米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 カラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−30920
公開日 平成7年(1995)1月31日
出願番号 特願平5−167970
出願日 平成5年(1993)7月7日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 真鍋 智久 / 森田 秀則
要約 目的
カラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機において再生輝度信号と再生搬送色信号の帯域制限と相互干渉を解決し、1H遅延回路の少ない帯域制限と相互干渉のない構成を目的とする。

構成
再生時に再生輝度信号と再生搬送色信号を混合せずにそれぞれ直接テレビジョン信号処理回路4に入力する切り換え回路18、19を設け、BPF14の出力の再生色信号が切り換え回路2、櫛形フィルター3、色信号雑音除去回路16を介して切り換え回路19に入力され、輝度信号雑音除去回路11の出力の再生輝度信号が切り換え回路18に入力される構成にする。
特許請求の範囲
【請求項1】テレビジョン放送受信時には、受信された受信カラー映像信号を櫛形フィルターにより受信輝度信号と受信搬送色信号とに分離し、その分離された受信輝度信号と受信搬送色信号とをテレビジョン信号処理回路を介して映出手段に印加し、内蔵された記録再生装置の再生時には、その記録再生装置からの再生搬送色信号を前記受信カラー映像信号に代えて前記櫛形フィルターに印加し、その櫛形フィルターを通過した再生搬送色信号を前記テレビジョン信号処理回路に印加するとともに、前記受信輝度信号に代えて前記記録再生装置からの再生輝度信号を前記テレビジョン信号処理回路に印加することを特徴とするカラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機。
【請求項2】テレビジョン放送受信時には、受信された受信カラー映像信号を櫛形フィルターにより受信輝度信号と受信搬送色信号とに分離し、その分離された受信輝度信号と受信搬送色信号とをテレビジョン信号処理回路を介して映出手段に印加し、内蔵された記録再生装置の再生時には、その記録再生装置からの再生搬送色信号を前記櫛形フィルターを構成する1H遅延線を共用した雑音除去回路を介して前記テレビジョン信号処理回路に印加するとともに、前記受信輝度信号に代えて前記記録再生装置からの再生輝度信号を前記テレビジョン信号処理回路に印加することを特徴とするカラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機。
【請求項3】テレビジョン放送受信時には、受信された受信カラー映像信号を櫛形フィルターにより受信輝度信号と受信搬送色信号とに分離し、その分離された受信輝度信号と受信搬送色信号とをテレビジョン信号処理回路を介して映出手段に印加し、内蔵された記録再生装置の再生時には、その記録再生装置からの再生輝度信号を前記櫛形フィルターを構成する1H遅延線を共用した雑音除去回路を介して前記テレビジョン信号処理回路に印加するとともに、前記受信搬送色信号に代えて前記記録再生装置からの再生搬送色信号を前記テレビジョン信号処理回路に印加することを特徴とするカラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1H遅延回路を用いた映像信号処理に特徴を有するカラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機はテレビジョン信号処理部と記録再生信号処理部が独立して構成されている。
【0003】以下に従来のカラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機について説明する。図4は従来のカラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機の信号処理構成を示すものである。
【0004】図4において、テレビジョン放送の受信時には、入力端子1に印加された受信カラー映像信号は切り換え回路2を介して1H遅延回路3aと加算器3bと減算器3cに入力される。1H遅延回路3aの出力を加算器3bと減算器3cに入力することにより、加算器3bより受信輝度信号y、減算器3cより受信搬送色信号cが出力される。即ち、1H遅延回路3aと加算器3bと減算器3cは櫛形フィルター3を構成する。前記受信搬送色信号cはBPF4aを介して色復調器4bに印加され色復調され、前記受信輝度信号yと共にマトリックス回路4cに入力され演算処理された後CRT等よりなる映出手段5に出力される。BPF4aと色復調器4bとマトリックス回路4cはテレビジョン信号処理回路4を構成する。
【0005】内蔵されたVHS方式の記録再生装置の再生時には、再生ヘッド6a、6bより再生アンプ7を介した再生信号はHPF8とLPF9によりそれぞれ低搬送波FM輝度信号と低域変換色信号とに分離される。低搬送波FM輝度信号はFM復調器10により元の周波数帯の輝度信号に復調され輝度信号雑音除去回路11に入力される。雑音除去回路11は1H遅延回路11a、減算器11b、リミッター11c、減算器11dより構成される。雑音除去回路11では減算器11bにより作られる入力輝度信号とこれを1H遅延させた信号との差分がリミッター11cを通ることにより雑音成分が抽出され減算器11dにより前記輝度信号より減算され雑音除去された再生輝度信号ypを出力する。
【0006】一方、前記低域変換色信号は局部発振器12の出力が接続された周波数変換器13により周波数変換されBPF14を通過して元の周波数の搬送色信号になるが隣接トラックのクロストークを除去するために1H遅延回路15a、減算器15bからなる櫛形フィルター15を通過した後色信号雑音除去回路に入力される。雑音除去回路16は1H遅延回路16a、加算器16b、リミッター16c、減算器16dより構成される。雑音除去回路16では加算器16bにより作られる入力色信号と減算器16dの出力を1H遅延回路16aにより1H遅延させた信号との差分がリミッター16cを通ることにより雑音成分が抽出され、減算器16dにより前記色信号より減算され雑音除去された再生搬送色信号cpを出力する。再生輝度信号ypと再生搬送色信号cpは混合器17により混合されカラー映像信号となり切り換え回路2に入力され櫛形フィルター3とテレビジョン信号処理回路4を介してCRT5に出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従来の構成では、1H遅延回路が3a,11a,15a,16aの4個必要となるので回路としては高価なものとなる。また、再生輝度信号と再生搬送色信号は一度混合された後櫛形フィルターにより分離されるので信号帯域が狭くなったり互いの干渉を引き起こすとゆう問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するため、1H遅延回路の少ない安価な構成で信号帯域が変わらず互いの干渉もないカラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明のカラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機は、再生時に再生輝度信号と再生搬送色信号を混合せずにそれぞれ直接テレビジョン信号処理回路に入力し、受信時に分離に用いていた櫛形フィルターを再生色信号の隣接クロストーク除去に使用するか、上記櫛形フィルター用の1H遅延回路を輝度信号雑音除去回路又は色信号雑音除去回路用として使用する構成を有している。
【0010】
【作用】この構成によって、再生時に再生輝度信号と再生搬送色信号を混合せずにそれぞれ直接テレビジョン信号処理回路に入力できるため、信号帯域が変わらず互いの干渉もなくなる。さらに、1H遅延回路を共用することにより1H遅延回路が1回路少なくなり安価な回路を実現出来る。
【0011】
【実施例】(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1において、図4に示す従来例と同一構成のブロックは同一符号を用いて示している。すなわち、図4に示す構成と異なる点は切り換え回路18および19を設け、受信時には、入力端子1に印加されたカラー映像信号は切り換え回路2を介して櫛形フィルター3により受信輝度信号yと受信搬送色信号cとに分離され、受信輝度信号yは切り換え回路18、受信搬送色信号cは切り換え回路19を通りテレビジョン信号処理部4に入力される。
【0013】再生時には、再生ヘッド6a、6bより再生アンプ7を介した再生信号はHPF8とLPF9により低搬送波FM輝度信号と低域変換色信号とに分離される。低搬送波FM輝度信号はFM復調器10により元の周波数帯の輝度信号に復調され輝度信号雑音除去回路11に入力される。雑音除去された再生輝度信号ypは切り換え回路18を介してテレビジョン信号処理部4に入力される。
【0014】一方、前記低域変換色信号は局部発振器12の出力が接続された周波数変換器13により周波数変換されBPF14を通過して元の周波数の搬送色信号になるが隣接トラックのクロストークを除去するために切り換え回路2を介して櫛形フィルター3を通過した後色信号雑音除去回路16に入力される。雑音除去された再生色信号cpは切り換え回路19を介してテレビジョン信号処理部4に入力される。
【0015】以上のように本実施例によれば、カラー映像信号を輝度信号と搬送色信号とに分離する櫛形フィルター手段を、再生時の隣接クロストーク除去として使用できるようにする切り換え手段と、再生輝度信号と再生搬送色信号をそれぞれ直接テレビジョン信号処理回路に入力できるようにする切り換え手段を設けることにより、再生輝度信号と再生搬送色信号を混合しなくてすむため、信号帯域が変わらず互いの干渉もなくなる。また、櫛形フィルターを共用することにより1H遅延回路が1回路少なくなり安価な回路を実現することが出来る。
【0016】(実施例2)以下本発明の第2の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0017】図2において、図1、図4と同一構成のブロックは同一符号を用いて示している。図1に示す構成と異なる点は、再生時にBPF14より出力される搬送色信号は隣接トラックのクロストークを除去するために櫛形フィルター15を通過した後色信号雑音除去回路16に入力される。雑音除去回路16では減算器16dの出力は切り換え回路2、1H遅延回路3aを介して減算器16bに帰還される。色信号雑音除去回路16により雑音除去された再生搬送色信号cpは切り換え回路19を介してテレビジョン信号処理部4に入力される。
【0018】以上のように本実施例によれば、カラー映像信号を輝度信号と搬送色信号とに分離する櫛形フィルター3用の1H遅延回路3aを、再生時の色信号雑音除去用として使用できるようにする切り換え手段と、再生輝度信号と再生搬送色信号をそれぞれ直接テレビジョン信号処理回路に入力できるようにする切り換え手段を設けることにより、再生輝度信号と再生搬送色信号を混合しなくてすむため、信号帯域が変わらず互いの干渉もなくなる。また、櫛形フィルター用の1H遅延回路を共用することにより1H遅延回路が1回路少なくなり安価な回路を実現することが出来る。
【0019】(実施例3)以下本発明の第3の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0020】図3において、図1、図4と同一構成のブロックは同一符号を用いて示している。図1に示す構成と異なる点は、再生時にFM復調器10により出力される輝度信号は輝度信号雑音除去回路11に入力される。輝度信号雑音除去回路11では入力輝度信号は切り換え回路2、1H遅延回路3aを介して減算器11bに入力される。輝度信号雑音除去回路11により雑音除去された再生輝度信号ypは切り換え回路18を介してテレビジョン信号処理部4に入力される。一方、BPF14より出力される搬送色信号は隣接トラックのクロストークを除去するために櫛形フィルター15を通過した後色信号雑音除去回路16により雑音除去された再生搬送色信号cpは切り換え回路19を介してテレビジョン信号処理部4に入力される。
【0021】以上のように本実施例によれば、カラー映像信号を輝度信号と搬送色信号とに分離する櫛形フィルター3用の1H遅延回路3aを、再生時の輝度信号雑音除去用として使用できるようにする切り換え手段と、再生輝度信号と再生搬送色信号をそれぞれ直接テレビジョン信号処理回路に入力できるようにする切り換え手段を設けることにより、再生輝度信号と再生搬送色信号を混合しなくてすむため、信号帯域が変わらず互いの干渉もなくなる。また、櫛形フィルター用の1H遅延回路を共用することにより1H遅延回路が1回路少なくなり安価な回路を実現することが出来る。
【0022】なお、実施例において櫛形フィルター3、15、輝度信号雑音除去回路11、色信号雑音除去回路16、テレビジョン信号処理部4は、一構成例にすぎず他の構成にしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によれば、カラー映像信号を輝度信号と搬送色信号とに分離する櫛形フィルターまたは、この櫛形フィルター用の1H遅延回路を共用できるようにする切り換え手段と、再生輝度信号と再生搬送色信号をそれぞれ直接テレビジョン信号処理回路に入力できるようにする切り換え手段を設けることにより、再生輝度信号と再生搬送色信号を混合しなくてすむため、信号帯域が変わらず互いの干渉もなくなり、1H遅延回路が1回路少ない安価な回路にすることができる優れたカラー映像信号記録再生装置内蔵テレビジョン受像機を実現できるものである。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013