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クリップ装置 - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 クリップ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−7743
公開日 平成7年(1995)1月10日
出願番号 特願平5−148811
出願日 平成5年(1993)6月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 坪井 明彦 / 人見 寿一 / 中山 正明
要約 目的
ビデオカメラ等の信号処理回路において色差信号を振幅制限しようとする場合に、大きい方の色差信号にクリップがかかると小さい方の色差信号にも同じ割合だけクリップをかけ、色差信号の色位相を変化させないことにより良好な色の表現を行うことを目的とする。

構成
多重化回路1は色差信号(例えばR−Y,B−Y)を取り込みシリアルデータに変換し出力する。最大値検出回路2はMAX(R−Y,B−Y)を出力する。超過レベル検出回路3は入力値とクリップレベルの差分をとり超過レベルを出力する。係数発生回路4は得られた超過レベルに応じて、超過レベルが大きいときは小さい値を、超過量が小さいときは1に近い係数を発生させ出力する。乗算器5は係数発生回路4より得られた係数と多重化回路1より得られる色差データの乗算を行い、R−YとB−Yに同じ割合だけクリップを行う。
特許請求の範囲
【請求項1】 色差信号のうち大きい方を取り出す最大値検出回路と、この最大値検出回路により得られた値とあらかじめ設定されたクリップレベルを比較しクリップレベルを超えたレベルを検出する超過レベル検出回路と、この超過レベル検出回路により得られた超過レベルに応じて係数を発生させる係数発生回路と、得られた係数を前記色差信号に乗算する乗算回路とを備えたことを特徴とするクリップ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等の信号処理回路において色差信号を振幅制限するクリップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ等の信号処理回路において色差信号を振幅制限しようとするとき2つの色差信号、例えばR−Y,B−Y信号をそれぞれクリップ装置に入力し振幅制限を行うことになる。クリップ装置としては、例えば図6に示すような回路構成をもつ。この回路の動作は、まず、絶対値回路14で入力の信号の絶対値をとり、次に入力信号の絶対値とクリップレベルとの比較をコンパレータ15で行い入力値の絶対値とクリップレベルの小さい方を検出する。その結果をセレクタ16に入力し入力値の絶対値とクリップレベルの小さい方を選び出す。さらに、入力信号のMSBを利用し、絶対値戻し回路17により選び出された値の絶対値戻しを行うものである。このクリップ装置は図7に示す入出力特性を持つものである。
【0003】しかしながら、このような振幅制限の手法では、図8に示すように色差の大きい方の信号がクリップされ、小さい方の色差信号がクリップされなかった場合に色の位相ずれをひきおこし、また2つの色差信号の両方にクリップがかかったときにも2色差信号が完全に一致してなければクリップの割合が変わり色の位相ずれをひきおこす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例によれば、色差信号の大きい方だけがクリップされ、色差信号の小さい方にクリップがかからないとき、または2つの色差信号が完全に一致してない状態で2つの色差信号にクリップがかかった場合、色位相が変化し正確な色が表現できなくなる。このため、例えば赤がオレンジになるような問題が生じる。
【0005】この発明はこのような問題点に着目してなされたもので、簡単な構成で色位相の変化しないクリップ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために、本発明のクリップ装置は、色差信号を多重化する回路と、多重化された色差信号の大きい方を選択する最大値検出回路と、得られた最大値がクリップレベルをいくら超えているかを検出する超過レベル検出回路と、超過レベルに応じて係数を発生させる係数発生回路と、発生した係数を元の色差信号に乗算する乗算器とを具備している。
【0007】
【作用】本発明によれば、色差信号をクリップするとき大きい方の色差信号にクリップがかかると小さい方の色差信号にも同じ割合だけクリップがかかるので、色差信号にクリップがかかる場合、色位相が変化しない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例におけるクリップ装置の構成を示すブロック図である。多重化回路1は色差信号(例えば、R−Y,B−Y)を取り込みシリアルデータに変換し出力する。最大値検出回路2はシリアル化されたR−Y,B−Yの2値を比較し、大きい方すなわちMAX(R−Y,B−Y)を出力する。超過レベル検出回路3は入力された最大値とクリップレベルの差分をとり、超過レベルを出力する。係数発生回路4は得られた超過レベルに応じて、超過レベルが大きいときは小さい値を、超過レベルが小さいときは1に近い係数を発生させ出力する。乗算器5は係数発生回路4より得られた係数と多重化回路1より得られるR−Y,B−Yデータの乗算を行い、R−YとB−Yに同じ割合だけクリップを行う。なお、乗算器5は一般的には得られる係数によってゲインが制御される可変利得回路を用いても実現可能である。
【0010】図2は超過レベル検出回路3の一実施例である。クリップ回路6は、入力されたR−Y,B−Y信号の大きい方の値をクリップレベルで単純クリップする回路である。減算器7は入力された信号から入力された信号を制限値でクリップした信号の減算を行い、制限値を超えた値を抽出する。絶対値回路8は減算器7からの正負の超過レベルのうち負の方の超過レベルの符号を反転させる。
【0011】図3は係数発生回路4の特性図である。この回路は超過レベル検出回路3より得られる超過レベルをX、クリップレベルをCLとすると発生係数はCL/(X+CL)となるのが理想的である。この係数を発生させる回路としてはROMなどを用いる方法や除算回路を構成するなどの方法が考えられる。しかしながら前記係数を一次程度の近似で表現すれば簡単な回路構成である程度の精度が得られる。
【0012】図4に本発明の回路により色差信号R−Y,B−Yにクリップをかけたときの波形例を示す。例えばR−Yがクリップレベルを超えていてB−Yがクリップレベルを超えないものとすると、このときR−Yにクリップがかかりピークが抑えられ、同時にB−YにもクリップがかかりR−YとB−Yの比率が変化しないようにクリップが行える。
【0013】本発明は色差信号を多重化した場合について説明してきたが、これと同じ処理を色差信号を多重化すること無く行うことも可能である。図5に本発明の第2の実施例における、色差信号を多重化しない場合のクリップ装置を示す。本実施例は、最大値検出回路9と超過レベル検出回路10と係数発生回路11と乗算器12,13とで構成している。また、第1の実施例の多重化回路1を用いない構成であるため、色差信号R−Y,B−Yのそれぞれに対して乗算器12,13を設け、色差信号R−Y,B−Yをともに最大値検出回路9に入力する構成としている。なお、基本的な動作は第1の実施例と同じである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明のクリップ装置は、2つの色差信号の大きい方を選択し、この信号のクリップレベルからの超過量を抽出し、その超過量に応じて係数を発生させ色差信号に乗算することにより、比較的簡易な構成で大きい色差信号の入力に対しても色の位相を変化させることなくクリップを行うことができる。




 

 


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