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引金機構 - 株式会社日本製鋼所
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発明の名称 引金機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−190688
公開日 平成7年(1995)7月28日
出願番号 特願平5−333341
出願日 平成5年(1993)12月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道照 (外6名)
発明者 吉松 盛喜
要約 目的
本発明は引金機構に関し、特に、簡単なソレノイド等のアクチュエータにより送弾及び送弾停止の切換を行うことを目的とする。

構成
本発明による引金機構は、給弾機(27)から送弾ホイール(3)への弾薬(28・・・)の通路(27A)の途中に揺動可能にストップレバー体(22A)を設け、このストップレバー体(22A)をソレノイド等の小型のアクチュエータ(10)によって回動させ、弾薬(28・・・)の送弾ホイール(3)への送弾及び送弾停止の切換を簡単に行い、小型で安価な引金機構を得る構成である。
特許請求の範囲
【請求項1】 給弾機(27)から送弾ホイール(3)への弾薬(28・・・)の通路(27A)の途中に揺動可能にストップレバー体(22A)を配置し、前記ストップレバー体(22A)の一端に第1ローラ(21)を取付け、前記第1ローラ(21)の下端は通過する弾薬(28・・・)の上端より下方にくるようにし、前記ストップレバー体(22A)の他端にも第2ローラ(18)を取付け、前記第2ローラ(18)に接する突部(C)を有するロック(23)をアクチュエータ(10)により摺動可能に保持し、ばね力によって前記ストップレバー体(22)は、前記第1ローラ(21)が前記通路に入り込むようにし、前記ロック(23)はばね力によって常にその突部が前記第2ローラ(18)と接する位置に保持することによって前記弾薬(28・・・)の前記給弾機(27)から前記送弾ホイール(3)への通過を妨げることによって射撃停止状態をつくり、前記アクチュエータ(10)によって一時的に前記ロック(23)を前記第2ローラ(18)の位置からずらすことによって前記ストップレバー体(22A)を揺動可能として弾薬の通過を許し射撃可能状態をつくるように構成したことを特徴とする引金機構。
【請求項2】 前記第1ローラ(21)は、前記ストップレバー体(22A)が垂直状態に位置した場合において、弾薬(28b)と前記第1ローラ(21)との接触点が軸(20)の中心と弾薬(28b)の中心とを結んだ線よりも上側に位置することを特徴とする請求項1記載の引金機構。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は引金機構に関し、特に、簡単な機構により弾薬の送弾及び送弾停止の切換を行うための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていた機関砲の引金機構としては、例えば、図8及び図9に示すように、弾丸(図示せず)を発射後、遊底11が後退した位置で遊底11を逆鈎ばね2で付勢された逆鈎103でロックすることによって射撃を停止するように構成されていた。この射撃は、このロックを解除して遊底11を前進させて射撃を開始していた。また、別の方法として、図10、図11に示すように、給弾機(図示せず)から送弾ホイール3に移送される途中にストップレバー100を支軸100aを介して揺動可能に保持し、このストップレバー100にピンオンギヤ101を取付け、このピンオンギヤ101をラック102に噛合わせて、ラック102を押、引きすることで射撃と射撃停止状態を得る。等の方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の引金機構は以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。すなわち、図8、図9に示す第1の従来方法によると、射撃停止時、すなわち遊底を逆鈎で停止させるとき、大きな力が遊底及び逆鈎の双方に負荷される。特に連発時には、通常、遊底は後部に配置された緩衝器によって加速された状態で止められることになるので、この負荷は衝撃的であり、部品の寿命が短い、又は破損等のトラブルの原因となっている。これら欠点を緩和するため逆鈎はばねで緩衝するように取付けられるが、十分とはいいがたい。また、遊底を外部動力で駆動する場合は、遊底以外の駆動体、例えばモータ、カムドラム等の運動も一時に止めることになり、その衝撃も増加していた。また、図10、図11に示す第2の従来方法では、遊底の動きを止めることはないので遊底への衝撃的な負荷はかからないが、ストップレバーは通常、給弾機で押された弾薬で押された状態で作動する必要があるのでこの作動力は大きく、一般に油圧又は空気圧等の流体機構によっている。さらにこの作動ストロークは大となるので、本来取扱いの便利な小型のソレノイドを使用することは不可能であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、簡単な機構により弾薬の送弾及び送弾停止の切換を行うようにした引金機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による引金機構は、給弾機から送弾ホイールへの弾薬の通路の途中に揺動可能にストップレバー体を配置し、前記ストップレバー体の一端に第1ローラを取付け、前記第1ローラの下端は通過する弾薬の上端より下方にくるようにし、前記ストップレバー体の他端にも第2ローラを取付け、前記第2ローラに接する突部を有するロックをアクチュエータにより摺動可能に保持し、ばね力によって前記ストップレバー体は、前記第1ローラが前記通路に入り込むようにし、前記ロックはばね力によって常にその突部が前記第2ローラと接する位置に保持することによって前記弾薬の前記給弾機から前記送弾ホイールへの通過を妨げることによって射撃停止状態をつくり、前記アクチュエータによって一時的に前記ロックを前記第2ローラの位置からずらすことによって前記ストップレバー体を揺動可能として弾薬の通過を許し射撃可能状態をつくるようにした構成である。
【0006】さらに詳細には、前記第1ローラは、前記ストップレバー体が垂直状態に位置した場合において、弾薬と第1ローラとの接触点が軸の中心と弾薬の中心とを結んだ線よりも上側に位置する構成である。
【0007】さらに詳細には、前記ストップレバー体の全体形状がくの字型に形成されている構成である。
【0008】
【作用】本発明による引金機構において、通常は、第1ストップレバーの下方の第1ローラは弾薬の通過を阻止する位置に保持され、ロックはこの位置に固定している。このため弾薬は通過できず射撃はおこなわれない。次に、このロックをアクチュエータで移動して、第2ストップレバーの上部の第2ローラから弾薬が離れると給弾機に押された弾薬は第1ストップレバーを押上げて通過し、送弾ホイールによって送弾されて射撃を開始できる。
【0009】
【実施例】以下、図面と共に本発明による引金機構の好適な実施例について詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分については同一符号を用いて説明する。図1において、砲身1を有する砲架2内で、カムドラム17は、モータ14、変速機構13及びカップリング15によって回転されるように構成され、その外周には、カム溝aが作られている。前記砲架2に設けられた遊底11は、砲身1の後方で前後に摺動できるように保持され、その一部11aはローラベアリング11bを介して、カムドラム17のカム溝aに係合している。このカム溝aは、カムドラム17が1回転する間に遊底11に前進−停止−後退−停止の動きを与えるように構成されている。
【0010】前記砲架2内に設けられた送弾ホイール3は、送弾軸7に固着され、カムドラム17の軸16の回転を周知の間欠連動機構12によって遊底11が後退して停止している間に1ピッチ回転して弾薬を送る働きをするように構成されている。前記送弾ホイール3は図2に示すように、4箇所の弾薬保持用凹部bを有しており、給弾機27は、弾薬28を常時、送弾ホイール3の方向に付勢している。従って、後方の弾薬28aは給弾機27に押されて、送弾ホイール3の弾薬保持用凹部bに保持され、弾薬押さえ4に当たり止まっており、その後、前述したように遊底11が後退して停止すると、送弾ホイール3は矢印Aの方向に1ピッチ回る。この間、弾薬28aは、弾薬押さえ4及び弾薬案内6にガイドされて先方の弾薬28の位置まで送られる。この位置は図1に示すように遊底11の前方にあり、その後、遊底11がカムドラム17の回転により前進すると、弾薬28は砲身1に挿入され、弾丸が発射される構成である。
【0011】前記送弾ホイール3に隣接して設けられた引金機構5は、給弾機27から送弾ホイール3への弾薬通路の上方に配置されている。この引金機構5の第2ストップレバー19は砲架2に設けられた軸20によってブラケット25に揺動できるように保持され、ばね24に押されたスライド29によって垂直位置に保たれている。この軸20には第2ストップレバー19と一体の第1ストップレバー22が固着され、この第1ストップレバー22には第1ローラ21が軸26によって回転自在に保持されていると共に、第2ストップレバー19の上部には第2ローラ18が回転自在に保持されている。また、前記各ストップレバー19,22によりストップレバー体22Aを構成し、このストップレバー体22Aはくの字型に曲折して形成されている。また、ストップレバー体22Aに設けられた第1ローラ21は、ストップレバー体22Aが垂直状態に位置した状態において、弾薬28bと第1ローラ21との接触点が、軸20と弾薬28bの夫々の中心を結んだ線よりも上側になるように配置されている。
【0012】前記引金機構5のブラケット25に設けられたロック23は、このブラケット25の中で前後に摺動できるように保持され、その一端は図4、図5に示すように第1コネクタ9がピン31で結合され、ロッド8、第2コネクタ9aによってピン32でレバー33に連結されている。第1コネクタ9はばね30によって常に前方に付勢されている。
【0013】前記ロック23は凸部cが形成され、ロック23が前進したとき、第2ローラ18に接して第2ストップレバー19を垂直位置に保持する。前記砲架2内に設けられたソレノイド等からなるアクチュエータ10のロッド36は、図4に示すように、レバー33の下部に接しており、このアクチュエータ10を励磁すると、前記ロッド8を図4の矢印Bの方向に引く。従って、ロック23の凸部cは、第2ローラ18から離れ、第2ストップレバー19は図3の実線で示す垂直位置から左側に揺動できる状態(一点鎖線)となる。
【0014】次に動作について説明する。前記第2ストップレバー19が垂直位置では、第1ローラ21の下端は、弾薬28bの上端よりも下方におりており、ロック23が前進している場合には、その凸部cは第2ローラ18に接しているので第2ストップレバー19は揺動できず、弾薬28bは送弾ホイール3に達する前に止められる(弾薬28bは図3の拡大詳細図の一点鎖線の状態となる)。従って、送弾ホイール3が回転しても、弾薬は送られないので射撃は停止する。
【0015】次に、アクチュエータ10を作動すると、ロック23は後方に移動し、凸部cは第2ローラ18の位置から離れる。このため第2ストップレバー19は揺動可能なフリーとなり、給弾機27に押された弾薬28bは、ばね24の力に抗して第1ローラ21を押し上げて送弾ホイール3に達する。
【0016】このため、送弾ホイール3が回転すれば弾薬28・・・は発射される。もし、アクチュエータ10を連続して作動していれば、その間、連続して弾薬28・・・は発射される。この発射している状態で、アクチュエータ10の作動をやめると、ロック23はばね30の力で前方に押され、弾薬28が第1ローラ21を通過すると、第2ストップレバー19はただちに垂直位置にばね24により復帰してロック23が前進する際の抵抗力を排除し、一方ロック23はロッド8及びレバー33他の摺動抵抗のみしか負荷されていないのでただちに前方に復帰し、第2ローラ18と接し、第2ストップレバー19を垂直位置にロックする。この状態では、弾薬は送弾ホイール3に達せず、射撃は停止する。従って、アクチュエータ10を作動している間は弾薬28・・・は連続して射撃され、ごく短時間作動すると単発射撃となる。
【0017】
【発明の効果】本発明による引金機構は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。射撃停止時、遊底及びその駆動部を強制的に止める必要がないため、遊底、カムドラム等への衝撃はなく、負荷が小さくなるため、部品寿命が向上する。また、衝撃緩和のためのばねも必要なくなる。また、射撃開始時に要する力は、ローラベアリングとロックのころがり摩擦力であり、給弾機から弾薬が強く押されている場合でもその力は小さい。従って、従来のように油圧、空気圧は必要なくなる。また、ロックをはずすストロークはロックの突部がローラからはずれるだけでよく、従って、取扱いに便利で安価なソレノイドがアクチュエータとして使用できるため、全体構成を小型でかつ安価にできる。




 

 


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