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発明の名称 砲発射方法及び装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−190689
公開日 平成7年(1995)7月28日
出願番号 特願平5−328987
出願日 平成5年(1993)12月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道照 (外6名)
発明者 吉岡 武
要約 目的
本発明は砲発射方法及び装置に関し、特に、弾発射後の砲及び砲架の不安定化を防止することを目的とする。

構成
本発明による砲発射方法及び装置は、砲架(1)の噴射装置(3)からの上方噴射、砲(5)の噴射孔(8)からの上方噴射により砲(5)の上方反力を押さえ、さらに、後座体(24)と連動してシリンダ装置(26)を作動させて後座体(24)を弾発射後に下方に回動することにより、反動力を吸収する構成である。
特許請求の範囲
【請求項1】 砲架(1)に設けられた砲(5)より弾の発射を行うようにした砲発射方法において、前記発射による反力によって発生する前記砲(5)の上向き動作を、前記発射後に発生させ前記砲(5)を下向きにさせるための下向き力により低減させることを特徴とする砲発射方法。
【請求項2】 前記下向き力は、前記砲架(1)の噴射装置(3)からの上方噴射により得ることを特徴とする請求項1記載の砲発射方法。
【請求項3】 砲架(1)に設けられた後座体(24)の砲(5)より弾の発射を行うようにした砲発射方法において、前記発射後に駐退機(23)に発生した油圧を用いて前記後座体(24)に仰角を付与して前記後座体(24)を下方向に回動移動させ、前記発射時の前記砲(5)の反動力を吸収することを特徴とする砲発射方法。
【請求項4】 砲架(1)に設けられた砲(5)より弾の発射を行うようにした砲発射装置において、前記砲架(1)の前部(1a)に設けられた噴射装置(3)を有し、この噴射装置(3)から、上方噴射を行うように構成したことを特徴とする砲発射装置。
【請求項5】 砲架(1)に設けられた後座体(24)の砲(5)より弾の発射を行うようにした砲発射装置において、前記後座体(24)を回動自在に支持するため前記砲架(1)に設けられた軸支部(20)と、前記後座体(24)を回動させるため前記砲架(1)に設けられたシリンダ装置(26)とを有し、前記シリンダ装置(26)の作動により前記後座体(24)を回動させて下方に位置させるように構成したことを特徴とする砲発射装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砲発射方法及び装置に関し、特に、弾発射後の砲及び砲架の不安定化を防止するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の砲、例えば榴弾砲で水平射撃を行う場合、図示していないが、砲全体の重量で砲の安定化を図っていた。また、他の方法としては、後座体をカムで上方に動かし、反力を下方に分散して砲の安定化を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の砲発射方法及び装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。すなわち、砲及び砲架全体の重量で砲の安定化を行うには、全体の重量が極めて重くなり、砲全体の移動が極めて困難となっていた。また、後座体をカムで上方に動かすようにした構成は、その駆動機構の重量が極めて重くなり、前述と同様に砲全体の移動が極めて困難となっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、弾発射後の砲及び砲架の不安定化を防止するようにした砲発射方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による砲発射方法は、砲架に設けられた砲より弾の発射を行うようにした砲発射方法において、前記発射による反力によって発生する前記砲の上向き動作を、前記発射後に発生させ前記砲を下向きにさせるための下向き力により低減させる方法である。
【0006】さらに詳細には、前記下向き力は、前記砲架の噴射装置からの上方噴射により得る方法である。
【0007】本発明による砲発射方法は、砲架に設けられた後座体の砲より弾の発射を行うようにした砲発射方法において、前記発射後に駐退機に発生した油圧を用いて前記後座体に仰角を付与して前記後座体を下方向に回動移動させ、前記発射時の前記砲の反動力を吸収する方法である。
【0008】本発明による砲発射装置は、砲架に設けられた砲より弾の発射を行うようにした砲発射装置において、前記砲架の前部に設けられた噴射装置を有し、この噴射装置から、上方噴射を行うようにした構成である。
【0009】本発明による砲発射装置は、砲架に設けられた後座体の砲より弾の発射を行うようにした砲発射装置において、前記後座体を回動自在に支持するため前記砲架に設けられた軸支部と、前記後座体を回動させるため前記砲架に設けられたシリンダ装置とを有し、前記シリンダ装置の作動により前記後座体を回動させて下方に位置させるようにした構成である。
【0010】
【作用】本発明による砲発射方法及び装置においては、砲発射後、砲架の噴射装置又は砲の砲口制退器に設けた噴射孔から上方に噴射される噴射ガスにより砲を下向きにするための上方噴射を行い、砲の上向き動作を防止することができる。また、他の発明では、砲架の後座体を回動させるシリンダ装置を有しているため、弾発射後、このシリンダ装置を作動させることにより、後座体を回動させてこの後座体を下方に位置させることにより、反動力を吸収することができる。従って、前述の砲発射方法及び装置を用いることにより、砲全体の重量を軽くさせた状態で、砲の安定化を計ることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面と共に本発明による砲発射方法及び装置の好適な実施例について詳細に説明する。まず、図1に示す第1実施例において、符号1で示されるものは長手形状の砲架であり、この砲架1の前部1aには、上方に向けて噴射することができる噴射口2を有するボンベ等からなる噴射装置3が設けられている。なお、この噴射装置3は、ボンベの他、コンプレッサ等でも可である。
【0012】前記砲架1の軸支部4には砲5が回動自在に設けられており、この砲5の姿勢を定めた上で弾を発射することができるように構成されている。
【0013】次に、動作について述べる。まず、図1の構成において、砲5を水平に保持した状態で弾を発射した後、噴射装置3を作動させて噴射口2から噴射ガスを上向きに発射させると、砲架1の前部1aに下向き力が作用し、弾発射後の砲1の反力による上向き動作が押さえられる。
【0014】また、図2に示す第2実施例において、砲架1には軸支部20を介して支持体21が回動自在に設けられ、この支持体21には、砲5を有する砲尾22及び駐退機23とからなる周知の後座体24が設けられている。前記駐退機23を作動させるための油圧はホース25を介して、前記砲架1に軸支部30を介して回動自在に設けられたシリンダ装置26に接続されている。このシリンダ装置26のピストンロッド27は前記支持体21に接続されている。
【0015】次に、動作について述べる。まず、図2の状態で、点線で示す水平状態にて弾を発射した後、駐退機23からの油圧をホース25を介してシリンダ装置に供給することにより、ピストンロッド27を介して後座体24が実線で示すように仰角を付して回動して水平位置よりも下方に位置するため、発射時に発生した反動力を吸収することができる。
【0016】なお、前述のシリンダ装置26は、駐退機23の油圧を用いることなく、独立して油圧又は空圧によって作動させることも可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明による砲発射方法及び装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。すなわち、砲の安定を重量ではなく、砲前方の噴射装置による噴射又は砲に設けた噴射孔からの噴射によって達成できるため、砲の軽量化を達成できる。また、後座体を有する砲においても、この後座体を回動させて下方位置に移動することにより、簡単に砲の反動力を吸収することができ、砲の軽量化を達成できる。




 

 


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