米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 機械工学 -> 東京瓦斯株式会社

発明の名称 溶液混入防止装置を備えた吸収式冷凍装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−4773
公開日 平成7年(1995)1月10日
出願番号 特願平5−146224
出願日 平成5年(1993)6月17日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】尾股 行雄
発明者 藤本 正之 / 大平 洋一 / 加藤 昇三 / 田島 一弘 / 高瀬 保夫 / 宮本 哲雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 再生器と、吸収器と、凝縮器と、蒸発器とを備え、上記吸収器からの希溶液を上記再生器に供給するようにした吸収式冷凍装置において、上記吸収器と再生器1との間に希溶液の循環量を制御するポンプと希溶液弁を、上記再生器には溶液の液面を検出する液面検出器を夫々設け、定常運転から停止状態に移行する場合に、上記バーナを停止し上記ポンプにより上記再生器に希溶液を供給し続ける行程(攪拌行程)を経て停止するようにしてなり、上記攪拌行程において上記再生器の液面があるレベル以上になったとき、上記希溶液弁を閉止して希溶液が上記再生器に流れ込むのを停止し、上記再生器液面があるレベル以下のときに上記希溶液弁を開放するようにしてなる吸収式冷凍装置。
【請求項2】 再生器と、吸収器と、凝縮器と、蒸発器とを備え、上記吸収器からの希溶液を上記再生器に供給するようにした吸収式冷凍装置において、上記吸収器と再生器との間に希溶液の循環量を制御するポンプを設け、再生器には溶液の液面を検出する液面検出器を設け、定常運転から停止状態に移行する場合に、上記バーナを停止し上記ポンプにより上記再生器に希溶液を供給し続ける行程(攪拌行程)を経て停止するようにしてなり、上記攪拌行程において上記再生器の液面に応じて上記ポンプの送液能力を制御するようにしてなる吸収式冷凍装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調機に関するものであり、より詳しくは、定常運転から停止状態に移行する場合に、加熱を停止し、ポンプにより再生器に希溶液を送り続ける「攪拌行程」を有する吸収式冷凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記「攪拌行程」では、希溶液ポンプによる溶液の循環を行い、濃液と希釈液とを混合して濃液濃度を低くする制御を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これだけでは、停止と同時に加熱を停止すると、再生器からの蒸発に対して凝縮器の凝縮能力のほうが打ち勝ち、凝縮器圧力(再生器圧力)が下がり、溶液ポンプから再生器への流量が増加し、再生器から吸収器への流量は再生器の圧力の低下により低下する。即ち、再生器の液面が急激に上昇することになる。この変化が激しいと、液面が異常に上昇し、これにより再生器から凝縮器へ溶液が流れ込むこと(混入)がある。この混入が発生すると、凝縮器内に溶液が入り、冷媒に溶液が混じってしまい、冷凍能力を阻害することになっていた。
【0004】この発明は、上記欠点を払拭し、溶液が冷媒へ混入するのを防止し、改良された吸収式冷凍装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、再生器と、吸収器と、凝縮器と、蒸発器とを備え、上記吸収器からの希溶液を上記再生器に供給するようにした吸収式冷凍装置において、上記吸収器と再生器1との間に希溶液の循環量を制御するポンプと希溶液弁を、上記再生器には溶液の液面を検出する液面検出器を夫々設け、定常運転から停止状態に移行する場合に、上記バーナを停止し上記ポンプにより上記再生器に希溶液を供給し続ける行程(攪拌行程)を経て停止するようにしてなり、上記攪拌行程において上記再生器の液面があるレベル以上になったとき、上記希溶液弁を閉止して希溶液が上記再生器に流れ込むのを停止し、上記再生器液面があるレベル以下のときに上記希溶液弁を開放するようにしてなる吸収式冷凍装置である。
【0006】また、本発明は、再生器と、吸収器と、凝縮器と、蒸発器とを備え、上記吸収器からの希溶液を上記再生器に供給するようにした吸収式冷凍装置において、上記吸収器と再生器との間に希溶液の循環量を制御するポンプを設け、再生器には溶液の液面を検出する液面検出器を設け、定常運転から停止状態に移行する場合に、上記バーナを停止し上記ポンプにより上記再生器に希溶液を供給し続ける行程(攪拌行程)を経て停止するようにしてなり、上記攪拌行程において上記再生器の液面に応じて上記ポンプの送液能力を制御するようにしてなる吸収式冷凍装置である。
【0007】
【作用】上記構成のうち、上記吸収器と再生器との間に希溶液の循環量を制御するポンプと希溶液弁の双方を設けた本発明の構成の場合には、再生器の液面が一定値以上になったときには希溶液弁を閉止し、再生器の液面の上昇を押さえる。また、再生器の液面が一定値以下になったときには希溶液弁を開放し、希溶液を再生器に送りこみ、溶液循環系(希液・濃液系)に溶液を循環させ、これにより全体の溶液を充分に攪拌する。その結果、液面は常に一定値以下に保持され、かくして、溶液が凝縮器に混入するのが防止される。
【0008】また、上記吸収器と再生器との間に希溶液の循環量を制御するポンプのみを設け、希溶液弁を除いた構成の場合には、再生器の液面が一定以上になったときにはポンプの回転数を低く押さえ、これにより再生器の液面が上昇するのを押さえる。また、再生器の液面が一定値以下になったときには、ポンプの回転数を高くして、再生器への溶液の循環量を多くし、溶液循環系の溶液を充分に攪拌する。これにより、液面は一定以上になることはなく、溶液の凝縮器への混入を防止できる。この第2番目の構成だと希溶液弁を設ける必要がないので経済的である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】本発明による吸収式冷凍装置23は、図1に示すように、室外機27を有しており、室外機27は、下側にバーナ2を備えた再生器1を有している。再生器1の上部には連通する凝縮器3が配設されており、凝縮器3には冷媒配管4を介して冷媒タンク6が接続されている。冷媒タンク6の上方には蒸発器5が配設されており、蒸発器5の図1左方には吸収器7が配設されている。吸収器7には冷却水管30が接続されており、冷却水管30の途中には流量弁31が設けられている。また、吸収器7には、前記再生器1から配管したUシール管構成となる濃溶液流路8が接続されており、濃溶液流路8の途中には溶液熱交換器9が設けられている。また、濃溶液流路8には真空弁24を介して溶液タンク12が設置されている。溶液タンク12は稀溶液配管13を介して前記再生器1に接続されており、稀溶液配管13の途中にはポンプ25、真空弁26及び前記溶液熱交換器9が設けられている。また、再生器1の図1左方には、下側にバーナ17を備えた温水熱交換器16が並設されており、これら再生器1及び温水熱交換器16の上側には排気フード18が冠着されている。更に、温水熱交換器16の図1下方には、外気温度を検出する温度センサ10が設けられており、温度センサ10は制御装置19に接続されている。また、凝縮器3と吸収器7の近傍には送風ファン21が、これら凝縮器3及び吸収器7を冷却し得る形で設置されている。
【0011】一方、室外機27の図1右方には複数(図示例では2台)の室内機28、29が設置されており、これら室内機28、29と前記蒸発器5及び前記温水熱交換器16とは冷水管14で接続されている。
【0012】上記吸収式冷凍装置23の冷房運転に際しては、まず、燃焼装置2の加熱で再生器1の溶液が沸騰し冷媒蒸気が凝縮器3へ導かれ凝縮し液冷媒となる。この冷媒液は冷媒タンク6に溜まり冷媒ポンプ22から蒸発器5へ給送され、この散布時に生ずる潜熱で冷水管14を流れる冷水を冷やすと共に、発生した冷媒蒸気を連通の吸収器7で、再生器1から別途導かれる濃溶液で吸収し稀溶液として溶液タンク12に集め再生器1に戻す冷凍サイクルを構成する。
【0013】この場合、冷房運転制御としては冷媒タンク12に溜まる冷媒を形成する前記再生器1のバーナ2の燃焼量を制御して行う。この制御は、冷媒タンク6の上部に接続させた溶液タンクへ戻すオーバーフロー管33の流出口近傍の所定量の冷媒液面に配設した液位センサ(図示せず)による液位検出と、蒸発器5から出る冷水管14に設けた冷水温度検出器20とで総合的に行う。
【0014】本発明の第1の実施例においては、上記溶液タンク12と再生器1との間に希溶液の循環量を制御するポンプ25と希溶液弁26を設けて溶液タンク12からの希溶液が溶液熱交換器9を介して希溶液配管13を通って再生器1に送られるようになっている。
【0015】更に、再生器1にはその中の溶液の液面を検出するフロートなどの液面検出器11を設けてある。この構成により、定常運転から停止状態に移行する場合に、上記バーナ2を停止し上記ポンプ25により上記再生器1に希溶液を供給し続ける行程(攪拌行程)を経て停止するようにしてなり、上記攪拌行程において上記再生器の液面が一定(レベルLgh)以上になったとき、上記希溶液弁26を閉止して希溶液が上記再生器1に流れ込むのを停止する。そして、上記再生器1の液面がLghよりも低い一定レベル(Lgl)以下のときには上記希溶液弁26を開放するのである(図2参照)。
【0016】即ち、再生器1の液面が一定値Lgh以上になったときには希溶液弁26を閉止し、再生器1の液面の上昇を押さえる。逆に、再生器1の液面が一定値Lgl以下になったときには希溶液弁26を開き、希溶液を再生器1に送りこんで溶液循環系(希液・濃液系)に溶液を循環させ、これにより全体の溶液を充分に攪拌(即ち希釈)する。その結果、液面は常に一定値以下に保持され、かくして、溶液が凝縮器に混入するのが防止される。
【0017】本発明の第2の実施例としては、上記構成のなかの希溶液弁26を除いた構成である。即ち、上記溶液タンク12と再生器1との間に希溶液の循環量を制御するポンプ25のみを設け、前記の希溶液弁26は設けない構成である。そして、再生器1には溶液の液面を検出する液面検出器11を設け、定常運転から停止状態に移行する場合に、上記バーナ2を停止し上記ポンプ25により上記再生器1に希溶液を供給し続ける行程(攪拌行程)を経て停止するようにしてなり、上記攪拌行程において上記再生器1の液面が一定レベルLgh以上になったとき、上記ポンプ25の送液能力を低く制御し、再生器1の液面がLghよりも低い一定レベルLgl以下のときにはポンプ25の送液能力を高く制御する(図3参照)。即ち、この実施例では、流量制御において希溶液弁26などの弁を採用せずに、ポンプ25の液移送能力を高めたり低くする制御を行うことにより凝縮器への溶液の混入を防止するのである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、溶液の混入を効果的に解消できる極めて有用な構成である。
【0019】上記構成のうち、上記吸収器と再生器との間に希溶液の循環量を制御するポンプと希溶液弁の双方を設けた本発明の構成の場合には、再生器の液面が一定値以上になったときには希溶液弁を閉止し、再生器の液面の上昇を押さえる。また、再生器の液面が一定値以下になったときには希溶液弁を開放し、希溶液を再生器に送りこみ、溶液循環系(希液・濃液系)に溶液を循環させ、これにより全体の溶液を充分に攪拌する。その結果、液面は常に一定値以下に保持され、かくして、溶液が凝縮器に混入するのが防止できる。
【0020】また、上記吸収器と再生器との間に希溶液の循環量を制御するポンプのみを設け、希溶液弁を除いた構成の場合には、再生器の液面が一定以上になったときにはポンプの回転数を低く押さえ、これにより再生器の液面が上昇するのを押さえる。また、再生器の液面が一定値以下になったときには、ポンプの回転数を高くして、再生器への溶液の循環量を多くし、溶液循環系の溶液を充分に攪拌する。これにより、液面は一定以上になることはなく、溶液の凝縮器への混入を防止できると共に、希溶液弁を設ける必要がないので経済的である。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013