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発明の名称 コードレスアイロン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−31798
公開日 平成7年(1995)2月3日
出願番号 特願平5−180176
出願日 平成5年(1993)7月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 金 錦 / 竹中 賢治 / 新山 浩次 / 岩本 良美 / 富田 謙治郎 / 伊藤 真一 / 南部 忠正
要約 目的
アイロン本体からスタンド部に伝送する温度信号が異常の場合、これを報知するコードレスアイロンを提供することを目的としている。

構成
スタンド部3に載置したアイロン本体1のベース1aの温度を温度検知手段4、温度信号伝送手段5を通して温度制御手段6に伝送して温度制御する。この温度信号伝送に異常がある場合、これを温度信号伝送異常検知手段7が検知して報知手段8を作用させるものである。
特許請求の範囲
【請求項1】 電源を供給するスタンド部と、このスタンド部から電源の供給を受けスタンド部から離脱自在なアイロン本体とを備え、これらスタンド部とアイロン本体間には、アイロン本体のベース温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段が検知した温度を信号として伝送する温度信号伝送手段と、温度信号伝送手段の信号を受けてアイロン本体のヒータへの通電を制御する温度制御手段と、前記温度信号伝送に異常が生じた場合にこれを検知する温度信号伝送異常検知手段と、この温度信号伝送異常検知手段が温度信号伝送の異常を検知した場合に、信号伝送の異常を報知する報知手段を備えたコードレスアイロン。
【請求項2】 報知手段に代えて、信号伝送の異常を表示する表示手段を備えた請求項1記載のコードレスアイロン。
【請求項3】 電源を供給するスタンド部と、このスタンド部から電源の供給を受けスタンド部から離脱自在なアイロン本体とを備え、これらスタンド部とアイロン本体間には、アイロン本体のベース温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段が検知した温度を信号として伝送する温度信号伝送手段と、温度信号伝送手段の信号を受けてアイロン本体のヒータへの通電を制御する温度制御手段と、アイロン本体のスタンド部への載置状態に異常があればこれを検知する載置異常検知手段と、この載置異常検知手段が異常を検知した場合に異常を知らせる警報手段を備えたコードレスアイロン。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスタンド部とこの上に離脱自在に載置するアイロン本体からなり、アイロン掛け時には電源コードなしで使用できるコードレスアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スタンド部とアイロン本体とを分離して、アイロン掛け時にはアイロン本体をコードレスの状態で使用できるコードレスアイロンが普及してきている。このコードレスアイロンは、アイロン本体に電源コードがついていないため、アイロン掛け操作が容易で、非常に使い勝手の良いものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしコードレスアイロンは、その商品の性格上、アイロン本体をスタンド部から頻繁に着脱するものである。この着脱の際に、アイロン本体とスタンド部とを接続している端子部に、つまりスタンド部からアイロン本体に電源を供給するための端子や、アイロン本体からスタンド部に温度信号を伝達する端子に、異物が挟まったような場合には、異常状態となってアイロン本体の制御ができないものとなる。従来の構成のコードレスアイロンでは、このような事態に対処する方法がないものであった。
【0004】本発明は前記した従来の構成の課題を解決しようとするもので、アイロン本体とスタンド部との間の温度信号伝送に異常が生じた場合に、この異常を使用者に知らせることができるコードレスアイロンを提供することを第一の目的としているものである。また、前記第一の目的を達成するための他の手段を提供することを第二の目的としている。更に、温度信号伝送異常の原因となるアイロン本体の載置異常を検知できる手段を提供することを第三の目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するための本発明の第一の手段は、電源を供給するスタンド部と、このスタンド部から電源の供給を受けスタンド部から離脱自在なアイロン本体とを備え、これらスタンド部とアイロン本体間には、アイロン本体のベース温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段が検知した温度を信号として伝送する温度信号伝送手段と、温度信号伝送手段の信号を受けてアイロン本体のヒータへの通電を制御する温度制御手段と、前記温度信号伝送に異常が生じた場合にこれを検知する温度信号伝送異常検知手段と、この温度信号伝送異常検知手段が温度信号伝送の異常を検知した場合に、信号伝送の異常を報知する報知手段を備えたコードレスアイロンとするものである。
【0006】第二の目的を達成するための本発明の第二の手段は、第一の手段の報知手段に代えて、信号伝送の異常を表示する表示手段を備えたコードレスアイロンとするものである。
【0007】また第三の目的を達成するための本発明の第三の手段は、電源を供給するスタンド部と、このスタンド部から電源の供給を受けスタンド部から離脱自在なアイロン本体とを備え、これらスタンド部とアイロン本体間には、アイロン本体のベース温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段が検知した温度を信号として伝送する温度信号伝送手段と、温度信号伝送手段の信号を受けてアイロン本体のヒータへの通電を制御する温度制御手段と、アイロン本体のスタンド部への載置状態に異常があればこれを検知する載置異常検知手段と、この載置異常検知手段が異常を検知した場合に異常を知らせる警報手段を備えたコードレスアイロンとするものである。
【0008】
【作用】本発明の第一の手段は、温度信号伝送異常検知手段が温度信号伝送の異常を検知した場合に、報知手段を動作させて信号伝送状態の異常を報知するように作用するものである。使用者はこの報知によって、アイロン本体のスタンド部への載置状態を補正する等の適切な処理をとることができ、大きな異常を未然に防ぐことができるものである。
【0009】本発明の第二の手段は、信号伝送状態の異常が生じた場合に、表示手段が作用して視覚によって使用者に異常状態を知らせるよう作用するものである。
【0010】また本発明の第三の手段は、アイロン本体のスタンド部への載置状態が例えば異物がはさまること等が原因して異常状態となった場合に、載置異常検知手段がこの載置の異常を聴覚あるいは視覚を通して警報するよう作用するものである。
【0011】
【実施例】以下本発明の第一の手段の実施例について図1を参照しながら説明する。図において、1はアイロン本体で、ベース1aと、加熱用のヒータ2を備えている。3は電源を供給するスタンド部で、前記アイロン本体1が着脱自在に載置されており、載置されている間はアイロン本体1に通電する。4はベース1aの温度を検知する温度検知手段で、この温度信号を温度信号伝送手段5に伝達している。温度信号伝送手段5は、アイロン本体1側に設けた温度信号送信手段5aと、スタンド部3側に設けている温度信号受信手段5bから成っている。前記温度信号送信手段5aと温度信号受信手段5bとは、アイロン本体1をスタンド部3に載置したときに図示していない端子によって接続されるものである。温度信号受信手段5bが受けた温度信号は、ヒータ2の通電を制御する温度制御手段6と、温度信号伝送異常検知手段7とに接続されている。9はスタンド部3に設けた載置検知手段で、アイロン本体1がスタンド部3に載置されたことを検知して、この信号を前記温度信号伝送異常検知手段7に伝達している。載置検知手段9には、本実施例ではリミットスイッチを使用している。前記温度信号伝送異常検知手段7は、載置検知手段9の信号と温度信号受信手段5bの信号を受けて、アイロン本体1をスタンド部3に載置している時に、温度信号伝送手段5による信号を受信したかどうかを検知しているものである。同時に、この信号を受信していない場合には温度信号伝送異常であるとして、スタンド部3に設けているブザー等よりなる報知手段8を動作させるものである。
【0012】以下本実施例の動作を説明する。使用者がアイロン本体1をスタンド部3に載置して、図示していない温度設定手段を使用してアイロン掛け温度を設定すると、スタンド部3からアイロン本体1のベース1aに内蔵したヒータ2に通電が行われる。ベース1aの温度は上昇を開始し、温度検知手段4がこの温度を検知して温度信号伝送手段5に伝達する。温度信号送信手段5aは、この温度を伝送信号に変換して図示していない端子を介してこの信号を温度信号受信手段5bに送信する。温度信号受信手段5bは、この信号を温度制御手段6と温度信号伝送異常検知手段7とに伝達している。温度制御手段6は、この信号に基づいてベース1aの温度が設定温度となるように、ヒータ2の通電を制御する。またこのとき温度信号異常検知手段7は、温度信号受信手段5bの受信信号をそのまま受けているもので、前記端子による温度信号送信手段5aと温度信号受信手段5bとの接続に異常があって、この温度信号が受信できていないときは温度信号の伝送異常であるとして報知手段8を作動させるものである。
【0013】つまり使用者がアイロン掛け操作をしているときに、無意識的にアイロン掛けをしている衣服等の一部を引っかけたりして、温度信号送信手段5aと温度信号受信手段5bとの間を接続する端子が覆われてしまったりしているときには、前記異常状態が発生するものである。このような異常状態が生じた場合は、本実施例では前記したように報知手段8が作動するわけである。従って使用者は、報知手段8の報知音を認識して異常状態を知ることができ、アイロン本体1をもう一度スタンド部3に載置し直す等の適切な処置をとることができるわけである。
【0014】こうして異常の原因を取り除くことによって、アイロン本体1は再び正常な動作をし、使い勝手の良いコードレスアイロンとして動作するものである。
【0015】次に本発明の第二の手段の実施例について図2に基づいて説明する。本実施例では、温度信号受信手段5bの受信信号は前記実施例と同様、温度制御手段6と温度信号伝送異常検知手段10に伝達している。この温度信号伝送異常検知手段10は、温度信号送信手段5aが送信する符号化した温度信号の符号に異常がある場合にも、温度信号伝送異常であると認識するものである。またこの温度信号伝送異常を生じた場合には、表示手段11を動作させて、使用者に視覚を通じて異常を認識させるようにしているものである。表示手段11はこの例では液晶による表示としているが、これ以外に発光素子等によってもよい。
【0016】以上の構成で、本実施例は温度信号の伝送状態に異常がある場合に、表示手段11を動作させて、使用者に視覚を通じて異常を認識させるように作用するものである。また本実施例では、温度信号伝送異常検知手段10は、温度信号送信手段5aが送信する符号化した温度信号の符号に異常がある場合にも、温度信号伝送異常であると認識するもので、非常に鋭敏に異常を検知することができるものである。つまり、例えば端子部に髪の毛が1本挟まっているような微細な異常状態であっても検知が可能となるものである。使用者は表示手段11による表示を見ることにより、このような微細な異常の原因であっても取り除くことができるわけである。
【0017】次に本発明の第三の手段の実施例について図3に基づいて説明する。12は図には示していないがアイロン本体1に取り付けた磁石とスタンド部3に取り付けた前記磁石の磁界を検知する磁界検知手段とによってアイロン本体の載置を検知する載置検知手段である。13は載置検知手段12の検知レベルが完全な離脱レベルである場合と、完全な離脱レベルと完全な載置レベルとの中間値となるような検出レベルとが継続したときに載置異常と判断する載置異常検知手段である。14は載置状態の異常を表示あるいは報知等によって知らせる警報手段である。
【0018】以下本実施例の動作について説明する。アイロン本体1をスタンド部3に載置したときに、布などの異物が端子部に挟まっていると、載置検知手段12の載置検出出力は中間値となる。このような異常発生時は、載置異常検知手段13によって載置状態の異常を検出し、載置状態が異常であることを警報手段14によって使用者に報知する。こうして使用者はアイロン本体1の載置異常を認識し、アイロン本体1を再度載置しなおす等によって、異常状態を修復できるものである。
【0019】以上のように本実施例は、温度伝送異常の原因となるアイロン本体1そのものの載置異常を磁界検知による方法で行うもので、液晶表示によって明確に使用者に載置異常を知らせることができるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、特に温度信号伝送異常検知手段を設けたことによって、温度信号伝送の異常を検知した場合に、報知手段により信号伝送の異常を報知するもので、温度信号の伝送異常が生じた場合に使用者に聴覚によって認識させることができるコードレスアイロンを実現するものである。
【0021】また本発明の第二の手段は、特に、温度信号伝送異常検知手段が温度信号伝送の異常を検知した場合に、信号伝送の異常を表示する表示手段を備えたことにより、温度信号の伝送異常が生じた場合に使用者に視覚によって認識させることができるコードレスアイロンを実現するものである。
【0022】更に本発明の第三の手段は、特にアイロン本体のスタンド部への載置位置の異常を検知する載置異常検知手段を設け、この載置異常検知手段が載置異常を検知した場合に載置状態の異常の警報する警報手段を備えたことにより、温度信号伝送異常の原因となるアイロン本体そのものの載置異常を検知できるコードレスアイロンを実現するものである。




 

 


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