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発明の名称 光ディスク記録再生装置及び光ディスク
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−30925
公開日 平成7年(1995)1月31日
出願番号 特願平5−154770
出願日 平成5年(1993)6月25日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 芝田 英明 / 本城 正博
要約 目的
右眼用映像信号と左眼用映像信号からなるディジタル画像信号を高能率符号化して光ディスクに記録した場合に、再生側において復号化された左右両眼の映像信号だけでなく、片眼だけの映像信号も得ることを可能にする。更に高精細度テレビジョン信号のような情報量の多い画像信号に対しても、出力の制御方式の若干の変更だけで、同様の回路構成を用いて再生することを可能にする。

構成
右眼用映像信号と左眼用映像信号からなるディジタル画像信号をそれぞれ独立に可変長符号化器105で高能率符号化し、疑似データ発生回路110の疑似データで、2チャンネル同一の符号量として記録機構により光ディスク116にそれぞれ記録し、再生側の復合化器で2チャンネルともに復号化すれば左右両眼の映像信号を、1チャンネルだけを復号化すれば片眼だけの映像信号を再生する。
特許請求の範囲
【請求項1】右眼用映像信号と左眼用映像信号からなるディジタル画像信号を左右それぞれ独立に高能率符号化または復号化を施すことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
【請求項2】右眼用映像信号及び左眼用映像信号は、映像信号の1フレーム期間の各フィールド毎の信号であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項3】右眼用映像信号及び左眼用映像信号は、映像信号の1フレーム毎の信号であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項4】それぞれ独立に復号化された右眼用映像信号及び左眼用映像信号を映像信号の1フレーム期間の各フィールド毎に交互に再生することを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項5】それぞれ独立に復号化された右眼用映像信号及び左眼用映像信号を映像信号の1フレーム毎に交互に再生することを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項6】それぞれ独立に符号化された右眼用映像信号及び左眼用映像信号の片方の符号化データだけを復号し、再生することを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項7】高能率符号化された符号化データを左右各単位毎に1チャンネル、合計2チャンネルの記録機構または再生機構によって記録または再生することを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項8】2チャンネルの記録機構または再生機構は、2つのヘッドを用いることを特徴とする請求項7記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項9】2チャンネルの記録機構または再生機構は、光ディスクの両面のそれぞれの面を用いることを特徴とする請求項7記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項10】2チャンネルの記録機構または再生機構は、並行する2本のスパイラルトラックのそれぞれを用いることを特徴とする請求項7記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項11】2チャンネルの記録機構または再生機構は、光ディスクの表面積を所定半径の円を境界として2分し、前記2分された領域の内周部分と外周部分のそれぞれを用いることを特徴とする請求項7記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項12】2チャンネルの記録機構または再生機構は、光ディスクの中心を通る複数の直線または、曲線で光ディスクの表面積をN(Nは自然数で偶数)等分し、前記N等分された領域を円周方向にそれぞれ、各分割単位に高能率符号化された符号化データ群に対して、交互に用いることを特徴とする請求項7記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項13】高能率符号化された左右各単位の符号化データは可変長データであって、所定再生期間にわたって、左右各単位毎に可変長データ列のデータ量を計数する手段と、前記計数手段により計数された2種類のデータ量の多い方のデータ量になるように、データ量の少ない方のデータに疑似データを付加する手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生装置。
【請求項14】右眼用映像信号と左眼用映像信号からなるディジタル画像信号を左右それぞれ独立に高能率符号化し、記録した光ディスク。
【請求項15】高能率符号化された符号化データを左右各単位毎に1チャンネル、合計2チャンネルで記録された請求項14記載の光ディスク。
【請求項16】2チャンネルの記録トラックは、並行する2本のスパイラルトラックであることを特徴とする請求項15記載の光ディスク。
【請求項17】高能率符号化された左右各単位の符号化データは、可変長データであって、所定再生期間にわたって、左右各単位毎に可変長データ列のデータ量を計数し、計数された2種類のデータ量の多い方のデータ量になるように、データ量の少ない方のデータに疑似データが付加して記録されたことを特徴とする請求項14記載の光ディスク。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、右眼用映像信号と左眼用映像信号からなるディジタル画像信号を高能率符号化及び、復号化して記録再生する光ディスク記録再生装置及び光ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】図9、図10に示すようなディジタル画像信号を高能率符号化して光ディスクに記録し、記録された符号化データを再生ヘッドで読み出し、復号化する光ディスク記録再生装置が提案されている。図9は記録側のブロック図、図10は再生側のブロック図を示す。
【0003】図9において、102は2次元画像データを複数画素から構成される微小ブロックに分割するブロック分割回路であり、メモリーを用いた画素の並べ変えによって実現される。103は各ブロック毎にDCTに代表されるような直交変換を施す直交変換器、104は直交変換後の各係数を量子化する量子化器、105はハフマン符号化に代表されるような可変長符号化器、112は誤り検出訂正のためのパリティーを符号化後のデータに付加するための誤り検出訂正符号付加回路、113は符号化ディジタルデータを光ディスクに整合したデータ列に変換する変調器、114は記録用アンプ、115は記録ヘッド、116は光ディスクである。
【0004】また、図10において、117は光ディスク116に記録された信号を再生する再生ヘッド、118は再生用アンプ、119は復調器、120は復調後のディジタルデータから誤り検出訂正符号付加回路112によって付加されたパリティーを取り除くとともに誤りがあった場合にデータを訂正及び補正する誤り検出訂正・補正回路、121は可変長復号化器、122は逆量子化器、123は逆直交変換器、124はブロック毎の復号化されたデータを2次元画像データに合成するブロック合成回路である。
【0005】以上のように構成された従来の光ディスク記録再生装置について、以下その動作を詳しく説明する。
【0006】図9において、まず、映像信号はサンプリングされ、量子化されて入力端子700に入力される。この画像データはブロック分割回路102によって複数画素(例えば、水平8画素×垂直8画素の64画素)で構成される微小ブロックに分割される。この分割されたブロック毎に直交変換器103は直交変換を施す。この結果、ブロック内の画素数と同数種類(例えば、64種類)の変換係数が出力される。この変換係数は量子化器104で量子化される。量子化された変換係数は可変長符号化器105によって可変長符号化され、更に誤り検出訂正符号付加回路112で誤り訂正のためのパリティーを付加され、変調器113で1−7変調等のディジタル変調を施された後に記録用アンプで増幅され、記録ヘッド115を介して光ディスク116に記録される。以上が記録側の動作である。
【0007】再生側においては、図10に示すように、再生ヘッド117を介して光ディスク116から読みだされたディジタルデータは、再生用アンプ118で増幅された後に復調器119でディジタル復調される。誤り検出訂正・補正回路120は、復調後のディジタルデータの中から誤り訂正用のパリティーを検出し、これを取り除くとともに演算によって誤りが検出された際には、ディジタルデータの誤り訂正及び補正を行う。
【0008】この出力は可変長復号化器121で可変長復号化され、逆量子化器122で逆量子化される。逆量子化後のディジタルデータは、ブロック毎に逆直交変換器123で逆直交変換される。ブロック毎に復号化されたディジタルデータは、ブロック合成回路124で合成されて出力端子701より出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記のような従来の構成では、右眼用映像信号と左眼用映像信号からなるディジタル画像信号を符号化して光ディスクに記録した場合、再生側では復号化された右眼用映像信号と左眼用映像信号が得られるだけである。
【0010】本発明はかかる点に鑑み、右眼用映像信号と左眼用映像信号からなるディジタル画像信号を高能率符号化して光ディスクに記録した場合に、再生側において復号化された両眼用の映像信号だけでなく、片眼だけの映像信号も得ることが可能な光ディスク記録再生装置及び光ディスクを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達するため、右眼用映像信号と左眼用映像信号からなるディジタル画像信号をそれぞれ独立に高能率符号化して光ディスクに記録し、再生側では左右それぞれの符号化データ群の片方を復号化することによって片眼だけの映像信号を、両方を復号化することによって両眼の映像信号を再生する構成である。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成により、右眼用映像信号と左眼用映像信号からなるディジタル画像信号を高能率符号化して光ディスクに記録再生する際に、再生側において両眼用の映像信号だけでなく、片眼だけの映像信号も再生することができることとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。図1、図2、図3は本発明の一実施例における光ディスク記録再生装置のブロック図で、図1は記録側の構成を示しており、図2、図3は再生側の構成を示している。図2は左右両眼の映像信号を再生する場合の構成であり、図3は片眼だけの映像信号を再生する場合の構成である。本実施例では、左右両眼の各映像信号は、映像信号の1フィールド期間の映像信号として説明する。
【0014】図1、図2、図3において、図9、図10に記したのと同番号のブロックは従来例とほぼ同様の動作をする。ここでは図9、図10に記されたブロック以外のブロックを中心に説明をする。
【0015】106は符号量計数回路107及び、減算器108の処理に必要な時間だけデータを遅らせる遅延回路、107は可変長符号化されたディジタルデータの符号量を計数する符号量計数回路、109は疑似データ発生回路110の出力と遅延回路106の出力とを切り替えるセレクター、110は正規の符号化データではないデータ(例えば、0データ)を発生する疑似データ発生回路、111はセレクター109の制御信号を発生するタイミング信号発生回路、125は左右各復号信号の出力を制御する出力制御回路である。
【0016】図1、図2、図3に従ってその動作を詳しく説明する。まず入力端子100に1フィールド期間の右眼用映像信号が、入力端子101に1フィールド期間の左眼用映像信号が、サンプリングされ、量子化されて入力される。これらの画像データはブロック分割回路102、直交変換器103、量子化器104、可変長符号化器105によって処理され、可変長データを遅延回路106及び、符号量計数回路107に出力する。ここで、左右各映像信号の高能率符号化された符号化データが可変長であれば、左右それぞれのデータ量が異なる可能性が生じ、光ディスクのそれぞれの領域に記録される物理的な長さが異なってしまう欠点が生じる。
【0017】そこで、例えば、映像信号の1フレーム期間tfといった所定期間の間に発生する右眼用映像信号の符号化データ量と左眼用映像信号の符号化データ量を比較し、少ない方の符号化データには、図8に示すようにそのデータ量の差分だけ疑似データ(斜線を施した部分)を付加して、多い方の符号化データ量と同じにそろえて光ディスクに記録する。符号量計数回路107は右眼用及び左眼用それぞれについて符号化されたデータ量を計数する。それぞれの計数結果は減算器108で減算され、この減算結果は疑似データ発生回路110及び、タイミング信号発生回路111に出力される。遅延回路106は、それぞれ符号量計数回路107及び減算器108の処理に必要な時間だけ符号化データを遅延し、セレクター109の入力Aに出力する。
【0018】疑似データ発生回路110は減算器108の出力の絶対値分だけの疑似データを発生し、セレクター109の入力Bに出力する。タイミング信号発生回路111は減算器108の出力の正負の符号と絶対値とに従って、右眼用のセレクター制御信号Cr及び、左眼用のセレクター制御信号Clを発生する。セレクター109は、それぞれの制御信号に従って遅延回路106の出力と疑似データ発生回路110の出力とを切り替えて、それぞれ誤り検出訂正符号付加回路112に出力する。記録側の以後の処理は従来例と同様である。
【0019】再生側においては、左右両眼の映像信号を再生する場合には図2に示すような構成で、2つの再生ヘッド117を用いて光ディスク116の表面から符号化データR'が、裏面から符号化データL'が読み出される。それぞれのデータは再生用アンプ118、復調器119、誤り検出訂正・補正回路120、可変長復号化器121、逆量子化器122、逆直交変換器123で処理された後に、ブロック合成回路124で合成される。この時、ブロック合成回路124は、それぞれ復号化データR''及びL''を出力制御回路125から出力される制御信号に従って出力端子126に出力する。
【0020】出力制御回路125は、図7(a)に示すように左右の復号信号R''及びL''を映像信号の各フィールド期間毎に交互に出力するように、制御信号をブロック合成回路124に出力し、ブロック合成回路124からは復号された右眼用及び左眼用映像信号R1,L1,R2,L2,R3,L3・・・が順次出力される。
【0021】入力端子100、101より入力される映像信号が高精細度テレビジョン信号のような情報量の非常に多い映像信号の場合には、図7(b)に示すように、映像信号の1フレーム期間内に1フィールド分の復号信号R''及びL''を再生し、これを1フレーム毎に交互に出力すれば、復号された右眼用及び左眼用映像信号R1,L2,R3,・・・が順次出力される。この場合、出力制御回路125の出力を若干変更するだけでその他の回路構成は変更することなく、高精細度テレビジョン信号を再生することができる。
【0022】記録時に付加された疑似データに関しては、あらかじめその付加する単位が映像信号の1フレーム期間といったように決められているので、可変長復号化器121において符号化データを順次復号していき、所定の画素数の復号データが得られた時点で次のフレームの符号化データの始まりまで復号を中止することにより、何等の問題もなく復号することができる。
【0023】片眼だけの映像信号を再生する場合には図3に示すような構成で、1つの再生ヘッド117を用いて光ディスク116の表面あるいは裏面のどちらか片方の面から符号化データR'あるいは、L'が読み出され、以後同様の処理が施される。ブロック合成回路124は、復号化データR''あるいは、L''を図7(c)に示すように映像信号の1フレーム期間内に片方の復号信号R1,R2,R3,・・・(またはL1,L2,L3・・・)を出力端子126に出力する。
【0024】以上説明したように本実施例では、左右両眼の映像信号をそれぞれ独立に高能率符号化して光ディスクに記録し、再生側では片眼の符号化データを復号化することによって片眼だけの映像信号を、左右両眼の符号化データを復号化することによって両眼の映像信号を再生する。
【0025】なお、本実施例では、左右両眼の映像信号は、映像信号の1フィールド期間の映像信号として説明し、これらをそれぞれ独立に高能率符号化した後に、それぞれ2チャンネルで光ディスクの表面及び、裏面に記録する場合を例にとって説明したが、左右両眼の映像信号は、映像信号の1フレーム期間の映像信号としてもよい。また、光ディスク上の左右各単位毎の符号化データの記録領域は、いろいろと考えられ、図4〜図6にその例を示す。
【0026】図4は、並行する2本のスパイラルトラックに右眼用映像信号の符号化データR'(実線トラック)、左眼用映像信号の符号化データL'(破線トラック)を記録する例を示している。
【0027】図5は、光ディスクを所定半径の円を境界として2分割し、その内周部分に左眼用映像信号の符号化データL'を記録し、外周部分に右眼用映像信号の符号化データR'を記録する例を示している。
【0028】図6は、光ディスクの中心を通る6本の直線で表面積を12等分し、その各領域に円周方向に対して右眼用映像信号の符号化データR'及び、左眼用映像信号の符号化データL'を交互に記録する例を示している。この直線は曲線でも折れ線でも構わない。また、図6の構成の場合、記録機構または再生機構は1チャンネルで時分割処理を行うことで実現でき、装置の規模を小さくすることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、右眼用映像信号と左眼用映像信号からなるディジタル画像信号をそれぞれ独立に高能率符号化し、2チャンネルの記録機構によって光ディスクに記録する構成となっているため、再生側において2チャンネルともに復号化すれば左右両眼の映像信号を、1チャンネルだけを復号化すれば片眼だけの映像信号を再生することができる。
【0030】更に高精細度テレビジョン信号のような情報量の多い画像信号に対しても、出力の制御方式の若干の変更だけで、同様の回路構成を用いて再生することができる。




 

 


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