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発明の名称 盛土間知ブロック積の施工法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−18686
公開日 平成7年(1995)1月20日
出願番号 特願平5−166643
出願日 平成5年(1993)7月6日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】久門 知 (外1名)
発明者 後閑 淳司
要約 目的
間知ブロック積工法において、ブロック積の作業と裏込材埋戻し作業を分離することによって、石積工、重機の特殊運転手等の人員及び機材を効率よく使用しブロック積みの品質を向上させることを目的とする。

構成
丁張り作業の代わりにブロック積の所定の高さまで型枠を設置し所定の高さまでブロックを積み胴込コンクリートを施工した後、重機を利用して裏込材をまき出し転圧して行く。
特許請求の範囲
【請求項1】 盛土間知ブロック積の施工法に於いて、ブロック積の所定の高さまで型枠を用い裏型枠を設置し、該裏型枠に合わせてブロックを並べ、1段づつ胴込コンクリートを打設し、所定の高さまで胴込コンクリートを施工し、該胴込コンクリートの硬化を待って、前記裏型枠を脱枠し、重機で裏込材をまき出し転圧し、サポートを埋戻しに合わせて順次組み換えていくことを特徴とする盛土間知ブロック積の施工法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】土木工事における盛土法面の安定工法として、間知ブロック積の施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示す如く従来の施工法は、ブロック積の立ち上がりに従って裏込材の埋戻しを行う。図2(a)で丁張り設置し(b)でブロック積石セット、胴込コンクリート打設後裏型枠を脱枠する。(c)で裏込材埋戻しを行う。(b)(c)を1サイクルとして1乃至2段づつ施工する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の施工法では、丁張りによってブロックを積む位置を決定し、ブロック積み上げ作業では、作業員に石積工を用い裏込材埋戻し作業では特殊運転手とパワーショベル等の重機を用いることになる。従ってブロック積工事の開始から終了まで石積工と特殊運転手及び重機を用意しておかなければならない。また、ブロック積上げ作業から裏込材埋戻し作業に段取りを変える時に胴込コンクリートの硬化及び裏型枠の脱枠の終了を待たなければならない。つまり施工の能率を上げる為には胴込コンクリートの硬化の十分な発生強度を待たずしてブロック積上げ作業に入らなければならず、品質的にも問題を生ずることになる。
【0004】本発明ではブロック積の作業と裏込材埋戻しの作業を分離することによって石積工を連続的に使用した後に、重機及び特殊運転手を使用することが出来る。従って石積工と重機及び特殊運転手を必要な時に能率的に使用することが出来る。
【0005】またブロック積の作業から裏込材埋戻しの作業に段取り換えをする時に胴込コンクリートの硬化を十分な強度が出るまで待つことが出来る。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1によって、課題を解決するための手段を説明する。
【0007】(a)従来法の丁張り作業の代わりに、ブロック積の所定の高さまで型枠を用いて裏型枠を設置する。
【0008】(b)裏型枠に合わせてブロックを並べて、1段づつ胴込コンクリートを打設してゆく。
【0009】(c)所定の高さまでブロック積及び胴込コンクリートを施工し胴込コンクリートの硬化を待ってから裏型枠を脱枠する。
【0010】(d)ここで重機を用意して、裏込材をまき出し転圧をしてゆく。この時サポートを埋戻しに合わせて順次組み換えてゆく。
【0011】この様子を図1(a)(b)(c)(d)に示す。
【0012】
【作用】従来は丁張りによって、施工管理を行っていたがブロックの所定の高さまで型枠を用いて裏型枠を設置することによって、型枠セット時にブロック積の仕上がり形状が把握でき、型枠をしっかり固定することでブロック積の仕上がり精度が向上する。又、裏型枠の設置から裏型枠の脱枠作業までを石積工及び型枠工で行い、裏込材のまき出し転出作業から重機及び特殊運転手を用いることで資機材及び人員調達が効率的に出来る。
【0013】
【実施例】図3(a)に実施例の裏型枠割付の平面図を(b)に側面図を示す。
【0014】図4は裏型枠セット状況図であり図5は裏込材埋戻し状況図である。
【0015】以下順を追って工法の実施例を説明する。
【0016】(イ)型枠工及び石積工により基礎コンクリートの施工を行う。
【0017】(ロ)基礎コンクリートに続いて、裏型枠の設置を行う。裏型枠は裏込材の埋戻しの時を考慮して、4.5m毎に型枠を縦使いして設置する。又、型枠の支保工は、図4のように縦バタ及び横バタを単管を用いてセットしサポートを必ず縦使いをした型枠にあてがうようにする。
【0018】(ハ)裏型枠をセットする時にブロックの勾配や仕上がりの形状にセットする。
【0019】(ニ)裏型枠に合わせて石積工がブロックのセット及び胴込コンクリートの打設を行う。
【0020】(ホ)所定の高さまでブロックを積み上げてから胴込コンクリートの強度の発生を待って裏型枠を脱枠する。
【0021】(ヘ)図5に示すように脱枠は横使いをした型枠のみとし、サポートを盛り換えながら縦使いの型枠は残しておくようにする。
【0022】(ト)ここで、作業員を石積工から特殊運転手と重機に換え、裏込材の埋戻し作業に入る。
【0023】(チ)裏込材の埋戻しは、順次下から縦使いの型枠とサポートを撤去しながら、まき出し転圧を行う。
【0024】
【発明の効果】従来の施工法では、施工管理の方法として、丁張りを用いているが、丁張りは数メートルピッチに木製の板でブロック積み上がりの位置を決め、丁張り間に水糸を張りながらその間の積み上がりの位置を決めていたため、丁張り材料のたわみにより精度が落ちる。本発明のように型枠を使用することで積み上がり形状を面的に管理出来るので、施工精度が向上する。また、胴込コンクリートの厚さとその発生強度を十分に確保することが出来品質の向上が図れる。
【0025】又、従来の工法では、施工の開始から終了まで、石積工、特殊運転手、小型移動式クレーン、パワーショベル、ランマー等、積ブロック、生コン、裏込材等の資機材と人員を配置しておく必要があるが本発明では石積作業と埋戻し作業を分離して行うため、これらの調達をそれぞれの作業毎に効率的に行うことが出来る。従って作業スペースを広く使えることが出来るうえ、材料や機械を必要最小限の使用に押さえることが出来る。




 

 


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