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発明の名称 携帯端末装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−36565
公開日 平成7年(1995)2月7日
出願番号 特願平5−177973
出願日 平成5年(1993)7月19日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】武田 元敏
発明者 麻生 忠臣 / 大内 康史 / 秦 良一
要約 目的
タブレットと液晶画面を備えたペン入力装置において、タブレット上を下敷としてメモ書きをする場合に、不正なデータがタブレットに入力されることを防ぐと同時に未使用時のタブレットの電力を減少させる。

構成
入力装置として液晶表示面上(LCD等)に透明なタブレットを持つ携帯端末装置において、タブレットを保持する筐体に紙を挟むためのクリップ13を持ち、クリップ下部に光を検知するセンサー15を備え、タブレットとして使用時は外光17がセンサー15に検知されることによりタブレットに電源を供給し通常の入力動作を行わせ、タブレットを下敷として使用する場合は紙が前記センサー15を遮ることによってセンサーがOFFになり、タブレットの電源をOFFし、タブレットの誤入力を防止し、同時に省電力化を図る。
特許請求の範囲
【請求項1】 入力装置として液晶表示面上(LCD等)に透明なタブレットを持つ携帯端末装置において、タブレットを保持する筐体に紙を挟むためのクリップを持ち、クリップ下部に光を検知するセンサーを備え、タブレットとして使用時は外光がセンサーに検知されることによりタブレットに電源を供給し通常の入力動作を行わせ、タブレットを下敷として使用する場合は紙が前記センサーを遮ることによってセンサーがOFFになり、タブレットの電源をOFFし、タブレットの誤入力を防止し、同時に省電力化を図ることを特徴とする携帯端末装置。
【請求項2】 入力装置として液晶表示面上(LCD等)に透明なタブレットを持つ携帯端末装置において、タブレットが開閉する構造を持ち、タブレットの開閉を検知するマイクロスイッチを備えた装置であって、通常のタブレットからの入力の場合にはタブレットを閉じることによってマイクロスイッチをONにし、タブレットに電源を供給し通常の入力動作を行わせ、タブレットを下敷として使用する場合はタブレットを開けることによりマイクロスイッチをOFFにし、タブレットの電源をOFFし、タブレットの誤入力を防止し、同時に省電力化を図ることを特徴とする携帯端末装置。
【請求項3】 入力装置として液晶表示面上(LCD等)に透明なタブレットを持つ携帯端末装置において、タブレットを保持する筐体に導電性の板(紙検知板)と、前記紙検知板の上に位置しバネ等の力で紙検知板に圧着されている導電性のクリップを持ち、タブレットとして使用時は前記紙検知板と前記クリップの間に紙を挟まず使用することで、前記紙検知板と前記クリップが接触し電流が流れることを検知し、タブレットに電源を供給し通常の入力動作を行わせ、タブレットを下敷として使用する場合は前記紙検知板と前記クリップの間に紙を挟むことで前記紙検知板と前記クリップ間が電気的に絶縁状態になることを検知してタブレットの電源をOFFし、タブレットの誤入力を防止し、同時に省電力化を図ることを特徴とする携帯端末装置。
【請求項4】 タブレット下部にタブレット中央部で2分割された表示装置を持ち、分割部に光を検知するセンサーを備え、タブレットとして使用時は外光がセンサーに検知されることにより、タブレットに電源を供給し通常の入力動作を行わせ、タブレットを下敷として使用する場合は紙が前記センサーを遮ることによってセンサーがOFFになり、タブレットの電源をOFFし、タブレットの誤入力を防止し、同時に省電力化を図ることを特徴とする携帯端末装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タブレットを使用した入力装置において、そのタブレット上を下敷としてメモ書きを行う場合に誤動作を防ぎ、また消費電力の低減を図る携帯端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17に一般的なタブレットを備えた入力装置の例を示す。ここで、101はペン、102はタブレットを上に重ねたLCD(液晶表示装置)表示板である。ペン101をタブレット上で移動させることにより座標値が入力される。図18は図17の入力装置を横から見た図である。ここで、101はペン、102はLCD、103は本体装置、104はタブレットである。さて、狭い場所や、立ちながらの作業の際に、図19に示すようにタブレット104を下敷の代わりにして、上に紙を置いて通常の鉛筆やボールペン等の筆記用具を使ってメモ書きしたい場合がある。このような場合、これまでの装置の場合、ペンの筆圧がタブレットに誤って入力されることがあり、このことを防ぐためには装置全体の電源を切断してメモ書きを行う必要があった。また、電磁誘導方式のタブレットなどのように誤って入力されることのないものもあるが、どちらの場合においてもメモ書き中には装置の電源がONになっている必要がなく、節電を目的として使用者が電源を切断する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記に示した如く、従来の入力装置では、メモ書きしたい場合、ペンの筆圧がタブレットに誤って入力されなくすること、また節電のため電源を切断する必要等の問題があった。本発明は上記従来の問題を解決するものであり、簡単な操作でタブレットを使用した入力装置を下敷として使用可能にすると同時に、タブレット未使用時に装置の消費電力を減少させる携帯端末装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を次のいずれかの方法を用いて達成することができる。すなわち、■装置の上部に紙を検知する受光部を持つクリップを備え、紙をクリップに挟むことにより紙を検知し、これによってタブレット部への電源を切断することによりタブレットの誤動作を防ぐ。■タブレット部と表示部とが分離する構造を持ち、使用時には表示部の上にタブレットをのせて使用する。メモ書きなどを行う場合にはタブレット部分を開き、表示部の上にメモ用の紙をのせて使用することによって不正な入力を防ぐ。■メモ用紙を挟む導電性のクリップを備え、通常はクリップの両端が紙検知板に接触している。その間にメモ用紙を挟むことによって紙検知板からクリップの両端は離れ、電流が流れなくなることによってメモ用紙が挟まれたことを検知し、タブレットへの電源を切断する。■タブレット下部に配置される表示装置を中央で2分割し、その隙間に外光を検知する受光部を持ち、紙を置き、この紙を検知することによってタブレット部への電源を切断してタブレットの誤動作を防ぐ。
【0005】
【作用】以上4つのいずれかの方法をとることによって、簡単な操作によりタブレットの誤動作を防ぐと同時に消費電力の減少も図ることができる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例におけるタブレットを使用した入力装置を示すものであり、1はタブレット、2は紙を挟むためのクリップ、3は外光を取り入れるための穴であり、本体には光を検知するセンサーが内蔵されている。図1のクリップ部分を大きく拡大し、横から見たのが図2である。図3はクリップに紙を挟んだときの図である。図4は本発明の第1の実施例における装置のセンサー部分の回路のブロック図である。まず、図2を使用して詳細な説明を行う。ここで、11は本体装置、12はタブレット面、13は紙を挟むためのクリップ、14は光を取り入れるための穴、15は光を感知するセンサーである。クリップに紙を挟まない場合には、外光17はクリップ13に開いた穴14を通してセンサー15に届くことにより、センサー15はONになる。センサー15がONになることによってタブレットの電源もONになる。タブレットの電源がONになる仕組みを、図4を使って説明する。ここで、21はセンサー、22はアンプ、23はトランジスタ、24はタブレット、25はプルアップ抵抗である。いま、光がセンサー21に入るとセンサー21がONになり、アンプ22を通ってトランジスタ23をONにし、タブレット24に電源が供給される。図3はクリップ13に紙16を挟んだときの図である。この場合、外光17は紙16により遮られ、センサー15に届かない。したがって、図4のセンサー21がOFFになりトランジスタ23をOFFとし、タブレット24に電源は供給されない。このことにより、タブレットの誤入力を防止可能で、かつタブレットでの電力消費がない省電力化も同時に実現できる。
【0007】図5は本発明の第2の実施例におけるタブレットを使用した入力装置を示すものであり、4はタブレット、5は本体装置である。図6はタブレットを開いたときの図であり、6は液晶表示部である。タブレット使用時には図5の状態で使用し、本体装置5の上に紙を置いてメモ書きをする場合には図6の状態で使用する。タブレットの開閉は、図7に示すマイクロスイッチ7で検知する。マイクロスイッチの動作方法を説明したのが図8と図9である。図8はタブレットが開いている状態の図である。マイクロスイッチ33のスイッチ部34がフリーになっているため、スイッチはOFFになっている。図9はタブレット36を液晶表示部32の上に重ねたときの図である。タブレット36を閉じると、タブレット36に付いている突起35によりマイクロスイッチ33のスイッチ部34を押し下げスイッチがONになる。マイクロスイッチ33がONになると同時に、図10における回路ブロック図によりトランジスタ45がOFFになり、タブレット46への電源が遮断される。このことにより、タブレットの誤入力を防止可能で、かつタブレットでの電力消費がない省電力化も同時に実現できる。
【0008】図11および図12は本発明の第3の実施例における入力装置の機能説明図であり、図11はタブレット使用時、図12は紙を挟んで使用するときの図である。また、図13は本発明の第3の実施例における入力装置のブロック図である。図11の機能説明図を用いて概要説明を行う。タブレット53上からペン(または、ペンに準ずるもの)または、指等で入力を行う場合は筐体上に固定され、電気的には抵抗を介してプルアップされている導電性の紙検知板52と紙検知板52上に配され、バネ等により紙検知板52に圧着され電気的には接地されてるクリップ51が接触状態にある。この状態の場合、紙検知板52からクリップ51にプルアップ抵抗を介して電流が流れ、紙検知板52の電位はアース電位となる。紙検知板52がアース電位ならば、タブレット53に電源を供給するようになれば、タブレット53は入力装置として動作を行う。次に、下敷として使用する場合を、図12を用いて説明を行う。タブレット上の紙検知板とクリップの間に紙を挟み、紙に文字,図形等を書く場合はタブレットは下敷代わりとなり、タブレットによる入力は禁止されなければならない。タブレット上の紙検知板とクリップの間に紙が挟まれている場合、紙検知板とクリップは電気的に絶縁状態にあり、紙検知板の電位は電源電圧(Vcc電位)になる。紙検知板が電源電圧ならば、タブレットへの電源供給をカットするようにすればタブレットの誤入力を防止可能で、かつタブレットでの電力消費がない省電力化も同時に実現できる。
【0009】次に、図13を用いて詳細に説明を行う。図13において、61は、電気的に接地されており、筐体上の紙検知板にバネ等で圧着され紙検知板との間で紙を固定するクリップ、62はプルアップ抵抗を介して電源に接続されクリップ61との間で紙を固定する紙検知板、63は紙検知板62に電源を供給するプルアップ抵抗、64は紙検知板62の電位を受けてタブレットへの電源供給を制御するトランジスタ(Tr)のバッファ、65はタブレットへの電源供給スイッチのTr(トランジスタ)、66は文字,図形等を入力するタブレットである。通常の情報入力用のタブレットとして使用する場合、タブレット上(クリップと紙検知板間)には紙が置かれておらず、クリップ61と紙検知板62は接触しており、図13においてクリップ61が接点Aに接触している状態である。すると、バッファ64の入力はアース電位なのでバッファ出力はハイレベル(電源電圧レベル)となり、タブレット66へ電源を供給するトランジスタ65をONする。この状態では、タブレット66には電源が供給され、通常通り情報入力装置として動作する。タブレット面を下敷として使用する場合、紙検知板62は、クリップ61と紙検知板62の間の接点Aには紙が挟まっているのでアースされず、プルアップ抵抗63を介して電源電圧レベルになる。すると、バッファ入力はハイレベルなので出力はローレベル(アース電位)となり、タブレットへの電源供給トランジスタ65はOFFし、タブレット66への電源供給はカットされる。この状態では紙の上にペン等で文字,図形等を書いてもタブレット入力されず誤動作はしない。また、タブレットへの電源供給がされないので省電力化も図れる。
【0010】図14は本発明の第4の実施例を示すものである。図14において、71は透明タブレット、72は外光を感知する装置であり、透明タブレット71下部には表示装置が2分割されて内蔵されている。図14の外光を感知する装置72の部分を拡大し、真上および真横から見たのが図15である。図16はタブレット面に紙を置いたときの図である。また図4は本発明の第4の実施例における装置のセンサー部分の回路ブロックを示している。まず、図15を使用して詳細な説明を行う。ここで81は本体装置、82は透明タブレット、83は表示装置、84は光を感知するセンサーである。タブレット上面に紙を置かれていない状態においては、外光85は透明タブレット82を通してセンサー84に届くことによりセンサーはONになる。センサー84がONになることによってタブレットの電源もONになる。タブレットの電源がONになる仕組みを図4を使って説明する。ここで、21はセンサー、22はアンプ、23はトランジスタ、24はタブレット、25はプルアップ抵抗である。いま、光がセンサー21に入るとセンサー21がONになり、アンプ22を通ってトランジスタ23をONにし、タブレット24に電源が供給される。図16はタブレット上面に紙を置いたときの図である。図16において、91は本体装置、92は透明タブレット、93は紙、94は表示装置、95は光を感知するセンサーである。この場合、外光96は紙93に遮られ、センサー95に届かない。したがって、図4のセンサー21がOFFになりトランジスタ23をOFFにし、タブレット24に電源は供給されない。このことにより、タブレットの誤入力を防止可能で、かつタブレットでの電力消費がない省電力化も同時に実現できる。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記各実施例から明らかなように、簡単な操作によって自動的にタブレットへの電源供給が停止されるので、タブレットへの不正な入力を防ぐとともに消費電力の減少を図ることが可能になるという効果を有する。




 

 


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