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発明の名称 水平偏向装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−7626
公開日 平成7年(1995)1月10日
出願番号 特願平5−144124
出願日 平成5年(1993)6月16日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】森本 義弘
発明者 徳永 善己
要約 目的
基準がグランドレベルの微小信号で水平センター調整ができ、コンバーゼンス検査装置の水平センター調整が自動化できる水平偏向装置を提供することを目的とする。

構成
入力部14と出力部15の基準レベルが分離された水平センタードライブ回路4が入力部14に印加された信号に応じて出力部15から出力した信号を、この出力部15に接続した水平センター出力回路3に入力し、水平センター出力回路3から出力した直流バイアス電流を水平偏向コイル8に流して、水平センター位置を調整する。
特許請求の範囲
【請求項1】 水平偏向コイルに水平センター出力回路から直流バイアス電流を流して水平センター位置を調整する水平偏向装置において、入力部に印加された信号に応じて出力部に信号を出力するとともに、この入力部と出力部の基準レベルが分離された水平センタードライブ回路を設け、水平センタードライブ回路の出力部を前記水平センター出力回路の入力に接続した水平偏向装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や、工場ラインなどで使用される偏向ヨークのコンバーゼンス検査装置などに用いられる水平偏向装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機やコンバーゼンス検査装置などに用いられる従来の水平偏向装置は、図4に示すように、電源回路1から水平出力回路2用の+B電源と水平センター出力回路3用の+B電源を基準とした±V電源を出力し、水平ドライブパルスで水平出力トランジスタ5を駆動し、水平出力トランジスタ5のコレクタに接続されたダンパーダイオード6と共振コンデンサ7と偏向ヨークの水平偏向コイル8とS字補正コンデンサ9により共振動作を起こさせ偏向ヨークの水平偏向コイル8にのこぎり波状の電流を流している。
【0003】ここで、水平センター出力回路3は、トランジスタTR1とトランジスタTR2がコンプリメンタリ接続され、その出力がS字補正用コンデンサ9の偏向ヨークの水平偏向コイル8側に接続され、可変抵抗VR1を調整することにより±V電源より、トランジスタTR1又はTR2を介して、正か負の直流バイアス電流を偏向ヨークの水平偏向コイル8に流している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成では、水平センター出力回路3は、可変抵抗VR1を手動調整することでしか、つまり、機構的にしか水平センター位置を調整できない。また、水平センター出力回路3から偏向ヨークの水平偏向コイル8に大電流を流そうとすると比較的容量の大きな可変抵抗が必要である。また、水平センター出力回路3は、+B電源を基準としていてグランドラインからは、フローティングされているので低電圧の微小信号で水平センターを調整することが不可能だった。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもので、グランドレベルを基準レベルにした低電圧の微小信号で水平センターを調整することができ、工場ラインなどで商品の偏向ヨークの検査を行うコンバーゼンス検査装置においては、水平センター調整の自動化にも対応できる水平偏向装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の水平偏向装置は、水平偏向コイルに水平センター出力回路から直流バイアス電流を流して水平センター位置を調整する水平偏向装置において、入力部に印加された信号に応じて出力部に信号を出力するとともに、この入力部と出力部の基準レベルが分離された水平センタードライブ回路を設け、水平センタードライブ回路の出力部を前記水平センター出力回路の入力に接続したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の構成によると、入力部と出力部の基準レベルが分離された水平センタードライブ回路が入力部に印加された信号に応じて出力部から出力した信号を、この出力部に接続した水平センター出力回路に入力し、水平センター出力回路から出力した直流バイアス電流を水平偏向コイルに流して、水平センター位置を調整する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1から図3を参照しながら説明する。本発明の水平偏向装置は図1に示すように構成されており、入力部14と出力部15の基準レベルが分離された水平センタードライブ回路4が入力部14に印加された信号に応じて出力部15から出力した信号を、この出力部15に接続した水平センター出力回路3に入力し、水平センター出力回路3から出力した直流バイアス電流i2を水平偏向コイル8に流して、水平センター位置を調整する。
【0009】具体的には、図2に示すように構成されている。図2において、電源回路1の出力である+B電源からトランジスタTR3に接続され、TR3は、入力部としてのオペアンプOP1の反転入力端子14に印加された微小信号の基準電圧VrefとトランジスタTR3の出力を抵抗R1とR2で分圧した値とが同じになるようにオペアンプOP1で制御され、増幅動作を行う。したがって、基準電圧Vrefの電圧値に比例した電圧がトランジスタTR3から出力される。
【0010】トランジスタTR3から出力された電圧は、フォワードコンバータタイプのトランスT1に入力され、水平ドライブパルスv1(図3の波形C)を反転した電圧v2(図3の波形E)で駆動されるトランジスタTR4のスイッチング動作により、トランスT1の2次側にトランスT1の入力電圧に比例した電圧v3(図3の波形F)が出力され、ダイオードD2とコンデンサC1で整流平滑され、オペアンプOP2の非反転入力端子にv4(図3の波形G)の電圧として入力される。なおトランスT1に接続されてあるダイオードD1は、トランスT1をリセットするリセットダイオードであり、v4の電圧は、+Bを基準(=0)とした電圧である。
【0011】オペアンプOP2は、VCC側を電源回路1の出力の+Vに、VEE側を−V側に接続され、反転入力端子は、+Bに接続されている。したがってオペアンプOP2は、v4電圧がV以上のとき、オペアンプOP2の出力部15の出力は、“H”となりトランジスタTR1が導通し、i2が正(図2中矢印方向)の直流バイアス電流(図3の波形J)となり、偏向ヨークの水平偏向コイル8に流れる偏向電流i1(図3の波形D)をi2分だけ正方向へ重畳する(図3の波形L)。逆にv4電圧がV以下のとき、オペアンプOP2の出力部15の出力は“L”となり、トランジスタTR2が導通し、i2が負(図2中矢印方向とは逆)の直流バイアス電流(図3の波形K)となり、偏向ヨークの水平偏向コイル8に流れる偏向電流i1をi2分だけ負方向へ重畳する(図3の波形M)。
【0012】この構成により、0〜数ボルトの微小信号である基準電圧Vrefを調整することによって、正負両方向の水平センター調整用の直流バイアス電流を偏向ヨークの水平偏向コイル8に流すことができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力部と出力部の基準レベルが分離された水平センタードライブ回路の出力を水平センター出力回路に入力し、水平センター出力回路から水平偏向コイルに直流バイアス電流を流して水平センター位置を調整するので、グランドレベルを基準レベルにした低電圧の微小信号で水平センターを調整することができる。
【0014】その結果、CCDなどによるパターン認識などの画像処理を併用することにより、工場ラインなどで商品の偏向ヨークの検査を行うコンバーゼンス検査装置においては、検査機がパソコンなどによって自動的に最適センター位置を割り出し、パソコンから微小信号を検査機の水平偏向装置に送ることにより、水平センター調整の自動化をも可能にできる。




 

 


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