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発明の名称 文字認識装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−28945
公開日 平成7年(1995)1月31日
出願番号 特願平5−30994
出願日 平成5年(1993)2月19日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】蔵合 正博
発明者 荒 巻 正
要約 目的
原稿の上下の向きを逆にセットしたり、透明原稿の表裏を逆にセットした場合でも正しく文字認識を行なえるようにする。

構成
画像データを読み取るための画像読み取り部1と、1ページの画像データを格納するページ画像記憶部2と、1ページの画像データから1文字の画像データを切り出す文字画像切り出し部3と、1文字の画像データを格納する文字画像記憶部4と、画像データを上下180度回転する画像データ上下回転部5と、画像データの表裏を裏返す画像データ表裏回転部6と、文字の特徴情報を格納した認識辞書7と、画像データの候補文字と類似度を求める文字認識部8と、原稿の上下表裏方向を判断する原稿上下表裏判断部9とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 画像データを読み取るための画像読み取り部と、前記画像読み取り部から入力された1ページの画像データを格納するページ画像記憶部と、前記ページ画像記憶部に格納された1ページの画像データから1文字の画像データを切り出す文字画像切り出し部と、前記文字画像切り出し部から得られた1文字の画像データを格納する文字画像記憶部と、前記ページ画像記憶部に格納された1ページの画像データおよび前記文字画像記憶部に格納された1文字の画像データを上下180度回転する画像データ上下回転部と、前記ページ画像記憶部に格納された1ページの画像データおよび前記文字画像記憶部に格納された1文字の画像データの表裏を裏返す画像データ表裏回転部と、文字の特徴情報を格納した認識辞書と、前記認識辞書に格納された文字の特徴情報を参照して前記文字画像記憶部に格納された画像データの候補文字と類似度を求める文字認識部と、前記文字認識部が求めた候補文字と類似度から原稿の上下表裏方向を判断する原稿上下表裏判断部とを備えた文字認識装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された画像データから文字データを得る文字認識装置、特にその前処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の文字認識装置では、新聞、雑誌、論文などの活字、ドット文字および手書き文字等をスキャナなどの光学的読み取り装置で画像データとして読み取り、一文字ずつ分離してJIS等のコード情報に変換して出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の文字認識装置では、原稿を文字認識装置にセットする時に、原稿の上下の向きが合っていないと正しく文字認識できなかった。また、OHPシートのような透明なシートに書かれた原稿は、表裏と上下の向きが合っていないと正しい認識ができなかった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、文字認識装置に上下逆にセットされた原稿でも正しく認識することができ、また透明な原稿シートが表裏逆にセットされた場合でも正しく認識することのできる文字認識装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために、従来の文字認識装置に、画像データを上下180度回転する画像データ上下回転部と、画像データの表裏を裏返す画像データ表裏回転部と、原稿の上下表裏方向を判断する原稿上下表裏判断部とを加えたものである。
【0006】
【作用】本発明は、上記構成により、ユーザは文字認識装置にセットする原稿の上下の向きを考える必要がなくなり、また透明な原稿シートの場合は原稿の表裏も考える必要がなくなるので、文字認識作業時のユーザの負担を軽減することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における文字認識装置の機能ブロック図である。図1において、1は画像データを読み取るための画像読み取り部、2は画像読み取り部1から入力された1ページの画像データを格納するページ画像記憶部、3はページ画像記憶部2に格納された1ページの画像データから1文字の画像データを切り出す文字画像切り出し部、4は文字画像切り出し部3から得られた1文字の画像データを格納する文字画像記憶部、5はページ画像記憶部2に格納された1ページの画像データおよび文字画像記憶部4に格納された1文字の画像データを上下180度回転する画像データ上下回転部、6はページ画像記憶部2に格納された1ページの画像データおよび文字画像記憶部4に格納された1文字の画像データの表裏を裏返す画像データ表裏回転部、7は文字の特徴情報を格納した認識辞書、8は認識辞書7に格納された文字の特徴情報を参照して文字画像記憶部4に格納された画像データの候補文字と類似度を求める文字認識部、9は文字認識部8が求めた候補文字と類似度から原稿の上下表裏方向を判断する原稿上下表裏判断部である。
【0008】図2は本発明の一実施例における文字認識装置の回路ブロック図である。図2において、10はランダムアクセスメモリー(以下RAMと略称する。)、11はリードオンリーメモリー(以下、ROMと略称する。)、12は中央処理装置(以下、CPUと略称する。)、13はスキャナである。
【0009】図1に示した画像読み取り部1は、スキャナ13により、ページ画像記憶部2と文字画像記憶部4は、RAM10により、文字画像切り出し部3と画像データ上下回転部5と画像データ表裏回転部6と原稿上下表裏判断部9は、CPU12がRAM10とデータのやりとりを行ないながらROM11に記憶されたプログラムを実行することにより、認識辞書7は、ROM11により、文字認識部8は、CPU12がROM11やRAM10とデータのやりとりを行ないながらROM11に記憶されたプログラムを実行することにより、それぞれ実現される。
【0010】以下、本発明の一実施例における文字認識装置について、その動作を図3に示すフローチャートに従って説明する。
【0011】まずステップAにおいて、ユーザは、画像読み取り部1を用いて画像データを読み取る。入力された1ページの画像データはページ画像記憶部2に格納される。
【0012】ステップBにおいて、文字画像切り出し部3は、ページ画像記憶部2に格納された1ページの画像データから1文字の画像データを切り出す。得られた1文字のデータは文字画像記憶部4に格納される。
【0013】ステップCにおいて、画像データ上下回転部5は、文字画像記憶部4に記憶された原文画像データから上下回転文字画像データを作る。画像データ表裏回転部6は、文字画像記憶部4に記憶された原文画像データから表裏回転文字画像データを作り、この上下回転文字画像データから上下・表裏回転文字画像データを作る。
【0014】ステップDにおいて、文字認識部8は、原文画像データと上下回転文字画像データと表裏回転文字画像データと上下・表裏回転文字画像データとから各候補文字と類似度を求める。
【0015】ステップEにおいて、原稿上下表裏判断部9は、ステップDで求めた類似度が一番大きな各候補文字が不適文字かどうか判断する。不適文字の場合ステップBに戻る。不適文字でない場合ステップFに進む。
【0016】ステップFにおいて、原稿上下表裏判断部9は、ステップDで求めた類似度が一番大きな画像データを判断する。原文画像データの場合ステップKに進む。上下回転文字画像データの場合ステップGに進む。表裏回転文字画像データの場合ステップIに進む。上下・表裏回転文字画像データの場合ステップH、Jに進む。
【0017】ステップGおよびステップHにおいて、画像データ上下回転部5は、ページ画像記憶部2に格納されている1ページの画像データを上下180度回転する。
【0018】ステップIおよびステップJにおいて、画像データ表裏回転部6は、ページ画像記憶部2に格納されている1ページの画像データの表裏を裏返す。
【0019】ステップKにおいて、文字認識部8は、ページ画像記憶部2に格納されている1ページの画像データを文字認識する。
【0020】以下、本発明の一実施例における文字を認識する際の様子を図4、図6、図7、図8、図9、図11を用いてさらに詳しく説明する。図4は原稿を上下180度回転する様子を示す。図5は透明な原稿の表裏を裏返す様子を示す。図6は透明な原稿を上下180度回転した後に表裏を裏返す様子を示す。図7はスキャナ13から読み取られたページ画像データを文字画像切り出しして得られた文字画像の例を示す。図8は、図7に示した原文画像を上下180度回転して得られた上下回転文字画像を示す、図9は図7に示した原文画像の表裏を裏返して得られた表裏回転文字画像を示す。図10は図8に示した上下回転文字画像の表裏を裏返して得られた上下・表裏回転文字画像を示す。そして図7、図8、図9、図10に示した各画像データの文字認識の結果を図11に示す。
【0021】図11から文字認識の結果、類似度が一番高い候補文字は「B」である。ここで得られた候補文字が、「A」、「M」のような左右がほぼ対象な文字の場合「C」、「E」のような上下がほぼ対象な文字の場合「Z」、「N」のようなほぼ点対象な文字の場合「n」、「u」のようなほぼ点対象な文字がある場合「b〕と「d」と「p」と「q」のようにほぼ対象な文字がある場合これらの場合は、原稿の向きを判断するには不適切な文字なので、もう一度ページ画像データから文字を切り出す処理に戻る。
【0022】図11から文字認識の結果類似度が一番高い画像データは「上下・表裏回転文字画像」である。このため、スキャナ13にセットされた原稿は上下と表裏が共に反対にセットされていたと判断する。そして、このままページ画像データの文字認識を実行すると正常な結果が得られないので、ページ画像データを上下180度回転した後に表裏を裏返して文字認識を実行する。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなように、画像データを上下180度回転する画像データ上下回転部と、画像データの表裏を裏返す画像データ表裏回転部と、原稿の上下表裏方向を判断する原稿上下表裏判断部とを備えているので、ユーザは文字認識装置にセットする原稿の上下の向きを考える必要がなくなり、また透明な原稿シートの場合は原稿の表裏も考える必要がなくなるので、文字認識作業時のユーザの負担を軽減することができる。




 

 


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