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発明の名称 データ伝送装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−30849
公開日 平成7年(1995)1月31日
出願番号 特願平5−168902
出願日 平成5年(1993)7月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 川上 靖程 / 重里 達郎
要約 目的
受信側で、的確な付加情報の判断を行える装置を提供する。

構成
抽出回路102は、入力データ101の中からパックヘッダが”0”であるパックを抽出する。このパックヘッダが”0”のパック104は、多数決回路106にてパックの内容をチェックし、パックヘッダが”0”であり内容が同じパックの数を内容別にカウントし、1フレーム内で最もカウント数の大きいパックを選択して出力する。抽出回路103は、入力データ101の中からパックヘッダが”1”であるパックを抽出し、多数決回路107にてこのパックの内容をチェックし、パックヘッダが”1”であり内容が同じパックの数を内容別にカウントし、1フレーム内で最もカウント数の大きいパックを選択して出力する。切り替え回路112によって、遅延データ111のうちパックヘッダが”0”と”1”のパックをそれぞれパックデータ108と109に置き換える。
特許請求の範囲
【請求項1】映像信号をディジタル化した映像データ、及び音声信号をディジタル化した音声データをディジタルで伝送し、前記映像データ及び前記音声データと共に、前記映像データと前記音声データに関する付加情報を前記映像信号の1フレーム期間内で複数回数伝送する伝送装置であって、前記映像信号の1フレーム期間内で伝送される前記付加情報の内容を1フレーム内で統一して伝送することを特徴とするデータ伝送装置。
【請求項2】音声データに関する付加情報については、編集可能な単位毎に1フレーム期間内で内容を統一して伝送することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号や音声信号をディジタル化して記録するディジタルVTRなどにおいて、ディジタルで音声データや映像データを伝送する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の映像データおよび音声データの伝送方法について説明する。
【0003】図2に示す様に、映像信号の1フレーム期間内の映像データ及び音声データは映像信号が525/60の場合は10本、また625/50では12本のトラックに分割して記録される。
【0004】図3にディジタルVTRのトラックフォーマットの例を示す。各トラックはITIセクタ301、音声セクタ302、映像セクタ303、及びサブコードセクタ304より構成される。音声信号をディジタル化した音声データ及び映像信号をそれぞれディジタル化し更に圧縮した映像はデータは、それぞれ音声セクタ302及び映像セクタ303に記録される。
【0005】図4に各トラックにおける音声セクタの構造を示す。音声セクタは長さ90バイトのシンクブロック14個から構成される。14個のシンクブロックの内9個が音声データ及び音声データに関する付加情報のシンクブロックであり、5個が前記9個のブロックに対するエラー訂正外符号パリティ用のシンクブロックである。また各シンクブロックは、2バイトのシンクパターンと、各トラックや各シンクブロックを識別する為の情報であるIDを3バイトと、データが77バイトと、77バイトのデータに対する8バイトのエラー訂正内符号のパリティより構成されている。77バイトのデータの内最初の5バイトは、音声信号のサンプリング周波数の情報や、再生速度の情報、及び音声信号のチャンネル数の情報等のようなテープ上に記録される音声データに関する付加情報で、72バイトが音声データである。
【0006】図5に映像セクタの構成を示す。映像セクタは149個の長さ90バイトのシンクブロックで構成されている。149個のシンクブロックの内135個が映像データ用のシンクブロックであり、3個が映像信号の放送方式の情報、映像信号の入力源(カメラ、テレビチューナー等)等のテープ上に記録される映像データに関する付加情報用のシンクブロックであり、残りの11個のシンクブロックが、135個のシンクブロックに記録される映像データと、3個のシンクブロックに記録される映像付加情報に対するエラー訂正外符号パリティ用のシンクブロックである。各シンクブロックは音声セクタのシンクブロックと同様に2バイトのシンクパターンと、各トラックや各シンクブロックを識別する為の情報であるIDを3バイトと、77バイトのデータと、77バイトのデータに対する8バイトのエラー訂正内符号のパリティより構成される。
【0007】音声データと映像データに関する付加情報はパックと称する5バイト毎に分割されてシンクブロック内に配置されている。パックの構成を図6に示す。5バイトの内先頭の1バイトはパックヘッダーと称するパックの内容を規定するためのデータ601であり、残りの4バイトのパックデータ602に音声データまたは映像データの付加情報を配置する。
【0008】ディジタルVTRはテープ上にディジタルで記録するために、テープ上に記録された情報は正確に再生することができる。従ってディジタルのまま別のディジタルVTRに伝送し、記録することにより、ダビングによる画質音質の劣化を防ぐことができる。またディジタルで映像信号と音声信号を伝送する際、それらの信号に関する付加情報を多重して伝送することによりテープ上に記録されている全ての情報を別のディジタルVTR上のテープに複製することができる。また付加情報には映像信号の放送方式の情報や音声信号のサンプリング周波数やチャンネル数の情報も含まれるため、付加情報を多重して伝送することにより伝送先のディジタルVTRにおいて、放送方式の選択、音声信号のサンプリング周波数及びチャンネル数の設定等を自動的に行うことができる。
【0009】各データはテープ上のトラック毎にまたシンクブロック毎に伝送される。各伝送路上の各トラックは、映像データを伝送しVIDEOブロックと称する135個の伝送ブロックと、映像データの付加情報を伝送しVAUXブロックと称する3個の伝送ブロックと音声データと音声データの付加情報を伝送しAUDIOブロックと称する9個の伝送ブロックと、サブコードを伝送しサブコードブロックと称する2個の伝送ブロックより構成される。
【0010】図7に示すようにサブコードブロック以外の伝送ブロックは長さが80バイトで、伝送ブロックの識別の為の3バイトのID703と、77バイトのデータ704より構成される。テープ上で同じシンクブロックに記録されるID3バイト701と77バイトのデータ702は同じ伝送ブロックで、ID703及びデータ704として伝送される。従って音声データに関する付加情報は音声データと同じシンクブロックに記録されているため、音声データと同じAUDIOブロックで伝送する。また映像データに関する付加情報は3個のシンクブロックに分割されて記録されているため、ディジタルで伝送する際は3個のVAUXブロックで伝送する。
【0011】映像データの付加情報では再生される映像データの放送方式等の情報が含まれており、また音声データの付加情報には音声信号をサンプリングしたときのサンプリング周波数や音声信号のチャンネル数の情報が含まれている。別のVTRでダビングする際、これらの情報を用いて受信側のVTRは映像信号の放送方式の選択や、音声信号のサンプリング周波数やチャンネル数の設定を行うため、前記の付加情報は受信側のディジタルVTRにとってはたいへん重要な情報である。これらが誤りの発生によって再生できなかった場合受信側のVTRで映像信号の放送方式の選択や、音声信号のサンプリング周波数やチャンネル数の設定を行うことができなくなる。これらのような重要な付加情報を含むパックはテープ上では1フレーム期間内に複数回数記録されている。従って誤訂正が発生しない限り映像信号の1フレーム内で同一のパックが複数回数再生される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、再生状態が悪い時は、誤り訂正によって誤訂正の発生する確率が高くなる。誤訂正されたデータについては、もはや誤りがあることを検知することができないため、誤ったデータがそのまま伝送される。特に高速再生の場合のように、外符号エラー訂正を行うことができない場合は、特に誤訂正の確率が大きくなる。上述した従来例では、トラックに記録されている通りに、全ての付加情報が伝送されるため、1フレーム内に複数回数記録された重要な情報を含むパックは、1フレーム内で複数回数伝送される。本来1フレーム内では、パックヘッダが同じであれば、複数回数再生されるパック内のデータは全く同じデータが再生されるはずであるが、再生状態が悪い場合や高速再生のように誤りが多数発生しているために、前記の重要な情報を含むパックが誤り訂正された時は、パックヘッダが同じであるにもかかわらず1フレーム内で異なった内容のパックデータが再生されるため、受信側ではどの付加情報に従えば良いか判断できない。
【0013】従って、受信側のデッキでは伝送されてくる付加情報に基づいて、映像信号では放送方式の選択や、音声信号ではサンプリング周波数やチャンネル数の設定を行うことができないという課題を有する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解決するため、映像信号をディジタル化し更に圧縮した映像データ、及び音声信号をディジタル化した音声データをディジタルで伝送し、前記映像データ及び前記データと共に、前記映像データと前記音声データに関する付加情報を前記映像信号の1フレーム期間内で複数回数伝送する伝送装置であって、前記映像信号の1フレーム期間内で伝送される前記付加情報の内容を1フレーム内で統一して伝送することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明は、1フレーム期間内でテープ上に同一内容の付加情報を複数回数記録している重要な付加情報については、誤訂正などによって1フレーム内で異なった内容の付加情報が再生された場合、異なった内容の付加情報は最も正確であると思われる内容に統一して伝送する。これによって、受信側では同一内容の付加情報を得ることができるために、その付加情報に基づいてディジタルVTRの設定を行うことが可能になる。
【0016】
【実施例】図1に本発明の一実施例における伝送装置のブロック図を示す。以下は、映像信号の放送方式や音声信号のサンプリング周波数やチャンネル数のような重要な情報がパックヘッダが”0”と”1”の2つのパックに記録されている場合についての説明である。本実施例では、パックヘッダが”0”と”1”の2種類のそれぞれのパックは1フレーム内で複数回数伝送する。複数回数伝送する際、パックの内容を最も正確であると思われる内容に統一して伝送する。
【0017】入力データ101は再生されてくるデータであり、エラー訂正回路により訂正処理の施されたデータである。パック0抽出回路102は、入力データ101の中からパックヘッダが”0”であるパックを抽出する。パック0抽出回路102で抽出されたパックヘッダが”0”のパック104は多数決回路106に入力される。多数決回路106は、パックヘッダが”0”であるパックの内容をチェックし、パックヘッダが”0”であり内容が同じパックの数を、内容別にカウントし、1フレーム内で最もカウント数の大きいパックを選択して出力する。パック1抽出回路103は、入力データ101の中からパックヘッダが”1”であるパックを抽出する。パック1抽出回路103で抽出されたパックヘッダが”1”のパック105は多数決回路107に入力される。多数決回路107は、パックヘッダが”1”であるパックの内容をチェックし、パックヘッダが”1”であり内容が同じパックの数を内容別にカウントし、1フレーム内で最もカウント数の大きいパックを選択して出力する。出力パック108及び109は、それぞれ多数決回路106及び107より出力されるパックである。
【0018】入力データ101は、遅延回路110により1フレーム遅延される。したがって、遅延データ111は、遅延回路110によって入力データ101が1フレーム遅延されたデータとなる。切り替え回路112によって、遅延データ111のうちパックヘッダが”0”と”1”のパックをそれぞれパックデータ108と109に置き換える。このようにすることにより、出力データ113は、パックヘッダが”0”及び”1”のパックが、最も正確である可能性の高い内容に統一されて出力されることとなる。
【0019】本実施例は、1フレーム間で内容を統一するパックの数を2つの場合の説明であるが、多数決回路の数を増やすことで内容を統一するパックの数を増やすことも可能である。
【0020】また、音声信号においては、例えば2チャンネルの音声信号を記録した場合、1チャンネル毎に独立して編集できるため、テープ上では付加情報も独立して編集可能である単位毎に異なる内容になる。従って、音声データに関する付加情報は、テープ上において独立して編集可能な単位毎に1フレーム間で内容を統一して伝送する。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来例において問題になっていた、誤り訂正において誤訂正が発生した場合に、1フレーム期間内では複数回数同じデータが伝送されるパックについて、異なる内容のパックが伝送されるため、受信側のディジタルVTRで映像信号の放送方式の選択や、音声信号のサンプリング周波数やチャンネル数の設定を行うことが可能となる。




 

 


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