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発明の名称 標的装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−159096
公開日 平成7年(1995)6月20日
出願番号 特願平5−301549
出願日 平成5年(1993)12月1日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道照 (外6名)
発明者 吉岡 武
要約 目的
本発明は標的装置に関し、特に、赤外線レーザ又は赤外線ランプによる赤外線を反射面に照射し、この反射面からの反射赤外線を検出して射撃することを特徴とする。

構成
本発明による標的装置は、反射面(5a)を有する本体(5)を有し、この反射面(5a)は赤外線源(8)からの赤外線(7)を反射すると共に、この反射面(5a)からの反射赤外線(7a)を検知して射撃するもので、極めて安価な標的(5A)を得るようにした構成である。
特許請求の範囲
【請求項1】 反射面(5a)を有する本体(5)と、所定の角度で一方向に赤外線を照射する赤外線源(8)とからなり、前記本体(5)は前記反射面(5a)と赤外線(7)の照射方向とを対向して前記赤外線源(8)から所定距離離して配設し、前記反射面(5a)を標的としたことを特徴とする標的装置。
【請求項2】 前記本体(5)が複数個用いられ、前記赤外線(7)を何れかの前記本体(5)の反射面(5a)に照射する構成としたことを特徴とする請求項1記載の標的装置。
【請求項3】 複数の前記本体(5)を用い、前記各本体(5)の反射面(5a)に対向して設けられた前記赤外線ランプからなる前記赤外線源(8)からの赤外線(7)を前記反射面(5a)に照射し、前記各赤外線源(8)は遠隔操作手段(10)を介してオン・オフできるように構成したことを特徴とする請求項1記載の標的装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、標的に関し、特に、赤外線レーザ又は赤外線ランプによる赤外線を反射面に照射し、この反射面からの反射赤外線を赤外線センサ又はサーマルイメージ手段で検出して射撃するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の熱標定射撃用標的装置としては、一般に、図5で示す構成が採用されていた。すなわち、図5において符号5で示されるものは、全体形状が四角形の板よりなる本体であり、この本体5の中央位置には、面ヒータやセラミックヒータからなる電熱ヒータ2を有する導熱板3が設けられている。このヒータ2には電源4が接続され、この電源4によって電源ヒータ2は発熱するように構成されていると共に、この本体1と導熱板3及び電源4によって標的5Aを構成している。
【0003】従って、前述の構成による標的5Aを演習場の所定の場所に設置し、感熱センサーを有する飛翔体が電熱ヒータ2の熱を感熱することにより命中するようにしていた。なお、命中した場合、装置全体は完全に破壊される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱標定射撃用標的装置は、以上のように構成されているため、次のような課題が存在していた。すなわち、標的に設けられた面ヒータやセラミックヒータ等の電熱ヒータは、電源によって常時加熱しなければならないため、電力損失が大きくなるばかりでなく、標的に命中した場合は標的を交換する必要があり、装置全体の価格を安価にすることは不可能であった。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、繰返し使用が可能な熱源を使用することにより安価な構成とし、また、短期間のみ熱源を照射することにより陰顕標的を実現できる熱標定射撃用の標的装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による標的装置は、反射面を有する本体と、所定の角度で一方向に赤外線を照射する赤外線源とからなり、前記本体は前記反射面と赤外線の照射方向とを対向して前記赤外線源から所定距離離して配設し、前記反射面を標的とする構成である。
【0007】さらに詳細には、前記本体が複数個用いられ、前記赤外線を何れかの前記本体の反射面に照射するようにした構成である。
【0008】さらに詳細には、複数の前記本体を用い、前記各本体の反射面に対向して設けられた前記赤外線ランプからなる前記赤外線源からの赤外線を前記反射面に照射し、前記各赤外線源は遠隔操作手段を介してオン・オフできるようにした構成である。
【0009】
【作用】本発明による標的装置においては、本体の反射面に対して、この反射面から所定距離離れた赤外線レーザ又は赤外線ランプからなる赤外線源からの赤外線を照射することにより、この反射面から反射赤外線が反射する。この状態で、この反射赤外線をサーマルイメージセンサで観測して標的を特定し、発射装置から飛翔体を発射する。また、短時間のみの赤外線の照射により、陰顕標的を実現することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面と共に本発明による標的装置の好適な実施例について詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明する。図1において符号5で示されるものは本体であり、この本体5は全体形状がほぼ平板状をなし、地面6上に立設して配設されている。
【0011】前記本体5の少なくとも1面には、赤外線7を反射し、反射赤外線7aを発生するための反射面5aが形成されており、この赤外線7は前記地面6上に設けられた赤外線ランプからなる赤外線源8から所定の角度で一方向に位置する前記反射面5aに照射されており、この赤外線源8の近傍には、射撃時における本体5を保護するための土のう等からなる保護体9が設けられている。なお、この本体5と反射面5aとにより標的5Aを構成していると共に、前記本体5は反射面5aと赤外線7の照射方向とを対向して前記赤外線源8から所定距離離して配設されている。
【0012】次に、動作について述べる。まず、前記赤外線源8から反射面5aに照射された赤外線7は、この反射面5aで反射され反射赤外線7aとなり、この反射面5aに所定の標的となる陰顕が表れるようにしておくことにより、短時間だけ標的が表れる陰顕標的を実現することができる。なお、この図1の構成では、赤外線源8として赤外線ランプを用いているため、この標的5Aと赤外線源8間の距離は数mから数10mの至近距離で構成されている。前述の状態において、発射装置側からサーマルイメージ手段(図示せず)を介して標的5Aの特定を行い、発射装置で飛翔体を発射する。また、飛翔体(図示せず)自体に赤外線センサを有する場合、飛翔体(図示せず)自体が反射面5aからの反射赤外線7aを感知し、標的5Aを射撃する。
【0013】次に、図2及び図3に示す他の実施例の場合、赤外線源8として赤外線レーザを用い、他の構成は、前述の図1の構成と同一であるため、同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。従って、図2及び図3の構成において、標的5Aを複数個散在(図3に示す)させ、この標的5Aと赤外線源8との間の距離を数100m以上に設定し、赤外線源8を矢印Aの方向に任意に回動させて赤外線レーザビームからなる赤外線7を任意の標的5Aに照射すると、この標的5Aから反射した反射赤外線7aを、前述のサーマルイメージ手段又は赤外線センサで観測又は追尾して飛翔体を命中させることができる。また、この場合、赤外線源8として赤外線レーザを用いているため、標的5A迄の距離を前述のように遠距離とすることができ、標的5Aの射撃時における赤外線源8の破損を防止することができる。また、各標的5Aに対して短時間のみの赤外線照射を行うことにより、陰顕標的を実現することができる。
【0014】また、図4に示す他の実施例の場合、赤外線源8として赤外線ランプを用い、他の構成は、前述の図1の構成と同一であるため、同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。前記各赤外線源8は、全て遠隔操作手段10に接続されており、この遠隔操作手段10を操作することによって各赤外線源8の赤外線ランプのオン・オフを自在に行うことができるように構成されている。
【0015】従って、図4の構成において、遠隔操作手段10を介して各赤外線源8のうちの何れかをオンとした状態で、当該の標的5Aの反射面5aに赤外線7を照射した状態で、例えば、タンク11のサーマルイメージ手段(図示せず)で標的5Aの特定を行い、発射装置11aの照準を合わせて射撃すると、当該の標的5Aの射撃を行うことができる。
【0016】また、前述の当該標的5Aの射撃が完了した後には、他の位置の赤外線源8のスイッチをオンとすることにより、前述とは異なる他の位置の標的5Aの射撃を次々と行うことができる。
【0017】従って、図1から図4迄の何れの実施例においても、射撃される標的5Aは、反射面5aを有する本体5のみであり、そのコストは極めて低く、この標的5Aを交換するのみで繰り返し、射撃を行うことができる。また、前述の実施例で示したように、赤外線源8としては、赤外線ランプ又は赤外線レーザの何れかをその目的に応じて任意に用いることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明による標的装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。すなわち、標的装置を構成する標的は、単に、反射面を有する本体のみであるため、極めて低コストであり、この本体の交換のみで次々と射撃を行うことができ、従来構成の標的に比べると、何らのエネルギーも必要とせず、大幅なコストダウンを達成することができる。また、短時間のみ赤外線を照射することによる陰顕標的を実現することができる。




 

 


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