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発明の名称 弾薬案内機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−190686
公開日 平成7年(1995)7月28日
出願番号 特願平5−328985
出願日 平成5年(1993)12月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道照 (外6名)
発明者 吉松 盛喜
要約 目的
本発明は弾薬案内機構に関し、特に、トーションバー及びガイドレバーを用いて弾薬の給弾と排出のガイドを行うことを目的とする。

構成
本発明による弾薬案内機構は、送弾ホイール(4)の両側位置に設けられた第1、第2給弾孔(f,f')に、第1、第2トーションバー(14a,14b)を介して回動自在に設けられた第1、第2ガイドレバー(12a,12b)を有し、各トーションバー(14a,14b)のねじり作用を介して各ガイドレバー(12a,12b)を回動させることにより、弾薬(3・・・)の給弾及び排出を行う構成である。
特許請求の範囲
【請求項1】 砲架(2)内に設けられた送弾ホイール(4)に対して、前記砲架(2)の両側に設けられた第1、第2給弾機(15a,15b)からの弾薬(3・・・)を第1、第2給弾孔(f,f')を介して供給するようにした弾薬案内機構において、前記各給弾孔(f,f')の下方に設けられた第1、第2弾薬排出孔(e,e')と、前記第1給弾孔(f)と第1弾薬排出孔(e)間に第1トーションバー(14a)を介して回動自在に設けられた第1ガイドレバー(12a)と、前記第2給弾孔(f')と第2弾薬排出孔(e')間に第2トーションバー(14b)を介して回動自在に設けられた第2ガイドレバー(12b)とを備え、前記各トーションバー(14a,14b)による各ガイドレバー(12a,12b)の回動を介して前記弾薬(3・・・)の前記送弾ホイール(4)への給弾及び各弾薬排出孔(e,e')を介して前記弾薬(3・・・)の排出を行うように構成したことを特徴とする弾薬案内機構。
【請求項2】 前記各ガイドレバー(12a,12b)は、前記各ガイドレバー(12a,12b)の回動を制限するための制限爪(a,a')が設けられていることを特徴とする弾薬案内機構。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弾薬案内機構に関し、特に、トーションバー及びガイドレバーを用いて弾薬の給弾と排出のガイドを行うための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていた弾薬案内機構としては、例えば、図7に示す構成が採用されていた、すなわち、送弾ホイール4で給弾機から受け取った弾薬3を遊底10の前方の装てん位置まで送弾するために、カムドラム9の上方に固定された弾薬ガイド10Aが使われていた。また、別の構成として図8、図9に示すガイド部材12a,12bを揺動可能に保持して弾薬3の送弾中のガイドとするとともに、弾薬排出孔e,e’を塞ぐ部材として使うものが提案されている。すなわち、砲架2内のカムドラム9の上方位置には、送弾ホイール4を介して第1、第2給弾孔f,f’が形成され、第1、第2弾薬排出孔e,e’が形成されていると共に、第1、第2弾薬ガイド12a,12bによって弾薬3の遊底(図示せず)との対応及び弾薬3の排出を行っていた。また、この弾薬ガイド12a,12bの回動を制限するため、カムドラム9の外周に設けたカム9Aを用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾薬案内機構は以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。すなわち、図7で示す第1従来構成の場合、弾丸を発射した後、薬莢を放出するのに、固定した弾薬ガイド部ではできないため、薬莢を弾薬ガイドのない位置まで送り、その位置で例えばランマのような機構を用いて薬莢を機関砲の外へ放出することになる。このため、薬莢を放出位置へ送るため、送弾ホイールにかかる負荷が大きくなる欠点があった。また、薬莢の放出方向は、横方向又はななめ下方にできないという制限を受けることになっていた。一方、図8、図9で示す第2従来例の場合、揺動するタイプの弾薬ガイドであるため、斜め下方に薬莢を放出することが可能であるが、送弾時に弾薬が外方向に飛び出す力に打ち勝つ力を弾薬ガイドに与える必要がある。その方法として、カムドラムで遊底を駆動する方式では、カムドラムにこの弾薬ガイドを支えるカムを設けていなければならず、カムドラムの構造が複雑化していた。すなわち、弾薬をガイドする間は、このカムで支え、ねじりばね等で復帰させるものである。このため、カムドラムに支えカムを設けるためカムドラムの慣性が大きくなり、駆動力が増加すること、さらに弾薬を排出するための弾薬ガイドの揺動量が大きく、復帰させるためのねじりばねの応力が大きくなり、寿命の短縮という問題があった。
【0004】本発明は以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、トーションバーを用いて弾薬の給弾と排出のガイドを行うようにした弾薬案内機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による弾薬案内機構は、砲架内に設けられた送弾ホイールに対して、前記砲架の両側に設けられた第1、第2給弾機からの弾薬を第1、第2給弾孔を介して供給するようにした弾薬案内機構において、前記各給弾孔の下方に設けられた第1、第2弾薬排出孔と、前記第1給弾孔と第1弾薬排出孔間に第1トーションバーを介して回動自在に設けられた第1ガイドレバーと、前記第2給弾孔と第2弾薬排出孔間に第2トーションバーを介して回動自在に設けられた第2ガイドレバーとを備え、前記各トーションバーによる各ガイドレバーの回動を介して前記弾薬の前記送弾ホイールへの給弾及び各弾薬排出孔を介して前記弾薬の排出を行うようにした構成である。
【0006】さらに詳細には、前記各ガイドレバーは、前記各ガイドレバーの回動を制限するための制限爪が設けられている構成である。
【0007】
【作用】本発明による弾薬案内機構において、弾薬は、左側又は右側の給弾機から送弾ホイールによって送られる。このとき、弾薬は、送られる側のガイドレバーにガイドされて送弾ホイールの弾薬保持部に送られる。この送弾ホイールが送弾方向に回転すると弾薬はガイドレバーを揺動させ、ガイドレバーの制限爪はストッパに当って止まり、弾薬ガイド面を形成し、弾薬はこの弾薬ガイド面に沿って送られる。この弾薬が遊底前方の装てん準備位置まで送られると、送弾ホイールは停止、遊底は弾薬を砲身に装てんし、撃発して弾丸を発射後残った薬莢を引き出す。その後、送弾ホイールが再び送弾方向に回転を始めると、すでに送弾ホイールの弾薬保持部に保持された弾薬を前述と同様に装てん準備位置に送ると共に、薬莢を排出方向に送る。このとき、前述の給弾側と反対側に位置するガイドレバーは、弾薬を排出孔にガイドし、弾薬は排出される。
【0008】
【実施例】以下、図面と共に本発明による弾薬案内機構の好適な実施例について詳細に説明する。図1において、砲身1を有する砲架2内に設けられたカムドラム9はカップリング6を介してモータ7によって回転させられ、カムドラム9が1回転するとこのカムドラム9に係合して直進運動する遊底10に前進−停止−後退−停止の作動を与えるように構成されている。前記カムドラム9に連動して作動する間欠連動機構5を介して間欠回転するように構成された送弾ホイール4は、カムドラム9に連動して、遊底10が後退して停止している間に90゜回転する。前記送弾ホイール4は、第1、第2ディスク4a,4bを有し、各ディスク4a,4bにはそれぞれ4ケの弾薬保持部cが形成されている。
【0009】機関砲を構成する前記砲架2の両側に形成された第1、第2給弾孔f,f’には、第1、第2給弾機15a,15bが設けられ、機関砲の左右にそれぞれ配置されていると共に、この各給弾孔f,f’を介して弾薬3を連続して送弾ホイール4の方向に押し付けている。この弾薬3を送る側の給弾機15a,15bは、ここに図示していない引金機構で制御されるもので、実際の作動では、どちらかの側からのみ機関砲に弾薬3が供給される構成である。通常、第1、第2給弾機15aと15bには異なった弾種の弾薬がつめられている。
【0010】前記砲架2に内蔵された第1、第2ガイドレバー12a,12bを有する弾薬案内機構8は、4個のブラケット11a,11a’,11b,11b’によって砲架2の第1、第2給弾孔f,f’に取り付けられており、各ガイドレバー12a,12bは図6で示すように、第1、第2トーションバー14a,14bを内蔵した第1、第2パイプ13a,13bにキー16で固定され、一体となっている。また、この各ガイドレバー12a,12bは、送弾ホイール4の各ディスク4a,4b間に配置されており、各パイプ13a,13bの一端は前記各ブラケット11a,11a’及び11b,11b’に回動可能に保持されている。
【0011】前記各トーションバー14a,14bの一端は各パイプ13a,13bに、その他端は各ブラケット11a,11a’,11b,11b’にそれぞれピン17で固定されている。さらに、各ガイドレバー12a,12bの基部には、その長手方向の後方に向けて突出した制限爪aが形成され、ある角度回転すると、各ブラケット11a,11a’,11b,11b’のストッパbに当り止まるように構成されている。また、前記各給弾孔f,f’の下方には、第1、第2ガイド部100,101を有する第1、第2薬莢排出孔e,e’が形成されている。また、各ガイドレバー12a,12bの上面は弾薬3・・・を給弾しやすいように、凹みを有する給弾面Yをなしている。また、各ガイドレバー12a,12bは、各給弾孔f,f’と各弾薬排出孔e,e’との間に位置している。
【0012】次に動作について述べる。まず、図2に示すように、前記弾薬3・・・は、右側の第1給弾機15aによって、機関砲の砲架2内に供給され、弾薬3aは送弾ホイール4の弾薬保持部cに保持されている。この場合、各ガイドレバー12a,12bは、それぞれ前記各トーションバー14a,14bで中立位置に保持されている。図3は、送弾ホイール4が矢印Aの方向に45゜回転した状態を示す。第1ガイドレバー12aは弾薬3aによって下方に押され、制限爪aはストッパbに当り、ロックされており、弾薬3aは第1ガイドレバー12aに沿って送られ、第1薬莢排出孔eには排出されない。一方、第2ガイドレバー12bは中立位置に保持されており、弾薬3bは、押されて送弾ホイール4の各ディスク4a,4bで止められている。
【0013】図4は図3からさらに45゜送弾ホイール4が回転した状態であり、弾薬3aは装てん準備位置に送られ、弾薬3bは、送弾ホイール4の弾薬保持部cに押し込まれている。第1弾薬ガイド12aは弾薬3aが通り過ぎた後に第1トーションバー14aによって再び中立位置に復帰する。この状態で弾薬3aは周知の遊底10によって砲身1に押し込まれ、弾丸が発射された後、薬莢が再び弾薬3aの位置まで引き出される。
【0014】図5は図4から遊底10が後退して停止した後、送弾ホイール4がさらに45゜回転した状態であり、弾薬3aの薬莢は、送弾ホイール4によって第2薬莢排出孔e’の方向にかき出され、この結果、第2ガイドレバー12bを中立位置から上方に押し上げている。このため、弾薬3aの薬莢は第2薬莢排出孔e’の方向へガイドされ排出される。一方、弾薬3bは先に述べたように装てん準備位置まで送られる。
【0015】次に、弾薬3・・・を給弾する側を第1給弾機15aから第2給弾機15bに切り換え、また、送弾ホイール4の回転方向を図3の矢印Aと反対方向にすると(これはモータ7の回転方向を反対にすることで簡単にできる)各ガイドレバー12a,12bは役割を変えて、それぞれ、前述と同じ動作に従って弾薬3・・・のガイドと薬莢の排出をすることになる。従って、何ら手を加えることなく、発射する弾薬3・・・を変えることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明による弾薬案内機構は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。すなわち、トーションバーに設けられた一対のガイドレバーを有する簡単な機構によって左右どちら側から給弾されても、確実に弾薬を装てん準備位置まで送ると共に薬莢を斜め下方に排出することが可能となった。このため、送弾ホイールの回転に要するトルクは小さくなってモータも小型のものですむことになり、かつ、カムドラムのカムが不用となり、軽量化し、ガイドレバー復帰用のばねの付加も小さくなり、寿命を長くすることができる。




 

 


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