともに、利用者の指示に従って表示された注意事項の中から1つを選択する。このときの表示画面の例を図5に示す。同図のように、文字列移動という機能に対応する2つ注意事項が表示される。ここまでは、第1の実施例と同じ動作である次に、注意事項「指定できない部分」が選択されたものとする。注意事項検索部105は、ガイダンスデータベース103から注意事項表示選択部104が選択した注意事項に対応する状態データを検索して、注意確認用状態実現部206に出力する。状態データを受けると注意確認用状態実現部206は、まずその時点での動作状態を退避させてから、状態データに基づいて対応する注意事項の内容を実際に操作し得る状態を実現する。例えば、状態データに含まれる或は指示された文書ファイルをロードすることによって、この注意確認用状態を作ることができる。
【0024】注意確認用状態実現部206により実現された注意確認用状態の表示例を図10に示す。同図に示す表示例において、文字列移動という「機能」を実現する場合に移動元又は移動先として指定できない部分があるという「注意事項」について、利用者は、その内容を実際に操作できる状態になっている。この状態で、利用者は直ちに注意事項で指摘された事項について試験的に実際に操作してその内容を確認することができる。このとき、元の状態は退避されているので、試験的な操作が誤った操作であっても元の状態に悪影響を与えることはない。そのため、利用者は安心して試験操作を行うことができる。その後、利用者の指示に従って、注意確認用状態実現部206は元の状態を復元する。
【0025】なお、上記の実施例では応用ソフトウェアがワープロである場合を例に説明したが、本発明旗の応用ソフトウェアに対しても適用可能である。また、機能選択部101は1つの機能を特定できればよく、上記実施例以外の方法で動作しても差し支えない。また、第1の実施例と第2の実施例の両方を含むように構成してもよい。すなわち、ガイダンス提示装置は、ガイダンスデータベースにアニメーションデータと状態データの両方を記憶し、アニメーション表示部106と注意確認用状態実現部206の両方の機能を有していればよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明のガイダンス提示装置によれば、応用ソフトウエアの機能や、その標準的な操作方法をガイドするだけでなく、各機能を利用する上で注意しなければならない点について、アニメーションを用いて更に詳しくビジュアルに説明するので、利用者にとっては理解しやすく操作の習得も容易になるという効果がある。
【0027】また、利用者がさらに理解を深めるため実際に操作を確認したい場合には、この注意しなければならない点について、現在の作業に退避させて注意事項の内容を確認するのにふさわしい状態を実現することによって、利用者はその下で実際に操作を試してその内容を確認することができるので、従来技術における作業の中断・試し操作・作業の再開という一連の手間を大幅に省くことができ、作業中の状態から簡単に試し操作ができる状態に行き来することができるという効果がある。




 

 


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