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発明の名称 輪郭補正回路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−30781
公開日 平成7年(1995)1月31日
出願番号 特願平5−171406
出願日 平成5年(1993)7月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 小野 博幸 / 西川 彰治
要約 目的
輪郭信号幅を2分の1にする輪郭補正回路において、1/2乗回路と乗算器を必要とし回路規模が大きい問題点を解決し、小規模な回路構成で実現できる輪郭補正回路を提供することを目的とする。

構成
入力輝度信号1の2次微分信号と、1次微分信号の絶対値を絶対値回路7と絶対値回路9でとった後、絶対値回路9の出力を遅延回路10で所定量Tだけ遅延させ、比較器11及び選択回路12により、絶対値回路7の出力と遅延回路10の出力のどちらか小さいレベルの方を出力する。選択回路12の出力は2分岐され、選択回路14と反転回路13により、2次微分信号の符号ビットと一致した符号を持つ信号となり、1/2の信号幅を持つ輪郭信号を出力する。
特許請求の範囲
【請求項1】 入力輝度信号の2次微分信号を出力する回路と、前記入力輝度信号の1次微分信号を出力する回路と、前記2次微分信号の絶対値を得る第1の絶対値回路と、前記1次微分信号の絶対値を得る第2の絶対値回路と、前記第2の絶対値回路の出力を所定時間遅延させる遅延回路と、前記第1の絶対値回路の出力と前記第2の絶対値回路の出力のレベルを比較する比較器と、前記第1の絶対値回路の出力と前記第2の絶対値回路の出力を前記比較器の出力により切り換え選択し出力する第1の選択回路と、前記第1の選択回路の出力の正負を反転する反転回路と、前記第1の選択回路の出力と前記反転回路の出力とを前記2次微分信号の符号ビットにより切り換え出力する第2の選択回路と、を備えた輪郭補正回路。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置等の映像信号処理での画質向上のために利用される輪郭補正回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、撮像装置等において、より自然で鮮明な輪郭をもつ画像再現を行うために輪郭補正回路はますます重要視されている。
【0003】従来の輪郭補正回路としては、例えば特公平5−6392号公報に示されているように、輪郭信号幅を2分の1にすることによって、特に輝度振幅差の大きい画像部分で、低い強調周波数で輪郭補正した場合に発生する幅が広く、レベルの高い輪郭信号を目だちにくくし画質劣化を改善する輪郭補正回路がある。
【0004】以下に、従来の輪郭補正回路について説明する。図3はこの従来の輪郭補正回路の構成を示すブロック図である。図3において、1は入力輝度信号、2は係数器、3は第1の遅延回路、4は第1の加算器、5は第2の遅延回路、6は第2の加算器、8は減算器、9は絶対値回路、10は第3の遅延回路、16は1/2乗回路、17は乗算器、15は出力であり、デジタル回路で構成されている。
【0005】以上のように構成された輪郭補正回路について、以下その動作について図4を参照しながら説明する。
【0006】図4は図3に示す従来の輪郭補正回路での動作状態を示す信号波形図である。まず、入力輝度信号1が図4の(a)で示すような入力の時、入力輝度信号1は係数器2によって、極性が反転されると同時にそのレベルが1/2にされる。係数器2の出力信号を第1の遅延回路3により所定時間2Tだけ遅延させた信号と入力輝度信号1を第1の加算器4により加算し、加算器4の出力を第2の遅延回路5により所定時間2Tだけ遅延させた信号と、係数器2の出力信号を第2の加算器6で加算することで、図4の(c)に示すような入力輝度信号の2次微分信号を得る。また、係数器2の出力から第1の遅延回路3の出力を減算器8で減算することで、図4の(b)に示すような入力輝度信号の1次微分信号を得る。減算器8により得られた1次微分信号は絶対値回路9によりその絶対値をとり、図4の(d)に示すような信号となり、その信号を図4の(e)に示すように第3の遅延回路10により所定時間Tだけ遅延させる。加算器6の出力と第3の遅延回路10の出力を各々の1/2乗回路16にて1/2乗した後、乗算器17にて乗算することで、出力15には図4の(f)に示すように、図4の(c)に示す本来の輪郭信号幅の1/2の輪郭信号幅の輪郭信号を出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従来の構成では、1/2乗回路と乗算器を必要とし回路規模が大きくなるという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもので、回路規模を縮小し、1/2乗回路と乗算器を必要としない輪郭補正回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明の輪郭補正回路は、入力輝度信号の2次微分信号を出力する回路と、入力輝度信号の1次微分信号を出力する回路と、2次微分信号の絶対値を得る第1の絶対値回路と、1次微分信号の絶対値を得る第2の絶対値回路と、第2の絶対値回路の出力を所定時間遅延させる遅延回路と、第1の絶対値回路の出力と第2の絶対値回路の出力のレベルを比較する比較器と、第1の絶対値回路の出力と第2の絶対値回路の出力を比較器の出力により切り換え選択し出力する第1の選択回路と、第1の選択回路の出力の正負を反転する反転回路と、第1の選択回路の出力と反転回路の出力とを2次微分信号の符号ビットにより切り換え出力する第2の選択回路とを有している。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、入力輝度信号の2次微分信号の絶対値と、入力輝度信号の1次微分信号の絶対値とのタイミングを合わせ、比較器により両者のレベルを比較し、小さい方を出力し、その出力信号の符号を2次微分信号の符号と一致させることで、1/2乗回路及び乗算器を必要とせずに低い強調周波数時の輪郭信号幅を1/2にする輪郭補正を行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の実施例における輪郭補正回路のブロック図を示すものである。図1において、1は入力輝度信号、2は係数器、3は第1の遅延回路、4は第1の加算器、5は第2の遅延回路、6は第2の加算器、7は第1の絶対値回路、8は減算器、9は第2の絶対値回路、10は第3の遅延回路、11は比較器、12は第1の選択回路、13は反転回路、14は第2の選択回路、15は出力である。本実施例はデジタル回路で構成され、従来例と同一の構成要素については同じ符号をつけてある。
【0013】以上のように構成された本実施例の輪郭補正回路について、以下その動作について図2を参照しながら説明する。図2は本実施例の動作状態を示す信号波形図である。まず、入力輝度信号1から、その2次微分信号と1次微分信号を得る動作は従来例と同じである。いま、得られた2次微分信号が図2の(a)に示すような信号、1次微分信号が図2の(b)に示すような信号の場合、2次微分信号を絶対値回路7によりその絶対値をとると図2の(c)のようになり、同じく1次微分信号を絶対値回路9によりその絶対値をとると図2の(d)に示すようになる。図2の(e)の1点鎖線で示すように、絶対値回路9の出力信号を第3の遅延回路10により所定量Tだけ遅延させ、絶対値回路7の出力と比較器11にて比較する。比較器11は絶対値回路7の出力が遅延回路10の出力より小さい時はLOWレベル、それ以外はHIGHレベルを出力し、選択回路12を制御する。選択回路12は絶対値回路7の出力と遅延回路10の出力を切り換えて出力し、比較器11がLOWレベルの時は絶対値回路7の出力を選択し、比較器11の出力がHIGHレベルの時は遅延回路10の出力を選択して出力する。図2の(f)に選択回路12の出力を示す。選択回路12の出力は2分岐され、一方は選択回路14に入力され、他方は反転回路13により正負を反転し後、選択回路14に入力される。選択回路14は入力輝度信号の2次微分信号(加算器6の出力信号)の符号ビット(極性信号)により制御され、符号ビットが正の時は選択回路12の出力を選択し、符号ビットが負の時は反転回路13の出力を選択し出力し、図2の(g)に示すように2次微分信号と同一の符号を持つ信号として出力される。
【0014】以上のように本実施例によれば、入力輝度信号の2次微分信号の絶対値と、入力輝度信号の1次微分信号の絶対値とのタイミングを合わせ、比較器により両者のレベルを比較し、小さい方を出力し、その出力信号の符号を2次微分信号の符号と一致させることで、1/2乗回路及び乗算器を必要とせずに低い強調周波数時の輪郭信号幅を1/2にすることができる。
【0015】なお、本実施例においては水平方向の輪郭補正について説明したが、遅延回路の遅延量Tを水平1ライン分とすれば垂直方向の輪郭補正もできることは自明である。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、入力輝度信号の2次微分信号の絶対値と、入力輝度信号の1次微分信号の絶対値とのタイミングを合わせ、比較器により両者のレベルを比較し、小さい方を出力し、その出力信号の符号を2次微分信号の符号と一致させることで、1/2乗回路と乗算器を必要としない、小規模な回路で構成できる輪郭補正回路を提供することができる。




 

 


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