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発明の名称 画像通信装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−30683
公開日 平成7年(1995)1月31日
出願番号 特願平5−175471
出願日 平成5年(1993)7月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】蔵合 正博
発明者 神 林 宏 行
要約 目的
優先順位の高い処理以外の割り込みを防ぎ、各クライアント端末が画像読み取り装置を効率よく共用できるようにする。

構成
画像読取処理を要求した端末のアドレスと要求した順番を記憶する待ち行列記憶部12gと、スキャナ11の稼働状態を監視して処理が終了した場合または一定時間無稼働状態が続いた場合に次の処理要求端末にスキャナ使用許可を通知する稼働状態管理部12hと、端末から優先予約を伴う画像読取要求を受けた場合、その処理要求を待ち行列記憶部12gの予約順位の先頭に格納し、端末から処理要求の取り消しがあった場合、その処理要求を待ち行列記憶部12gの予約順位から削除する待ち行列制御部12iと、処理要求の対象となる原稿のデータ量を基にスキャナ11における予想処理時間を算出して処理要求端末に通知する予想処理時間算出部12jとを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 通信回線を介して接続された複数の端末とこれら複数の端末で共用する画像読取装置との間に接続されて、画像読取処理を要求した端末のアドレスと要求した順番を記憶する手段と、画像読取装置の稼働状態を監視して処理が終了した場合または一定時間無稼働状態が続いた場合に次の処理要求端末に画像読取装置を専有させるための通知を行なう手段とを備えた画像通信装置。
【請求項2】 通信回線を介して接続された複数の端末とこれら複数の端末で共用する画像読取装置との間に接続されて、画像読取処理を要求した端末のアドレスと要求した順番と読取処理に要する予想処理時間を記憶する手段と、処理要求の対象となる原稿のデータ量を基に画像読取装置における予想処理時間を算出して処理要求端末に通知する手段と、画像読取装置の稼働状態を監視して処理が終了した場合または一定時間無稼働状態が続いた場合に次の処理要求端末に画像読取装置を専有させるための通知を行なう手段とを備えた画像通信装置。
【請求項3】 端末から優先予約を伴う画像読取要求を受けた場合、その処理要求を予約順位の先頭に格納し、端末から画像読取要求の取り消し依頼があった場合、その処理要求を予約順位から削除する手段を備えた請求項1または2記載の画像通信装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のクライアント端末を持つ通信回線上で画像読取装置を共用できるようにした画像通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像読取装置は低価格化する傾向にあるが、まだまだ高価で1端末に1台ずつ接続することは難しい。そこで、1台の画像読取装置を複数の端末で共用できるように、例えば特公平02−072488号公報に示すように、複数の端末に対しサーバとして機能する画像通信装置が提案されている。
【0003】以下、従来のこの種の画像通信装置について図6を参照して説明する。図6において、1は画像読取装置としてのイメージスキャナである。2はイメージスキャナ1に画像読取要求を送る画像通信装置であり、インターフェースケーブル3を介してイメージスキャナ1と接続されている。4は画像通信装置2に対し画像転送要求を行なう複数のクライアント端末である。5はネットワークの通信回線であり、この通信回線5を介して複数のクライアント端末4と画像通信装置2とが接続されている。画像通信装置2は、通信回線5に接続された通信インターフェース部2aと、画像通信装置全体を制御するとともに、通信インターフェース部2aから各クライアント端末4の処理要求を受け付けて複数のクライアント端末4との間でのイメージデータの通信を制御するメイン制御部2bと、メイン制御部2bに接続されたスキャナ制御部2c、イメージデータ処理部2dおよびイメージデータ蓄積部2eと、スキャナ制御部2cによって制御されるとともに、インターフェースケーブル3を介してイメージスキャナ1に接続されるスキャナインターフェース部2fとからなる。
【0004】以上のように構成された画像通信装置について、以下その動作を説明する。まず、あるクライアント端末4がイメージスキャナ1を使用する際、現在イメージスキャナ1が空いているか否かを使用開始前に確認し、空いているならば、読み取りを行なう原稿をイメージスキャナ1にセットして読み取りを開始する。クライアント端末4から処理要求を受け、通信インターフェース部2aは、メイン制御部2bに処理要求の伝達を行ない、処理要求を受信したメイン制御部2bは、スキャン制御部2cを制御し、スキャナインターフェース部2fを介してイメージスキャナ1にイメージデータを読み取らせる。読み取られたイメージデータは、イメージデータ処理部2dで圧縮され、クライアント端末4からの処理要求に応じて間引き等の縮小処理された後、イメージデータ蓄積部2eに蓄積され、通信インターフェース部2aから通信回線5を介して要求のあったクライアント部4に転送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の構成では、イメージスキャナがあるクライアント端末からの処理要求に従って使用中であった場合、他のクライアント端末はその終了を待って次の処理要求を行なうが、その終了を待っている間に他の作業を行なうことが多く、他の作業を行なっている間に他のクライアント端末に割り込んで使用されたり、また急を要する場合は現在イメージスキャナを専有しているクライアント端末を捜し出して使用権を譲って貰わなければならず、使いたいときに使えない場合があるという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、優先順位の高い処理以外の割り込みを防ぎ、各クライアント端末が画像読み取り装置を効率よく使用できる画像通信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために、通信回線を介して接続された複数の端末とこれら複数の端末で共用する画像読取装置との間に接続されて、画像読取処理を要求した端末のアドレスと要求した順番を記憶する手段と、画像読取装置の稼働状態を監視して処理が終了した場合または一定時間無稼働状態が続いた場合に次の処理要求端末に画像読取装置を専有させるための通知を行なう手段とを備えたものである。
【0008】本発明はまた、通信回線を介して接続された複数の端末とこれら複数の端末で共用する画像読取装置との間に接続されて、画像読取処理を要求した端末のアドレスと要求した順番と読取処理に要する予想処理時間を記憶する手段と、処理要求の対象となる原稿のデータ量を基に画像読取装置における予想処理時間を算出して処理要求端末に通知する手段と、画像読取装置の稼働状態を監視して処理が終了した場合または一定時間無稼働状態が続いた場合に次の処理要求端末に画像読取装置を専有させるための通知を行なう手段とを備えたものである。
【0009】本発明はさらに、端末から優先予約を伴う画像読取要求を受けた場合、その処理要求を予約順位の先頭に格納し、端末から画像読取要求の取り消し依頼があった場合、その処理要求を予約順位から削除する手段を備えたものである。
【0010】
【作用】本発明は、上記構成により、各端末からの処理要求を順番に記憶しておき、順番が来た時に画像読取装置が使用できることを通知することにより、画像読取装置の使用を要求順に実行することができ、割り込みによる遅延を防止することができる。
【0011】本発明はまた、予想処理時間を算出して要求のあった端末に知らせることにより、端末における選択の自由度を高め、または待ち時間を有効に活用することができる。
【0012】本発明はさらに、優先予約を受け付けることにより緊急の要求に対処することができ、また取り消しを受け付けることにより時間や処理の無駄を省くことができる。
【0013】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例について説明する。図1は本発明の第1の実施例における画像通信装置の構成を示すものである。図1において、11は画像読取装置としてのイメージスキャナである。12はイメージスキャナ11に画像読取要求を送る画像通信装置であり、インターフェースケーブル13を介してイメージスキャナ11と接続されている。14は画像通信装置12に対し画像転送要求を行なう複数のクライアント端末である。15はネットワークの通信回線であり、この通信回線15を介して複数のクライアント端末14と画像通信装置12とが接続されている。画像通信装置12は、通信回線15に接続された通信インターフェース部12aと、画像通信装置全体を制御するとともに、通信インターフェース部12aから各クライアント端末14の処理要求を受け付けて複数のクライアント端末14との間でのイメージデータの通信を制御するメイン制御部12bと、メイン制御部12bに接続されたスキャナ制御部12c、イメージデータ処理部12dおよびイメージデータ蓄積部12eと、スキャナ制御部12cによって制御されるとともに、インターフェースケーブル13を介してイメージスキャナ11に接続されるスキャナインターフェース部12fと、画像読取処理を要求したクライアント端末14のアドレスと要求した順番を記憶する待ち行列記憶部12gと、イメージスキャナ11の稼働状態を監視して処理が終了した場合または一定時間無稼働状態が続いた場合に次の処理要求端末14にイメージスキャナ11を専有させるための通知を行なう稼働状態管理部12hと、端末から優先予約を伴う画像読取要求を受けた場合、その処理要求を待ち行列記憶部12gの予約順位の先頭に格納し、端末から画像読取要求の取り消し依頼があった場合、その処理要求を待ち行列記憶部12gの予約順位から削除する待ち行列制御部12iとからなる。
【0014】次に、上記第1の実施例の動作について説明するが、待ち行列記憶部12gと稼働状態管理部12hと待ち行列制御部12iとを除いては従来例と同じ構成なので、以下にはメイン制御部12bが、待ち行列記憶部12gと稼働状態管理部12hと待ち行列制御部12iとを制御する動作についてのみ説明する。まず図2を参照して待ち行列管理処理について説明する。図2において、あるクライアント端末14から読取処理要求を受信すると(ステップ21)、その読取処理要求が予約の取り消しであるかどうかをチェックし(ステップ22)、予約の取り消しである場合には、待ち行列記憶部12gから該当する読取処理要求を削除する(ステップ23)。予約取り消しでない読取処理要求である場合は、次にイメージスキャナ11が空き状態であるかどうかをチェックする(ステップ24)。空き状態である場合は、処理要求のあったクライアント端末14にスキャナ専有通知を行なうとともに、後述する稼働状態管理処理を起動する(ステップ25)。空き状態でない場合は、その処理要求が優先予約付きかどうかを調べる(ステップ26)。優先予約付きの場合は、待ち行列記憶部12gの先頭にその処理要求を格納する(ステップ27)。優先予約付きでない場合は、待ち行列記憶部12gの末尾にその処理要求を格納する(ステップ28)。
【0015】次に図3を参照して稼働状態管理処理について説明する。図3において、まずスキャナを稼働させ、読み取りを実行する(ステップ31)。読み取られたイメージデータは、圧縮されて通信インターフェース12aから要求のあったクライアント端末14に送信される。イメージデータの送信が終了すると、画像通信装置12側からの送信終了信号に基づいて、データを受けたクライアント端末14が終了通知を送り返してくるので、これをチェックする(ステップ32)。終了通知があった場合は、待ち行列記憶部12gからそのクライアント端末の処理要求を削除し(ステップ33)、次の処理要求クライアントが有るかどうかを調べ(ステップ34)、有る場合はそのクライアント端末にスキャナ専有通知を行なって(ステップ35)、スキャナを稼働させ、読み取りを実行する(ステップ31)。処理要求クライアントがない場合は、スキャナを開放して終了する(ステップ36)。一方、画像通信装置12側から送信終了信号を通知したにも拘らず、クライアント側から終了通知がない場合は、その無稼働状態が予め定めた一定時間経過した後(ステップ37)、そのクライアントに対し処理順番変更のメッセージを送り(ステップ38)、その処理要求を待ち行列記憶部12gの末尾に格納した後(ステップ39)、ステップ34に移る。この処理は、クライアント側から処理通知がないということは、クライアント側で正しく受信されていないのか、単に終了通知を怠っているのかが画像通信装置12側では分からないので、取りあえずはそのクライアント端末の処理要求を生かしておこうというものである。
【0016】このように、上記第1の実施例によれば、待ち行列記憶部12gが各端末からの処理要求を順番に記憶しておき、順番が来た時には、稼働状態管理部12hが処理要求のあった端末にイメージスキャナ11が使用できることを通知するので、イメージスキャナ11の使用を要求順に実行することができ、割り込みによる遅延を防止することができる。また、待ち行列制御部12iが優先予約を受け付けて優先的に処理するので、緊急の要求に対処することができ、また予約の取り消しを受け付けて処理要求を削除するので、時間や処理の無駄を省くことができる。
【0017】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例について説明する。図4は本発明の第2の実施例における画像通信装置の構成を示すものであり、図1に示した第1の実施例に対し予想処理時間算出部12jを付加した構成なので、構成についての重複した説明は省略する。
【0018】次に上記第2の実施例の動作を図5を参照して説明する。図5において、画像通信装置12があるクライアント端末14から読取処理要求を受信すると(ステップ51)、それが予約取り消しかどうかをチェックする(ステップ52)。予約取り消しの場合は、待ち行列記憶部12gから該当する読取処理要求を削除する(ステップ53)。予約取り消しでない場合は、読取処理要求の中に必要なデータが含まれているかどうかをチェックする(ステップ54)。この場合の必要なデータとは、処理要求元のアドレスの他に、読取原稿サイズ、読取原稿枚数等のデータ量に関する情報である。必要なデータがない場合は、処理を要求したクライアントに対しそのデータの送信を要求する(ステップ55)。必要なデータがある場合は、そのデータをメモリに一時的に記憶するとともに、イメージスキャナ11が空き状態であるかどうかをチェックする(ステップ56)。空き状態である場合は、処理要求のあったクライアントにスキャナ専有通知を行なうとともに、上記した稼働状態管理処理を起動する(ステップ57)。空き状態でない場合は、その処理要求が優先予約付きかどうかを調べる(ステップ58)。優先予約付きの場合は、まず予想処理時間算出部12jで要求のあった原稿の読み取りにどの位の時間が掛かるかを調べる(ステップ59)。予想処理時間算出部12jは、メモリに一時的に記憶されている読み取り対象となる原稿のサイズとスイメージキャナ11の解像度を積算して1頁当たりのデータ量を算出し、次いでイメージスキャナ11がその1頁を読む時間数と原稿枚数の積算により、実際に読取処理を行なうに必要な処理時間を算出する。また、クライアントが介在する時間をある一定時間に定めることにより、ある程度の予想処理時間が算出される。次に、算出された予想処理時間とともに、そのクライアントの処理要求を待ち行列記憶部12gの予約順位の先頭に格納し(ステップ60)、他の処理待ちクライアントに対して、優先予約が発生したため予約順位が変更されたことを通知するとともに(ステップ61)、予約待ちしているクライアントの処理待ち時間を加算して要求元クライアントに予想処理開始時間を通知する(ステップ62)。優先予約付きでない場合は、同様にして予想処理時間を算出した後、その処理要求を予想処理時間とともに待ち行列記憶部12gの予約順位の末尾に格納し(ステップ63)、要求元クライアントに予想処理開始時間を通知する(ステップ62)。
【0019】このように、上記第2の実施例によれば、予想処理時間算出部12jが予想処理時間を算出して要求のあった端末に予想処理開始時間を通知するので、要求した端末は、あとどのくらい経てば自分の番に回ってくるかを知ることができ、あまり長い時間であればその処理要求を後日に延ばしたり、あるいはその程度の待ち時間であればどの作業を行なえばよいかを判断することができるので、端末における選択の自由度を高め、待ち時間を有効に活用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各端末からの処理要求を順番に記憶しておき、順番が来た時には、処理要求のあった端末に画像読取装置が使用できることを通知するので、画像読取装置の使用を要求順に実行することができ、割り込みによる遅延を防止することができる。
【0021】本発明はまた、予想処理時間を算出して要求のあった端末に通知するので、端末における選択の自由度を高め、または待ち時間を有効に活用することができる。
【0022】本発明はさらに、優先予約を受け付けて優先的に処理するので、緊急の要求に対処することができ、また予約の取り消しを受け付けて処理要求を削除するので、時間や処理の無駄を省くことができる。




 

 


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