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発明の名称 事例生成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−28847
公開日 平成7年(1995)1月31日
出願番号 特願平5−173137
出願日 平成5年(1993)7月13日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中島 司朗
発明者 谷川 英和 / 辻 誠治 / 縄田 毅史 / 伊藤 謙次 / 中埜 善夫 / 里村 尚
要約 目的
ユーザに対し、文字列の使用方法をより分かり易く表示する事例生成装置を提供することを目的とする。

構成
格納された文書から文字列の用法を示す事例をとりだす事例生成装置であって、文書を格納する文書管理部11と、予め設定された複数の文字列をキー文字列として記憶するキー文字列管理部12と、文書中に存在するキー文字列の出現順序を考慮した組み合わせのパターンの出現回数を確認し、予め決められた回数以上現れる時に、当該パターンを含む情報を事例として取り出す事例生成部13と、を有する事例生成装置。
特許請求の範囲
【請求項1】 文書ファイルに格納された文書から文字列の用法を示す事例をとりだす事例生成装置であって、予め設定された複数の文字列をキー文字列として記憶するキー文字列管理部と、文書中から出現順序を考慮したキー文字列の組み合わせをパターンとして取り出すパターン取り出し部と、上記パターン取り出し部によって切り出されたパターンの出現回数を確認し、予め決められた回数以上現れる時に、当該パターンを含む情報を事例として取り出す事例取り出し部と、を有することを特徴とする事例生成装置。
【請求項2】 上記パターン取り出し部に代えて、キー文字列の組合せのみを考慮したパターンを取り出すパターン取り出し部を有することを特徴とする請求項1に記載の事例生成装置。
【請求項3】 上記構成に加えて、パターン中のキー文字列の条件を記憶するルール管理部を有し、さらに上記パターン取り出し部で取り出されるパターン中のキー文字列が、ルール管理部に記憶されている条件を満たしていることを特徴とする請求項1、2記載の事例生成装置。
【請求項4】 上記文書がプログラムで、上記キー文字列が関数名であることを特徴とする請求項1、2、3、記載の事例生成装置。
【請求項5】 上記パターンを含む情報が、予め決められた回数以上現れるパターンと、パターン中に存在する関数名で識別される関数の引数への値のセットを行っている行、及び、当該行の有する情報であることを特徴とする請求項4記載の事例生成装置。
【請求項6】 文書ファイルに格納されたプログラムから関数の用法を示す事例をとりだす事例生成装置であって、予め設定された関数名をキー文字列として記憶するキー文字列管理部と、文書中から少なくともキー文字列管理部に記憶されたキー文字列である関数名を取り出すキー文字列取り出し部と、上記キー文字列切り出し部によって切り出された関数名で識別される関数と、当該関数の引数への値のセットを行っている行と、当該行の有する情報とを事例として取り出す事例取り出し部と、を有することを特徴とする事例生成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書ファイルに格納された文書から事例を生成する事例生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】文書ファイル等に格納されている文書のなかから参照したい文字列を検索する方法として、従来から行われている方法として、UNIXコマンドの"grep"がある。この方法では、ユーザが文字列を入力すると、ファイリングされている文書中に存在する入力された文字列を含む行、或いは、入力された文字を含む行とその前後の数行が検索結果として表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のように表示される検索結果を用いて、入力された文字列が他の文字列とどのような組み合わせで用いられているのかといったような文字列の使用方法のパターンを知ろうとする場合、ユーザは表示された検索結果の内容を検討し、入力された文字列の使用方法のパターンを見つけださなければ成らなず、使い勝手が悪いといった問題を有していた。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、行われたものであり、ユーザに対し、文字列の使用方法をより分かり易く表示する事例生成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、実施例1の発明は、文書ファイルに格納された文書から文字列の用法を示す事例をとりだす事例生成装置であって、予め設定された複数の文字列をキー文字列として記憶するキー文字列管理部と、文書中から出現順序を考慮したキー文字列の組み合わせをパターンとして取り出すパターン取り出し部と、上記パターン取り出し部によって切り出されたパターンの出現回数を確認し、予め決められた回数以上現れる時に、当該パターンを含む情報を事例として取り出す事例取り出し部とを有することを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載のパターン取り出し部に代えて、キー文字列の組合せのみを考慮したパターンを取り出すパターン取り出し部を有することを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1、2記載の構成に加えて、パターン中のキー文字列の条件を記憶するルール管理部を有し、さらに上記パターン取り出し部で取り出されるパターン中のキー文字列が、ルール管理部に記憶されている条件を満たしていることを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項1、2、3記載の発明において、文書がプログラムで、上記キー文字列が関数名であることを特徴とする。請求項5の発明は、請求項4記載のパターンを含む情報が、予め決められた回数以上現れるパターンと、パターン中に存在する関数名で識別される関数の引数への値のセットを行っている行、及び、当該行の有する情報であることを特徴とする。
【0008】請求項6の発明は、文書ファイルに格納されたプログラムから関数の用法を示す事例をとりだす事例生成装置であって、予め設定された関数名をキー文字列として記憶するキー文字列管理部と、文書中から少なくともキー文字列管理部に記憶されたキー文字列である関数名を取り出すキー文字列取り出し部と、上記キー文字列切り出し部によって切り出された関数名で識別される関数と、当該関数の引数への値のセットを行っている行と、当該行の有する情報とを事例として取り出す事例取り出し部とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】上記のように構成することにより、請求項1の発明では、キー文字列管理部は、予め設定された複数の文字列をキー文字列として記憶するパターン取り出し部は、文書中から出現順序を考慮したキー文字列の組み合わせをパターンとして取り出す。
【0010】事例取り出し部は、上記パターン取り出し部によって切り出されたパターンの出現回数を確認し、予め決められた回数以上現れる時に、当該パターンを含む情報を事例として取り出す。請求項2の発明では、請求項1記載の事例生成装置において、パターン取り出し部がキー文字列の組合せのみを考慮したパターンを取り出す。
【0011】請求項3の発明では、請求項1、2記載の事例生成装置において、さらに、ルール管理部が、パターン中のキー文字列の条件を記憶するルール管理部を有し、また、パターン取り出し部で取り出されるパターン中のキー文字列が、ルール管理部に記憶されている条件を満たしている。請求項4では、請求項1、2、3記載の事例生成装置において、文書がプログラムで、キー文字列が関数名である。
【0012】請求項5の発明では、請求項4記載の事例生成装置において、パターンを含む情報が、予め決められた回数以上現れるパターンと、パターン中に存在する関数名で識別される関数の引数への値のセットを行っている行、及び、当該行の有する情報である。請求項6の発明では、文書ファイルに格納されたプログラムから関数の用法を示す事例をとりだす事例生成装置であって、キー文字列管理部は、予め設定された関数名をキー文字列として記憶する。
【0013】キー文字列取り出し部は、文書中から少なくともキー文字列管理部に記憶されたキー文字列である関数名を取り出す。事例取り出し部は、上記キー文字列切り出し部によって切り出された関数名で識別される関数と、当該関数の引数への値のセットを行っている行と、当該行の有する情報とを事例として取り出す。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
(実施例1)図1は本発明の実施例1における事例生成装置のブロック図である。図1中、11は文書管理部であり、ファイリングされている文書を格納するものである。
【0015】12はキー文字列管理部であり、予め設定された複数の文字列をキー文字列として格納するものである。13は事例生成部であり、文書管理部11に格納されている文書から、キー文字列管理部12に格納されているキー文字列と同じ文字列を含む行を取り出し、取り出したキー文字列を含む行を文書毎にまとめた中間ファイルを作成し、各中間ファイルに格納されているキー文字列に着目して出現順序に沿ったキー文字列の組み合わせのパターンを抽出する。抽出されたパターンを比較し、所定の回数以上あるパターンの検出を行い、検出されたパターン中に存在するキー文字列を含む行を事例として中間ファイルから取り出すものである。尚、本実施例では所定の回数を2とする。
【0016】14は事例管理部であり、事例生成部13で取り出された事例を格納するものである。15は入力部であり、検索したい文字列を入力するものである。16は事例検索部であり、入力部15から入力された文字列を用いて事例管理部14を検索し、入力された文字列がキー文字列として用いられている事例を検出するものである。
【0017】17は表示部であり、事例検索部16によって検出された事例を表示するものである。上記のように構成された事例生成装置の処理動作について、図3、図4に示すような文書a、bが文書管理部11に管理されており、図5に示すようなキー文字列がキー文字列管理部12で管理されている場合を例とし、図2に示すフローチャートに沿って、以下に説明を行う。
【0018】先ず、事例生成部13は、図5に示すキー文字列管理部12に格納されているキー文字列と一致する文字列が文書管理部11で管理されている文書中に有るかどうか検索を行ない、文書aから、キー文字列「Dear」、「Your sincerely」、「P.S.」を含む行をそれぞれ取り出し、文書bからは「Dear」、「Your sincerely」を含む行をそれぞれ取り出す(S1)。
【0019】次に、事例生成部13は、取り出した行を用いて図6に示すような中間ファイルa、bを作成する(S2)。続いて、事例生成部13は、この中間ファイル中のキー文字列に着目し、出現順序に沿ったキー文字列の組み合わせのパターンとして、中間ファイルa中から、〔「Dear」と「Your sincerely」と「P.S.」〕、〔「Dear」と「Your sincerely」〕、〔「Dear」と「P.S.」〕、〔「Your sincerely」と「P.S.・・・・」〕4つのパターンを取り出し、一方、中間ファイルbからは、〔「Dear」と「Your sincerely」〕というパターンを取り出す(S3)。さらに、事例生成部13は、抽出されたパターンを比較参照し、所定の回数(2回)以上出現するパターンとして「Dear」の後に「Yoursincerely」のあるパターンを検出し(S4)、このパターン中に存在するキー文字列を含む行を図7にしめすように中間ファイルから事例として抽出する(S5)。但し、事例生成部13が、中間ファイルから事例として、キー文字列を含む行を取り出す際に、各中間ファイル中の同じキー文字列を含む行を比較して、キー文字列以外の部分が異なるものが幾つか存在する場合は、中間ファイル中出現頻度の高い行を取り出す。また、全ての行が異なる場合は、任意の1つを取り出す。
【0020】最後に、事例管理部14はこのように取り出された事例を格納する(S6)。上記のように格納された事例を呼び出す場合の説明を、以下に行なう。先ず、ユーザによって入力部15から検索を行いたい文字列として事「Dear」が入力される。事例検索部16は、入力部15から入力された文字列「Dear」をキー文字列とするパターンがあるどうか事例管理部14の格納内容のキー文字列部分に着目し、検索を行なう。この場合上記したように文字列「Dear」を含む事例は、事例管理部14に格納されているので、事例検索部16はこの事例を取り出す。事例検索部16が取り出した事例は、表示部17によって表示される。
【0021】尚、上記実施例では出現順序に沿ったキー文字列の組み合わせのパターンを中間ファイルから取り出したが、組み合わせのみを考慮したパターンをとり出す構成にしてもよい。また、上記実施例では入力部15からキー文字列管理部12で管理されているキー文字列が入力されたが、キー文字列管理部12で管理されていない文字列として例えば日本語を入力して事例検索部16が入力された文字列を英語に変換し、検索を行う構成にいてもよい。この場合、事例検索部16が入力部15から入力された文字列からキー文字列に変換するための辞書や機構などを持つものとする。
【0022】以上のように本実施例によれば、予め定められたキー文字列を用いた文書やプログラムなどの 利用法を示す事例が自動的に蓄積でき、キー文字列を指定することにより事例の参照が可能である。
(実施例2)図8は本発明の実施例2における事例生成装置のブロック図である。
【0023】図中、83は事例生成部であり、文書管理部11に格納されている文書から、キー文字列管理部12に格納されているキー文字列のみを取り出し、取り出したキー文字列を文書毎にまとめた中間ファイルを作成し、各中間ファイルに格納されているキー文字列の組み合わせのパターンを全て抽出する。抽出されたパターンを比較し、所定の回数以上あるパターンを検出し、このパターンを事例として中間ファイルから取り出すものである。尚、本実施例ではパターンが2回以上出現した場合に事例として取り出すものとする。
【0024】尚、上記実施例1と同様の処理を行うものについては、図中同じ符号を付し、説明を行う。上記のように構成された事例生成装置の処理動作について、図9、10に示すプログラムが文書管理部11に格納され、図11に示す関数名がキー文字列として格納されている場合を例とし、図2に示すフローチャートに沿って以下に説明を行う。
【0025】先ず、事例生成部83は、実施例1のS1とS2と同様の手順で、プログラムaから、キー文字列のみ〔「sys init」「sys 1」「sys 2」「sys 3」「sys end」〕を取り出し、プログラムbから、キー文字列のみ〔「sys init」「sys 3」「sys 5」「sys end」「sys 2」〕を取り出し(S1)、図12に示すような中間ファイルを作成する(S2)。
【0026】次に、事例生成部83は中間ファイルに存在するキー文字列の組み合わせのみを考慮したパターンの抽出を行う(S3)。続いて、事例生成部83は、実施例1のS4と同様の手順で、パターンの比較を行い、所定の回数(2回)以上出現するパターンとして〔「sys init」、「sys 2」、「sys 3」、「sys end」〕からなるキー文字列の組み合わせのパターンを検出し(S4)、このパターンを事例として抽出する(S5 図13参照)。この場合、組み合わせが共通するパターンとして〔「sys init」、「sys 3」、「sys end」〕、〔「sys init」、「sys end」〕など他にも幾つかパターンが2回以上出現するパターンとして考えられるが、上記したパターンの一部に含まれているので、事例生成部83は、上記した組み合わせのパターンを事例として検出する。
【0027】最後に、事例管理部14は、上記のように抽出された事例を格納する(S6)。事例管理部14に格納されたパターンの呼出しは、上記実施例1と同様に、ユーザによって、入力部15から検索を行いたい文字列が入力されると、事例検索部16が検索を行い、事例がある場合は、抽出し、表示部17が抽出された結果を表示する。
【0028】尚、上記実施例では、キー文字列の組み合わせのみを考慮して中間ファイルからパターンを取り出したが、実施例1のように、出現順序に沿った組み合わせのパターンを取り出す構成とすることもできる。また、上記実施例において、事例管理部14に格納された事例を呼び出す場合、直接関数名を入力することなく、関数の機能概要を入力することによって呼び出すこともできる。尚、この呼出しの方法の詳細な説明は、下記の実施例3で行う。
【0029】(実施例3)図14は本発明実施例3における事例生成装置のブロック図である。図中、158はルール管理部であり、文書管理部11で格納されている文書から文字列を切り出す場合の条件である文字列切り出しルールを格納するものである。
【0030】159は文字列切り出し部であり、キー文字列管理部12に格納されているキー文字列の切し出しを行うものであり、この切り出しの際にルール管理部158で格納されている予め設定された文字列切り出しルールに該当するもののみを切り出すものである。153は事例生成部であり、文字列切り出し部159により切り出された文字列をを文書毎にまとめた中間ファイルを作成し、各中間ファイルから格納されているキー文字列の出現順序に沿った組み合わせのパターンを抽出する。抽出されたパターンを比較し、所定の回数以上あるパターンの検出を行い、検出されたパターン中に存在するキー文字列を含む行を事例として文書管理部11に格納されている文書から取り出すものである。尚、本実施例では所定の回数を2とする。
【0031】尚、上記実施例と同様の動作を行なうものについては、図面中同じ符号を付し説明を省略する。上記のように構成された事例生成装置について、文書管理部11に図15、16に示されるプログラムが格納されており、キー文字列管理部12には図17に示すようなキー文字列が格納されており、ルール管理部158には、切り出しルールとして「プログラム中の関数名を取り出す」というルールが格納されている場合を例とし、図2に示すフローチャートに沿って、以下に説明を行う。
【0032】先ず、文字列切り出し部159は、文書管理部11に格納されているプログラムの中からキー文字列管理部12に格納されている関数名である文字列と一致する文字列であり、且つ、ルール管理部158で格納されているルールに該当するものを切り出し(S1)、中間ファイルを作成する(S2)。この場合、それぞれのプログラム中の「d=other b(sys 4)」、及び、「y=other b(sys 4)」の「sys 4」は何れもキー文字列とは一致するが、プログラム中の関数名ではなく変数名なので切り出されない。 従って、ぞれぞれのプログラム毎の中間ファイルは、図18のようになる。
【0033】次に事例生成部153は、実施例1のS3〜S4と同様の処理を行い、中間ファイルから、所定の回数以上出現するパターンとして、「sys init」「sys 3」「sys end」というパターンを検出する。この場合、上記実施例2の場合と同様に他にもいくつか2回以上出現するパターンが考えられるが、上記パターンに含まれるので、「sys init」「sys 3」「sys end」というパターンが事例となるパターンとして検出される。
【0034】さらに、事例生成部153は、検出された事例となるパターン中に存在する関数名を含む行を事例としてプログラム中から抽出する(S5)。但し、この中間ファイルから事例として、キー文字列を含む行を取り出す際に、各中間ファイル中の同じキー文字列を含む行を比較して、キー文字列以外の部分が異なるものが幾つか存在する場合は、中間ファイル中出現頻度の高い行を取り出す。また、全ての行が異なる場合は、任意の1つを取り出す。
【0035】従って、図19に示すような事例が事例管理部14に格納される(S6)。上記のように格納された事例を呼び出す場合は、上記実施例とユーザによって入力部15から入力された文字列に基づいて事例検索部16が事例管理部14の検索を行い、事例が格納されている場合は事例の抽出を行い、表示部17が抽出された事例の表示を行う。また、直接、関数名を入力しなくてもキー文字列管理部12で関数名と機能概要とが対応付けて格納されているので、機能概要を入力し、これを関数名に変換して事例管理部14の格納内容を検索するように構成することもできる。
【0036】尚、上記実施例では、中間ファイルからパターンを抽出する際に関数名の組み合わせと、出現順序を考慮したが、組み合わせのみを考慮する構成としてもよい。また、中間ファイルを作成する場合に、上記実施例ではルールに該当するキー文字列のみを文書から取り出したが、ルールに該当するキー文字列を含む行を取り出す取り出す構成としてもよい。
(実施例4)図20は本発明の実施例4における事例生成装置のブロック図である。
【0037】図20中の、文書管理部11は、文書としてプログラムを格納するものである。キー文字列管理部12は、キー文字列として関数名を格納するものである。203は事例生成部であり、文書管理部11で管理されているプログラムからキー文字列管理部12で管理されている関数名が記述されている行を切り出し、切り出された行に存在する関数名で識別される関数の引数への値のセットを行なっている行、および、当該関数の引数を宣言している行を取り出し、これら取り出された結果を事例とするものである。
【0038】尚、上記実施例と同様の処理を行なうものについては、同じ符号を付し、説明を省略する。上記のように構成された事例生成装置の処理動作について、図9に示すようなプログラムが文書管理部11で格納されており、図11に示す関数名(キー文字列)がキー文字列管理部12で格納されている場合を例とし、図21に示すフローチャートに沿って、以下に説明を行う。
【0039】先ず、事例生成部203は文書管理部11で管理されているプログラムからキー文字列管理部12で管理されている関数名が記述されている行として「sys2(c,a,b);」を取り出す(S11)。次に、事例生成部203は、切り出された行の中に存在する関数名で識別される関数の引数への値のセットを行なっている行として「a=1;」、「b=1;」、「c=other a(a,b);」を取り出し(S12)、これと同時に、関数の引数を宣言している行として「int a;」、「int b;」、「int c;」を取り出す(S13)。
【0040】事例管理部14は、このように取り出された結果を事例(図22参照)として、格納する(S14)。事例管理部14に格納されている事例を呼び出す場合は、上記実施例1と同様に、入力部15から入力された文字列がキー文字列として用いられている事例を検出する。
【0041】尚、上記実施例3と同様に、キー文字列である関数名と機能概要とを対応付けて格納する事により、事例管理部14に格納された事例を呼び出す際に、関数名ではなく機能概要を入力することによって呼出しを行うこともできる。以上のように本実施例によれば、予め定められたあるキー関数の用法をプログラムから自動的に蓄積でき、キー関数を指定することにより事例の参照が可能である。
(実施例5)図23は本発明の実施例5における事例生成装置のブロック図である。
【0042】図23中の、文書管理部11は、文書としてプログラムを格納するものである。キー文字列管理部12は、キー文字列として関数名を格納するものである。233は事例生成部であり、文字列切り出し部159により切り出された間数名を文書毎にまとめた中間ファイルを作成し、各中間ファイルから格納されている関数名の出現順序に沿った組み合わせのパターンを抽出する。抽出されたパターンを比較し、所定の回数以上あるパターンの検出を行い、検出されたパターン中に存在する関数名で識別される関数を文書管理部11に格納されているプログラムから取り出す。取り出された関数の引数への値のセットを行なっている行、および、当該引数への値のセットを行っている行が有する情報を取り出し、これら取り出された結果を事例とするものである。尚、本実施例では所定の回数を2とする。
【0043】尚、上記実施例と同様の動作を行なうものについては、同じ符号を付し説明を省略する。上記のように構成された事例生成装置について、文書管理部11に図15、16に示すプログラムが格納されており、図17に示すような関数名と機能概要がキー文字列管理部12に格納されている場合を例とし、図2に示すフローチャートに沿って以下に説明を行う。
【0044】先ず、事例生成部233は、実施例3のS1〜S4と同様の処理を行い、プログラム中からの関数名の取り出し、図18に示すような中間ファイルの作成を行い、所定の回数以上出現するパターンとして「sys init」「sys 3」「sys end」を検出する。次に、事例生成部233は、検出されたパターン中の関数名を有する関数「sys init();」「sys 3(a,c);」「sys end();」をプログラム中から取り出す。但し、このパターン中の関数名を有する関数をプログラム中から取り出す際に、同じキー文字列を含む関数を比較して、関数名以外の部分が異なるものが幾つか存在する場合は、プログラム中出現頻度の高い関数を取り出す。また、全ての行が異なる場合は、任意の1つを取り出す。 さらに、事例生成部233はプログラム中より取り出された関数の引数の値のセットを行っている行「a=1;」「c=other a(a,b);」を取り出し、この行が有する情報として、引数bの値のセットを行っている行も取り出す(S5)。
【0045】事例管理部14は、上記のように取り出された関数、引数の値へのセットを行っている行、及び、当該セットを行っている行の有する情報を事例として格納する(S6 図24参照)。上記のように格納された事例を呼び出す場合は、上記実施例と同様に、ユーザによって入力部15から入力された文字列に基づいて、事例検索部16が事例管理部14の検索を行い、事例が格納されている場合は、事例の抽出を行い、表示部17が抽出された事例の表示を行う。
【0046】また、実施例3と同様に、呼出しの際に、関数名を入力しなくても、機能概要を入力することにより呼出しを行うことができる。以上のように本実施例によれば、予め定められたキー関数を用いたプログラムなどの利用法を示す事例が、キー関数以外の関数も含んだパターンを事例として自動的に蓄積でき、機能概要を指定することにより機能概要が示す関数の事例の参照が可能である。
【0047】尚、上記実施例では出現順序に沿ったキー文字列の組み合わせのパターンを中間ファイルから取り出したが、組み合わせのみを考慮したパターンをとり出す構成にしてもよい。また、上記実施例では事例生成部233は1つのmain関数の中の事例を取り出したが、本発明はこれに限ることなく、図25、図26に示すような構造化されたプログラムの中の事例(図27参照)を取り出すこともできる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、文書から予め設定された文字列を取り出し、取り出した文字列を用いて、当該文字列の使用例を示す事例を自動的に生成することができる。これにより、ユーザが文字列の使用例を知るために、文字列の検索を行う際に、検索結果からユーザ自らが使用例を見つけだす必要がなく、ユーザの使い勝手が良くなるという効果を奏した。




 

 


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