米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 デジタル携帯無線電話装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−30640
公開日 平成7年(1995)1月31日
出願番号 特願平5−193034
出願日 平成5年(1993)7月9日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】役 昌明 (外1名)
発明者 村上 健一
要約 目的
親機を通じて子機に掛かっている電話を親機において留守録音できるように構成することにより、子機の小型化を可能にしたデジタル携帯無線電話装置を提供する。

構成
留守録音手段19をそれぞれ備える子機および親機を有し、子機が親機および基地局との間で無線通信することができるデジタル携帯無線電話装置において、子機に、着信要求信号が親機または基地局のいずれから来たものであるかを判定する着信要求信号判定手段23と、着信要求信号が親機から来たものであるときに親機の留守録音手段の起動を促す制御信号を出力する留守番制御信号出力手段22とを設け、親機に、その制御信号が入力したときに親機の留守録音手段を起動する留守番制御手段を設けている。基地局を通じて子機に電話が掛かっている場合は、子機の留守録音手段で録音が行なわれ、親機を通じて子機に電話が掛かっている場合には、親機の留守録音手段で録音が行なわれる。
特許請求の範囲
【請求項1】 留守録音手段をそれぞれ備える子機および親機を有し、前記子機が前記親機および基地局との間で無線通信することができるデジタル携帯無線電話装置において、前記子機に、着信要求信号が前記親機または基地局のいずれから来たものであるかを判定する着信要求信号判定手段と、前記着信要求信号が前記親機から来たものであるときに前記親機の留守録音手段の起動を促す制御信号を出力する留守番制御信号出力手段とを設け、前記親機に、前記制御信号が入力したときに前記親機の留守録音手段を起動する留守番制御手段を設けたことを特徴とするデジタル携帯無線電話装置。
【請求項2】 前記着信要求信号判定手段が、前記着信要求信号の付加情報に電話番号情報が有るか無いかによって前記判定を行なうことを特徴とする請求項1に記載のデジタル携帯無線電話装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機能と携帯電話機能とを併せ持つデジタル携帯無線電話装置に関し、特に、留守録音機能を親機と子機との間で分担できるように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コードレス電話の子機を独立に携帯電話としても使用することができるデジタル携帯無線電話装置が作られている。
【0003】この従来のデジタル携帯無線電話装置では、信号をTDMA(Time DivisionMultiple Access)方式によって多重化して伝送している。この装置における子機は、図5に示すように、受信した無線信号を復調する受信部11と、TDMA方式で多重化されている受信信号を多重化前の信号に分離する多重分離部13と、送信信号をTDMA方式で多重化する多重化部14と、多重化信号を無線信号に変調する送信部12と、多重分離されたスロットのデータを集めて元の信号を復元したり、送信する信号をスロット毎のデータに分割したりするスロット切換部15と、スロット切換部に対して音声の入出力を行なう音声処理部16と、音声入力を行なうマイク部17と、音声出力を行なうスピーカー部18と、音声を録音する留守録音部19と、装置全体を制御する制御部20と、操作者が操作信号を入力する操作部21とを備えている。
【0004】また、デジタル携帯無線電話装置の親機は、図6に示すように、子機(図5)と同じように、受信部31、送信部32、多重分離部33、多重化部34、スロット切換部35、音声処理部36、マイク部37、スピーカー部38、留守録音部39、制御部40および操作部41を備えると共に、電話回線網とのインタフェースを取る電話回線網インタフェース部44と、使用する送受信経路に応じて、接続をスロット切換部35または電話回線網インタフェース部44のいずれかに切換える切換部42とを具備している。
【0005】この子機は、図4に示すように、基地局の電界範囲1に入っているときは、基地局との通信が可能となり、基地局を中継基地とする携帯電話として使用することができる。また、コードレス電話の親機の電界範囲2に入っているときは、親機を通じて公衆回線と接続することができる。また、子機が、図4のように、基地局および親機の双方の電界範囲に入っているときは、そのいずれの使い方も可能になる。
【0006】子機が基地局の電界範囲に位置しているときに、基地局から子機に対して着信要求信号が送信されると、子機の受信部11がそれを受信し、多重分離部13およびスロット切換部15が該当するスロットのデータから着信要求信号を復元して制御部20に出力し、制御部20が呼出音を鳴らして子機の使用者に着信があったことを知らせる。
【0007】次に、制御部20は、着信要求信号に対応する着呼応答信号をスロット切換部15に出力し、この信号は、複数のスロットのうち該当するスロットによって多重化部14で多重化され、送信部12から無線信号として送信される。
【0008】子機の使用者が、着信に応答するため、操作部21の着信応答ボタンを押した場合は、制御部20から通話コマンドがスロット切換部15に出力され、この信号は、多重化部14で複数のスロットのうち該当するスロットにより多重化され、送信部12から無線信号として送信される。
【0009】次いで、音声データを受信すると、制御部20が音声処理部16を起動し、受信部11、多重分離部13およびスロット切換部15を介して送られた音声データが、音声処理部16でデジタル/アナログ変換されスピーカー部18から出力される。また、マイク部17から入力した音声信号は、音声処理部16でアナログ/デジタル変換され、スロット切換部15、多重化部14および送信部12を介して送信される。
【0010】子機の使用者が操作部21の留守番録音ボタンを押している場合には、着信に応答して、制御部20から通話コマンドがスロット切換部15に出力され、多重化部14および送信部12を介して相手側に送信される。同時に留守録音部19が制御部20の制御で動作を開始する。
【0011】次いで、音声データを受信すると、制御部20が音声処理部16を起動し、受信部11、多重分離部13およびスロット切換部15を介して送られた音声データが、音声処理部16でデジタル/アナログ変換されて留守録音部19に出力され、留守録音部19で録音される。
【0012】また、デジタル携帯無線電話装置の親機では、電話回線を通じて受信した着信要求信号が電話回線網インタフェース部44および切換部42を介して制御部40に送られる。親機の操作部41により予め留守録音の機能が設定されている場合は、着信要求信号を検知した制御部40が、電話回線網インタフェース部44、切換部42、音声処理部36および留守録音部39を接続し、音声処理部36を起動する。入力した音声データは、音声処理部36においてデジタル/アナログ変換された後、留守録音部39に出力され、録音される。留守録音の機能が設定されていなければ、制御部40は呼出音を鳴らす。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のデジタル携帯無線電話では、子機が基地局および親機の双方の電界範囲に位置している場合には、子機の呼出音が鳴ったとき、子機自身には、その電話が基地局および親機のどちらを通じて掛かっているのか分からない。そのため、その電話を留守番録音しようとすると、子機において留守番録音せざるを得ないという事情がある。
【0014】こうした理由により、従来のデジタル携帯無線電話装置の子機では、長時間の留守番録音可能時間を備えるように構成する必要があり、そのため、子機を小型化することが難しかった。
【0015】本発明は、こうした従来の問題点を解決するものであり、親機を通じて子機に掛かっている電話を親機において留守録音できるように構成することにより、子機の小型化を可能にしたデジタル携帯無線電話装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、留守録音手段をそれぞれ備える子機および親機を有し、子機が親機および基地局との間で無線通信することができるデジタル携帯無線電話装置において、子機に、着信要求信号が親機または基地局のいずれから来たものであるかを判定する着信要求信号判定手段と、着信要求信号が親機から来たものであるときに親機の留守録音手段の起動を促す制御信号を出力する留守番制御信号出力手段とを設け、親機に、その制御信号が入力したときに親機の留守録音手段を起動する留守番制御手段を設けている。
【0017】また、着信要求信号判定手段では、着信要求信号の付加情報に電話番号情報が有るか無いかによって、その判定を行なわせる。
【0018】
【作用】そのため、基地局を通じて子機に電話が掛かっている場合は、子機の留守録音手段で録音が行なわれ、また、親機を通じて子機に電話が掛かっている場合には、親機の留守録音手段で録音が行なわれる。
【0019】この着信要求信号が基地局から来た場合には、その付加情報に電話番号情報が含まれ、また、親機から来た場合には、付加情報に電話番号情報が含まれない。従って、着信要求信号判別手段は、その点を見て着信要求信号が基地局または親機のいずれから来たかを判別する。
【0020】
【実施例】本発明の実施例におけるデジタル携帯無線電話装置は、子機においては、図1に示すように、着信要求信号が親機から送信されたものか基地局から送信されたものかを判定する着信要求信号判定部23と、着信要求信号が親機から送信されたものであるときに親機の留守録音機能を起動するための制御信号を出力する留守番制御信号送出部22とを備えている。その他の構成は、従来の子機(図5)と変わりがない。
【0021】また、親機は、図2に示すように、子機の送信した留守録音機能を制御する信号を受けて留守録音部39の制御を行なう留守番制御信号入力部43を備えている。その他の構成は、従来の親機(図6)と変わりがない。
【0022】このデジタル携帯無線電話装置の動作について説明する。
【0023】図1の子機が着信要求信号を受信した場合は、多重分離部13およびスロット切換部15が作動して、該当するスロットのデータから着信要求信号を復元し、制御部20および着信信号判定部23に出力する。制御部20は、着信要求信号内の呼出コマンドを読み込むと、呼出音を鳴らし子機の使用者に着信があったことを知らせる。着信要求信号の構成例を図3に示す。
【0024】制御部20は、次に、着呼要求信号に対応する着呼応答信号をスロット切換部15に出力し、この信号は、多重化部14で複数のスロットの内、該当するスロットに多重化され、送信部12で無線信号に変調されて送信される。
【0025】子機の使用者が操作部21から留守番録音ボタンを押したときは、制御部20からの指令を受けた着信要求信号判定部23が、着信要求信号の中から付加情報を読み込む。
【0026】着信要求信号判定部23は、この付加情報の中に着信相手の電話番号情報があるかどうかを調べ、電話番号情報があるときは、この着信要求を基地局からのものと判定し、その結果を制御部20に出力する。制御部20は、着信に応答して通話コマンドをスロット切換部15に出力し、この信号は、多重化部14および送信部12を介して相手側に送信される。同時に留守録音部19が制御部20の制御で動作を開始する。
【0027】次いで、音声データを受信すると、制御部20が音声処理部16を起動し、受信部11、多重分離部13およびスロット切換部15を介して送られた音声データが、音声処理部16でデジタル/アナログ変換されて留守録音部19に出力され、留守録音部19で録音される。
【0028】一方、付加情報の中に電話番号情報が無いときは、着信要求信号判定部23は、その着信要求を親機からのものと判定し、その結果を制御部20に出力する。制御部20は、留守番制御信号送出部22を起動し、留守番制御信号送出部22は、親機の留守番制御信号をスロット切換部15に出力する。
【0029】この信号は、多重化部14で複数のスロットの内の空きスロットに多重化され、送信部12で無線信号に変調され送信される。
【0030】図2の親機では、子機から送信された留守番制御信号を受信部31が受信し、該当するスロットのデータを多重分離部33が分離し、スロット切換部35が元の制御信号に復元して切換部42に出力する。切換部42は、留守番制御信号を留守番制御信号入力部43に出力し、留守番録音部43は起動させる。制御部40は、電話回線網インタフェース部44、切換部42、音声処理部36および留守録音部39を接続すると共に、音声処理部36を起動する。それにより、電話回線を通じて入力した音声データは、音声処理部36でデジタル/アナログ変換された後、留守録音部39に送られて録音される。
【0031】このように、実施例のデジタル携帯無線電話装置では、留守録音を行なうに際して、その着信要求が基地局から来たものか親機から来たものかを自動的に判別し、基地局からの着信要求であるときは、子機の留守録音部19で録音が行なわれ、また、親機からの着信要求であるときは、親機の留守録音部39が起動され、そこで録音が行なわれる。
【0032】従って、子機の使用者は、呼出音が鳴ったときに(または予め)、子機の留守機能を動作させると、基地局を通じて電話が掛かったときは子機に、また、親機を通じて電話が掛かったときは親機に、自動的に留守録音される。
【0033】このように、親機を通じて掛かった電話の留守録音を親機に任せることにより、子機の留守録音部の録音容量を小さくすることができ、子機を小型化することができる。
【0034】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように、本発明のデジタル携帯無線電話装置では、留守録音を子機と親機とで分担しているため、子機の留守録音部の録音容量を小さくすることができ、従って、それだけ子機を小型化することが可能になる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013