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全自動洗濯機 - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 全自動洗濯機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−59982
公開日 平成7年(1995)3月7日
出願番号 特願平5−209814
出願日 平成5年(1993)8月25日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】粟野 重孝
発明者 千葉 伸也 / 中島 信市 / 大道 幸延
要約 目的
全自動洗濯機において、少量の水で効率良く予浸することを目的とする。

構成
洗濯兼脱水槽17と、洗濯兼脱水槽17を外包する洗濯受槽5と、洗濯受槽5の洗剤液を被洗濯物に散水して循環させるポンプ19を備えた構成により、従来の設定水位を保持したまま従来よりも少量の洗剤液でも被洗濯物を浸漬させることができ、漬け置きによる汚れの膨潤と少量にしたことにより相対的に高められた洗剤液の濃度によって効果的な予浸ができる。
特許請求の範囲
【請求項1】流体バランサ周辺の側壁に側面孔および底部に底面孔を有する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を外包する洗濯受槽と、前記洗濯受槽内の洗剤液を被洗濯物に散水して循環する構成としたポンプを備えた全自動洗濯機。
【請求項2】側面全体に多数の孔を有する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を外包する洗濯受槽と、前記洗濯兼脱水槽と前記洗濯受槽の相互間に配設したエアーバックと、前記エアーバックに吸排気するエアーポンプを備えた全自動洗濯機。
【請求項3】流体バランサ周辺の側壁に側面孔および底部に底面孔を有する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を外包する洗濯受槽と、前記洗濯兼脱水槽と前記洗濯受槽の間の前記底面孔の近傍に配設したエアーバックと、前記エアーバックに吸排気するエアーポンプを備えた全自動洗濯機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯、すすぎ、脱水の各工程を連続して自動的に行う全自動洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、全自動洗濯機の普及は目ざましく、予浸処理を効率化し、経済性を良くした全自動洗濯機の発明がなされている(例えば特公平2−46233号公報、特開平3−16954号公報参照)。
【0003】以下に従来の全自動洗濯機について説明する。図4に示すように、筺体1の内部には、内周の上部に流体バランサ2を有し、中央内底部にパルセータ3が配設された洗濯兼脱水槽4と、内部に洗濯兼脱水槽4を回転自在に配設した洗濯受槽5が設けてある。洗濯受槽5の底部には、内部に洗濯時の減速ギアや洗濯・脱水の切り換えクラッチや脱水時のブレーキを内蔵した伝達機構部6及びモータ7が固設され、モータ側プーリ8と、メカ側プーリ9には、ベルト10が張架されてモータ7の動力をパルセータ3に伝達する構成としている。洗濯受槽5は、サスペンション装置11により、筺体1から懸垂防振支持されている。洗濯兼脱水槽4には、その底面の一部と側面全体に孔12が形設されている。洗濯受槽5には、開閉弁13を有する排水ホース14が連結されている。
【0004】以上のように構成された全自動洗濯機について、以下その動作を説明する。洗濯兼脱水槽4に被洗濯物(図示せず)を投入してから布量を検知し、それにより水位、水流、および洗濯、すすぎ、脱水時間を決定する。水位表示を目安に洗剤を投入してから、洗濯兼脱水槽4およびその洗濯兼脱水槽4の孔12を通して洗濯受槽5に給水して1時間程度の漬けおき(予浸)を行った後、洗浄、すすぎ、脱水を行っていた。
【0005】洗浄の前に被洗濯物を予め洗剤液に浸しておくことを予浸といい、酵素や漂白剤の配合された洗剤を水に溶かして被洗濯物の予浸を行うことによって、被洗濯物の汚れがよく落ちるようになる。一般に十分な予浸効果を引き出すには1〜2時間が適当であるとされ、水よりも40℃位の湯で予浸する方がより効果的であると言われている。また予浸では被洗濯物の投入後にその量に応じて給水を行い、洗剤を投入して1時間程度の予浸を行っていたが、一般に洗浄で用いられる標準的な濃度で予浸を行うよりも高濃度で予浸を行った方が汚れ落ちに対して効果があると考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従来の構成では、洗濯兼脱水槽4が底面の一部と側面全体に孔12を有するので、洗濯兼脱水槽4と洗濯受槽5との間には被洗濯物の浸漬に関与しない水が存在し、予浸を行う度に被洗濯物を浸漬させるのにその都度10〜20リットルの余分な水を使用して不経済であり、効率が悪いという問題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもので、少量の水で被洗濯物を浸漬し、効率の良い予浸ができる全自動洗濯機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明の全自動洗濯機は、流体バランサ周辺の側壁に側面孔および底部に底面孔を有する洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽を外包する洗濯受槽と、洗濯受槽内の洗剤液を被洗濯物に散水して循環させるポンプを備えた構成、また、底面の一部と側面全体に多数の孔を形設した洗濯兼脱水槽と洗濯兼脱水槽を外包する洗濯受槽との間に配設したエアーバックと、エアーバックに吸排気するエアーポンプを備えた構成、さらに流体バランサ周辺の側壁に側面孔および底部に底面孔を有する洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽を外包する洗濯受槽と、洗濯兼脱水槽と洗濯受槽の間の洗濯兼脱水槽の底面孔の近傍に配設したエアーバックと、エアーバックに吸排気するエアーポンプを備えた構成としたものである。
【0009】
【作用】この構成において、ポンプで洗濯受槽内の洗剤液を被洗濯物に散水して循環させることとなり、また予浸時にエアーポンプで洗濯兼脱水槽と洗濯受槽の間に配設したエアーバックを膨張させて、洗濯兼脱水槽と洗濯受槽の空間を充填し、洗濯兼脱水槽の側壁および底部の孔を閉塞することとなり、さらに予浸時にエアーポンプで洗濯兼脱水槽の近傍に配設したエアーバックを膨張させて、洗濯兼脱水槽と洗濯受槽の間の空間を部分的に充填し、洗濯兼脱水槽の底面孔を閉塞することとなる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0011】本発明の実施例において、前述の従来例について説明した構成部分と同じ部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
【0012】(実施例1)本実施例の特徴とするところは、図1に示すように、前述従来の構成に、従来の洗濯兼脱水槽4を流体バランサ2の周辺に形設した側面孔15と底面部に形設した底面孔16を有する洗濯兼脱水槽17とし、洗濯受槽5に連通し洗濯兼脱水槽17の上部に放水口18aを有する導管18と、導管18に配設したポンプ19と、洗濯受槽5の内部に配設した水位計20を付加したことにある。
【0013】以上のように構成された全自動洗濯機について、以下その動作を説明する。まず、被洗濯物を洗濯兼脱水槽17に入れた後、被洗濯物の布量を検知し、それにより決定された洗浄時の水位表示を目安に洗濯兼脱水槽17内に洗剤を投入する。その後、洗濯兼脱水槽17に注水するが、ここで同時にポンプ19を作動させる。注水された水は、底面孔16から洗濯受槽5に流入してくるが、流入してきた水はポンプ19により、放水口18aから被洗濯物に散水される。水位計20が零を示すように、ポンプ19の出力を調整し、従来の予浸時の水位に達した時点で給水を停止する。このように被洗濯物に散水して、洗濯兼脱水槽17と洗濯受槽5の間に水を溜めないように循環し続けることで、少量の洗剤液でも従来の予浸よりも短時間での浸漬と、高濃度の洗剤液での効果的な予浸ができる。
【0014】予浸後には洗浄を行うがポンプ19を作動させることにより、予浸時と同様に従来よりも少い水量で洗浄できて節水が可能となる。また従来よりも少量の水での予浸による固着した汚れへの膨潤効果により、汚れが繊維から離れ易くなるので、洗浄時間の短縮もできる。
【0015】また洗濯兼脱水槽に側面孔を有しないタイプの節水型洗濯機と異り、脱水時は遠心力により側面孔15から脱水を排出できる。
【0016】以上のように本実施例によれば、洗濯兼脱水槽17の底部に配設した底面孔16から洗濯受槽5内に水を導き、流入してきた水をポンプ19より放水口18aを通して被洗濯物に散水する構成により、従来の予浸のときと設定水位を同じくして、従来よりも少量の水を被洗濯物に散水して循環させて、短時間での効率的な浸漬と、従来に比べて相対的に濃度が上がった洗剤液での効果的な予浸ができる。
【0017】(実施例2)以下本発明の第2の実施例について説明する。
【0018】図2に示すように、本実施例の特徴とするところは、前述従来の構成に、洗濯兼脱水槽4と洗濯受槽5の相互間に配設したエアーバックA21と、エアーバックA21に吸排気するエアーポンプ22を付加したことにある。
【0019】以上のように構成された全自動洗濯機について、以下その動作を説明する。まずエアーポンプ22により、エアーバックA21に吸気して膨張させ、洗濯兼脱水槽4と洗濯受槽5の空間を充填し洗濯兼脱水槽4の側壁および底部の孔12を全て閉塞する。その後、被洗濯物を洗濯兼脱水槽4に入れ、洗剤と水を投入する。孔12はエアーバックA21によって閉塞されているので、洗濯兼脱水槽4と洗濯受槽5との間には水が流入しない。したがって従来の予浸のときと設定水位を同じくして、少量の水での被洗濯物の浸漬と、結果として従来に比べて相対的に濃度が上がった洗剤液(周期的に短時間パルセータ3を回転させて作成する)で予浸できる。
【0020】以上のように本実施例によれば、洗濯兼脱水槽4と洗濯受槽5との空間を吸気したエアーバックA21で充填し、洗濯兼脱水槽4の孔12を閉塞することによって洗濯兼脱水槽4と洗濯受槽5の間への水の流入を防ぐ構成により、従来の予浸のときと設定水位を同じくして、少量の水での被洗濯物の浸漬と、結果として従来と比べて相対的に濃度が上がった洗剤液での効果的な予浸ができる。
【0021】(実施例3)以下本発明の第3の実施例について説明する。図3に示すように、本実施例の特徴とするところは、前述実施例1の構成に、導管18、ポンプ19、水位計20に代えて、洗濯兼脱水槽17と洗濯受槽5の間の底面孔16の近傍にエアーバックB23と、エアーバックB23に吸排気するエアーポンプ22を付加したことにある。
【0022】以上のように構成された全自動洗濯機について以下その動作を説明する。まずエアーポンプ22によりエアーバックB23に吸気して膨張させ、洗濯兼脱水槽17と洗濯受槽5の空間を充填し底面孔16を全て閉塞する。したがって、洗濯兼脱水槽17と洗濯受槽5との間には水が流入せず、従来の予浸のときと設定水位を同じくして少量の水での高濃度の予浸ができる。また脱水時は前述第1の実施例と同様に、遠心力により側面孔15より脱水を排出できる。
【0023】以上のように本実施例によれば、洗濯兼脱水槽17と洗濯受槽5の空間を吸気したエアーバックB23で充填し、洗濯兼脱水槽17の底部の底面孔16のみを閉塞する構成により、エアーバックB23が必要最小限の大きさでよく、エアーポンプ22が能力的に低いものにでき、コストの削減が可能である。
【0024】なお、第2、第3の実施例では、洗浄、すすぎ時にもエアーバックA21、エアーバックB23に吸気して、孔12、底面孔16を閉塞することにより、節水が可能となる。
【0025】さらに、エアーバックA21、同B23の材質を例えばゴムのような弾性体を使用することにより、材料自体の弾性を利用してエアーポンプ22は吸気のみに作動させ、自然排気の構成とすることも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明は、流体バランサ周辺の側壁に側面孔および底面に底面孔を有する洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽を外包する洗濯受槽と、洗濯受槽内の洗剤液を被洗濯物に散水して循環させるポンプを備えた構成、また底面の一部と側面全体に多数の孔を形設した洗濯兼脱水槽と洗濯兼脱槽を外包する洗濯受槽との間に配設したエアーバックと、エアーバックに吸排気するエアーポンプを備えた構成、さらに流体バランサ周辺の側壁に側面孔および底部に底面孔を有する洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽を外包する洗濯受槽と、洗濯兼脱水槽と洗濯受槽の間の洗濯兼脱水槽の底面孔の近傍に配設したエアーバックと、エアーバックに吸排気するエアーポンプを備えた構成により、少量の水で被洗濯物を浸漬し、効率の良い予浸ができる優れた全自動洗濯機を実現できるものである。




 

 


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